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第17話 10日目宵の口 作法? なにそれ?

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「どこまで……んッ……予想外なのよ、狭間は……あッ」

 緊張気味に体を強張らせた各務の首筋に顔を埋めて、唇をそっと押し当てる。
 ビクッと身体を震わせて悪態をつきながら、各務は鼻から抜けるような甘い声を出した。

 クラスメイトの艶声は別次元の興奮で、気恥ずかしくて顔が一瞬で熱くなる。

 凄いなぁ。割と歩き回った後なのに汗の匂いもなく、湯上がり直後のようなボディソープの清涼な香りがする。
 さすがリア充。ボッチが凹むくらい清々しいな!

「嗅ぐなって……もう。恥ずかしい匂いなんてさせてないって」

 ついつい啄むようにすべすべした肌にキスの嵐を続けてしまう。女子の柔肌の魅力に負けそう。距離が近すぎてもう夢見心地。

「……うんうん、いいよボクくん、そこからゆっくりと下に移動していこうね」

 イエス! お嬢!
 首筋から少し凹んだ鎖骨のあたりに位置をずらすと、魅惑のおっぱいが頬に当たる。ああ、至高のふわふわ。このまま甘えるように頬ずりしてしまいたい!

「ど、どんなプレイなのよ……」
「……そのニヤけただらしないお顔、お姉ちゃん気分悪いかも」

 ぞくぞくと寒気を感じたように各務の震えが伝わってくると少し自信が湧く。
 同時に後ろから抱きついて二人羽織状態のお嬢の可愛い嫉妬を受けて、別の意味でぞくぞくしてくる!

 なんでもない僕でも彼氏持ちの女子を感じさせることができてることに感動を覚えてしまう。
 ここは春を売る女性で占められている街だから、特に今まで疑っていたわけじゃないけど、感じている演技なんて必要のない各務の素直な態度が胸に刺さる。

 気持ち悪くて悪寒が走ってる訳じゃ無くてなによりです。
 各務は我慢するように目を閉じて口をギュッと閉じているけれど、顔中に気持ち良さげな色がついていた。

「ふぅ……やっぱ、狭間だと後輩に抱きつかれてる感じしかしないわぁ」

 あーあー。聞こえない、聞こえない!

「……ボクくん、手でおっぱいを下からすくい上げるように触って」

 ぽふっとしたおっぱいの弾力を楽しんでいると、次の指示がやってきた。

「あ、ちょっと待って、下着脱ぐから……」
「……え、自分で脱いじゃうの?」

 いいの? みたいにお嬢が後ろから首を伸ばして僕に目で問う。

「……狭間」

 違うから! 特に自分で脱がしたいという執着はないから!
 そんなゴミを見るみたいな目で見ねのは止めて!

 各務はおっぱいで僕を受け止めながら器用に腰を浮かせてスカートの中に手を入れると、下着を脚から抜いていく。

 目のあたりにするのは2回目の、ピンクのローライズショーツの裏地までバッチリ見えて大興奮。汚れとかは見つけられなかった。どこまでもリア充だった。

 というか、そんなに簡単に最後の砦も剥がしちゃうの!?
 おっぱいもすぐに開放したし、思い切りのいい性格なんだな。
 それともエッチ大好きな淫乱女子とか?

「……違うから。男子って、すぐに力入れて引っ張るでしょ? 伸びちゃったらさすがに直せないからよ」

 顔に心の言葉が書かれているのか心配になるレベルの察しの良さだった。

 クシュッと丸まった下着はスカートのポケットに仕舞われる。
 見える面積に変わりはないのに、にゅっと伸びた張りのある脚の根本はノーパンだと思うと興奮するなぁ。

「……ボクくん、手が止まってるよ?」

 おかんか、お嬢。
 でも、そうでした。

 手を伸ばしてお嬢の指摘通りに左手でおっぱいに触れる。誰のおっぱいとも違う心地好く反発してくる温かさに感動する。

「……ん」

 各務は少しだけ甘い息を吐いた。

 おっぱいの手触りはどれだけ経験しても飽きることがない。何回でも新しい発見があるのが女子のおっぱいなんだな。
 ついつい力が入って揉みしだきたくなるのを必死に堪えてフニフニしてみる。
 たわわに実ったおっぱいが揺れる光景は垂涎もの。

「……ボクくん 優しくだよ? ボクくんは、たまに力が入っちゃうから」

 はい、すみません。暴走寸前でしたので反省します。
 乱暴に扱ったことはないけど、それでも強いんだ。女子ってどれだけ繊細なんだろ。

「……途中で惚気を入れないでよ」
「……あ、その、ごめんね?」

 そういう関係だと元々バレてそうだったけど、各務に嫌味を言われてお嬢があわあわしていた。とっても可愛い。

 壊れ物を扱うみたいに各務の胸を下から持ち上げる。
 重量感もそこそこある塊から、ふんわりと甘い匂いが漂った。
 肌が密着していた部分が汗ばんだのかな? 各務の本来の匂いだ。匂いフェチと言うほどではないけど甘酸っぱい匂いにクラクラする。

「ん……なんで男子っておっぱい好きかな……」

 多分、持ってないからだと思う。
 それとも、母親に抱かれていた過去の記憶が蘇るから?
 女性の象徴たるふくらみが視覚的にオスの部分を刺激してくる。

 おっぱいの頂きまであと少しの場所まで唇を移動させると、固くなった各務の乳首が確認できた。
 桜色に変化してぷっくりとふくらむ肌が高画質で迫ってくる。乳輪のツブツブしたところまでクッキリ見える4Kどころの騒ぎじゃないな。

「見すぎよ、バカ……あ、ちょっ」

 手で包み込むようにおっぱいの感触を優しく堪能していると癇癪を起こしたみたいに各務はジタバタしはじめた。

「狭間! ちょ、なに? ま、待って、なにその手……」

 各務が手を伸ばして僕の手首を掴んでくる。え? 力がはいっちゃった?

「なんか、滅茶苦茶気持ちいいんだけど? 猫のプニプニした手ででマッサージされてるみたい」

 ……。
 え!? まさか!
 慌てて手を広げて確認する。
 いつもの見慣れた手だった。

 ……びっくりした。
 師匠との特訓で僕の手まで肉球に変化したのかって焦っちゃったよ!

 気を取り直しておっぱいを手でゆっくりと揉む。弾力が強くて少しだけエリーさんのおっぱいと比較してしまう。ごめんなさい。でもエリーさんの胸の方がまろやかで指が沈み込むような熟成具合だな。

 もう、脳が蕩けそう。

「うひゃ、ちょ……おっぱいマッサージなんてすんなし!」

 ただ、揉んでいるだけなんだけど。
 ああ。フィットのお力が遺憾なく発揮されているのか。

 手首を掴んでいる手から徐々に力が抜けていくのが楽しい。

「あんッ……や……」

 明らかに性的快感の発露だった。
 指が乳首に当たるとブルブルと各務の身体が震える。唇も到達したので甘い乳首を挟み込んで刺激する。

「くぅぅぅっ!」

 ぎゅうっと手首を掴んだ手を握りしめて、各務は身体を痙攣させた。

「……あ、これ、いっちゃったね、ボクくん」

 え? これ、軽いアクメ?
 びっくりしてお嬢を見てしまう。

「……ボクくんのお友達、凄い敏感でエッチな身体みたいだよ」

 少し離れた場所で立っていた立花も驚いたみたいで口を手で押さえていた。

 クラスメイトを絶頂に導いた!
 その興奮と達成感だけで僕もいっちゃいそうです!

 数秒間恍惚の表情をしていた各務は、お嬢の言葉に我に返って目を見開いた。

「ち、違っ……いまのは……びっくりしただけ!」

 顔を真っ赤にして可愛いなぁ。
 女子の身体ってびっくりしたら絶頂するんだ。

「その顔……後で覚えときなさいよ? ていうか狭間、どんだけテクニシャンなのよ? ホントに童貞?」

 いえ、本当は童貞ではなく素人童貞です。
 お嬢が、うふふと意味ありげに笑っている。お嬢も僕の童貞を奪ったつもりなんだろうけど誤解だよ?

 でも、こんなに分かるくらいに女子を感じさせたのは初めてかも。

「乳首でこんなに感じるとか初めてよ、びっくりした……あっ、ちょ、こら」

 興味は尽きず、次ははっきりと自己主張をしている桜色の頂きを口に含む。
 ん、甘くてふにゃふにゃ。軽く吸ってみる。舌でたっぷりと乳首を転がす。

「やだ……ヤバいって」

 同時に指で反対側の乳首を指の腹で優しく円を描くように愛撫する。

「すご、これ。身体中に電気が走る……んんッ……あッ……」

 耐性ができたのか、感じても連続絶頂とかエロマンガみたいに上手くいかない。
 少し残念。

 でも、女子を感じさせると男子は自信がつくものなのです。

「……ボクくん、おっぱいに夢中だね……お姉ちゃんちょっと灼けてきたかも」

 痛いから、腕をつねらないで!
 指導しているのはお嬢だから!

「……僕くん、お友達の脚を大きく広げて、恥ずかしいとこをジロジロ見ちゃいなさい」
「……なに色々すっ飛ばした指示出してんのよ!」

 各務の慌てようから、セックスの作法を逸脱しているのがなんとなく分かるけど気にしない。

「……ボクくん、そうしたいんだよね? 気になってるんだよね?」

 耳元で囁かれる。
 うん、その通り。
 お姉ちゃんは弟のことなんてなんでもお見通しだった。

 慌ただしい異世界でのエロイベントでは、女性の恥ずかしい部分なんてじっくりと見る暇なんてなかったから。
 半分以上無我夢中だったし。

「……ちょ、嘘……本気?」

 今まで照れることなんてなかった各務が、かぁっと赤くした顔を背けて両手で多い必死に隠そうとする。
 そのギャップがとっても滾る。

 顔を移動させて、抵抗して力が入る脚の間に体を割り込ませた。
 スカートがまくれ上がると、クラスメイトの女性器が丸見えになる。

「バカッ、そんなジロジロ見るなって……デリカシーなさ過ぎでしょ!」
「なんか、凄い……」
「感想も言うな!」

 いやいやと首を振る各務が少し可愛く思えた。
 脚の間の究極の乙女の奥地は感激の一言だった。
 丁寧に手入れがされた陰毛が楚々と茂っているけど大変薄い。割れ目付近は永久脱毛したみたいにすべすべでツルツルでツヤツヤだ。ぷにっとした大陰唇が盛り上がって、ぱっくりと割れた場所は左側だけ少し発達した卑猥な小陰唇がくしゅっと縮こまっている。

 ひくつく粘膜はたっぷりの蜜で潤っている。
 複雑な粘膜の連なり。
 思っていたほども赤くもなく白くもなく、少しだけくすんだ色合いが妙にリアルで生々しい。

 クラスメイトのあそこからは、少しだけ酸味のある匂いがした。

「ほら、ボクくん、舐めてほしそうだよ?」
「ちょ、あんた、わざとやってるでしょ!」

 舐める行為って、クンニリングスって言ったっけ? 
 こんな急展開で女子の秘所に口をつけるなんて、作法としては頂けないんだろうな。

 でも指示に従う。好奇心旺盛の漢だから。
 指摘された通りすごく気になっていたから。

 そっと割れ目を指で広げると「ひゃっ」という各務の裏返った声がした。朱色の粘膜が合わせるようにひくついて、下の方の穴付近にネットりとたまっていた愛液が気持ちよさで増産されたのかトロリと垂れる。悩殺されるいやらしさだけど、美しいとも思ってしまった。

 きっと綾小路との愛を育む時のような行為とは掛け離れた作法なんだと思う。

「彼氏がいるのに浮気するなんてエッチな子なんだね」
「ち、違っ……」

 首を伸ばしてのぞき込むと、各務は泣きそうに眉を潜めていた。
 そっか。契約が成立していてもこれは浮気行為で不貞行為。
 寝取りプレイにちょっぴり興奮。

「……ほらほら、ボクくんが舐めやすいように足を抱えてあげて」
「後で殺す……」

 暗殺者の目をした各務だけれど、素直にふとももの後ろに手を回してM字開脚を披露した。
 体勢的に辛いのか、そのままベッドに仰向けに倒れ込む。腰が上がってさらに花弁が丸見えになる。
 見てはいけないアナルまで、ヴァギナローションが垂れていた。

 さあ、舐めてって誘うみたいな妖艶な体勢。だけど、身体は小刻みに震わせている。
 各務にとっては、顔見知りボッチクラスメイトに対する恥ずかしくて屈辱的な格好。
 でも、口では抵抗するけれど案外あっさりと理不尽な要求に従ってくれる。
 身体を売ったという責任感?

「……さ、ボクくん、たっぷりと楽しもうね」
「楽しむな……」

 うん。
 躊躇うことなく顔を近づけて、少しだけメスの匂いがする粘膜に舌をつける。
 にちゃりという品のない音が響く。
 後方で息をのむような音がしたのは、立花かな?

 生暖かい愛液がぬるりと舌に絡まった。少しだけしょっぱくて、でもほぼ味はしない。
 下から上に割れ目を舐めあげると、ビクビクっと各務の身体が陸にあげられた魚みたいに跳ねて、軽くおつゆが噴き出す。

「ちょ……んッ……舌が……やだぁ」

 割れ目に沿って舌を這わす。ひくひくと身体全体が震えていた。
 口の中に広がるぬめりを唾液で溶かして飲み込んでみる。

「やだっ、ちょ……んあっ、待っ、すごっ……舌が、あそこに張り付いてる!」

 ぬるぬるした柔肉の間を舌でなぞると、奥から押し出すように次々と天然果汁を絞り出してくる。
 濡れ方が本当にすごい。垂れた分がシーツに染みを作るほどだ。

 粘膜は溶けそうなほど柔らかい。しかも下に絡みついてくる。

「やだっ……ンンッ、どうして……舌が中に……うぅっ、はいって」

 下の方に凹みがあって舌をねじ込むときゅんきゅんと拒むように締め付けてきた。
 夢中で口を密着させていたから口元に愛液がねっとりと付着する。

「……いくら……ンッ、綺麗にしてるからって、舐める? ふつう、そんなとこ……」

 綺麗にしてる?
 違和感があるけど、確かにお風呂でシッカリと洗ってきましたみたいな清潔さだ。

「幸人にも……そんなこと……されたことないのに」

 そうなんだ!
 じゃあ、各務のアソコにキスをしたのって僕が初めてなんだ!
 男子は処女性が大好物です。

「僕も初めてだよ、女子のここを舐めるなんて」
「そんな情報、どうでもいい! いらないから、この童貞!」

 違うよ? 素人童貞だよ?

「……ね、美味しい? ボクくん」
「うん、不思議な味だよ、お姉ちゃん」
「あ、味わうな!」

「……お姉ちゃんのも……後で味わってね?」

 お嬢のあそこと味比べ!?
 興奮は更に増大。

 いつのまにか後ろから手を回したお嬢が僕のペニスを手でさすっていた。
 ペニスははち切れそうに固まっていた。

「あっ……いい、加減に……もう、いつまで舐めんのよ、変態!」

 でも各務、気づいていないのか微妙に腰を揺らして口に押し付けてきてるよ?

「……ボクくん、そこの膨らんでいるところを」

 ひだの集まりに隠れているクリトリスだ。
 舌に少しだけ抵抗があるコリコリとしたふくらみを集中的に舐めると効果は絶大だった。

「ひぐっ! だめっ、そこダメ!」

 各務は仄かな石鹸の匂いを溢れ出す愛液の匂いで追い出していく。
 トロトロとした密が舌に糸を引く。徐々に透明なお汁は白っぽく変化していた。

「また、いくって……いくからっ」
「……ボクくん、そのままの強さで続けてあげるんだよ?」

 舌でお豆を弾くのをリズムよく続ける。
 びくんっ! 各務が大きく身体をはねる。

「ちょ、やば、舌やば、……いくっ……ホントに、いくからぁっ」

 各務の手が伸びてきて、ボクの頭をギュッと押さえつける。
 その直後、各務は身体を大きく反り返らせて、「いっ、いっくぅっっっ!」と絶叫すると大きく絶頂した。身体がベッドでバウンドする。おなかが痙攣して波打った。

「え……ハル……大丈夫?」

 横になっても形が崩れない異次元おっぱいを大きく揺らして息を吐いて、各務は肩で息をしながら脚から離した手で顔を覆っている。
 立花の心配そうな声にも反応しない。

「……ふふ。じゃあ、ボクくんのも気持ちよくしてもらおうね」

 お嬢の慣れた手でスルスルと服を脱がされていく。
 裸になると、立花は恥ずかしそうにボクの身体から目をそらしていた。
 各務が無反応のうちにセックスするのかと思ったら、違ったみたいでお嬢に手を引かれてベッドの上に。
 制服をはだけさせてベッドに寝た各務は、まだ頭の中が真っ白になったみたいに放心していた。

「……はい、ここにまたがって」

 心神喪失状態の各務の顔にまたがる。
 手をついて四つん這いになる。
 男が上のシックスナインの状態だ。
 何が起こっているのかわかっていないご様子の各務の口元に、はち切れそうなペニスがお嬢の手に握られて誘導された。

「ちょ……なによ、やだ……」

 各務は少しだけ顔を背けたけれど、お嬢がペニスを握ってゆっくりと近づけて滲んだ先走りを綺麗な唇を彩るようにをこすりつけていると観念したように口を開いた。

「あぶっ……んん! ひゃっ」

 熱い。各務の口にペニスが刺さる。反射的にちゅっと吸い付いてくる。
 口の中が、すごく熱い。
 朦朧とした各務は、最初こそ抵抗して逃げようとしていたけれど、口の中にペニスが当たる度に唾液を口の中にため始めて、徐々に舌でなめ始めて吸い付き始めた。

 10日前の僕が聞いたら失神しそうな状況だった。

「しゅご……なにこれ……しょっぱいけど、美味しい……口の中……当たって気持ちいい……」
「……ふふ、ボクくんのおちん○ちんって口の中に入れると気持ちいいよね」

 吸い付いて、なめ回して、顔を上下に動かして口を使って扱いてくる。
 やわらかい喉の奥に当たってペニスは喚起を震えて表す。

「なにこれ……んぶっ、口の中……ぎぼち、いい? ぐぼっ……怖い……じゅぼっ」

 なんて、気持ちいい口の中の感触。
 我慢できなくなって、覆いかぶさって各務の割れ目にもう一度口を当てる。舌でなめ回す。指を膣にいれてかき回す。
 その間もセックスする勢いで各務の口の中でペニスを出し入れする。

「おぶっ……ぶじゅっ……ぎ、ぎもち……いいっ、まだいぐぅっっ」

 喉の奥を突かれて苦しげに、でも自分から積極的に飲み込む勢いで各務は吸い付く。
 勝手に腰が動いて各務の喉奥までペニスを突き込んでしまう。

「おぐぉ……しゅご、しゅごいぃぃ、びったり……ぎもち……いいぐぅっ」

 強烈に吸いまれながら舌が絡みついて喉で締め上げられて、ペニスは耐えきれずに爆発寸前。

「各務、でちゃう、いっぱいでちゃう!」

 腰が持っていかれそうなくらい喉深くまで飲み込まれる。もっと奥までと誘うように各務の両手が腰に回された。身体が浮くくらい抱きついている。

 びゅーっと勢いよく各務の喉で射精が始まる。
 口の中でビュービューと勢いよく射精する。この世のものとは思えないバキュームに全部吸い取られてしまいそうな気持ちよさでもう訳がわからない。

 勢いよく、各務の中に埋めていた指の出し入れを激しくすると、びしゃっと潮を噴いた。

「らめぇ……い、ぐぅぅぅっ! わだぢも……いっぐぅぅぅっ」

 各務は激しく身体を痙攣させた。

「……あは、出たね、ボクくんの」

 身体が痙攣する。腰がとろける。吸い付かれて、次の番を待っていた精液まで吸い取られる感じ。

「ほら、飲んであげてね?」

 意識が飛びそうな気持ちよさの中、コクリと喉を鳴らす音が聞こえる。
 小さくなったペニスを吐き出した各務は、苦しそうにゲホゲホと咳き込んでいた。
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