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30名前の由来
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「ふあぁ、これで蓮華章の件は終わりかな」
「さすがに疲れたね、はい朝食だよ」
「おっ、待ってました。オウガの朝食は美味い」
「ふふっ、ありがとう」
「今日こそハンターギルドで訓練しようぜ」
「そうだね、鈍った勘を取り戻しておかないとね」
蓮華章を貰ったことでお祝いの品々を貰った俺たちは、ちゃんとお返しも送っていた。これで何の心配もなくハンターギルドに行けるはずだった、だがハンターギルドに着いたら俺たちはハンターたちに取り囲まれた。おめでとうなどのお祝いの言葉にはありがとうと返したが、弟子にしてくれとかいうお願いはとりあえず断った。
「やっぱり勘が鈍ってやがるぜ、オウガ」
「僕もだよ、アーツが思い通りに動かせない感じがする」
「武器あり、銃撃なしの訓練でいくぞ!!」
「いいよ、それじゃ僕から!!」
「くうぅ、良い一撃じゃねぇか。本当に鈍ってんのかよ」
「ロンこそよく受け止めたし、反撃もしてきたじゃない」
それから午前中いっぱい俺たちは武器あり、銃撃はなしの戦闘訓練を繰り返していた。おかげで昼になる頃にはかなり勘が元に戻った。オウガの方もそうだった、最初はいつもの速さじゃなかったが、昼に近づくにつれていつものオウガの動きに戻っていった。そんな俺たちの乱暴な訓練を周囲のハンターたちはじぃっと見ていたようだ、昼になって気がついたらまたハンターに囲まれていた。
「俺たちそんなに凄いことしたっけ?」
「アビスの変種を倒して、勲章を貰っただけだよね」
「しばらくはあのハンター達は離れそうにないな」
「あー、面倒。うっとうしいし、視線が気持ち悪い」
「まぁ、昼は美味いもん食って元気だそうぜ」
「僕はお魚が良いな」
オウガが美味い魚が食べたいというので、ちょっと歩いて何回か行ったことのある料理屋に行った。ここの魚料理は魚に食べ飽きた俺でも美味しかった、オウガはにこにこ笑顔で魚料理を食べていた。お店の人も何も言わなかったので、美味しい食事を静かに楽しむことができた。それからは公園に行って腹ごなしにしばらく散歩をした、すれ違う人から見られたりしたが、声をかけてくる者はおらずのんびりと過ごせた。
「午後からは射撃の訓練をしておこうぜ」
「うん、こっちも随分と勘が鈍っていると思う」
「十個の動く的をどっちが早く撃ち落とすか競争な」
「いいよ、でも射撃は僕の方が得意だよ」
「それでもあえて俺は勝負する!!」
「ふふっ、それじゃ僕は叩きのめしちゃおうっと」
そうして午後は射撃の訓練をしたが、やはり二人とも勘が鈍っていた。思っているところに当たらないのだ、その僅かなズレが実戦では命取りだった。俺たちは競争しながら射撃の訓練をした、ちなみに結構な回数の勝負をしたが、俺が三割、オウガが七割くらい勝っていた。くそっ、悔しいと思いながら、俺は真面目に射撃の訓練をした。
「ロン、オウガ、蓮華章の受章おめでとう!!」
「エフィ、久しぶりだな。ありがとよ、元気にしていたか?」
「本当に久しぶり、祝福の手紙と花をどうもありがと」
「私は元気だよ、お父さんも最近はかなり調子が良いの」
「それは良かったな、何かあったら相談しろよ」
「本当に良かったね、僕にも何かあったら教えてください」
「えへへっ、本当は今日朝から訓練してたんだけど、人が多かったから声をかけるのがこんな時間になっちゃった」
「孤児院からの迎えは来てるのか?」
「来ていなかったら、僕たちが送るよ」
エフィは大丈夫、孤児院からのお迎えが来ているからまたねと言って去っていった。俺とオウガにとっては短い時間だったが物凄い癒しの効果があった、エフィは優しいし可愛くて何事も一生懸命だからつい応援したくなるのだ。俺はオウガに良かったなと言いつつ、オウガからはロンも嬉しかったでしょと言われていた。
「ねぇ、ロン。今晩してくれる?」
「ああ、いいぜ」
「良かった、ロンに抱かれるのって大好き」
「俺もオウガを抱くのが大好きだ」
「それじゃ、まずは夕食にしよう。お風呂のほう準備を頼むね」
「おう、分かった」
そうして俺とオウガは美味い夕食を食べて、それから俺はベッドにオウガは抱かれるための準備をしに行った。ここのところ二日に一回くらいの頻度で、オウガを抱いていたから、俺はまぁ良いくらいだよなと思っていた。そうしてベッドで待っているとオウガが来た、俺たちは最初は深いキスをしてからお互いのものを手でこすって射精した。オウガはそうしたらもうすぐに抱いて欲しいと言って俺のものにコンドームをつけた、俺は手にコンドームとローションをつけてオウガの下の穴をいじってみた。
「あっ!! やっぱりロンの指の方が奥まで届いて気持ち良い」
「ああ、それか。お前が一人でしてもいけない原因って」
「そうだよ、ロンがこんな体にしたんだから責任取って」
「はははっ、それじゃ責任取って奥まで触ってやるよ」
「ああ!! そこぉ、気持ち良い!! もっとして!!」
「分かったぜ、オウガ」
そうやってしばらくコンドームをつけた指で、下の穴をいじってやると穴が柔らかくなってきた、オウガもその愛撫が気持ち良かったみたいでいっていた。もう十分だなと思ったら正常位で、俺はオウガの中に俺のものを挿入した。あああっとオウガが声をあげたが痛みは無かったようで、すぐに動いてと言われて俺は腰を動かした。オウガはまた俺に抱き着いて背中に爪を立てた、でも今日はちゃんと爪を切っていたのか、オウガが気持ち良いあまりいってしまっても痛くはなかった。
「待って、ロン。コンドームを変えるから」
「それいつもオウガがやってくれるけど、俺がしようか?」
「絶対に駄目!!」
「え? どうして?」
「これは浮気防止も兼ねてるの!! 普通の女性だったらコンドーム着けない男性って、妊娠とかへの配慮が無いって嫌われるもん」
「そういう理由でオウガがつけてたのか、まぁ浮気はしないからいいけど」
俺はもう一度オウガに正常位で挿入して、本当に浮気はしないと聞かれたからしないぜと答えた。オウガはそれで喜んでまた腰を揺らしていってしまった、俺の方もオウガに締め付けられる感覚が気持ち良くてそれほど経たないうちにいってしまった。またオウガにコンドームを変えて貰って、その後は騎乗位を試してみたり、後ろからオウガを後背位で責めてみたりした。オウガは可愛い声を何度も上げて、そして何回か分からないくらいいっていた、俺が四回射精したところで今日は終わりにしておいた。
「はぁ~、お風呂気持ち良い。ロンとのセックスって最高」
「俺も気持ちが良いぜ、オウガって可愛い声で喘ぐよな」
「じっ、自分の声なんて分かんないよ。もう、恥ずかしい」
「可愛い声だし、俺がそれで興奮するんだからいいじゃないか」
「ロンが興奮するならいいかな、もうロンとのセックスが気持ち良すぎ」
「そう言って貰えると凄く嬉しいぜ、オウガには気持ち良くなって貰いたいからな」
そうして俺たちは風呂を出て、シーツを新しい物に変えてベッドに横になった。そうしたらオウガが随分と懐かしいことを言ってきた、最初にオウガに売春宿で会った時のことだった。あの時の俺は従兄の子どもを助けようと必死だったわけだが、そうして見つけた子どもに俺はオウガと名付けた。どうして僕の名前をオウガにしたのと聞くから、俺も正直に実は昔考えていたことを話しておいた。
「ちなみに俺の名前の由来は龍だ。オウガっていうのは、王の牙って書いてオウガだ」
「ふーん、カッコいい。でも、どうしてその名前にしたの?」
「それはな、俺が結婚して子どもができたら、その名前にするつもりだったんだ」
「ふふっ、それじゃ息子じゃなくて奥さんの名前になっちゃったね」
「大事な奥さんだからな、大事に考えた名前でいいさ」
「僕を拾ってくれてありがとう、ロン」
俺はオウガにキスしながら今が幸せだと思った、オウガも笑っていて幸せそうだった。俺たちは明日はどこで死ぬかも分からないアビスハンターだったが、今日のところは平和で幸せな生活を楽しんでいた。だから、俺はオウガに言った。正直に俺の思っていることを笑っているオウガに言って、そうして俺のオウガを大切に抱きしめた、そうしたらオウガからも抱きしめられた。
「俺はオウガを心から愛してるからな」
「僕もロンを本当に愛してる」
「さすがに疲れたね、はい朝食だよ」
「おっ、待ってました。オウガの朝食は美味い」
「ふふっ、ありがとう」
「今日こそハンターギルドで訓練しようぜ」
「そうだね、鈍った勘を取り戻しておかないとね」
蓮華章を貰ったことでお祝いの品々を貰った俺たちは、ちゃんとお返しも送っていた。これで何の心配もなくハンターギルドに行けるはずだった、だがハンターギルドに着いたら俺たちはハンターたちに取り囲まれた。おめでとうなどのお祝いの言葉にはありがとうと返したが、弟子にしてくれとかいうお願いはとりあえず断った。
「やっぱり勘が鈍ってやがるぜ、オウガ」
「僕もだよ、アーツが思い通りに動かせない感じがする」
「武器あり、銃撃なしの訓練でいくぞ!!」
「いいよ、それじゃ僕から!!」
「くうぅ、良い一撃じゃねぇか。本当に鈍ってんのかよ」
「ロンこそよく受け止めたし、反撃もしてきたじゃない」
それから午前中いっぱい俺たちは武器あり、銃撃はなしの戦闘訓練を繰り返していた。おかげで昼になる頃にはかなり勘が元に戻った。オウガの方もそうだった、最初はいつもの速さじゃなかったが、昼に近づくにつれていつものオウガの動きに戻っていった。そんな俺たちの乱暴な訓練を周囲のハンターたちはじぃっと見ていたようだ、昼になって気がついたらまたハンターに囲まれていた。
「俺たちそんなに凄いことしたっけ?」
「アビスの変種を倒して、勲章を貰っただけだよね」
「しばらくはあのハンター達は離れそうにないな」
「あー、面倒。うっとうしいし、視線が気持ち悪い」
「まぁ、昼は美味いもん食って元気だそうぜ」
「僕はお魚が良いな」
オウガが美味い魚が食べたいというので、ちょっと歩いて何回か行ったことのある料理屋に行った。ここの魚料理は魚に食べ飽きた俺でも美味しかった、オウガはにこにこ笑顔で魚料理を食べていた。お店の人も何も言わなかったので、美味しい食事を静かに楽しむことができた。それからは公園に行って腹ごなしにしばらく散歩をした、すれ違う人から見られたりしたが、声をかけてくる者はおらずのんびりと過ごせた。
「午後からは射撃の訓練をしておこうぜ」
「うん、こっちも随分と勘が鈍っていると思う」
「十個の動く的をどっちが早く撃ち落とすか競争な」
「いいよ、でも射撃は僕の方が得意だよ」
「それでもあえて俺は勝負する!!」
「ふふっ、それじゃ僕は叩きのめしちゃおうっと」
そうして午後は射撃の訓練をしたが、やはり二人とも勘が鈍っていた。思っているところに当たらないのだ、その僅かなズレが実戦では命取りだった。俺たちは競争しながら射撃の訓練をした、ちなみに結構な回数の勝負をしたが、俺が三割、オウガが七割くらい勝っていた。くそっ、悔しいと思いながら、俺は真面目に射撃の訓練をした。
「ロン、オウガ、蓮華章の受章おめでとう!!」
「エフィ、久しぶりだな。ありがとよ、元気にしていたか?」
「本当に久しぶり、祝福の手紙と花をどうもありがと」
「私は元気だよ、お父さんも最近はかなり調子が良いの」
「それは良かったな、何かあったら相談しろよ」
「本当に良かったね、僕にも何かあったら教えてください」
「えへへっ、本当は今日朝から訓練してたんだけど、人が多かったから声をかけるのがこんな時間になっちゃった」
「孤児院からの迎えは来てるのか?」
「来ていなかったら、僕たちが送るよ」
エフィは大丈夫、孤児院からのお迎えが来ているからまたねと言って去っていった。俺とオウガにとっては短い時間だったが物凄い癒しの効果があった、エフィは優しいし可愛くて何事も一生懸命だからつい応援したくなるのだ。俺はオウガに良かったなと言いつつ、オウガからはロンも嬉しかったでしょと言われていた。
「ねぇ、ロン。今晩してくれる?」
「ああ、いいぜ」
「良かった、ロンに抱かれるのって大好き」
「俺もオウガを抱くのが大好きだ」
「それじゃ、まずは夕食にしよう。お風呂のほう準備を頼むね」
「おう、分かった」
そうして俺とオウガは美味い夕食を食べて、それから俺はベッドにオウガは抱かれるための準備をしに行った。ここのところ二日に一回くらいの頻度で、オウガを抱いていたから、俺はまぁ良いくらいだよなと思っていた。そうしてベッドで待っているとオウガが来た、俺たちは最初は深いキスをしてからお互いのものを手でこすって射精した。オウガはそうしたらもうすぐに抱いて欲しいと言って俺のものにコンドームをつけた、俺は手にコンドームとローションをつけてオウガの下の穴をいじってみた。
「あっ!! やっぱりロンの指の方が奥まで届いて気持ち良い」
「ああ、それか。お前が一人でしてもいけない原因って」
「そうだよ、ロンがこんな体にしたんだから責任取って」
「はははっ、それじゃ責任取って奥まで触ってやるよ」
「ああ!! そこぉ、気持ち良い!! もっとして!!」
「分かったぜ、オウガ」
そうやってしばらくコンドームをつけた指で、下の穴をいじってやると穴が柔らかくなってきた、オウガもその愛撫が気持ち良かったみたいでいっていた。もう十分だなと思ったら正常位で、俺はオウガの中に俺のものを挿入した。あああっとオウガが声をあげたが痛みは無かったようで、すぐに動いてと言われて俺は腰を動かした。オウガはまた俺に抱き着いて背中に爪を立てた、でも今日はちゃんと爪を切っていたのか、オウガが気持ち良いあまりいってしまっても痛くはなかった。
「待って、ロン。コンドームを変えるから」
「それいつもオウガがやってくれるけど、俺がしようか?」
「絶対に駄目!!」
「え? どうして?」
「これは浮気防止も兼ねてるの!! 普通の女性だったらコンドーム着けない男性って、妊娠とかへの配慮が無いって嫌われるもん」
「そういう理由でオウガがつけてたのか、まぁ浮気はしないからいいけど」
俺はもう一度オウガに正常位で挿入して、本当に浮気はしないと聞かれたからしないぜと答えた。オウガはそれで喜んでまた腰を揺らしていってしまった、俺の方もオウガに締め付けられる感覚が気持ち良くてそれほど経たないうちにいってしまった。またオウガにコンドームを変えて貰って、その後は騎乗位を試してみたり、後ろからオウガを後背位で責めてみたりした。オウガは可愛い声を何度も上げて、そして何回か分からないくらいいっていた、俺が四回射精したところで今日は終わりにしておいた。
「はぁ~、お風呂気持ち良い。ロンとのセックスって最高」
「俺も気持ちが良いぜ、オウガって可愛い声で喘ぐよな」
「じっ、自分の声なんて分かんないよ。もう、恥ずかしい」
「可愛い声だし、俺がそれで興奮するんだからいいじゃないか」
「ロンが興奮するならいいかな、もうロンとのセックスが気持ち良すぎ」
「そう言って貰えると凄く嬉しいぜ、オウガには気持ち良くなって貰いたいからな」
そうして俺たちは風呂を出て、シーツを新しい物に変えてベッドに横になった。そうしたらオウガが随分と懐かしいことを言ってきた、最初にオウガに売春宿で会った時のことだった。あの時の俺は従兄の子どもを助けようと必死だったわけだが、そうして見つけた子どもに俺はオウガと名付けた。どうして僕の名前をオウガにしたのと聞くから、俺も正直に実は昔考えていたことを話しておいた。
「ちなみに俺の名前の由来は龍だ。オウガっていうのは、王の牙って書いてオウガだ」
「ふーん、カッコいい。でも、どうしてその名前にしたの?」
「それはな、俺が結婚して子どもができたら、その名前にするつもりだったんだ」
「ふふっ、それじゃ息子じゃなくて奥さんの名前になっちゃったね」
「大事な奥さんだからな、大事に考えた名前でいいさ」
「僕を拾ってくれてありがとう、ロン」
俺はオウガにキスしながら今が幸せだと思った、オウガも笑っていて幸せそうだった。俺たちは明日はどこで死ぬかも分からないアビスハンターだったが、今日のところは平和で幸せな生活を楽しんでいた。だから、俺はオウガに言った。正直に俺の思っていることを笑っているオウガに言って、そうして俺のオウガを大切に抱きしめた、そうしたらオウガからも抱きしめられた。
「俺はオウガを心から愛してるからな」
「僕もロンを本当に愛してる」
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