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第2部

第40話 ある日の夜の王妃様[雌ブタバージョン]

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「また……固くなった……」

 精液を残さないようにお掃除中の王妃様のお口で完全回復。
 お口から抜けて反り返ったペニスがちゅぽっと卑猥な音をたてた。
 唾液が糸を引いて扇情的。

 赤い瞳はうっとりと閉じられて、開いたままの赤い唇は艶々と濡れている。
 気分が出てますね、王妃様。
 ここまで来たら、王妃様の雌ブタ具合がどこまで伸びるのか見てみたい。

「王妃様、入れてほしいなら、犬みたいに四つん這いになってこっちにお尻を向けて」

 開いたばかりの目を丸くして、「ひっ」と王妃様は身体を戦かせた。
 夜の王妃様は昼の王妃様と違って記憶を共有しているみたいだから、自分が頭を垂れるなんて屈辱以外のなにでもない。

 懇願する事すら葛藤なのに、おねだりなんて以ての外。しかも内容は身体の疼きを止めるためにセックスを所望とか、失神ものの恥辱だよね。

 色々な要素が絡んだマゾ体質の王妃様が、これで昂ぶらないわけがない。
 王妃様は興奮で打ち震える豊満な身体を制御して、ノロノロと四つん這いに。

 なっちゃうんだ!

 これで、どうか許してと、潤んだ赤い瞳で懇願してくる。
 その顔が素敵です。でも、調子に乗ってる第3王子は容赦なし。

「……ジュリーナ母様、もっといやらしくおしりを上げて、頭を落として、足を広げてくれないと、中まで見えないから入れられないよ?」

 母様呼びで王妃様は顔面蒼白。もう白目寸前。
 人様にみせられないような恍惚なアヘ顔になった。

 成り行きを見守っていたビビィとシーラも手に口を当てて呆けていた。

「は、はい……」

 王妃様は高く上げた大きなおしりに両手を当てると、割れ目が広がるようにぐいっとひっぱる。
 後ろから性器をくぱぁ!
 にちゃっとした糸が引いて朱色の粘膜が頼りない灯りの中に浮かび上がる。

「も、もう……これで……」

 きれいに手入れがされているアナルも広がって丸見え状態。
 テラテラと割れ目全体が愛液と潮の名残で光っている。

「そうそう、もっとおしりを振って、しっかりおねだりしてくれないと、何をしたらいいのか、分からないよ?」

 びくんっと身体が振動する。王妃様の開ききった膣口から、たらりと透明なおつゆが垂れて伸びていく。ゆっくりと、発情した獣みたいにおしりを振る。

 もう、まぎれもない雌ブタ王妃様だった。

「おねがい……します……入れて、ください」
「何を?」

「クロの、クロの、あれ……おちんちんを……い、いやっ!」
「どこに?」

「わ、私の……お、女の穴に……」
「入れてどうしたらいいの?」

「つ、ついて」
「えー、つくだけでいいの?」

「も、もう……許して……お願い」

 だらだらと愛液が溢れ、発汗した肌は更に色っぽく、息まで上がって涙目だ。
 うんうん、ゾクゾクします。

「さあ、ジュリーナ母様! もっと大きな声で、はっきりして欲しいことを言って!」

 肉付きのいいおしりをぴしゃりと叩く。
 それだけで絶頂したみたいに王妃様の身体は震え上がった。

「わ、私の女の穴で一生懸命擦るから、クロの濃い精液を中にいっぱい注ぎ込んで! 腹ボテで国民に言い訳できないような身体にしてほしいの!」

 え? あれれ。

「中に、ほしいの、クロ。私もクロの赤ちゃんがほしいの! だから、私のいやらしい女の穴を中までいっぱいにしてぇ!」

 じゅわっと愛液が割れ目から押し出される。ぴゅるっと小さく潮噴きまで。

 あれあれ?
 予想以上のおねだりが来ちゃったんですけど?

 身体の疼きを鎮めるだけじゃなくて、子供が欲しいから腟内射精を要求。

「赤ちゃんが欲しいの? 王妃様?」
「欲しいの! ほしいのぉ!」

 ああ、そうか。

 どうして今日に限って王妃様が僕を呼び出して、来ると分かっているのに身体を昂ぶらせ、我慢できずに自慰行為までに至ったのか、ようやく理解できました。

 これは、王妃様なりの嫉妬の形。
 ほぼ同時期に関係を持った女性たちがぞく続々妊娠報告。

 一人はライバルみたいな同年代。
 一人は実の娘。
 そしてもう一人はメイドで庶民。

 自分の立場は、この国で最高の権力を持つ王妃様。
 負けず嫌いの血が騒いだのか、可愛がっていた息子同然の末っ子を寝取られた上孕んだからか。

 王妃様のプライドはズタズタだった。
 ツバァイ母様が心配そうにしていたのは、そういうこと。
 だから、立場とかこの先とか、関係なく僕の子供が欲しかったんだ。

 うん! 愛されているって素晴らしい!

 葛藤は絶対にあるはず。

 昼には見せない夜の王妃様の痴態はマックス。
 父上が亡くなってあとを継いだ王妃様が未婚のまま、異世界では年増の部類で子供を妊娠するなんて、国民に言い訳ができないのに。
 それでも子供を欲しがる。息子代わりの種を欲しがる。
 普段なら奥底に沈んでいる欲求とか衝動が、偶然の絡み合いで浮上してきた。

 このまま流されるままに王妃様を妊娠させてもいいのかな?
 うーん。まあ、いっか。
 ここは前向き第3王子として振る舞おう!

 同時に女性が3人もおめでたなら、ビッグウエーブに乗れるかも!
 3人も4人も一緒だし。
 きっとベビーラッシュで迷彩になって有耶無耶になる。
 最悪、病気療養とかで人前に出なければ済む話。それができてしまうのが王族だから!

「よく言えました!」

 もちろん、そんなことは想定内だと、前向き第3王子は動じたりいたしません。

 王妃様の掴みやすい細い腰を両手で固定して、もう我慢出来ない滾りまくった肉棒を、十分解れている穴にピタリと当てる。
 割れ目を開いていた王妃様の手が、場所を修正してくれる。全自動雌ブタオナホール。

 ぬちゅりとぬめりを感じたペニスを一気に突き刺す。

「ひっ、ぐ、あぁぁぁ」

 ずうにゅっと、抵抗するネトネトの粘膜を一気に割広げて腰をずんと打ち付ける。

「ぎだぁっっ! クロのきたぁぁぁ」

 王妃様は、背中を反らせると、そのまま硬直した。
 息が止まってしまったように、ブルブルと身体を震わせる。

「いっ、いぐうぅっっ!」

 大絶叫!
 邸宅中の人に聞こえるような大声で王妃様は自分を解放した。
 まあ、艶声だし、気付いても気遣ってくれるはず。

 ていうか、うわ。入れただけで絶頂するなんて、エロマンガの中の出来事かと思ってた。

「お……ぅぅ、ふ、深いぃぃ……」

 ぎゅうぎゅうと中を締め付けながら王妃様は小刻みに身体を痙攣させる。
 両手でおしりの肉を開いたまま、腰をグイグイと押し付けてくる。

 絡みついてくる媚肉をペニスで擦り、気持ちよくなる場所を探す。
 異世界の女性特有のタピオカに触れると王妃様は「おひぁぉぅ、しゅごぉぃぃ」と呂律の回らない獣じみた嬌声で教えてくれる。

「ズボズボって擦られるぅぅ、ぎもぢぃいぃぃっ、あ゛っ……おぅ……いぃ、いぐいぐぅっ」

 大きなおしりを両手で後が残るくらい強く掴んで腰を打ち付けて、パンパンと肉があたる卑猥な音を出す。

「すごぃぃぃっ、は、はげしぃぃっ、あっ、あぁっ、クロのが、ふくらむ……あぐぅっ」

 どのくらい、王妃様の中を堪能したのか分からない。
 まだ、数分かも知れない。
 息が途切れる。
 ペニスの気持ちよさしか考えられない。
 中に出したい。
 王妃様の中にいっぱい出したい。
 身体が熱くて頭も熱くて何も考えられなくなった。

 薄暗い部屋で蠢く王妃様の白い背中に玉の汗が浮んでいた。
 鼻腔には女のリアルな匂い。
 パンパンと肉の打ち合う音と、王妃様の甘くて獣じみた嬌声だけが聞こえてくる。

「いぐぅっっ、また、いぐぅぅっ」

 王妃様はもう何度気をやったのかわからない。
 あの綺麗な声が掠れている。

「クロ、もっと、もっとして、もっと汚して犯してぇっ!」

 ざらっとした膣壁で擦られて、お口で準備が整っていたペニスは痛いくらいに昂ぶって、王妃様を孕ませるという精神的な昂揚ですぐに絶頂感は襲ってきた。

「ジュリーナ母様っ、出ちゃう、もう出ちゃう!」
「出して……んぐぅっ、な、な、中にいっぱいぃぃっ」

 きゅうとおねだりするように中が締めつけられた。
 膣内の壁を擦るペニスが動きづらくなるくらいの締めつけに、ぞくりと腰が甘く疼いた。
 次の瞬間、どくんと心臓が鳴る。

「う、あっっ」

 びゅーっと物凄い快感で意識が飛ぶ。
 王妃様の膣穴のもっとも深い奥で暴発する。

 王妃様の中に初めての射精。
 これは、すごい。

 王妃様の穴が吸い付いてくる。これが、妊娠を望む女の膣。
 一滴もこぼさない締め付けと吸引。

 王妃様は中で撒き散らされる精液をしっかりと受け止めた。

 出し終わっても気持ちよさは消えない。もっと出したい。すぐに動き始める。

 出しても止まらない。
 何回でも出せる。
 王妃様を孕ませたい。
 気持ちが強すぎてもう何かわからない。

 気持ちよくなったら我慢なんてしないで中に放出。
 ぎゅっと締め付けて邪魔してくる王妃様の肉の壁をこじ開けて、子供ができる場所に思いっきり精子を飛ばす。

 孕んで王妃様! 僕の子供でお腹を大きくして、息子に孕まされたって国民の前で宣言して!
 昼の王妃様に、淫乱な夜の王妃様が本物で、僕の雌だって認めさせて!

「出てる……また、出てる。赤ちゃん出来るぅぅ、クロの赤ちゃん。あの人の子供に孕まされるぅぅっ」

 びゅーっとあったかい王妃様のなかに最後の一滴まで出し切ると、僕はもうフラフラでそのままベッドに倒れ込んでしまう。

 もう、出ない。身体がピクリとも動かない。

 ぶほっと下品な音がしてドロドロと、入り切らなかった詰め込んだ精液が王妃様の穴から逆流して、泡立って噴き出している。

 王妃様も両手で割れ目を広げたまま、硬直していた。
 赤く広がった割れ目の穴からじゅわっと白濁した精液を、とろとろと吐き出したまま動かなかった。
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