樹くんの甘い受難の日々

生梅

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第一章

60.俺の恋人が可愛すぎてたまらない

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「樹のおまんこ、やーらし♡ねぇ、樹しってた?樹のおまんこね、入口が縦割れになってるんだよ?もう、立派な性器だね?」
「えっ…?」

ツツツ…と指先で肛門の入り口をなぞりながら雅樹が嬉しさを隠そうともせずに言うと、樹が少し動揺した顔をした。樹の肛門は俺らとセックスをしてから半年は経つ。その間、数えきれないくらいセックスをした。その結果、樹の肛門は縦に割れた。
その縦割れの穴を見る度に満足する俺がいる。これは、俺のものだと。俺のおんなだと、仄暗い歓びに満たされる。

「俺の肛門…形かわっちゃったの?」

少し舌を縺れさせて樹が聞いた。

「そうだ。お前のケツマンは俺らのちんこの形になってんだよ。分かるか?お前はもう一生、俺らのもんなんだよ。俺ら専用のまんこなの。悪くねぇだろ?」

樹の目を覗き込んでそう言うと、動揺していた目がとろりと蕩けた。

「おれのおまんこ、こいびとの、かたち…?」
「んんんんっ!」
「こてんと首傾げてあざとい!あざと可愛いぞ樹ッ!」
「んんっ…!そう。樹のおまんこは俺ら———恋人の形になっちゃったの。嬉し?」
「ん♡うれしい♡」

樹が可愛すぎて胸が痛い。苦しい。俺らを萌え殺す気か!
最近の樹は「一生」だとか「俺らのもの」とかの言葉に弱い事に気づいた。
そうなったのは、樹が俺らに気持ちを伝える少し前から。
恐らくだが、樹は束縛される事がツボだ。少し、所有欲を出すと嬉しそうな顔をする。

「そっか。樹がそう言ってくれると俺も嬉しいよ。どうかな、おまんこ解れた?」
「ん。見て…?」

ぺたりと上半身を布団につけて、腰を高く上げて自ら尻たぶを左右に広げて俺らに肛門を見せつけた。

「最近の樹は本当にあざといな…」
「振り切れると羞恥を性欲が超えるよね…大歓迎だけど」

いそいそと雅樹が樹の肛門に顔を寄せた。

「ひゃん♡だ、だめ。汚いよぉ」
「ん。全然…じゅっ…やわらかい…」
「あぁぁぁん♡やっ あっ きもち♡」

雅樹が樹の肛門に舌をねじ込んで愛撫している。美形の雅樹がそんな卑猥な事をしている絵面が背徳的でなかなかにエロい。
そのまま雅樹が樹のケツマンを堪能するだろう。じゃあ、俺は…

「樹?ほら。体おこせよ。俺のしゃぶって?」
「ましゃる…はぁ♡おっきぃ♡」
「後でこのおっきぃちんこで樹のケツマンの中をいっぱい擦ってやるからな?」
「ん♡いっはい こふって?(いっぱい擦って)」

亀頭をちろちろ舐めて、たっぷり唾液を絡ませてから俺のちんこを竿まで口の中に頬ばっていく。最初はたどたどしかったフェラも、今はかなり上手くなった。
最近はイマラチオも覚えて、喉の奥まで咥え込み、喉奥をキュッと締め付けて愛撫してくれる。口の中で懸命に舌を使って竿に絡ませたりカリに部分に巻き付けたりされて、すげぇ気持ちいいと感じると同時に、更に奥へ乱暴にねじ込んでしまいたくなる。
樹を肉体的に傷つけたいわけではないから、もちろんそんな事はしない。

頬をぺこりと凹ませてちんこを咥えて頭を前後に振りたくる樹を見ていると、付き合えるようになるまでの事を思い出して安堵と愛おしさが込み上げてくる。
あの時と違うのは、俺らが恋人同士だという事だ。
樹の頭を撫でてあげると嬉しそうに上目遣いで俺を見た。

「あー…マジで気持ちいい。樹、ちょっと辛抱してな」

そう言って、樹の頭を両手で掴んで腰を可能な範囲でガツガツと打ち付ける。樹の口の端からよだれがぼたぼたと落ちるのも情欲を煽られる。
苦しいはずの樹が顔を真っ赤にして気持ちよさそうにしていて思わずくすりと笑う。
俺の恋人は、最高にエロい。

雅樹も樹のケツマンにちんこを入れて、腰を掴んでガツガツ打ち付けている。上の口も下の口もちんこ突っ込まれて激しく揺すられている事に、樹の感度がどんどん上がってきているのが分かった。樹が揺すられる度にニップルリングの鈴がちりちりと鳴って、その刺激も樹を煽っている。

「樹…全部飲んで…くっ」

頭を抑え込んで口内にびゅくびゅくと精液を流し込む。

「んっんっ…あ…ちゅるっ ちゅぽ…は、ぁ♡」
「なに、満足そうな顔して。美味しかったか?」
「ん♡ あっ!あっぁっ♡ やぁ!そこぉ♡」

雅樹にまんこの中を激しく責め立てられて艶やかに啼く。

「樹ッ!はっ あぁ…出る。いくよ?中にいっぱい出してあげるね…ッ!」

中に出すと言われた瞬間、樹の体が震えて嬌声が更に上がった。
二人の肌がぶつかる音が激しく鳴る。

「ちょーだい♡あんっ♡ アアアアアアああーー♡♡♡」

樹の背がのけ反って絶頂したのが分かった。ちりん、と鈴が震える。
ぐぐぐ、と雅樹が腰をねじ込んで最後の一滴まで中に出し切ろうとする様子に執着を感じる。俺も雅樹も、おそらく一生、樹から離れられないだろうなと思った。

「あーーーー…♡♡♡♡」

樹のちんこに巻き付けていたりぼんをほどいてやると、勢いのない精子がとろとろと出て射精をしている。目を閉じて快楽に震える樹がエロい。むちゃくちゃエロい。

「はぁ…樹のおまんこエロい。俺が出した精液が出てる」
「やぁ♡言わないで」
「うわー。興奮しすぎて勃起がおさまらないんだけど」

雅樹のちんこは出したにも関わらずまだまだ硬さを保っていた。

「わりぃ。俺もー限界。樹ん中に入らせて」
「ん。いいよ」

雅樹に位置を譲ってもらって樹の腰を掴んで固定して、亀頭をケツマンの入口にぷちゅりと当てただけで樹が可愛く喘いだ。

「感じてんのかよ。ほんとエロ。淫乱だな」
「ちがっ…いんらんじゃ、ないぃ!」
「うん。お前は恋人限定でビッチだもんな」
「ん♡」
「可愛いな。樹の中に種付けさせて?していいよな?」
「うん♡して♡ましゃるにいっぱい出してほし♡」

快楽に蕩けた頭の樹に可愛く中出しのおねだりに煽られて、さっき一度射精したのにまたギンギンになる。孕ませたいという欲望に染まって、まんこに一気に突き入れた。

「アアアああああ♡♡やぁーーー♡」

グイと抱き起こすと、自重もあってずちゅんと深々と入り込んだ。
喉をのけ反らせた樹が強い刺激に声もなく震えた。
中が熱く絡みついてすぐに達しそうになる。
あぁ。この雌の胎の奥にねじ込んで精液を注ぎ込んで、擦りつけたい。
俺だけのものにしたい。俺の子を…などと馬鹿げた妄想をしてしまう。
下から突き上げるたびに、樹のちんこからぴゅる、ぴゅると色の薄くなった精液が出ていてエロい。

「樹 はっ、トコロテンかよ。どんだけ淫乱な体だよ。最高かよ」

ニップルリングの鎖をくいと引っ張ってやると、乳首に刺激が走って悲鳴をあげる。
中が締まって、俺のちんこを食い締められて思わず声が出た。
樹の耳元で熱を込めて囁く。


「樹のケツマンコが俺のちんこ美味そうに食ってる。あー…もうダメだわ。
奥にたっぷり出してやるな?孕んで樹」
「やら!やら!やらぁぁああ!ちんこごしごししないでぇぇ」

パンパンパンと腰を打ち付けながら樹のちんこを、亀頭部分を中心に擦ってやる。
樹がすぎた快感に泣きながら悶えているけど、やめない。

「やだ!やだ!おしっこでちゃう!やぁーー!!」
「樹の奥に全部出すよ?」
「はっ…!!あーーーーっ♡♡♡」

とぷとぷと樹の胎の奥に注ぎ込んでぐりぐりと入れ込む。
樹が頭を振って快感にむせび泣いていて、可哀想なのに可愛い。
その直後、樹は背中をしならせて鈴口から透明な液が飛び出した。

「うっ…ぐすっ。おしっこ漏らしちゃった。やらっていったのにぃ…」
「ごめんごめん。樹、それおしっこじゃないよ」
「樹、潮ふいちゃったね。感じてごらん?気持ちいいでしょ?」
「ふぁ…♡はぁぁ…ん♡♡♡」

樹の頭を撫でながら2人で優しく言うと、自分の体の変化に気づいた樹がふるふると快感に震えた。

「驚かせてごめんな?潮ふくの気持ちい?」
「ん♡」

泣きすぎて目が腫れて声も嗄れた樹がぐったりしてしまったから、今日はこれでやめる事にした。ただ、中に出した精液を掻き出す時に樹が感じてしまったせいで風呂で更に樹を愛する羽目になってしまって、樹はそのままブラックアウト。次の日に起きた樹が怒って拗ねてしまい、雅樹と2人で甘やかしまくってなんとか許してもらった。

「まだまだ使ってない玩具も下着もあるから、また今度いっぱいしような?」

機嫌が直ってから耳元で囁くと、顔を赤くした樹がこくんと小さく頷いた。
———俺の恋人が可愛すぎてツライ。



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ひとまず、第一章終了です。
お読み頂き、本当にありがとうございます!
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