455 / 568
455. 神童爆誕
しおりを挟む「ハイ! これ、テンガのコントローラーです!
ご主人様がイキ失神してる間に、元々ご主人様が装着していたビキニアーマーを、オリ姫に完全トレースさせたので、コントローラーが使えるようになりました!」
シロが、イキ失神から目覚めた俺に、テンガのコントローラーを渡してきた。
「俺に、テンガコントローラーを与えちゃうのか……」
「ハイ! 僕、ご主人様と一緒に、学校に行けませんので!」
「こんなの与えられたら、毎日、オ〇ニーしちゃうじゃないかよ!」
「そこは、自分で考えて自制して下さい!」
「俺、9歳の幼女なんだぞ! 9歳の幼女に自制なんて出来る筈ないだろ!」
「まあ、そのうち飽きますよ!」
「そんなの嘘だ! オ〇ニー覚えたての男子中学生は、暇さえあればオ〇ニーしまくるって決まってるんだよ!」
俺は、過去の経験から断言する。
「ご主人様は、女の子で、9歳だから大丈夫ですって!」
「9歳なら、なお悪い! 子供っていうのは、夢中になると眠くなるまでヤリ続けるんだぞ!」
「子供って、そんなに集中力ありますかね?」
「俺は有る! 何せ俺は、精神と時の部屋での1000年間の修行に耐えた男だぞ!」
「確かに、ご主人様は、やる時はやる男じゃなくて、幼女だから、毎日オ〇ニーをし続けるかもしれません!」
「だろ!」
俺は、エッヘンと、まな板の胸を張る。
「だけど、それって、自信満々に言う事ですか?」
「エッ? 男子中学生は、『昨日、オ〇ニー3回しちゃったよ! テヘヘヘヘヘヘ』とか、普通に自慢するぞ!」
「それは、ご主人様が通ってた中学校だけじゃないですか?
まあ、それはどうでも良いですけど、普通、女の子は、昨日、3回もオ〇ニーしたとか言いませんから!」
「そうなのか?」
「そうですよ! ご主人様は、ちょっとは、女性を学んで下さい!
ご主人様みたいに、口が悪い幼女なんか、普通いませんからね!」
「今更、喋り方なんか、変えられるかよ!
俺は、今世も、前世も、前前世も男だったんだよ!」
「なら、前前世は、ロシア帝国の王子だったんですから、もうちょっと王子らしい丁寧な言葉遣いも出来るんじゃないですか?」
「馬鹿野郎! 前前世の記憶なんて、殆ど、全く覚えてないんだよーー!
それに思い出しても、悲しい記憶しか無いだろうが!」
「そうでした……ご主人様の前前世は、悲し過ぎる過去だったんですよね……。
すみません、今回は、僕が悪かっです」
「分かればいい!」
俺は、ここぞとばかりに、度量が大きいご主人様をアピールしてやる。
「取り敢えずは、今より少しだけ、言葉遣いをなんとかして下さい。
一応、王族代表として、サセックス帝国学校に入学するんですからね!」
シロが、お母さんのように小言を言ってきた。
「そんな事、分かってるわい!
そんな事より、俺って入学試験しなくていいのか?」
俺は、とても気になってた事を聞いてみる。
「王族なので、免除です!」
「だけど、裏口入学のような不正は駄目だろ?」
小心者の俺は、不安になってくる。
王族特権を振りかざす王族なんて、ろくなもんじゃないのだ。
最終的に革命が起こり、待っているのは、ギロチン。
「ご主人様なら、100点満点とれますよ!」
「何だって! 子供になって、大人の時よりアホになってしまった俺でも、100点とれるなんて、どんだけレベルが低い試験なんだよ!」
「まあ、この世界の学力は、地球の中世レベルですからね!
因みに、試験は3種類あって、歴史と小学生レベルの算数の筆記試験か、魔法実技試験、それから、筆記試験と魔法実技試験との半々で行う試験ですね!」
シロが、端折って教えてくれた。
「確かに、小学生レベルの算数と、得意な歴史なら100点とれちゃうな!」
「そうです! ご主人様は、案外、この世界では何もしなくても神童だったんですよ!
まあ、言動と行動がアホ過ぎるから、馬鹿に見えちゃいますけどね!」
シロが、久しぶりに、必殺の褒めディスりを炸裂させた。
ーーー
てな訳で、今回9歳になった、セドリック改め、セイコ改め、神童リコちゃんのステータスです。
種族: パーフェクト・バンパイア lv.1
職業: 勇者
称号: 不死者、俺っ娘、神童?、オ〇ニー大好き幼女
スキル: 超隠蔽、不死、鑑定、浮遊
魔法: 第3階位光属性魔法。第3階位火属性魔法。第3階位闇属性魔法。第3階位風属性魔法。
力 55
運 50
HP 120
MP 120
セイコさんの時は、レッサーバンパイアだったけど、今回は、神童を目指すという事で、パーフェクト・バンパイアに格上げになりました。
神童に?が付いてるのが、気になる所です。
女の子なのに、オ〇ニー大好き幼女というのは、頂けませんね!
何故か、浮遊スキルは使えるようです。
超隠蔽スキルも残ってますね。
という訳で、恥ずかしいオ〇ニー大好き幼女と、神童の?の部分を、超隠蔽スキルで修正します!
で、修正済みのステータスはこんな感じ。
種族: パーフェクト・バンパイア lv.1
職業: 勇者
称号: 不死者、俺っ娘、神童
スキル: 超隠蔽、不死、鑑定、浮遊
魔法: 第3階位光属性魔法。第3階位火属性魔法。第3階位闇属性魔法。第3階位風属性魔法。
力 55
運 50
HP 120
MP 120
王族らしい、完璧なステータスになりました!
てな訳で、明日から、
『骨から始まる異世界転生~オ〇ニー好きな神童幼女、エロい知識で世界を救う!』が、スタートします!
……嘘です。
ーーー
ここまで読んで下さりありがとうございます。
面白かったら、お気に入りにいれてね!
0
お気に入りに追加
636
あなたにおすすめの小説
僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
理学療法士だった俺、異世界で見習い聖女と診療所を開きました
burazu
ファンタジー
理学療法士として病院に勤めていた宮下祐一はある日の仕事帰りに誤ってマンホールより落下するが、マンホールの先はなんと異世界であり、異世界で出会った聖女見習のミミと出会い、道行く怪我人を彼女の治癒魔法で救うが、後遺症が残ってしまう、その時祐一(ユーイチ)はなんとかリハビリができればと考えるが。その時彼のスキルである最適化≪リハビリ≫が開花し後遺症を治してしまう。
今後の生活の為ユーイチとミミは治療とリハビリの診療所を開く決意をする。
この作品は小説家になろうさん、エブリスタさんでも公開しています。
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。
スキル『日常動作』は最強です ゴミスキルとバカにされましたが、実は超万能でした
メイ(旧名:Mei)
ファンタジー
この度、書籍化が決定しました!
1巻 2020年9月20日〜
2巻 2021年10月20日〜
3巻 2022年6月22日〜
これもご愛読くださっている皆様のお蔭です! ありがとうございます!
発売日に関しましては9月下旬頃になります。
題名も多少変わりましたのでここに旧題を書いておきます。
旧題:スキル『日常動作』は最強です~ゴミスキルだと思ったら、実は超万能スキルでした~
なお、書籍の方ではweb版の設定を変更したところもありますので詳しくは設定資料の章をご覧ください(※こちらについては、まだあげていませんので、のちほどあげます)。
────────────────────────────
主人公レクスは、12歳の誕生日を迎えた。12歳の誕生日を迎えた子供は適正検査を受けることになっていた。ステータスとは、自分の一生を左右するほど大切であり、それによって将来がほとんど決められてしまうのだ。
とうとうレクスの順番が来て、適正検査を受けたが、ステータスは子供の中で一番最弱、職業は無職、スキルは『日常動作』たった一つのみ。挙げ句、レクスははした金を持たされ、村から追放されてしまう。
これは、貧弱と蔑まれた少年が最強へと成り上がる物語。
※カクヨム、なろうでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる