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389. 黒豚しゃぶしゃぶ
しおりを挟むなんか、よく分からないが平和だ。
バチカンも、何故か手を出して来なくなった。
神聖ローマ帝国に亡命した、元フランク国王シャルル5世が、サセックス連邦にちょっかい掛けようと、神聖ローマ帝国内部で工作してるみたいだが、神聖ローマ帝国のカール大帝も重鎮達も全く取り合ってくれないみたい。
てな訳で、俺は領地でサS〇X騎士団と、S〇X三昧の酒池肉林を楽しんでいる。
こんな事じゃ、世界征服出来ないって?
心配しないで下さい!
しっかり、世界征服計画は進んでいます!
つい先日、ゲクランがイスパニア王国を滅ぼし、新たにイスパニア王になりました!
それにともない、フランク王国内にポツンとあったブルゴーニュ公国は、フランク王国に併合される事となった。
まあ、同じ連邦の仲間同士でも、他国に、飛び地領土が有ると戦争の火種になるしね!
地球の100年戦争も、結局、それが原因で長引いたと思うし。
で、今のサセックス連邦は、サセックス公国と、フランク王国と、イスパニア王国の3国となりました!
ゲクランは、引き続き、アフリカ大陸統一戦に突入するらしいです!
ゲクラン、マジ有能!
俺の世界征服マシーン。
やっぱり、皇帝は、人を上手く使うのが仕事なのである!
働く皇帝は駄目な皇帝!
いかに働かないで、民衆に好かれるかを、毎日考えてます!
因みに、昨日は、黒豚シャブシャブパーティーを企画しました。
部下を労うのは、皇帝の仕事。
サS〇X騎士団には、毎日、顎が外れるほど、フェラ〇オとかさせてるし!
ん?
何で、黒豚シャブシャブ?
それは、何故か、国内に最高級黒豚が、沢山入荷してるから!
ゲクランが、アフリカ大陸に戦争を仕掛けてから、何故かたくさんサセックス公国に流通するようになったみたい。
何でだろう?
そして、黒豚を食べると、何故か、人肉が食べたくて堪らなかったスケルトン時代を思い出しちゃうんだよな……。
そんなこんなで、なんやら理想のハーレム生活に近い日常を送ってたら、事件が起こったのだ。
スタンピート。魔族の氾濫が。
ーーー
「オイ! 大変だ! セドリック!」
そいつは、サセックス王城の謁見の間の真裏の部屋。通称S〇Xルームに、土足で入り込んできやがった。
「お……お前! 何やってやがるんだ!」
俺はその時、サS〇X騎士団にお尻の穴を、犯してもらっていたのだ。
S〇X三昧の日々も、毎日だと、流石に、マンネリしてしまう。
それで、あれ程、嫌だったアナルプレイをやってみる事にしたのである。
しかしながら、やってみると案外気持ちいい。
男に犯されるのは、今でもトラウマなので絶対嫌だが、美女に犯されるのは、逆に癖になる。
「お前、遂に、落ちるとこまで落ちたな……」
北アメリカ大陸でスタンピートが発生した事を伝えに来たメアリーが、ケツにナニの雛形を突っ込まれてる俺に、軽蔑の目を向ける。
「ノックもせずに、いきなり入ってくるなよ!」
「ノックは、したぞ!」
メアリーが、言い返してきた。
「聞こえるかよ!」
「それは、お前達が激しく愛し合ってたからだろ!」
「羨ましいんだろ!」
「ア……アナルプレイなんて、上級プレイ羨ましい訳ないだろ!
私はノーマルな女なんだ!」
「日本の戦国武将は、みんな男色だったらしいぞ!
男同士で、ケツの穴にぶっとい刀を刺しあってたんだよ!」
俺は、日本の豆知識を披露してやる。
「ほ……本当かよ! なら、アナルプレイもヤッてみる!
よく考えたら、アナルプレイって、男の中の男、即ち、侍のプレイぽいもんな!」
日本を絡めると、何でも肯定してしまうメアリーの真価が発揮された。
「ほら、セドリック! 私のお尻の穴に、お前の貧相な刀をぶっ刺してくれ!」
メアリーがパンツを脱ぎ、お尻の穴を広げて、俺に突き出してきた。
「俺は、タチは嫌なんだよ!
俺の可愛らしいオチンチンが、ウ〇コ臭くなったらどうするんだよ!」
「お……お前と言う奴は……折角、恥ずかしいのを我慢して、お尻の穴を広げたのに……」
メアリーが、真っ赤になって、プルプル震えている。
「これだから素人は……。せめて、腸内清掃してから、ケツの穴を突き出しやがれ!」
「そ……そんな事出来るかーー!」
メアリーは、頭から煙を出して絶叫した。
「ご主人様、何、メアリーさんで遊んでるんですか?」
シロが、メアリーの絶叫を聞きつけてS〇X部屋にやってきた。
「この他国のスパイが、俺の営みを盗み見してたんだよ」
「パンティー脱いでですか? 自分も混ざろうとしたんじゃなくて?」
「違う! これは、その……」
メアリーは、狼狽する。
「こいつ、ケツの穴に、俺のナニを突っ込んでくれって、懇願したんだぜ!」
「変態ですか?」
シロが、メアリーに軽蔑な目を向ける。
「違うんだよぉーー!」
メアリーは耐えきれなくなったのか、泣きながらS〇X部屋から走って逃亡したのだった。
しかし、パンティーを脱いだまま、S〇X部屋を飛び出した事に気付いて、すごすごと戻って来たのは、言うまでもない事だった。
ーーー
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