98 / 128
3-32 第3章 最終話 そうして愛に気づかされる
しおりを挟む
「とても良いお天気です、良かったですね。リタ様」
「ああ、そうだね。ソアン、とても良い日だ」
「お墓参りには晴れの日が良いです、雨だと心までなんだか落ちるようで」
「確かにそうだ、今日は良く晴れた良い日だね」
僕とソアンはその日は久しぶりにティスタやアウフそれにイデアの墓参りをした、別々の場所にあるので良い運動にもなった。途中に桜並木などもあってソアンが大喜びをしていた、桜が舞う木々の中でソアンはとても美しかった。相変わらず可愛い僕の養い子だった、あの日僕たちの関係は変化したと思ったが、それからはそれほど前に進んでいなかった。そうして、僕たちはそれぞれの墓前に立った。
「やぁ、また会いに来たよ」
「リタ様と一緒に、また来ました」
ティスタの墓の前では僕は自分を好きになってくれてありがとうと思った、僕のことを初めて好きだと言ってくれた異性だった。頑張り屋で優しくて勇気がある女性だった、僕はほんの少しだけティスタと別れたことを勿体ないと思った。本当に僕には勿体ないほど、とても素晴らしい女性だった。彼女の繕ってくれた服が温かかった、できる限りはこの衣服たちは使い続けていたかった。
アウフの墓の前では恋に一生懸命だった少年を思い出した、ミーティアを見守るのをずっと続けていたり、イデアからきっぱりと振られてもまだ立ち向かっていく元気な少年だった。彼のイデアとの約束は僕が守ることができた、イデアが殺した死者はアウフで最後になったからだ。イデアはこんな形だったが、アウフとの最期の約束を守った。
イデアの墓の前では僕を最初に見た時の嬉しそうな顔を思い出した、同族を人間たちに殺されて同じエルフである僕たちを同族だと歓迎して笑ってくれていた。歌っている時も綺麗だった、その歌声は今でも耳にまだ残っていた。それからアウフと二人がまだ喧嘩をしている様子を思い浮かべて、僕は思わず墓前で笑ってしまった。そしてどの墓の前でも死者が安らかに眠ってくれるように願った。
「わぁ、とっても綺麗な桜だね。ソアン」
「リタ様、こんなに見事な桜がこんなところに」
そんなことがあった帰り道だった、桜の季節なのに街の人気のないところに、一本だけとても大きく美しい桜の木があった。僕たちは思わずその場で立ち止まった、桜が大好きなソアンもその木に見とれていた。でもやがてお墓参り中は落ち着いていたソアンがソワソワとし始めた、そうしてソアンが僕を見ながら真っ赤な顔をしてこう言いだしたのだ。
「あのですね、リタ様。吊り橋効果というものがありまして……」
「つりばしこうか?」
「異常な状況に置かれた男女は勘違いをして、それが恋だと思い込んでしまうそうです」
「ええとつまりは僕がソアンに対して、恋だと感情を勘違いをしているということかい」
「はい、そういう説もあります。ですから、リタ様よく考えましょう」
「そうか、確かによく考えるのは良いことだ」
僕がそういうとソアンはほっとしたような、でもちょっとがっかりしたような顔をした。僕はソアンが言ったことをよく考えてみた、でも僕の気持ちは変わらないような気がした。だがいきなり養い子から女性扱いされるのは、よく考えるとソアンにとって怖いことかもしれなかった。僕も男性だからそういう異性へと性的欲求があるが、それをいきなりソアンに向けるのは気が引けた。
「分かった、ソアン」
「分かっちゃいましたか!? リタ様!?」
「確かにソアンにいきなり僕の欲求を、異性としての愛を押しつけるのは早過ぎる」
「え? そ、そんなまぁ早いというか、むしろ遅いような、ああ、今日も推しが優しくて眩しい!!」
「でもソアンも考えておくれ、僕が君に恋をしているかもしれないってね」
「はい、リタ様。もちろんよく考えます!! 決して忘れたりしません!!」
僕たちは青い空の下で誰もいない道の真ん中で一緒に笑った、僕の感情が恋ではない可能性があると知った。でも僕はそうではないと思っている、ああ今も笑っているソアンのことが愛おしいと思うのだ。そうこのままキスをしてしまいたいくらいソアンが愛おしかった、でもソアンが僕によく考えてくださいと言ったから、僕はよく考えてみることにしたんだ。
「それからソアン、僕がよく考え終わるまで、ずっと傍にいておくれ」
「もちろんです、いつまでだって私はリタ様の傍にいます!!」
「本当に? 逃げちゃ駄目だよ」
「むう、私は逃げたりなんてしません!!」
「そうかな、僕がこんなことをしても?」
「――――――!?」
そう言うと僕は我慢ができなくなって、ソアンの頬にそっと触れるだけのキスをした。ソアンはそうされて真っ赤な顔になって固まってしまった、これは確かに僕の欲求を今のソアンで満たすのは無理そうだ。ソアンはしばらくそうして固まっていたが、やがて真っ赤な顔のままで僕の胸をボカボカっと、思いっきり力を入れて叩きながら抗議してきた。
「リタ様、よく考えてくださいって言ったでしょう!!」
「けほっ!? よ、よく考えたんだよ、ソアン」
「だったら、どうして!?」
「でも、君が可愛くてちょっとだけ欲求に負けたんだ」
更にソアンは真っ赤な顔になって僕を置いて街に向かって歩きだした、あんまり早く歩くものだから僕は慌てて彼女を追いかけた。そうして追いついて横に並んで歩きだした、ソアンもそれ以上逃げたりはしなかった。今日はつい欲望に負けてしまったが、僕もよく考えることにしようと思った。ソアンとの今まで通りの良い関係を壊したくなかった、そういう考えも確かに僕の中にあったからだ。
しばらくするとソアンの赤い顔も元に戻ってきた、そうしてチラッチラッと僕の方を見るから、何だろうとソアンを見つめてみた。そうしたら子どもの時のようにソアンが僕の手を握ってきた、これは子どもだったソアンが不安な時によくすることだった。僕は優しくでもしっかりとソアンの手を握り返した、何も不安になることはもうないと彼女に向かって笑いかけた。
「リタ様、私はずっと待っています」
「ああ、分かった。僕もきっともうすぐいけるよ、ソアン」
そうして僕たちはお互いの顔を見てまた笑った、今度のそのソアンの笑顔も眩しくて、僕は心がどこかに落ちたような気がした。そう今だって僕はソアンと恋に落ちたのかもしれなかった、それくらいに僕の心が激しく動いた。でも嫌な気持ちは少しも起きなかった、まるでそれが当たり前のように受け入れられた。ずっと今までもそうだったかのように、そしてこれからもそうであるかのように思えた。
恋とは落ちるものだと母は言っていた、それはそのとおりかもしれなかった。そして、僕の恋が叶うのかと考えるとソアンには好きな者がいるのだから難しい、だから苦しいがでも幸せな気持ちになった。恋とはそんなものかもしれない、そうしてある日ふと自分の心に気がつくのだ。皆もこんな気持ちになれれば良かった、そうすれば深淵の化け物になる者など誰もいなかった。
ある日、ふと自分の心に気がついて欲しい。そうすれば新しく眩しい愛という感情と出会えるかもしれない、苦しいこともあるが幸せな気持ちになれるのかもしれないのだ。
「ああ、そうだね。ソアン、とても良い日だ」
「お墓参りには晴れの日が良いです、雨だと心までなんだか落ちるようで」
「確かにそうだ、今日は良く晴れた良い日だね」
僕とソアンはその日は久しぶりにティスタやアウフそれにイデアの墓参りをした、別々の場所にあるので良い運動にもなった。途中に桜並木などもあってソアンが大喜びをしていた、桜が舞う木々の中でソアンはとても美しかった。相変わらず可愛い僕の養い子だった、あの日僕たちの関係は変化したと思ったが、それからはそれほど前に進んでいなかった。そうして、僕たちはそれぞれの墓前に立った。
「やぁ、また会いに来たよ」
「リタ様と一緒に、また来ました」
ティスタの墓の前では僕は自分を好きになってくれてありがとうと思った、僕のことを初めて好きだと言ってくれた異性だった。頑張り屋で優しくて勇気がある女性だった、僕はほんの少しだけティスタと別れたことを勿体ないと思った。本当に僕には勿体ないほど、とても素晴らしい女性だった。彼女の繕ってくれた服が温かかった、できる限りはこの衣服たちは使い続けていたかった。
アウフの墓の前では恋に一生懸命だった少年を思い出した、ミーティアを見守るのをずっと続けていたり、イデアからきっぱりと振られてもまだ立ち向かっていく元気な少年だった。彼のイデアとの約束は僕が守ることができた、イデアが殺した死者はアウフで最後になったからだ。イデアはこんな形だったが、アウフとの最期の約束を守った。
イデアの墓の前では僕を最初に見た時の嬉しそうな顔を思い出した、同族を人間たちに殺されて同じエルフである僕たちを同族だと歓迎して笑ってくれていた。歌っている時も綺麗だった、その歌声は今でも耳にまだ残っていた。それからアウフと二人がまだ喧嘩をしている様子を思い浮かべて、僕は思わず墓前で笑ってしまった。そしてどの墓の前でも死者が安らかに眠ってくれるように願った。
「わぁ、とっても綺麗な桜だね。ソアン」
「リタ様、こんなに見事な桜がこんなところに」
そんなことがあった帰り道だった、桜の季節なのに街の人気のないところに、一本だけとても大きく美しい桜の木があった。僕たちは思わずその場で立ち止まった、桜が大好きなソアンもその木に見とれていた。でもやがてお墓参り中は落ち着いていたソアンがソワソワとし始めた、そうしてソアンが僕を見ながら真っ赤な顔をしてこう言いだしたのだ。
「あのですね、リタ様。吊り橋効果というものがありまして……」
「つりばしこうか?」
「異常な状況に置かれた男女は勘違いをして、それが恋だと思い込んでしまうそうです」
「ええとつまりは僕がソアンに対して、恋だと感情を勘違いをしているということかい」
「はい、そういう説もあります。ですから、リタ様よく考えましょう」
「そうか、確かによく考えるのは良いことだ」
僕がそういうとソアンはほっとしたような、でもちょっとがっかりしたような顔をした。僕はソアンが言ったことをよく考えてみた、でも僕の気持ちは変わらないような気がした。だがいきなり養い子から女性扱いされるのは、よく考えるとソアンにとって怖いことかもしれなかった。僕も男性だからそういう異性へと性的欲求があるが、それをいきなりソアンに向けるのは気が引けた。
「分かった、ソアン」
「分かっちゃいましたか!? リタ様!?」
「確かにソアンにいきなり僕の欲求を、異性としての愛を押しつけるのは早過ぎる」
「え? そ、そんなまぁ早いというか、むしろ遅いような、ああ、今日も推しが優しくて眩しい!!」
「でもソアンも考えておくれ、僕が君に恋をしているかもしれないってね」
「はい、リタ様。もちろんよく考えます!! 決して忘れたりしません!!」
僕たちは青い空の下で誰もいない道の真ん中で一緒に笑った、僕の感情が恋ではない可能性があると知った。でも僕はそうではないと思っている、ああ今も笑っているソアンのことが愛おしいと思うのだ。そうこのままキスをしてしまいたいくらいソアンが愛おしかった、でもソアンが僕によく考えてくださいと言ったから、僕はよく考えてみることにしたんだ。
「それからソアン、僕がよく考え終わるまで、ずっと傍にいておくれ」
「もちろんです、いつまでだって私はリタ様の傍にいます!!」
「本当に? 逃げちゃ駄目だよ」
「むう、私は逃げたりなんてしません!!」
「そうかな、僕がこんなことをしても?」
「――――――!?」
そう言うと僕は我慢ができなくなって、ソアンの頬にそっと触れるだけのキスをした。ソアンはそうされて真っ赤な顔になって固まってしまった、これは確かに僕の欲求を今のソアンで満たすのは無理そうだ。ソアンはしばらくそうして固まっていたが、やがて真っ赤な顔のままで僕の胸をボカボカっと、思いっきり力を入れて叩きながら抗議してきた。
「リタ様、よく考えてくださいって言ったでしょう!!」
「けほっ!? よ、よく考えたんだよ、ソアン」
「だったら、どうして!?」
「でも、君が可愛くてちょっとだけ欲求に負けたんだ」
更にソアンは真っ赤な顔になって僕を置いて街に向かって歩きだした、あんまり早く歩くものだから僕は慌てて彼女を追いかけた。そうして追いついて横に並んで歩きだした、ソアンもそれ以上逃げたりはしなかった。今日はつい欲望に負けてしまったが、僕もよく考えることにしようと思った。ソアンとの今まで通りの良い関係を壊したくなかった、そういう考えも確かに僕の中にあったからだ。
しばらくするとソアンの赤い顔も元に戻ってきた、そうしてチラッチラッと僕の方を見るから、何だろうとソアンを見つめてみた。そうしたら子どもの時のようにソアンが僕の手を握ってきた、これは子どもだったソアンが不安な時によくすることだった。僕は優しくでもしっかりとソアンの手を握り返した、何も不安になることはもうないと彼女に向かって笑いかけた。
「リタ様、私はずっと待っています」
「ああ、分かった。僕もきっともうすぐいけるよ、ソアン」
そうして僕たちはお互いの顔を見てまた笑った、今度のそのソアンの笑顔も眩しくて、僕は心がどこかに落ちたような気がした。そう今だって僕はソアンと恋に落ちたのかもしれなかった、それくらいに僕の心が激しく動いた。でも嫌な気持ちは少しも起きなかった、まるでそれが当たり前のように受け入れられた。ずっと今までもそうだったかのように、そしてこれからもそうであるかのように思えた。
恋とは落ちるものだと母は言っていた、それはそのとおりかもしれなかった。そして、僕の恋が叶うのかと考えるとソアンには好きな者がいるのだから難しい、だから苦しいがでも幸せな気持ちになった。恋とはそんなものかもしれない、そうしてある日ふと自分の心に気がつくのだ。皆もこんな気持ちになれれば良かった、そうすれば深淵の化け物になる者など誰もいなかった。
ある日、ふと自分の心に気がついて欲しい。そうすれば新しく眩しい愛という感情と出会えるかもしれない、苦しいこともあるが幸せな気持ちになれるのかもしれないのだ。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
かつてダンジョン配信者として成功することを夢見たダンジョン配信者マネージャー、S級ダンジョンで休暇中に人気配信者に凸られた結果バズる
竜頭蛇
ファンタジー
伊藤淳は都内の某所にあるダンジョン配信者事務所のマネージャーをしており、かつて人気配信者を目指していた時の憧憬を抱えつつも、忙しない日々を送っていた。
ある時、ワーカーホリックになりかねていた淳を心配した社長から休暇を取らせられることになり、特に休日に何もすることがなく、暇になった淳は半年先にあるS級ダンジョン『破滅の扉』の配信プロジェクトの下見をすることで時間を潰すことにする.
モンスターの攻撃を利用していたウォータースライダーを息抜きで満喫していると、日本発のS級ダンジョン配信という箔に目が眩んだ事務所のNO.1配信者最上ヒカリとそのマネージャーの大口大火と鉢合わせする.
その配信で姿を晒すことになった淳は、さまざまな実力者から一目を置かれる様になり、世界に名を轟かす配信者となる.
吟遊詩人は好敵手
にわ冬莉
ファンタジー
パーティーを追い出されたシュリは、張り出された「ドラゴン討伐」の張り紙を見、ギルドに足を向けた。
そこには、どうしても懸賞金を手に入れたいと出向いた十六歳の双子、トビーとリリーナ、それに伝説とまで言われたテイマーであるアシルの姿もあった。
それぞれが問題を抱える中、ひょんなことからパーティーを組むことになったのだ。
しかし、テイムしている魔獣がいないテイマー。
駆け出しの青二才である剣士トビーと魔法使いリリーナ。
吟遊詩人というスキルしかないシュリ。
ちぐはぐなメンバーでのドラゴン討伐。
シュリを追放した前パーティーもまた、討伐に参加している。
先の見えない戦いに挑む四人であったが、どうもおかしい。
このドラゴン討伐には隠された第三者の思惑が絡んでおり……。
リベンジを誓うテイマーのアシル。
村を護りたいトビーとリリーナ。
そして口男の異名を持つシュリの、隠された裏の顔とは?
今、ここに彼らの戦いが始まる。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
未来人が未開惑星に行ったら無敵だった件
藤岡 フジオ
ファンタジー
四十一世紀の地球。殆どの地球人が遺伝子操作で超人的な能力を有する。
日本地区で科学者として生きるヒジリ(19)は転送装置の事故でアンドロイドのウメボシと共にとある未開惑星に飛ばされてしまった。
そこはファンタジー世界そのままの星で、魔法が存在していた。
魔法の存在を感知できず見ることも出来ないヒジリではあったが、パワードスーツやアンドロイドの力のお陰で圧倒的な力を惑星の住人に見せつける!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる