上 下
72 / 90

3-12好きだからって許せない

しおりを挟む
「貴方を助けられなくてすみません、オリゾン!!」

 エルフであるリッシュの弓の腕は確かだった、空中という不安定な場所にいてさえその狙いは正確だった。オリゾンが一瞬だけリッシュのことを振り返って見た瞬間に、その僅かな間にリッシュはオリゾンの心臓を射抜いてみせた。俺たちは落ちていくオリゾンを追って飛び続け、地面に倒れているオリゾンの傍に降り立った。オリゾンは即死していた、リッシュは彼を決して苦しませることなく逝かせた。

「…………シエル様、僕はどうすれば良かったのでしょうか?」
「オリゾンは幼い頃から間違ったことを教えられて育った、だから人間を襲わせないためには誰かの保護が必要だった」

「…………それでは、オリゾンが生きる道は人間の作る檻の中しかなかったのですね」
「いいや、リッシュはオリゾンに旅立てる機会を与えた。それにオリゾンはたった一カ月とはいえリッシュの優しさに触れることができた、真っ暗だったオリゾンの一生の中でそれはかけがえのない宝物だったはずだ」

「…………オリゾン、馬鹿で愛おしい僕の初めての養い子」
「ああ、オリゾン。もうゆっくりと眠るといいだろう、ここは景色も良い綺麗で美しい花々も咲いている、あの街で人間ばかりを見ていたこの子には良い景色だろう」

 オリゾンの死に顔は穏やかにまるで微笑んでいるようだった、俺たちはアクアたちと合流する前にオリゾンの墓を作った、俺が魔法で掘った穴にオリゾンの遺体をリッシュが横たえた。そうしてリッシュは大いなる種族に伝わる子守歌を歌った、この歌は鎮魂歌でもあったので、それをオリゾンの為に歌っていた。リッシュはエルフだからか歌がとても上手かった、俺はそれをずっと聞いていたら悲しくなってきた。

「どうか、お休みなさい。大きな世界の力に帰るまで、緑の木々に守られて、多くの精霊が見守る、豊かな森に感謝して、そう優しい風が頬を撫で、光が僕たちを照らすなか、そう安らかにお休みなさい。僕の愛しい者よ、もう誰も貴方を傷つけることはない……」

 リッシュの歌にはオリゾンへの心がこもっていた、リッシュがどれだけオリゾンのことを大切に想っていたか、リッシュのオリゾンへの惜しみない愛情を彼は歌で表していた。リッシュは泣いていなかったが、何故だろうか俺が代わりに涙が出てきた。見返りを求めることなく誰かを愛する、そんな純粋な愛情を与えられても救えない命もここにあったのだ、俺はそのことがとても悲しくて仕方がなかった。

「………………そうもう貴方を傷つける者は誰もいません。僕の愛しい養い子、オリゾン」

 俺がふと気がついたらリッシュも泣いていた、彼は声を出さずに今作ったばかりの墓に置いた大きな岩、優しく生きていたオリゾンに触れるようにその岩を撫でながら彼は泣いていた。それはオリゾンを失った悲しみの涙だった、自分が無力であることへの悔し涙でもあった、リッシュは本当に静かに悔しそうに泣いていた。俺はリッシュが泣き止むまで待って、それからアクアとレンのところに帰った。

「天使さんは天国へ行ったの?」
「ええ、アクア様。彼はもう誰にも傷つけられることない、世界の大きな力に返りました」

「アクアの昔のお母さんもそこにいるんだよ」
「そうでしたか、アクア様の母君ならきっと優しい人間でしょう」

「うん、凄く優しくて料理も上手なの。オリゾンと仲良くしてくれるといいな」
「最初のうちはオリゾンは懐かないかもしれません、ですがきっと優しい人間に出会えたなら、彼もきっと有翼人本来の優しさを思い出せるでしょう」

 オリゾンという有翼人の物語はこうして終わった、リッシュは少しだけ空を見て寂しそうにしていたが、俺たちとの旅を続けて前へと未来へと進んでいった。次の街はなんでも米作りが盛んな街らしい、商人である俺としてはたっぷりとアクアの為に米を仕入れておきたかった。やがて賑やかそうな街が見えてきた、俺たちはいつもどおりに街へと入った。

「うわぁ、シエル。お米がいっぱい、種類もいっぱい」
「はあぁ、本当だな。アクア、これは凄い」

 いつものように神殿の孤児院に寄付をして、そしてまず市場に行ってみたら俺とアクアは驚いた。白い米でもいろんな種類があって、様々な形の米が売ってあった。この街の周辺は水が豊富で田んぼという、米を育てる場所が沢山あるんだそうだ。自然と米に関するものが多くて米の他には、米から作られる酒も良い物が沢山あった。

 この街の住人は白い米を主食にしているのだと聞いた、冒険者ギルドの掲示板を見に行っていたレンやリッシュ、彼らと夕食で合流したが確かにどこの店でも白い米が出されていた。レンは以前に俺とアクアが食べさせたこともあったし、すぐに米が主食なのに慣れた。一方のリッシュは最初は少し戸惑っていた、でも彼も一度食べてみればずぐにその美味しさから米を食べれるようになった。

「えっとお餅だろ、それにチャーハン、だんご、ビーフン、米粉のパンまであるんだな」
「アクア、とっても幸せなの」
「はははっ、チビ。ほっぺたに米粒がついてんぞ」
「とても美味しいお米ですね、お米というものはこんなに美味しいのですね」

「米がこんなにあるんなら、今度カレーを作ろう!!」
「シエル、カレーが作れるの!?」
「かれー? って何だ? 美味いのか?」
「シエル様は料理も上手くていらっしゃる、かれーもきっと美味しいものなのでしょう」

 俺はあかり姉さんからいろんな料理を習ったが、米が大量にあるのならカレーを作るしかなかった。どうしてかそれはカレー粉があるからだ、あかり姉さんから必要な香辛料を聞いていた、そんな俺はカレー粉を作れるようになっていた。そうして宿屋の厨房を借りてカレーを作ってみたら、レンもリッシュもお代わりするくらいによく食べてくれた。

 これはパンに入れても美味しいのだと、俺が言ったのでまた後日カレーパンを俺は作ることになった。最初はそうやってアクアも含めてご機嫌でいた俺たちだった、ただ商業ギルドであまり長くこの街にはいないほうがいいと言われた。なんでもこの街に長く住んでいると、とある病気になるそうだった。それは倦怠感や食欲不振、それから手足のしびれやむくみを起こした、

 それが重症化すると心臓が止まって死んでしまう者もいた、特に富裕層に多い病気で何が原因なのかは分かっていなかった。でも俺たちの話を聞いていたアクアは考え込んだ、アクアはとても難しい本も読むからこの病気を知っているのかもしれなかった。しばらく考えていた後にアクアは俺にこっそりと教えてくれた、この病気は脚気というものかもしれないと言っていた。

「脚気って要するにビタミンB1が欠乏してるの、玄米や豚肉それにうなぎや枝豆を食べるといいの。特に玄米は食べやすいから、脚気の治療には良い事なの。それでも重症な人なら数年、治療の為に食べ続けないといけないの」
「そうなのか、アクアは賢いな」

「脚気は白米ばかりを食べ過ぎると起こるから、おかずにいろんなものを食べると良いの」
「それなら、俺たちは大丈夫そうだな」

「ちょっと白米を食べ続けたくらいじゃ平気なの、そうじゃなかったらアクアはもう死んでるの」
「アクアは怖い事を言うな、でもそうか治療法があるのか。しかし、俺たちは医者じゃないからな」

 俺はアクアを連れて街の何人かの医者のところへ行ってみた、医者は脚気という病気を知っていたが、治し方までは分かっていなかった。そして医者というのはどうも無駄に誇りが高くて、アクアが一生懸命に説明することを信じなかった。まぁとにかく俺たちは一応脚気の治療法を、きちんとこの街の医者に伝えた。だからもしまた脚気の患者が出ても、俺たちは知識を持つ者として必要な義務は果たした。

 玄米は白米ほど好まれていなかった、アクアによるととても栄養があるそうだが、白米の方が美味しかったので皆がそれを食べていた。こんな状況ではアクアが何を言っても無駄だった、ここに住む彼らにとってはこれが普通の生活だからだ。いきなり美味しい白米ではなく、少し癖のある玄米を食べろと言っても聞くはずがなかった。

「治らない病気じゃないのに、治そうとしないなんて変なの」
「仕方がないさ、アクア」
「そう気にするなよ、チビ」
「アクア様は本当に賢くていらっしゃいますね」

「お米は美味しく食べて欲しいの、玄米だってちゃんと美味しいの」
「確かに少し癖があるが、玄米も美味いな」
「よく噛まねぇといけねぇが、確かにこれはこれで美味いな」
「ええ、このお米も美味しいです。これを食べれば治療になるなら、そう難しいことでないのに残念ですね」

 でも俺たちの医者への訪問は全くの無駄ではなかったようだ、医者の中には藁にも縋る思いで患者に玄米を食べさせる者もいた。その者たちはやがて健康な体を取り戻した、そうやって治療できた例が増えると、当然だが他の医者もその真似をはじめた。俺たちがいる間には何も起きなかったが、数年後にはこの街で脚気という病気はほとんどなくなったそうだ。

「聖女さまが治療法を教えてくれたのだ」

 そう最初にアクアの治療法を試した医者が言いだして、脚気が治ったのは聖女さまのお告げのおかげだということになった。そうして何年か後にはアクアの銅像が街の真ん中に作られたりするのだが、俺たちはそんなことはまったく予想できずに、ただ純粋にこの街にいる間は美味しいお米を楽しんだ。俺とレンは米から作られた酒も楽しんだ、リッシュも酒を飲んだが数杯で酔っぱらってしまった。

「僕は酔っていません、大丈夫です。絶対に酔っていません」
「リッシュ、壁さんに話しかけても、壁さんはお返事してくれないの」
「はははっ、リッシュは完璧に酔ってるな」
「数杯しか酒が飲めねぇなんてつれぇな、俺様は樽でも飲めそうだ」

 すっかり酔っぱらったリッシュと違って、米の酒を気に入ったレンは自分の『魔法マジックの箱ボックス』にいっぱい酒を買って入れていた。俺も珍しい酒だったから売れるかなと思って、売れないなら自分が飲めばいいと思って、レンと同じように大量の酒を買っておいた。そうして俺たちはまた旅にでることにした、宿屋の部屋で一晩ぐっすりと眠ったら翌日にはリッシュも回復した。

「さぁ、次はどんな街があるのかな」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️ ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。  嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる! 転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。 新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか?? 更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!

キャンピングカーで往く異世界徒然紀行

タジリユウ
ファンタジー
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》 【書籍化!】 コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。 早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。 そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、燃料補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。 道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが… ※旧題)チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜 ※カクヨム様でも投稿をしております

突然だけど、空間魔法を頼りに生き延びます

ももがぶ
ファンタジー
俺、空田広志(そらたひろし)23歳。 何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。 何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。 それに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。 そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。 見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。 「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」 にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。 「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。 「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

【書籍化決定】神様お願い!〜神様のトバッチリを受けた定年おっさんは異世界に転生して心穏やかにスローライフを送りたい〜

きのこのこ
ファンタジー
突然白い発光体の強い光を浴びせられ異世界転移?した俺事、石原那由多(55)は安住の地を求めて異世界を冒険する…? え?謎の子供の体?謎の都市?魔法?剣?魔獣??何それ美味しいの?? 俺は心穏やかに過ごしたいだけなんだ! ____________________________________________ 突然謎の白い発光体の強い光を浴びせられ強制的に魂だけで異世界転移した石原那由多(55)は、よちよち捨て子幼児の身体に入っちゃった! 那由多は左眼に居座っている神様のカケラのツクヨミを頼りに異世界で生きていく。 しかし左眼の相棒、ツクヨミの暴走を阻止できず、チート?な棲家を得て、チート?能力を次々開花させ異世界をイージーモードで過ごす那由多。「こいつ《ツクヨミ》は勝手に俺の記憶を見るプライバシークラッシャーな奴なんだ!」 そんな異世界は優しさで満ち溢れていた(え?本当に?) 呪われてもっふもふになっちゃったママン(産みの親)と御親戚一行様(やっとこ呪いがどうにか出来そう?!)に、異世界のめくるめくグルメ(やっと片鱗が見えて作者も安心)でも突然真夜中に食べたくなっちゃう日本食も完全完備(どこに?!)!異世界日本発福利厚生は完璧(ばっちり)です!(うまい話ほど裏がある!) 謎のアイテム御朱印帳を胸に(え?)今日も平穏?無事に那由多は異世界で日々を暮らします。 ※一つの目的にどんどん事を突っ込むのでスローな展開が大丈夫な方向けです。 ※他サイト先行にて配信してますが、他サイトと気が付かない程度に微妙に変えてます。 ※昭和〜平成の頭ら辺のアレコレ入ってます。わかる方だけアハ体験⭐︎ ⭐︎第16回ファンタジー小説大賞にて奨励賞受賞を頂きました!読んで投票して下さった読者様、並びに選考してくださったスタッフ様に御礼申し上げますm(_ _)m今後とも宜しくお願い致します。

婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです

青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。 しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。 婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。 さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。 失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。 目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。 二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。 一方、義妹は仕事でミスばかり。 闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。 挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。 ※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます! ※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。

異世界転生したらよくわからない騎士の家に生まれたので、とりあえず死なないように気をつけていたら無双してしまった件。

星の国のマジシャン
ファンタジー
 引きこもりニート、40歳の俺が、皇帝に騎士として支える分家の貴族に転生。  そして魔法剣術学校の剣術科に通うことなるが、そこには波瀾万丈な物語が生まれる程の過酷な「必須科目」の数々が。  本家VS分家の「決闘」や、卒業と命を懸け必死で戦い抜く「魔物サバイバル」、さらには40年の弱男人生で味わったことのない甘酸っぱい青春群像劇やモテ期も…。  この世界を動かす、最大の敵にご注目ください!

異世界転生~チート魔法でスローライフ

リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

処理中です...