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172. チ〇コの皮、再生手術

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「ご主人様の大体の事情は分かってます」

 シロが、素っ裸になった俺に、俺の事情は、分かっている発言をしてきた。

「お前、あの変態が言ってる事分かるのかよ!」

 メアリーが、失礼な事を言ってきた。

 まあ、普通は、俺が死に戻りをしていると言っても、誰にも信用されないのが普通の事だと思うが、俺の頭の中を読めるシロだけには当てはまらない。

 因みに、メアリーがシロの事をシロ殿と呼ばないのは、紅蜘蛛を貰う前だからだ。

「なら話は早い。俺は今からお前達とS〇Xしまくる」

「な……何冗談言ってんだよ……。いきなり乱行パーティーするなんて……お前、気でも触れたのかよ!」

「始祖様の仰せのままに」

 俺を始祖と崇めるミレーネは、全くブレない。

「なら、ご主人様のパッツンパッツンのオチンチンを治してしまいましょう!」

 シロが、思いもよらない事を言ってきた。

「そんな事が、可能だったのか?」

「僕は、ご主人様の日本の記憶を見て、包茎手術を失敗した場合、再手術する事を知ってますので!」

 まさかの発言。
 というか、そんな事出来るなら、とっとと再手術して欲しかった。

「本当は、いつでも治せましたけど、そうすると、僕だけS〇Xしてくれないと思ってたから……」

 シロが、俺の頭の中を呼んで回答してきた。
 確かに、日本的倫理観を持ってる俺は、未成年のシロとはS〇Xしなかっただろう。
 まあ、そんな理由なら、可愛らしいく思えるから許せるけど……。

「だけど、俺のチ〇コの皮はヒールしても元に戻らないんだぞ!」

「ヒールでは治りませんね。自らの意志で改造した体の傷は治らないのが、この世界の理《ことわり》ですから。
 なら、自らの意志で、オチンチンの皮を再生手術をすればいいだけなんです!」

 ヤッパリ、シロは頭がいい。
 シロの技術なら、確かに再手術などおちゃのこさいさいだろう。
 包茎手術に使う、時間が経つと勝手に溶けて無くなる糸とかも作れちゃいそうだし。
 やはり、頼りになるのはシロだけだ。

「テヘヘヘヘ……」

 シロは俺の頭の中を読んで、勝手に照れている。
 傍《はた》から見たら、変な子だ。

「じゃあ、早速、俺のチ〇コを手術してくれ!」

 そんなシロに、俺は勃起したままのチ〇コを突き付けてやる。

「それじゃあ、思いっきり行きますよ!」

 ビリビリビリビリ。

「痛てぇぇぇぇぇぇぇぇーー!」

 突然シロに、お尻の皮を剥がされてしまった。

「お前、イキナリ何すんだよ!」

「足りないオチンチンの皮を剥いだんですけど?」

 シロは、当たり前のように言ってくる。

「そんな事したら痛いだろ!」

「ご主人様が、意図しないように剥ぐ事が重要なんですよ!
 そうしないと、口の周りの皮みたいに再生しなくなっちゃいますよ?」

「そ……そうか……」

 何となく、意図は分かった。

「ミーナさん、マタタビを上げますので、ご主人様のお尻にヒールをお願いします!」

「了解ニャ!」

 ミーナは、マタタビに釣られて、俺のお尻のヒールを掛けてくれた。

 すると、普通にお尻の皮が再生した。

「ここからは、包茎再手術すると意識しても大丈夫ですよ!
 というか、意識して下さいね!
 そうしないと、移植する皮が剥がれてしまいますから!」

「ちょっと待て! 麻酔はしないのか?」

「ご主人様は、体の皮を剥がれるのは慣れてますよね?」

「そんなもん、慣れるかよ!」

「じゃあ」

 カプリ。

 シロに、イキナリ首筋を噛まれてしまった。
 ちょっとエロい。

 というか、意識が朦朧としてきた。

「もしかして……毒?」

「ハイ。結構、猛毒です! 普通の魔物なら即死ですけど、ご主人様なら麻酔替わりに丁度良いでしょう……」

 俺は、シロの声を聞きながら、そのまま意識を失ってしまった。


「……ご主人様……ご主人様……」

 シロの声が、耳元で聞こえてくる。

「ご主人様!」

「へっ?」

「ご主人様、オチンチンの皮の再生手術が終わりましたよ!」

 どうやら、俺が意識を失っている間に、チ〇コの皮の再生手術が終わっていたようだ。

「もしかして、全く元通りの、仮性包茎チ〇コにはしてないよな?」

「そんな事しませんよ! 僕はご主人様の頭の中が読めるんです!
 僕は、しっかりご主人様の理想通りのオチンチンにしてますよ!」

「確かに……」

 俺のチ〇コは、凶悪そうなチ〇コに変身していた。

 勃起した長さは19センチ。
 亀頭もデカくなり、カリもパンパンに張っている。
 竿も少しだけ太くなり、チ〇コがバナナのRのように反り上がっていて格好良い。
 そして、竿の上側の部分に、シリコンボールのようなブツブツが埋め込まれている……。

「どうですか?」

 シロは、褒めてとばかりに、頭を突き出してきた。

「良くやった! これこそ、俺の理想のチ〇コだ!」

 俺は、ガシガシ、シロの頭を撫で回してやる。

「ちゃんと、シリコンボールも、女の子が痛くならないように、程よい弾力があるスライムを使ってますから!」

 なんと、俺のシリコンボールは、スライム製だったらしい。

「亀頭のハリはどうやったんだ?」

「それもスライムです! 固めのスライムを使いました!
 スライムでオチンチンの感度が鈍らないように、ご主人様のオチンチンとスライムの神経を完全に繋げてますから、元のオチンチンより、感度は上がっていると思いますよ!」

 流石はシロ。見た目だけでなく、機能性までしっかり考え抜いている。

「凄いな」

「それだけじゃないですよ! オチンチンのスライムは、女の人の中で勝手に動いて、女の人が気持ちいい形に形状変化までするんですよ!
 これは、オリ姫の体を少しだけ貰って、オチンチンの中のスライムが、actチェンジできる仕様にしたんです!」

「そんな事、可能なのか?」

「可能ですよ!」

 事も無げに答えるシロが、マッドサイエンティストに見えてきた。
 というか、自我を持ったスライムが俺のチ〇コの中で生きてるって事だろ……。
 これって、よく人間と魔物を合体させる鬼畜なマッドサイエンティストがやる手口だよな……。

「因みに、オチンチンのスライムは、そのままオナホールの役目を担う事も出来ます!」

「何だと!」

 またまた、シロが有り得ない事を言ってきた。

「因みに、オナホールオン! と叫ぶと、ご主人様の声帯に反応して、オチンチンの中のスライムが勝手に動いて、ご主人様を気持ち良くしてくれるんです!」

「そ……そんな機能まで……」

 俺は、シロの有能さに感動する。
 というか、オナホール付きのチ〇コなんて聞いた事も無いし、間違いなく新技術で間違いない。

 だって、元々のチ〇コに、最初からテンガが装備されてしまっているようなモノなのだろ……。しかも電動の。

「試しに、やってみて下さい。
 ご主人様の気にいらない所があれば、直ぐに改良しますから!」

「なるほどな、そしたら一度やってみるか!」

 俺は、シロの提案に乗る事にする。
 というか、スライムオナホールを、直ぐにでも試してみたいのだ。

「そうして下さい!」

 シロは、目をキラキラさせて俺を見てくる。
 まるで、自分の力作の評価が聞きたくてたまらない、子供のようである。

「それじゃあ、言うぞ!」

「ハイ!」

「オナホールオン! エッ! アッ! えぇぇぇーーオォォォォーーあぁぁぁぁぁぁ……す……凄いぞぉ……コレェェェ……!」

 自立型チ〇コスライムの評価は、次のお話で。

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 ここまで読んで下さりありがとうございます。
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