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第21話 電動バイブとオナホール その3

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 このままユリスが気をやって失神でもされたら溜まった欲望の行き先に困るので、バイブの動きを振動だけに変化させる。

 エロ妻はいかさず殺さず。

 はーっ、はーっ、と激しく息を乱していたユリスは、次第に落ち着きを取り戻す。
 だが、完全に止まったわけではなく微妙に振動するバイブに身体が疼くのか、腰の動きを止められないユリスはかなりエロい。

「あっくんは……意地悪です」

 それはバイブを入れたことなのか、中途半端に動きを止めて焦らしたことなのか?
 妄想を誘うくらいに見上げてくるユリスの汗が光る美しい顔は淫らだった。

「うう、まだうねうねしてる気がします、あっ……もう! 元気すぎです!」

 バキバキに勃起したペニスでおっぱいを突かれて苦笑する。

「えーと……お口でするの?」

 ユリスは仕方ないなぁと目を細める。ペニスを妖しく濡れる瞳で魅了してくる。
 無意識なのか赤い舌をチロリと見せて舌舐めずりをした。

「はい、いいですよ、あなた」

 喉まで犯してくださいと、おねだりをするように口を開く。
 ひくっ、ひくっと腰を我慢できずに前後させながら、時折悩ましげに切なそうに眉尻を下げる。

 挿入を痛がり怯えていた人妻がここまで成長したとはな。
 感動すらある。
 もうユリスは俺の女だ、間違いない。

 絡み尽く舌の柔らかい感触や吸い付く喉奥の甘美は捨て難いが、今回は改造した制服を試したい。
 ペニスを胸に沈み込むように当てると、我慢できずに漏れ出ているカウパー腺液がべっとりと布を汚した。

「……うふふ、あなたので汚されちゃいました。これ明日も着る予定の制服ですよ、あなた?」

 ユリスは顔を上気させて胸をぐいぐいと押し付けてくる。
 ユリスこそが気に入っている制服だというのに、嫌がる素振りもない。

 アレクが悦んでいるからだろう。
 何故だが少し胸が痛い。
 どこから出てくる感情なのか不思議だが、モヤモヤした気持ちはユリスで気持ちよくなって晴らすとしよう。

 指で胸の真ん中下辺りの部分を引っ掛けると、一部がめくれてチラリと白い肌が覗く。

「ふえ?」

 ユリスは間の抜けた声を出した。
 一部スク水に備わっていたという伝説の水抜き穴のような作りだ。

「あ、穴が開いてますよ!?」
「ああ、改造した」

「穴を開けたのを改造とは言わないよ!? あっくん!?」
「通気性が良くなる。この大きさだから、蒸れてしまうのを防げるだろう?」
「あっくん……凄く大きなお世話だと思います」

 乙女なユリスは汗臭さや汗疹を指摘されたと勘違いしたのか、恥ずかしそうに頬を赤くする。

「あ、あ、み、見てはだめです!」

 慌てて胸を両手で抑えている。
 穴の位置は決定的な恥ずかしい所が見える位置ではないぞ?

「なんですか、これ……なんですかこれ……」

 なんのために穴を開けたか?
 ユリスは頭を混乱させている。
 まあ、あまり褒められるような類いのものでもない、妄想が具現化した代物だからな。

 混乱しているユリスの前で、トロトロのローションをペニスにたっぷりと馴染ませる。

「え? あなた?」

 口にいれると思っていペニスがローションまみれになったので、ユリスは怪訝そうに目を細めた。
 少しだけ唇が尖り気味なのは、咥えられなくて残念だったからか? 萌えるぞ、その顔。

「お口はいいのですか? う、なんだか……すごく興奮してますね、あなた」

 そんなにアレクを口の中に迎え入れたかったのか? 可愛い人妻め。

「言うまでもないがユリスの口は最高だ。だがまだ、視野が狭いと言わざるを得ない」
「言わざるを得ないんだ……」

「ユリスの身体はどこでも俺を気持ちよくさせることができることを証明しよう」
「……間に合ってるから大丈夫です」

 そのまま空気穴からペニスを突っ込むと、しっとりと汗で湿るユリスのおっぱいの谷間に挟み込まれた。
 ユリスは突然の奇行に目を丸くしたが、すぐに火傷でもしたように片目を閉じる。

「ふわ……熱い、あっくんの」

 ユリスの魅惑の胸の谷間にぬるぬるのペニスをそっと差し込む。
 ああ、素晴らしい! 夢にまで見たふわとろの乳圧だ。

「キツキツのユリスの中もいいが、これくらいの締め付けもまた気持ちがいい」

 ユリスはバイブに微妙に犯されながら、胸を使う俺を見上げてキョトンと首を傾げた。
 
「あっくん……あっくんのがおっぱいの隙間に入ってますけど……まさかとは思うけど、そのために穴を開けたのかな?」

 正解だ。パイズリをするための改造だからな。
 巨乳で見事に盛り上がる胸部の布が、谷間を超えたペニスで丸く押し上げられた。
 着衣パイズリだ。

「変なあっくん……おっぱいで気持ちよくなりたいの?」

 ノーマルな性生活オンリーの清楚妻はおかしそうにクスクス笑う。
 悪戯を見守る姉みたいに。

「ユリス、手で胸を寄せてみてくれ」
「え? はい、あなた」

 両サイドからぎゅっと乳房が寄せられると、乳圧が少し上がりしっとりと湿った肌がペニスに吸い付いてくる。最高すぎて言葉が出ない。

 腰を前後に振ると、にゅるりにゅるりと音を出しペニスに得も言われぬ気持ちよさが伝わってくる。
 人妻の子供を育てる神聖な乳房を汚している。
 しかもバイブで犯されながら。

 こんなのが気持ちいいの? という無邪気な表情が溜まらない。
 無垢な心を犯しているような罪悪感まで美味しく頂けるとは!

「熱いのが、どくどくいってます」

 前後に腰を動かすと、反り返ったペニスの、裏側がユリスの肌をこすり気持ちがいい。
 サイドは汗で湿る乳肉がピタリと貼り付き容赦なく擦り上げる。

 気持ちよくて呻くとユリスは本当に幸せそうに微笑み、もっと気持ちよくなるようにおっぱいを圧縮してくる。

「ふふ、変なあっくん。じゃあ、もっと気持ちよくしてあげますね?」

 さらに左右の膨らみを上下に交互に揺らしてペニスに追い打ちをかけてきた。

「はーっ、はーっ、あっくん、可愛いね」

 最高の笑顔と胸の谷間でニチャニチャと音が鳴るギャップに、我慢していた気持ちよさが駆け抜けた。尿道が広がって大きな塊が上ってくる。

「ユリス、出る!」
「うん、いいよ、あっくん」

 びゅっと、暖かく締め付ける乳房に挟まれたまま乳の中に射精してしまう。
 腰の奥の甘い疼きが開放されて、ため息が漏れるような放出感に酔う。

「うひゃっ、熱いよあっくんの……」

 ヌルヌルが増して更にビュルビユルと精液が噴出する。おっぱい中射とでも表見するべきか。
 これは気持ちがいいものだ。柔肌にこすりつけて欲望の限りをぶっかける快感は、口や性器とは違う冒涜感がある。

 胸元には元気が良すぎて飛び散った男汁が付着する。

「ふああ、どくどく出てます」

 じわりと中から精液が滲み胸元に卑猥な染みを作った。
 息を乱しながら出し尽くす。

「うふふ、気持ちよかったあっくん?」
「ああ、ユリスの身体は最高だ」
「複雑ですけど、でも嬉しいですあなた」
「ユリス、手を離してくれ」
「え? はい」

 中にすっかり出し切ってからペニスを抜くと同時に、胸元のボタンを外すとおっぱいを包む布がぺろんと剥けた。

「あわわ! いつの間にかボタンが外せるようになってた!?」

 気付いていなかったのか。

 寄せられた白くむっちりとしたおっぱいがくっつき合い、強烈な谷間が見えた。
 布の押さえがなくなると豊かな胸がゆっくりと開放される。

「あわわ、おっぱいが見えちゃいます!」

 真ん中に放った精液の跡が生々しいくねっとりと貼り付いて糸を引く。
 我ながら大量だ。ユリスの白い胸に出した精液が奇妙に広がる光景はまるでロールシャッハテストのようだった。

「うう……えっちです……ベトベトです」

 清楚な制服姿なのに、白くて丸いおっぱいが精液まみれの状態で丸出し。
 実に綺麗でいやらしい。エロアイテムショップの女将にぴったりだな。

「ユリス、きれいにしてくれるか?」
「え? はい、あなた」

 ユリスは頷くと、膝立ちから四つん這いになって精液で汚れたペニスを躊躇うことなく口に含む。
 待ち遠しかったように楽しげにほころばせた口元がペニスを頬張り丸く広がる。
 べとついた汚れを落とすように丁寧に舌が這いずり、口内の粘膜が吸い付いてくる。
 恍惚の表情で間男のペニスを嬉々として頬張る人妻には、ご褒美を与えねばな。

 止めていたバイブのスイッチをいれてやる。

「も、もがむ、お゛お゛、お゛お゛、お゛お゛!」

 びくんと身体を離させたユリスは、唾液を垂らしながら更に強くペニスに吸い付いてきた。
 出したばかりだというのに回復傾向のペニスを喉の奥まで少し強めに貫く。

「お゛ぼっ……ぐぼっ……お゛お゛」

 跳ね回るバイブの動きに腰を痙攣気味に振りながら、喉奥まで犯されたユリスは目尻から涙を流す。だが、その表情は桃源郷を前にした歓喜にまみれていた。

 おっぱいをむき出しにした制服で、口は喉まで犯されて、下の口はうねるバイブに責められられて悦びに身体を震わせる人妻。
 何度か達しているのか、時折前後に振っている腰の動きに痙攣が混ざる。

「お゛ぐぅぅ、おぐぅぅ」

 ユリスのもう失神寸前。
 人妻の痴態にたまらず間を開けずに催して、喉の奥に精液を流しこむと、強烈に喉を締め付けた後、ユリスは意識が飛んだように白目をむいてガクガク震えた。

 口からペニスをぐほっと吐き出すと、口からは精液混じりの胃液を吐き出し、出ている途中の精液を顔に浴びてひゅうひゅうと声にならない嬌声をあげる。
 心配になるほどの深い絶頂に身体の痙攣が止まらない。

「おい、ユリス、大丈夫か?」
「あ、あなたぁ……私、あっくんとアレクに犯されてますぅ……」

 うわ言のような声。
 どきりとする言葉に寒気がした。
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