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3-03とても可愛くしてあげたい
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「暗き夜に祝福されし民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「暗き夜に祝福されし民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「暗き夜に祝福されし民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「ふにゃ、えっと、大いなる力の加護があらんことを?」
俺たちの挨拶に対して悪魔族の女性は少し驚いていた、だが彼女は俺の大切な家族であるアクアに興味を持ったようだ、彼女の視線がもう眠りかけているアクアへと注がれていた。そうして彼女は略式の大いなる種族への挨拶をしてくれた、彼女が着ているものは丁寧に作られたとても綺麗なドレスで、そして俺たちにまるで貴族にするような美しいカーテシーを見せてくれた。
「太古からの隣人たちに、大いなる力の加護があらんことを。ふふっ、とても可愛い子をつれているのね」
「この子は俺の大切な家族であるアクアです、俺はシエル、親友のレンそれに友人のリッシュです」
「あらあらそれでこの私、悪魔族のスティーリアに何の用事かしら?」
「森の中を歩いていたらこの屋敷を見つけたので、スティーリアさんがもしよければ一泊させてもらいたいのですが」
「ふふっ、さん付けしなくていいわよ。好きなだけ泊まっていくといいわ、でも多分一泊じゃすまないわよ、もうすぐこの辺りには嵐がやってきそうだもの」
「そうなんですか、それではすみません、何泊かお世話になります」
そうやって俺たちは森の中に住む悪魔族のスティーリア、彼女の家に泊めてもらうことにした。屋敷には客室が一つしかなかった、だからその客室用の部屋を貸して貰った。そこには普通のベッドが一つしかなかったので、アクアにそこで眠ってもらうことにした。他の俺たちは床に敷き布をしいて寝ることになったが、それからすぐに雨が降り出したから屋根がある屋敷に泊めてもらえて本当に助かった。
そうやって俺たちは短い眠りをとったが、翌日になっても雨は止まなかった。スティーリアが言った通りにそれは嵐へと変わった、強い風や激しい雨が屋敷の外では荒れ狂っていた。スティーリアは突然来た俺たちをまるで友人のようにもてなしてくれた、食事の時間になると俺たちを必ず誘ってくれて、温かいスープや柔らかい白パンなどを振る舞ってくれた。
「ふふっ、本当に可愛いわね。アクアちゃん、でもちょっとお洋服が傷んでいるわ。教えてあげるから、服の直し方を覚えるといいわよ」
「ありがとうなの、スティーリア。アクアでもお洋服が直せるの?」
「ふふっ、お洋服の直し方を教えるし、この裁縫の道具をあげるわ。携帯用の裁縫道具よ、小さいから荷物の中に入れても大丈夫よ」
「うん、分かった」
アクアは珍しく知らない大人の女性であるスティーリアに怯えなかった、スティーリアがとても優しくて人間ではなく悪魔族だったからかもしれなかった。二人はすぐに仲良くなってしまった、アクアはスティーリアから縫い物や刺繍などを習っていた、それからスティーリアから裁縫道具まで貰ってしまった、アクアはそれを大切そうに荷物の中にいれていた。
俺やレンはドラゴン族だから服は変身した時に自由に変えられるものだった、だからアクアが学んだ服の修繕などは必要なかった。アクアはその代わりに自分やリッシュの服を直したりした、それだけじゃなくてスティーリアから習ってアクアは自分用の服まで作ってしまった。それは旅で歩きやすいように男の子のようなズボンの服だったが、アクアの体によく似合うとても可愛らしい服になっていた。
「リッシュの服も綺麗にするの」
「ああ、アクア様!?」
アクアは他にもいろんなことをした、リッシュの服に可愛いリボンを縫い付けてみたりしていた。リッシュは恩人であるアクアのすることだから止められなかった、だから俺がやんわりとアクアにリッシュにはリボンは可愛すぎると言った。そうしたらアクアはリボンをつけるのは止めて、代わりにリッシュの服にアクアはカッコいい弓矢の刺繍をし始めた、リッシュもそんな刺繍なら心配ないと喜んでいた。
俺とレンはアクアには分からないように、服にリボンを縫いつけられなくて良かったと頷き合った。アクアは可愛いからリボンがとても良く似合った、でも俺やレンにはとてもだが似合うものじゃなかった。そしてアクアがリッシュの為にしている刺繍、ドラゴン族で普通の衣服を必要としない俺たちには刺繍ができなかった、そう俺とレンがそれを貰えないことを残念に思い二人で肩を落とした。
「アクアちゃん、よくできたわね。特別にこれもあげるわ、でも大事にしてね」
「これを貰ってもいいの、分かった。スティーリア、アクアはとっても大事にする」
「秘密だけど『魔法の糸』よ、使い方は色々あるわ」
「うん、分かった。秘密って素敵なの、皆には言わないの」
「ふふっ、秘密だけどいいのよ。アクアちゃんが良いと思ったら、皆にも教えていいわよ」
「分かったの、最初は二人だけの秘密なの」
アクアはスティーリアから裁縫道具以外にも何か貰っていた、そうして何を貰ったのか最初は俺にも教えてくれなかった。でもスティーリアは優しい親切な悪魔族だったから、アクアに危険な物を渡すはずがないと思った、実際にかなり後でアクアに聞いてみたら驚いた。アクアが貰った物は『魔法の糸』という貴重な『魔法の道具』だった、それは自由に糸の色を変えることができて、尽きることない長い糸を生み出す道具だった。
「ふふっ、私は魔女なの。だから、不思議な物を持っているのよ」
俺たちがいる間、スティーリアはそう言って微笑んでいた。特に彼女はアクアに対して優しかった、どうしてそうしてくれるのは分からなかった、でも何かスティーリアなりの理由があるのだと思った。そうして何日かが過ぎてやっと嵐はおさまってくれた、俺たちはスティーリアに丁寧に礼を言って、彼女の屋敷から旅立つことにした。
「この近くの村には立ち寄らない方がいいわよ、よそ者を嫌っているからもう少し先の街に行くといいわ」
「ああ、分かった。この数日の間、泊めてくれてどうもありがとう、スティーリア」
「…………ねぇシエル、アクアちゃんをきちんと守ってあげてね」
「アクアは俺の大切な家族だから、ちゃんと守り抜いてみせる」
「ふふっ、とっても楽しい時が過ごせたわ、アクアちゃんとも出会えて本当に良かった。それじゃ、さようなら」
「ええ、俺たちもゆっくりと休むことができた。貴女のおかげです、どうかお元気で」
そうして俺たちは次の街に向かうことにした、アクアの歩く速度に合わせてのんびりと歩いていった。それで十日ほどで次の街につくことができた、俺はいつものようにアクアをつれて神殿へ寄付をしに行った、レンとリッシュは冒険者ギルドの掲示板を見にでかけた。俺とアクアは寄付をしたら孤児院の子どもたちと少し遊んだ、そうやっていたらレンとリッシュが神殿へと急いでやってきた。
「どうかしたのか、レン、リッシュ」
「何か遭ったの?」
「大変だぞ、シエル!!」
「そうなのです、僕たちの恩人の危機です!!」
そうして神殿を出てから話を聞いてみると、レンとリッシュが見に行った冒険者ギルドの掲示板、そこに出ていた恐ろしい依頼が問題だったのだ。その依頼とはこうだった、『森の中にある屋敷に住む漆黒の魔女を討伐せよ』そういう内容の依頼だった。レンとリッシュが更に冒険者ギルドに詳しく聞いたところ、それは俺たちが世話になったスティーリアのことで間違いなさそうだった。
「どうしてこんな依頼が出てるんだ、スティーリアは悪魔族だが優しいただの隣人だった」
「シエル、スティーリアが心配なの」
「なんでも近くの村からの依頼だ、その魔女は子どもを攫ったり、農作物を腐らせたりするんだとさ」
「他にも村の男性を誘惑した、女性の赤ちゃんを産まれる前に殺した、などと言っておりました」
「アクア大丈夫だよ、レン、リッシュ。その依頼は誰か他の冒険者が受けたのか?」
「うん、シエルが言うなら大丈夫」
「そうだ、そんな糞みてぇな依頼を受けた馬鹿がいやがった」
「私たちが見ている間にです、銀の冒険者のパーティがその依頼の紙を剥がして持っていきました」
「スティーリアに警告をしに行こう、俺とレンが本気で走ればまだ間に合う」
「アクアはシエルと一緒に、レンはリッシュを頼むの」
「ああ、恩人には借りを返さねぇとな」
「レン様、僕のためにお手数をおかけ致します」
俺たちは来たばかりの街を出ていくことにした、スティーリアは俺たちを歓迎してくれた、そんな優しい女性の良い悪魔族の隣人だった。俺がアクアを背負って、レンはリッシュを背負って、そうして俺たちは走り出した。俺たちは半日ほど走ってやっとスティーリアの屋敷に辿り着いた、依頼を受けた冒険者よりも早くついたはずだったのに、スティーリアの姿は扉が開いている屋敷のどこにもなかった。
「……ここから一番、近くの村に行ってみよう」
「暗き夜に祝福されし民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「暗き夜に祝福されし民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「ふにゃ、えっと、大いなる力の加護があらんことを?」
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「この子は俺の大切な家族であるアクアです、俺はシエル、親友のレンそれに友人のリッシュです」
「あらあらそれでこの私、悪魔族のスティーリアに何の用事かしら?」
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「ふふっ、さん付けしなくていいわよ。好きなだけ泊まっていくといいわ、でも多分一泊じゃすまないわよ、もうすぐこの辺りには嵐がやってきそうだもの」
「そうなんですか、それではすみません、何泊かお世話になります」
そうやって俺たちは森の中に住む悪魔族のスティーリア、彼女の家に泊めてもらうことにした。屋敷には客室が一つしかなかった、だからその客室用の部屋を貸して貰った。そこには普通のベッドが一つしかなかったので、アクアにそこで眠ってもらうことにした。他の俺たちは床に敷き布をしいて寝ることになったが、それからすぐに雨が降り出したから屋根がある屋敷に泊めてもらえて本当に助かった。
そうやって俺たちは短い眠りをとったが、翌日になっても雨は止まなかった。スティーリアが言った通りにそれは嵐へと変わった、強い風や激しい雨が屋敷の外では荒れ狂っていた。スティーリアは突然来た俺たちをまるで友人のようにもてなしてくれた、食事の時間になると俺たちを必ず誘ってくれて、温かいスープや柔らかい白パンなどを振る舞ってくれた。
「ふふっ、本当に可愛いわね。アクアちゃん、でもちょっとお洋服が傷んでいるわ。教えてあげるから、服の直し方を覚えるといいわよ」
「ありがとうなの、スティーリア。アクアでもお洋服が直せるの?」
「ふふっ、お洋服の直し方を教えるし、この裁縫の道具をあげるわ。携帯用の裁縫道具よ、小さいから荷物の中に入れても大丈夫よ」
「うん、分かった」
アクアは珍しく知らない大人の女性であるスティーリアに怯えなかった、スティーリアがとても優しくて人間ではなく悪魔族だったからかもしれなかった。二人はすぐに仲良くなってしまった、アクアはスティーリアから縫い物や刺繍などを習っていた、それからスティーリアから裁縫道具まで貰ってしまった、アクアはそれを大切そうに荷物の中にいれていた。
俺やレンはドラゴン族だから服は変身した時に自由に変えられるものだった、だからアクアが学んだ服の修繕などは必要なかった。アクアはその代わりに自分やリッシュの服を直したりした、それだけじゃなくてスティーリアから習ってアクアは自分用の服まで作ってしまった。それは旅で歩きやすいように男の子のようなズボンの服だったが、アクアの体によく似合うとても可愛らしい服になっていた。
「リッシュの服も綺麗にするの」
「ああ、アクア様!?」
アクアは他にもいろんなことをした、リッシュの服に可愛いリボンを縫い付けてみたりしていた。リッシュは恩人であるアクアのすることだから止められなかった、だから俺がやんわりとアクアにリッシュにはリボンは可愛すぎると言った。そうしたらアクアはリボンをつけるのは止めて、代わりにリッシュの服にアクアはカッコいい弓矢の刺繍をし始めた、リッシュもそんな刺繍なら心配ないと喜んでいた。
俺とレンはアクアには分からないように、服にリボンを縫いつけられなくて良かったと頷き合った。アクアは可愛いからリボンがとても良く似合った、でも俺やレンにはとてもだが似合うものじゃなかった。そしてアクアがリッシュの為にしている刺繍、ドラゴン族で普通の衣服を必要としない俺たちには刺繍ができなかった、そう俺とレンがそれを貰えないことを残念に思い二人で肩を落とした。
「アクアちゃん、よくできたわね。特別にこれもあげるわ、でも大事にしてね」
「これを貰ってもいいの、分かった。スティーリア、アクアはとっても大事にする」
「秘密だけど『魔法の糸』よ、使い方は色々あるわ」
「うん、分かった。秘密って素敵なの、皆には言わないの」
「ふふっ、秘密だけどいいのよ。アクアちゃんが良いと思ったら、皆にも教えていいわよ」
「分かったの、最初は二人だけの秘密なの」
アクアはスティーリアから裁縫道具以外にも何か貰っていた、そうして何を貰ったのか最初は俺にも教えてくれなかった。でもスティーリアは優しい親切な悪魔族だったから、アクアに危険な物を渡すはずがないと思った、実際にかなり後でアクアに聞いてみたら驚いた。アクアが貰った物は『魔法の糸』という貴重な『魔法の道具』だった、それは自由に糸の色を変えることができて、尽きることない長い糸を生み出す道具だった。
「ふふっ、私は魔女なの。だから、不思議な物を持っているのよ」
俺たちがいる間、スティーリアはそう言って微笑んでいた。特に彼女はアクアに対して優しかった、どうしてそうしてくれるのは分からなかった、でも何かスティーリアなりの理由があるのだと思った。そうして何日かが過ぎてやっと嵐はおさまってくれた、俺たちはスティーリアに丁寧に礼を言って、彼女の屋敷から旅立つことにした。
「この近くの村には立ち寄らない方がいいわよ、よそ者を嫌っているからもう少し先の街に行くといいわ」
「ああ、分かった。この数日の間、泊めてくれてどうもありがとう、スティーリア」
「…………ねぇシエル、アクアちゃんをきちんと守ってあげてね」
「アクアは俺の大切な家族だから、ちゃんと守り抜いてみせる」
「ふふっ、とっても楽しい時が過ごせたわ、アクアちゃんとも出会えて本当に良かった。それじゃ、さようなら」
「ええ、俺たちもゆっくりと休むことができた。貴女のおかげです、どうかお元気で」
そうして俺たちは次の街に向かうことにした、アクアの歩く速度に合わせてのんびりと歩いていった。それで十日ほどで次の街につくことができた、俺はいつものようにアクアをつれて神殿へ寄付をしに行った、レンとリッシュは冒険者ギルドの掲示板を見にでかけた。俺とアクアは寄付をしたら孤児院の子どもたちと少し遊んだ、そうやっていたらレンとリッシュが神殿へと急いでやってきた。
「どうかしたのか、レン、リッシュ」
「何か遭ったの?」
「大変だぞ、シエル!!」
「そうなのです、僕たちの恩人の危機です!!」
そうして神殿を出てから話を聞いてみると、レンとリッシュが見に行った冒険者ギルドの掲示板、そこに出ていた恐ろしい依頼が問題だったのだ。その依頼とはこうだった、『森の中にある屋敷に住む漆黒の魔女を討伐せよ』そういう内容の依頼だった。レンとリッシュが更に冒険者ギルドに詳しく聞いたところ、それは俺たちが世話になったスティーリアのことで間違いなさそうだった。
「どうしてこんな依頼が出てるんだ、スティーリアは悪魔族だが優しいただの隣人だった」
「シエル、スティーリアが心配なの」
「なんでも近くの村からの依頼だ、その魔女は子どもを攫ったり、農作物を腐らせたりするんだとさ」
「他にも村の男性を誘惑した、女性の赤ちゃんを産まれる前に殺した、などと言っておりました」
「アクア大丈夫だよ、レン、リッシュ。その依頼は誰か他の冒険者が受けたのか?」
「うん、シエルが言うなら大丈夫」
「そうだ、そんな糞みてぇな依頼を受けた馬鹿がいやがった」
「私たちが見ている間にです、銀の冒険者のパーティがその依頼の紙を剥がして持っていきました」
「スティーリアに警告をしに行こう、俺とレンが本気で走ればまだ間に合う」
「アクアはシエルと一緒に、レンはリッシュを頼むの」
「ああ、恩人には借りを返さねぇとな」
「レン様、僕のためにお手数をおかけ致します」
俺たちは来たばかりの街を出ていくことにした、スティーリアは俺たちを歓迎してくれた、そんな優しい女性の良い悪魔族の隣人だった。俺がアクアを背負って、レンはリッシュを背負って、そうして俺たちは走り出した。俺たちは半日ほど走ってやっとスティーリアの屋敷に辿り着いた、依頼を受けた冒険者よりも早くついたはずだったのに、スティーリアの姿は扉が開いている屋敷のどこにもなかった。
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