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1-05やってみないと信じられない
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「よう、可愛いガキとねえちゃん。二人まとめて、俺らの商品になってくれ」
「お断りだよ!!よっと、えいっ!!」
「なっ、何だこのガキ!!」
「ただの落ちこぼれの子どもだよっと!!」
俺は見た目は十三歳くらいの子どもだ、腕も細くて力もありそうになかった、でも最近少しだけど力が強くなっているのには気がついていた。それにあかり姉さんはできないことを俺に要求したりしない、あかり姉さんが言うのならそれは俺にできるってことなんだ。俺はそう信じていたし、それは間違ってはいなかったようだ。
「私を建物の上に放り投げて」
だからあかり姉さんがそう小さな声で言った時、今の俺ならできるって分かったんだ。そうして俺が放り投げたあかり姉さんは建物の天井にうまく着地してた、思った以上に軽かったからあかり姉さんは『浮遊』の魔法を使っていたはずだ。俺も『浮遊』の魔法を自分にかけて、目の前にいる薄汚い人間に飛び乗って足場にして、そうして上手く建物の天井に登った。
そこからはあかり姉さんと二人で走って逃げた、障害物のある魔の森でもよく走っている俺たちだ。このくらいの高さの建物の上を走るのは難しくなかった、多少の障害物なんて問題にならなかった。しばらく建物の上を走り続けて、それから大通りに出る前に下に降りて人ごみに入っていった。俺たちを追ってきた奴らはそこで諦めたようだった、俺たちを監視するような視線を感じなくなった。
「もうびっくりしちゃった、シエルくん。随分と力が強くなったじゃない」
「ああ、あかり姉さんの縛りプレイのおかげかな」
「うん、そう驚いたわ。『浮遊』をかける前に、軽く放り投げられたから」
「えっ!? あかり姉さんは『浮遊』を使ってなかったの?」
「そうよ、どう羽のように軽かったでしょ」
「うん、凄く軽かったよ。あかり姉さん、ちゃんとご飯食べてる?」
謎の人さらいから逃げ去った僕らはそんな軽口を言い合った、あかり姉さんを本当に羽のように持ち上げられたのは事実だ。俺はあかり姉さんのいうしばりぷれいというのが、本当に俺を強くしてくれるのかと改めて感じた。帰ったらさっそく色々と試してみたいところだ、その後は特に危険なこともなかった。あかり姉さんが俺の身分証を作り忘れてて、商店にまた行ったりしたけどそれくらいだった。
俺たち二人は無事にセーメイオン母さんのいる魔の森に帰ってきた、母があかり姉さんとだけお喋りして酒を受け取って喜んでいるのが分かった。もう母さんは俺のことなんかには興味がないのかもしれない、成人する寸前だしここまで育ててもらったのには感謝しかない、でも俺はなんとも言い難い漠然とした寂しい思いをした。
「いくよーっと!! うりゃああぁぁぁ!!」
そんなことがあってから俺は自分の力を色々と試すのが好きになった、あかり姉さんとの鍛錬も怠らないがそれ以外の時間がある、それでなんとデビルベアと勝負したりするようになった。言うまでもなく最初はもう少しで殺されるところだった、あかり姉さんが涙目で回復魔法をかけてくれたくらいだ。だからもう少し弱い魔物から戦うことにした、最初は最弱と名高いスライムからだったくらいだ。
そしてスライムの次はデビルバッドと、小さな生き物から試していくことにした。武器は自分の拳か適当にその辺で拾ってきた木片だった、これも全く普通のドラゴンならあり得ないことだった。普通のドラゴンならば自分の牙を折って、それを魔法で加工して武器を作ることができるのだ。でも俺はそんな魔法は使えなかった、だからお手製の武器である木片を持って魔の森をこそこそっと歩き回っていた。
「スライムって実は最強じゃない??」
最初はスライムにさえ苦戦していた、木片で急所の核を狙って叩くのだが、器用に核を移動させてスライムは避けた。酸を吐いてくるスライムもいて、気をつけないと怪我をするのはこっちだった。あかり姉さんが心配そうにしながら、一日の終わりに何が遭ったのかを聞いて、そうして傷を全て回復魔法で癒してくれた。
「ふふっ、シエルくんがやる気を出してくれて嬉しいわ」
「俺はもう少しでスライムスレイヤーになれるよ!!」
「はい、それじゃもう少し魔法の勉強もしましょう」
「うっわっ、それは絶対に眠くなるやつだ」
「いいえ、実戦的にすれば覚えも早いはずよ」
「それってどうするの?」
次の日の俺は因縁の敵であるスライムの前にいたのだが、いつものように木片でぶっ叩くのではなく、初級魔法を使おうとしていた。実は俺は初級魔法でさえ、ごく簡単な一部を除いてできていなかったのだ。あかり姉さんがにこにこ笑顔で俺の肩をしっかりと捕まえ、ごくごく簡単な初級魔法を使ってみせてくれた。
「『火炎』」
「おお、一撃で一匹。あかり姉さんにスライムスレイヤーの名を授けよう」
「ふふっ、ありがと。でも今度はシエルくんがやってみせてね」
「えーとぉ、魔力を集めて正確な魔法の形を描き、敵との距離を考えて魔法の言葉を慎重に……」
「違うわ、シエルくん。貴方は敵をよく見て『魔法の言葉』を唱えるだけよ」
「えっとこうか、『火炎』」
俺が『魔法の言葉』を唱えたとたんに、その場にいた全てのスライムが火炎に包まれ燃え上がりそうして消えていった。俺は一体この場所で何が起きたのか分からずに、唖然として口をポカーンと開けていた、そんな俺に向かってあかり姉さんはこう楽しそうに言ってくれた。そうもうとても楽しそうに、悪戯が成功した子どものような笑い方だった。
「うふふふっ、スライムスレイヤーさんの誕生ね」
「い、今の俺がやったの? マジで? 落ちこぼれの俺が!?」
「シエルくんは落ちこぼれてなんかいません、今も順調に成長中なのよ」
「嘘だろ、マジか」
「はい、マジです。他の魔法も見せてあげるわ、よく見ていてね」
「うん、そうしてみる。ありがと、あかり姉さん」
その後、あかり姉さんは自分が知っている限りの魔法、それらを全て俺に見せてくれた。あかり姉さんは賢かったから初級から上級魔法まで、大体の魔法は知っていて俺はそれを目で見て学ぶことができた。お手本をみることで、俺は魔法の正確な形を知ることができたのだった。すぐに中級や上級魔法を使うことはできなかった、でも俺は初級魔法ならもう上手く使えるようになっていたのだ。
そうして俺はスライムの大量殺戮者になった、初級魔法のいい的だったのでありとあらゆる魔法、今までは使えないからいいやと放置していた魔法まで試してみた。その結果、魔の森のスライムは全滅寸前までいってしまった。スライムがあれで森の掃除屋と言われるような魔物だ、全部殺してしまうと森の生態系が壊れてしまう、だからかなり数が減って見かけなくなった時には焦った。
「スライムを養殖する、スライムスレイヤーって何者だろう」
「お断りだよ!!よっと、えいっ!!」
「なっ、何だこのガキ!!」
「ただの落ちこぼれの子どもだよっと!!」
俺は見た目は十三歳くらいの子どもだ、腕も細くて力もありそうになかった、でも最近少しだけど力が強くなっているのには気がついていた。それにあかり姉さんはできないことを俺に要求したりしない、あかり姉さんが言うのならそれは俺にできるってことなんだ。俺はそう信じていたし、それは間違ってはいなかったようだ。
「私を建物の上に放り投げて」
だからあかり姉さんがそう小さな声で言った時、今の俺ならできるって分かったんだ。そうして俺が放り投げたあかり姉さんは建物の天井にうまく着地してた、思った以上に軽かったからあかり姉さんは『浮遊』の魔法を使っていたはずだ。俺も『浮遊』の魔法を自分にかけて、目の前にいる薄汚い人間に飛び乗って足場にして、そうして上手く建物の天井に登った。
そこからはあかり姉さんと二人で走って逃げた、障害物のある魔の森でもよく走っている俺たちだ。このくらいの高さの建物の上を走るのは難しくなかった、多少の障害物なんて問題にならなかった。しばらく建物の上を走り続けて、それから大通りに出る前に下に降りて人ごみに入っていった。俺たちを追ってきた奴らはそこで諦めたようだった、俺たちを監視するような視線を感じなくなった。
「もうびっくりしちゃった、シエルくん。随分と力が強くなったじゃない」
「ああ、あかり姉さんの縛りプレイのおかげかな」
「うん、そう驚いたわ。『浮遊』をかける前に、軽く放り投げられたから」
「えっ!? あかり姉さんは『浮遊』を使ってなかったの?」
「そうよ、どう羽のように軽かったでしょ」
「うん、凄く軽かったよ。あかり姉さん、ちゃんとご飯食べてる?」
謎の人さらいから逃げ去った僕らはそんな軽口を言い合った、あかり姉さんを本当に羽のように持ち上げられたのは事実だ。俺はあかり姉さんのいうしばりぷれいというのが、本当に俺を強くしてくれるのかと改めて感じた。帰ったらさっそく色々と試してみたいところだ、その後は特に危険なこともなかった。あかり姉さんが俺の身分証を作り忘れてて、商店にまた行ったりしたけどそれくらいだった。
俺たち二人は無事にセーメイオン母さんのいる魔の森に帰ってきた、母があかり姉さんとだけお喋りして酒を受け取って喜んでいるのが分かった。もう母さんは俺のことなんかには興味がないのかもしれない、成人する寸前だしここまで育ててもらったのには感謝しかない、でも俺はなんとも言い難い漠然とした寂しい思いをした。
「いくよーっと!! うりゃああぁぁぁ!!」
そんなことがあってから俺は自分の力を色々と試すのが好きになった、あかり姉さんとの鍛錬も怠らないがそれ以外の時間がある、それでなんとデビルベアと勝負したりするようになった。言うまでもなく最初はもう少しで殺されるところだった、あかり姉さんが涙目で回復魔法をかけてくれたくらいだ。だからもう少し弱い魔物から戦うことにした、最初は最弱と名高いスライムからだったくらいだ。
そしてスライムの次はデビルバッドと、小さな生き物から試していくことにした。武器は自分の拳か適当にその辺で拾ってきた木片だった、これも全く普通のドラゴンならあり得ないことだった。普通のドラゴンならば自分の牙を折って、それを魔法で加工して武器を作ることができるのだ。でも俺はそんな魔法は使えなかった、だからお手製の武器である木片を持って魔の森をこそこそっと歩き回っていた。
「スライムって実は最強じゃない??」
最初はスライムにさえ苦戦していた、木片で急所の核を狙って叩くのだが、器用に核を移動させてスライムは避けた。酸を吐いてくるスライムもいて、気をつけないと怪我をするのはこっちだった。あかり姉さんが心配そうにしながら、一日の終わりに何が遭ったのかを聞いて、そうして傷を全て回復魔法で癒してくれた。
「ふふっ、シエルくんがやる気を出してくれて嬉しいわ」
「俺はもう少しでスライムスレイヤーになれるよ!!」
「はい、それじゃもう少し魔法の勉強もしましょう」
「うっわっ、それは絶対に眠くなるやつだ」
「いいえ、実戦的にすれば覚えも早いはずよ」
「それってどうするの?」
次の日の俺は因縁の敵であるスライムの前にいたのだが、いつものように木片でぶっ叩くのではなく、初級魔法を使おうとしていた。実は俺は初級魔法でさえ、ごく簡単な一部を除いてできていなかったのだ。あかり姉さんがにこにこ笑顔で俺の肩をしっかりと捕まえ、ごくごく簡単な初級魔法を使ってみせてくれた。
「『火炎』」
「おお、一撃で一匹。あかり姉さんにスライムスレイヤーの名を授けよう」
「ふふっ、ありがと。でも今度はシエルくんがやってみせてね」
「えーとぉ、魔力を集めて正確な魔法の形を描き、敵との距離を考えて魔法の言葉を慎重に……」
「違うわ、シエルくん。貴方は敵をよく見て『魔法の言葉』を唱えるだけよ」
「えっとこうか、『火炎』」
俺が『魔法の言葉』を唱えたとたんに、その場にいた全てのスライムが火炎に包まれ燃え上がりそうして消えていった。俺は一体この場所で何が起きたのか分からずに、唖然として口をポカーンと開けていた、そんな俺に向かってあかり姉さんはこう楽しそうに言ってくれた。そうもうとても楽しそうに、悪戯が成功した子どものような笑い方だった。
「うふふふっ、スライムスレイヤーさんの誕生ね」
「い、今の俺がやったの? マジで? 落ちこぼれの俺が!?」
「シエルくんは落ちこぼれてなんかいません、今も順調に成長中なのよ」
「嘘だろ、マジか」
「はい、マジです。他の魔法も見せてあげるわ、よく見ていてね」
「うん、そうしてみる。ありがと、あかり姉さん」
その後、あかり姉さんは自分が知っている限りの魔法、それらを全て俺に見せてくれた。あかり姉さんは賢かったから初級から上級魔法まで、大体の魔法は知っていて俺はそれを目で見て学ぶことができた。お手本をみることで、俺は魔法の正確な形を知ることができたのだった。すぐに中級や上級魔法を使うことはできなかった、でも俺は初級魔法ならもう上手く使えるようになっていたのだ。
そうして俺はスライムの大量殺戮者になった、初級魔法のいい的だったのでありとあらゆる魔法、今までは使えないからいいやと放置していた魔法まで試してみた。その結果、魔の森のスライムは全滅寸前までいってしまった。スライムがあれで森の掃除屋と言われるような魔物だ、全部殺してしまうと森の生態系が壊れてしまう、だからかなり数が減って見かけなくなった時には焦った。
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