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2-07助けるような義理はない
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「でもシエルがアクアを食べるなら、できるだけ痛くないようにして!!」
「………………わかった、その時はあっという間に食べてやるさ」
「うん、あっという間」
「そうだ、アクアが痛くないようにするさ」
俺はあかり姉さんを想って少しだけ出た涙を指で拭って、アクアの頭をよしよしと撫でてやった。アクアは無邪気に喜んで笑っていた、俺はその笑顔を見て今度こそ家族を守り抜くと決心していた。その日、アクアは俺の大切な家族になった。俺はもうアクアに孤児院に行けとは言わなくなった、それよりももっとアクアが強くなれるように、アクアのその心と体を鍛えるようになった。
「良いか、止めをさしたら兎を木とかに吊るす。そして腹の下の方からナイフを差し込んで、喉の辺りまで引くんだ」
「うん、分かった」
「それから内臓を全て取り出して、足を引っ張って腹を開く、肛門まで切って動脈から血を抜く」
「うっ、うん、分かった」
「足首に切り込みを入れて腹にナイフを入れて、外に向かって手で引っ張って皮を剥ぐんだ」
「うん、うん、分かった」
最初にアクアの狩りが成功したのは兎だった、だから俺は兎の解体方法をアクアに教えていった。アクアはナイフで刺すと血が手に着くことや、腹から出てきた兎の内臓などにびっくりしていたが、最後まできちんと兎を解体することができた。まぁ、一番初めての獲物だ。俺だって最初の頃の剥ぎ取りは酷いものだった、アクアは俺よりもずっと手際が良いほうだった。
「シエル、どうしよう」
「ん? どうした?」
「アクア、自分の手を切った。痛い」
「すぐに手を洗え!! 『水』、『治癒』」
途中でアクアの手が滑って自分の手、指先をちょっと切ってしまったりしたが、アクアはちゃんと獲物を解体してみせた。その日の昼飯は兎の香草焼きだった、鳥のような淡白な味でアクアも美味そうに食べていた。それからアクアは狩りを積極的にするようになった、毎日のように兎や鳥を狩っていた。俺はその見張りをしたり、アクアの獲物を横取りするような動物を狩った。
盗賊団をこの間アクアと一緒に潰したから俺の懐は温かった、だからアクアを連れたまま無理をしてデビルベアなどの狩りをしなくても良かった。そもそも俺の『魔法の箱』には今まで潰した盗賊団のお宝、金貨や銀貨がいっぱいしまってあるのだった。だから十年くらいは働かなくてもよかった、でもお宝はいつ誰に奪われるか分からない、だから俺は常に働いているのだ。
「おっ、アクア。村がある、今日はあそこに泊めて貰おう」
「ふかふかの藁のベッドがあるといいね」
俺は商業ギルドの護衛依頼も受けずに、アクアの歩く速度に合わせてのんびりと旅をしていた。その途中に農村を見つけた、商人として何かを買ってもよかったし、空き家を借りて眠れればもっと良かった。だがその村に入った途端に俺は血の匂いがすることに気がついた、そうして村人たちが異常に怯えていた、入って来た俺たちを村長という人間が出迎えたがやはり彼も怯えていた。
「せっかくこんな小さな村に商人が来たのに申し訳ない、ゴブリンに収穫物を奪われていて売る物がないのです」
「ゴブリンですか、それはお気の毒ですね。ところで空き家はありませんか、一晩泊まりたいのですが」
「ゴブリンに殺された者の家なら空いております、泊まるのは構いませんがゴブリンが出ますぞ」
「それならなおさら森で寝るのは危険です、すみませんがその空き家を貸してください」
「女の子には特に注意してください、ご存じでしょうがゴブリンは繁殖の為に女を攫います」
「大丈夫です、商人ですからこのくらいの危険には慣れています。これは少しですがお礼です」
そうして俺は銅貨五枚を払って空き家を借りることにした、少しばかり血の匂いがしていて埃がたまっていたが、地面に布を敷いて寝るよりは家の床で寝れる方がありがたかった。アクアはさっそく荷物からいつも野営する時につかう敷き布を出していた、それを家の床に引いて携帯食を食べてから、今夜はもう早めに眠ることにした。
「シエル、ごぶりんって怖いの?」
「普通の人間にとってはな、群れで行動するから厄介な魔物だ」
「女の子はどうして注意するの?」
「それはだな、ゴブリンは人間の女が好きなんだ。だから、攫うし時には食べたりもするんだ」
「ひっ!? アクアはごぶりんに食べられるのは嫌!!」
「俺の隣でいつものように寝てろ、それで安全なのはよく知ってるだろう」
アクアにゴブリンは危険な魔物だと教えた、それは決して間違ってはいなかった。俺にとっては雑魚だが、普通の村人にとっては厄介な魔物だった。アクアはゴブリンのことを怖がってはいたが、いつものように俺の腕の中に入り込むと寝てしまった、俺も警戒はしながら少しだけ短い睡眠をとることにした。次に俺が起きたのは小さな悲鳴が聞こえたからだった、俺はアクアを起こしてそのまま抱きかかえて悲鳴がする方へ行ってみた。
「ひいぃぃぃ!! 殺さないで!! がはっ!!」
「あぁ、あああぁぁぁ!! 嫌あああぁぁぁー!!」
俺が来るのは少し遅かった、もう村人の一人がゴブリンの群れに殺されていた。ゴブリンはその場で女の村人を凌辱もしていた、この畜生がアクアの教育に悪いじゃないか、俺はその性欲にまみれていたゴブリンを蹴り飛ばして殺した。そうすると仲間が殺されて頭にきたのか、ゴブリンが群れで俺に襲い掛かってきた、いや奴らは俺が抱きかかえているアクアを狙っていた。
「アクア怖いよ、シエル!!」
「大丈夫だ、俺がいるだろ。『電撃槍』!!」
俺は襲い掛かってきた十数匹のゴブリンを雷で焼き殺した、俺にとっては所詮ゴブリンなんて雑魚以外の何者でもなかった。だがまだ村のあちこちで悲鳴が聞こえた、俺は面倒だなと思いつつアクアを抱えて走りまわった。それで俺たちに襲い掛かってきたゴブリンは全て殺してやった、結局のところ正確には数えていないが五十匹くらいのゴブリンを殺してやった。
ゴブリンのこの数は異常だった、これではこの村はもう何日もしないうちに全滅だ。おそらくは近くの山か森にゴブリンの巣があるのだ、だが俺にはそれを確かめるつもりも、ここの村人を助ける義務もなかった。俺は村長のところに行って、空き家を借りた礼だけを言って村から出ていこうとした。すると村長からはどうか助けてくれと頼まれたし、生き残っていた村人全員が村長の家に集まっていた。だが、俺はその彼らの願いを断った。
「悪いが俺たちはここを出て旅を続ける、ゴブリンを退治するなら冒険者たちを雇え」
それじゃ間に合わないと村長が叫んだ、他の村人も口々にそう言いだした。でも俺にはこの村に何の借りも無かった、空き家を借りた代金はきちんと支払ったし、これ以上アクアを危険にさらすつもりはなかった。俺たちが村を出ていこうとしたら、屈強な男たちはそれを止めようと立ちはだかった。俺はため息をつきまたアクアを抱きかかえて、そのまま軽く地面を蹴って村人の群れを飛び越えた。
「お願い、助けてください」
「おい、逃げるな!!」
「この卑怯者!!」
「戻ってきて、お願い!!」
「あたしたちを助けてよ!!」
何と言われようが俺は気にしなかった、アクアはただ俺にぎゅっとしがみついていた。そうして俺はアクアを抱きかかえたまま走り続けた、今日はずっとそうするつもりだった。近くにゴブリンの群れがいるのだったら、この辺りの森で野営をするのは危険だったからだ。馬より速い俺がずっと走り続けた、朝食もまだ俺たちは食べれていなかったから、ある程度あの村から離れたら昼食にすることにした。
とりあえず『魔法の箱』から食材を取り出して、スープをその場で作って食べることにした。俺は随分とあの村を離れたがまだ警戒していた、ゴブリンの群れから少しでも遠ざかっておきたかった。アクアは俺が作ったスープと買っておいた黒パンを食べていた、そうしながら俺にこんなことを聞いてきやがった。
「シエル、あのごぶりんは裸の女の人に何をしてたの?」
「あー、それはだな。ちょっとな、説明するのが難しいんだ」
「ごぶりんは女の人が好きだってシエルは言った、だからごぶりんは裸にして触ってたの?」
「そっ、そうだな、ゴブリンは凄く人間の女が好きだからな」
「ごぶりんは裸の女の人が好き、食べちゃいたいくらいに好き」
「あー、アクア。そんな簡単なものじゃないんだ、アレはだ難しいがアレだ」
俺は突如アクアの性教育の必要性を感じて悩んだ、だが十歳とはいえアクアはもう生理もくる女だ。大抵の国では十五にもなれば女は結婚できる、早ければ十二歳くらいで結婚する女の子もいる、そんなことを性教育の授業で確か母さんから聞いた。そんな授業だけは覚えてるのかって、悪いが俺も男の子だからな、それに性教育はとても大切な授業だ。
ドラゴンは通常ならドラゴンと交尾して次世代のドラゴンを生み出す、だが中には変わり者もいて他の種族、例えば人間と交尾して竜人族という種族を生み出すこともあった。竜人族は見た目は人間とそれほど変わらないが、皮膚の一部分に鱗が生えていたリ、人間とは比べ物にならないほど強い力を持っていたりした。いいや、今はアクアの性教育の話だった。どう説明すればいいのだ、俺にはさっぱり分からなかった。
「シエル、どうして裸の女の人は好かれるの?」
「………………わかった、その時はあっという間に食べてやるさ」
「うん、あっという間」
「そうだ、アクアが痛くないようにするさ」
俺はあかり姉さんを想って少しだけ出た涙を指で拭って、アクアの頭をよしよしと撫でてやった。アクアは無邪気に喜んで笑っていた、俺はその笑顔を見て今度こそ家族を守り抜くと決心していた。その日、アクアは俺の大切な家族になった。俺はもうアクアに孤児院に行けとは言わなくなった、それよりももっとアクアが強くなれるように、アクアのその心と体を鍛えるようになった。
「良いか、止めをさしたら兎を木とかに吊るす。そして腹の下の方からナイフを差し込んで、喉の辺りまで引くんだ」
「うん、分かった」
「それから内臓を全て取り出して、足を引っ張って腹を開く、肛門まで切って動脈から血を抜く」
「うっ、うん、分かった」
「足首に切り込みを入れて腹にナイフを入れて、外に向かって手で引っ張って皮を剥ぐんだ」
「うん、うん、分かった」
最初にアクアの狩りが成功したのは兎だった、だから俺は兎の解体方法をアクアに教えていった。アクアはナイフで刺すと血が手に着くことや、腹から出てきた兎の内臓などにびっくりしていたが、最後まできちんと兎を解体することができた。まぁ、一番初めての獲物だ。俺だって最初の頃の剥ぎ取りは酷いものだった、アクアは俺よりもずっと手際が良いほうだった。
「シエル、どうしよう」
「ん? どうした?」
「アクア、自分の手を切った。痛い」
「すぐに手を洗え!! 『水』、『治癒』」
途中でアクアの手が滑って自分の手、指先をちょっと切ってしまったりしたが、アクアはちゃんと獲物を解体してみせた。その日の昼飯は兎の香草焼きだった、鳥のような淡白な味でアクアも美味そうに食べていた。それからアクアは狩りを積極的にするようになった、毎日のように兎や鳥を狩っていた。俺はその見張りをしたり、アクアの獲物を横取りするような動物を狩った。
盗賊団をこの間アクアと一緒に潰したから俺の懐は温かった、だからアクアを連れたまま無理をしてデビルベアなどの狩りをしなくても良かった。そもそも俺の『魔法の箱』には今まで潰した盗賊団のお宝、金貨や銀貨がいっぱいしまってあるのだった。だから十年くらいは働かなくてもよかった、でもお宝はいつ誰に奪われるか分からない、だから俺は常に働いているのだ。
「おっ、アクア。村がある、今日はあそこに泊めて貰おう」
「ふかふかの藁のベッドがあるといいね」
俺は商業ギルドの護衛依頼も受けずに、アクアの歩く速度に合わせてのんびりと旅をしていた。その途中に農村を見つけた、商人として何かを買ってもよかったし、空き家を借りて眠れればもっと良かった。だがその村に入った途端に俺は血の匂いがすることに気がついた、そうして村人たちが異常に怯えていた、入って来た俺たちを村長という人間が出迎えたがやはり彼も怯えていた。
「せっかくこんな小さな村に商人が来たのに申し訳ない、ゴブリンに収穫物を奪われていて売る物がないのです」
「ゴブリンですか、それはお気の毒ですね。ところで空き家はありませんか、一晩泊まりたいのですが」
「ゴブリンに殺された者の家なら空いております、泊まるのは構いませんがゴブリンが出ますぞ」
「それならなおさら森で寝るのは危険です、すみませんがその空き家を貸してください」
「女の子には特に注意してください、ご存じでしょうがゴブリンは繁殖の為に女を攫います」
「大丈夫です、商人ですからこのくらいの危険には慣れています。これは少しですがお礼です」
そうして俺は銅貨五枚を払って空き家を借りることにした、少しばかり血の匂いがしていて埃がたまっていたが、地面に布を敷いて寝るよりは家の床で寝れる方がありがたかった。アクアはさっそく荷物からいつも野営する時につかう敷き布を出していた、それを家の床に引いて携帯食を食べてから、今夜はもう早めに眠ることにした。
「シエル、ごぶりんって怖いの?」
「普通の人間にとってはな、群れで行動するから厄介な魔物だ」
「女の子はどうして注意するの?」
「それはだな、ゴブリンは人間の女が好きなんだ。だから、攫うし時には食べたりもするんだ」
「ひっ!? アクアはごぶりんに食べられるのは嫌!!」
「俺の隣でいつものように寝てろ、それで安全なのはよく知ってるだろう」
アクアにゴブリンは危険な魔物だと教えた、それは決して間違ってはいなかった。俺にとっては雑魚だが、普通の村人にとっては厄介な魔物だった。アクアはゴブリンのことを怖がってはいたが、いつものように俺の腕の中に入り込むと寝てしまった、俺も警戒はしながら少しだけ短い睡眠をとることにした。次に俺が起きたのは小さな悲鳴が聞こえたからだった、俺はアクアを起こしてそのまま抱きかかえて悲鳴がする方へ行ってみた。
「ひいぃぃぃ!! 殺さないで!! がはっ!!」
「あぁ、あああぁぁぁ!! 嫌あああぁぁぁー!!」
俺が来るのは少し遅かった、もう村人の一人がゴブリンの群れに殺されていた。ゴブリンはその場で女の村人を凌辱もしていた、この畜生がアクアの教育に悪いじゃないか、俺はその性欲にまみれていたゴブリンを蹴り飛ばして殺した。そうすると仲間が殺されて頭にきたのか、ゴブリンが群れで俺に襲い掛かってきた、いや奴らは俺が抱きかかえているアクアを狙っていた。
「アクア怖いよ、シエル!!」
「大丈夫だ、俺がいるだろ。『電撃槍』!!」
俺は襲い掛かってきた十数匹のゴブリンを雷で焼き殺した、俺にとっては所詮ゴブリンなんて雑魚以外の何者でもなかった。だがまだ村のあちこちで悲鳴が聞こえた、俺は面倒だなと思いつつアクアを抱えて走りまわった。それで俺たちに襲い掛かってきたゴブリンは全て殺してやった、結局のところ正確には数えていないが五十匹くらいのゴブリンを殺してやった。
ゴブリンのこの数は異常だった、これではこの村はもう何日もしないうちに全滅だ。おそらくは近くの山か森にゴブリンの巣があるのだ、だが俺にはそれを確かめるつもりも、ここの村人を助ける義務もなかった。俺は村長のところに行って、空き家を借りた礼だけを言って村から出ていこうとした。すると村長からはどうか助けてくれと頼まれたし、生き残っていた村人全員が村長の家に集まっていた。だが、俺はその彼らの願いを断った。
「悪いが俺たちはここを出て旅を続ける、ゴブリンを退治するなら冒険者たちを雇え」
それじゃ間に合わないと村長が叫んだ、他の村人も口々にそう言いだした。でも俺にはこの村に何の借りも無かった、空き家を借りた代金はきちんと支払ったし、これ以上アクアを危険にさらすつもりはなかった。俺たちが村を出ていこうとしたら、屈強な男たちはそれを止めようと立ちはだかった。俺はため息をつきまたアクアを抱きかかえて、そのまま軽く地面を蹴って村人の群れを飛び越えた。
「お願い、助けてください」
「おい、逃げるな!!」
「この卑怯者!!」
「戻ってきて、お願い!!」
「あたしたちを助けてよ!!」
何と言われようが俺は気にしなかった、アクアはただ俺にぎゅっとしがみついていた。そうして俺はアクアを抱きかかえたまま走り続けた、今日はずっとそうするつもりだった。近くにゴブリンの群れがいるのだったら、この辺りの森で野営をするのは危険だったからだ。馬より速い俺がずっと走り続けた、朝食もまだ俺たちは食べれていなかったから、ある程度あの村から離れたら昼食にすることにした。
とりあえず『魔法の箱』から食材を取り出して、スープをその場で作って食べることにした。俺は随分とあの村を離れたがまだ警戒していた、ゴブリンの群れから少しでも遠ざかっておきたかった。アクアは俺が作ったスープと買っておいた黒パンを食べていた、そうしながら俺にこんなことを聞いてきやがった。
「シエル、あのごぶりんは裸の女の人に何をしてたの?」
「あー、それはだな。ちょっとな、説明するのが難しいんだ」
「ごぶりんは女の人が好きだってシエルは言った、だからごぶりんは裸にして触ってたの?」
「そっ、そうだな、ゴブリンは凄く人間の女が好きだからな」
「ごぶりんは裸の女の人が好き、食べちゃいたいくらいに好き」
「あー、アクア。そんな簡単なものじゃないんだ、アレはだ難しいがアレだ」
俺は突如アクアの性教育の必要性を感じて悩んだ、だが十歳とはいえアクアはもう生理もくる女だ。大抵の国では十五にもなれば女は結婚できる、早ければ十二歳くらいで結婚する女の子もいる、そんなことを性教育の授業で確か母さんから聞いた。そんな授業だけは覚えてるのかって、悪いが俺も男の子だからな、それに性教育はとても大切な授業だ。
ドラゴンは通常ならドラゴンと交尾して次世代のドラゴンを生み出す、だが中には変わり者もいて他の種族、例えば人間と交尾して竜人族という種族を生み出すこともあった。竜人族は見た目は人間とそれほど変わらないが、皮膚の一部分に鱗が生えていたリ、人間とは比べ物にならないほど強い力を持っていたりした。いいや、今はアクアの性教育の話だった。どう説明すればいいのだ、俺にはさっぱり分からなかった。
「シエル、どうして裸の女の人は好かれるの?」
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