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第一章
33.俺の存在は勝にとって邪魔?
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俺はあの後、熱を出して3日間寝込んだ。
母さんには知恵熱ね、とか言われたんだが雅樹たち何を言ったんだ…。
熱で朦朧としている間にも志木から幾つかラインが入ってて、既読も付かないからすげぇ心配された。
しかし、なぜその心配の理由が雅樹たちなんだ??
スマホ没収されたのか、とか。監禁ってなに?なんでそんな物騒な発想になるの?
志木、あたま大丈夫かなぁ…。
熱出して寝込んでたって謝ったら、何故か謝られた。
そこにやっぱり雅樹たちの事が絡んでて頭ん中はハテナでいっぱいだ。
今度行きたい所とかの情報をやり取りして胸がほこほこした。早く志木に会いたい。
俺を見つめて、あの目が優しく細まる志木を思い出すと、胸がきゅううってなってドキドキする。
そういえばこんな気持ち、勝と雅樹にも感じた事があったなぁって思い出した。
2人の事を考えると、すげぇほこほこすんだよな。いつからそうなったんだっけ…2人は俺の中で他の男友達とは全然違う。
2人と離れるなんて考えられないくらい、すげぇ大切な人たちだ。
「俺って、こんなに友情に厚い男だったんだな…あれ?違うか?厚いっていうかめちゃくちゃ好きなんだな。まぁ、あいつらいいやつだしな」
2人とのキスもセックスも信じられないくらい気持ち良くて、幸せな気持ちになる。
「智花ちゃんとか、雅樹がエッチする子たちも同じように感じてるのかな」
もやっと黒いものが胸に広がる。咄嗟に思ったのが嫌だ!って気持ちで、動揺する。
2人が触れるのは、好きだと囁くのは、いっぱいキスするのは…
「俺だけじゃないと、いやだ」
んんんん?
なんだこの気持ち。もやもやしてすげぇ気持ちが悪い。
智花ちゃんは勝の彼女なんだから、その資格がある。
それを俺が嫌だと思う権利はない。雅樹がエッチする子たちだって、そう。雅樹の自由だ。
「うーーーん…知恵熱の代償か?なんかまだ具合わるいんかな??」
また熱がぶり返しそうな気がしてこれ以上考えるのをやめることにする。
「今日はもう学校は終わったか」
雅樹たちからのラインは「お大事に」だけだった。ちょっとだけ寂しく感じて胸がチクチクする。
呆れられたとか嫌われたとかじゃないって分かってるけど、これまでだってこんな感じだったけど…
「なぁんか、寂しい」
ちょっと涙が出て鼻をズッとすすった。俺、風邪で情緒不安定になってるみたいだ。
「お兄ちゃんおきてる~?」
コンコン、とノックされてゆりが入ってきた。
「え。なに。なんで泣いてんの?」
「ずびっ。別に、泣いてないし」
「どう見ても泣いてるんですけど…まぁ、いいや。これ、王子と勝くんから」
「わぁぁ!みるくバー!桃缶!!!」
「小学生かよ…家に帰る途中で2人に会ってさ。自分たちが行くとまた熱が上がっちゃうかもって言って、これ渡してって言われたの」
「そっか。ずびっ。うれじい。ぐすっ」
「愛されてるよねぇ~…」
「うん…」
「…ねぇ、本当に分かってる?」
「何が?」
「2人にすっごく大切にされてて愛されてるってこと」
「うん。分かってるよ。ずびびっ」
「こりゃダメだわ。どうしてここまで拗らせてしまったかねぇ…?」
「何の話してんだよ。ぐすっ」
「あぁもう!いい加減泣き止みなさいよ!桃缶開けてきてあげっから!ほら、アイス1本取って。残りは冷凍庫入れてきてあげる」
「ありがと…」
「?なんか、弱ってない?大丈夫??」
「うん?うん。大丈夫だよ。どうした?」
「まぁ、いいわ。これで付き合ってないとかマジで意味不明」
すごく疲れた顔でため息つかれた。なんだよ。意味が分からん。
次の日、久々に登校すべく学校に向かって歩いていたら呼び止められた。
「智花ちゃん?」
珍しい。いつもは俺のこと無視するのに。
「あのね。小鳥遊くんにお願いがあって」
智花ちゃんは美しく微笑んだ。前は美人だなぁって思ってたし、勝と付き合ってから紹介された頃は智花ちゃんも普通に接してくれててその頃は美人な人に微笑まれてドキドキしてたけど、今の智花ちゃんの微笑みはなんでだか美しく感じないし、ドキドキもしない。
いや、姿かたちや微笑みも完璧に美しいんだけど、なにか違和感を感じる。
「お願い?」
「そう。あのね、最近勝が全然会ってくれなくて…連絡しても返してくれないし」
そんな事を俺に言われても困る。何が言いたいんだ?
「そろそろ大学受験に向けて本格的に取り組まなくちゃいけないでしょ?前に一緒の大学に行って、同棲しようって話してたの。もちろん、両親にも紹介してるわ。多分、結婚…すると思うし」
「へぇ。初めて知ったよ」
ずきずき、ずきずきと胸が痛い。心臓が嫌な音を立てて軋む。
「だからね。勝と友達やめてくれない?」
「は?」
「だって、勝はどう見てもエリートコースでしょ?一流大学に進むなら、今からじゃ遅いくらいなのよ。
なのに勝はいつでも小鳥遊君ばっかり。開いた時間に部活って感じ。これじゃいつ私との時間持てるの?勉強の時間持てるの?」
「そんなの、勝に言えよ。他人が決めることじゃない」
「言ったわよ!何度も何度も!!!!でも、全然聞いてくれない。
だったら、周りが動くしかないじゃない!小鳥遊君だって、親友の勝の足引っ張りたくないでしょ?だから、さっさと離れて欲しいのよ」
「な…に言って」
「とにかく!勝の将来の邪魔しないでね!じゃあ、よろしく!」
言うだけ言ったら足音も荒く、去っていった。
「なんだよ、それ…」
2人に会えるのが楽しみでワクワクしながら歩いていた気分がシュンと萎んだ。
なんであんなに攻撃的で目の敵にするんだよ。視界がぼやけて目が熱く、痛くなってきた。
俺、一緒に居るだけで勝の将来の邪魔になるのか?
そんなの、そんなの嫌だ…。
「樹ぃぃ!」
「ぐぇっ」
声と、香水の香りで勝だと分かった。胸がぎゅううって苦しくなる。
「はぁ?泣いてんの?!」
「泣いてないっ!!」
「どう見ても泣いてるだろ。どした?何があった?」
「なにもない!勝のばかっ!あんぽんたん!イケメンの絶倫野郎!!」
「はぁあぁ~?なんだそれ。褒めてんの、けなしてんの?」
「褒めてるしけなしてるっ!ばーーか!」
「俺喜んでいいのか可愛い樹を愛でていいのか分からんのだけど!」
「知るか!ばーか!」
「なにそれ。小学生みたいで可愛いだけなんだけど」
勝に会えて嬉しいのと、楽しいのと、迷惑になるのかと思って切ないのとで感情がぐちゃぐちゃだ。
「樹、熱はもう大丈夫?」
教室に行くと雅樹にハグされた。ささくれ立った気持ちがちょっとだけ落ち着く。
「目が赤い…勝、お前なにしたんだよ」
「何もしてねぇって。朝、会った時には既に泣いてたんだってば」
「だから、泣いてないってば!」
「ほら、これだよ。樹、今は話したくないなら仕方ねぇけど、話したくなったらいつでも言えよ?」
鼻の奥がツーーーンとした。この、くそイケメンめっ!!!!
「勝のばーーーか!デカチン野郎!!!」
自席に走って向かった。
「どしたの、あれ…」
「分からん。分からんが、可愛い」
「うん。なにしても可愛いな」
「あんた達の目は完全に病に侵されてるわね…」
「えぇーっ。樹の可愛さは異常でしょ?委員長こそ目が病んでない?」
「何を言っても平行線ね…うちの姫を泣かせたら承知しないわよ?」
「委員長も大概じゃん」
「山田は黙っらっしゃい!」
「横暴!!!」
2年3組は本日も平和である。
ーーーーーーーーーーー
お気に入り登録1500超えとなりました!
こんなに嬉しい事があるだろうか!いや、ない。
これも皆さまのおかげです。
いつも読んで下さり、本当にありがとうございます。
せっかくなのでSSとか書いてみたいなと思いました。
(※アルファポリス限定)
今後ともよろしくお願いします。
生梅
母さんには知恵熱ね、とか言われたんだが雅樹たち何を言ったんだ…。
熱で朦朧としている間にも志木から幾つかラインが入ってて、既読も付かないからすげぇ心配された。
しかし、なぜその心配の理由が雅樹たちなんだ??
スマホ没収されたのか、とか。監禁ってなに?なんでそんな物騒な発想になるの?
志木、あたま大丈夫かなぁ…。
熱出して寝込んでたって謝ったら、何故か謝られた。
そこにやっぱり雅樹たちの事が絡んでて頭ん中はハテナでいっぱいだ。
今度行きたい所とかの情報をやり取りして胸がほこほこした。早く志木に会いたい。
俺を見つめて、あの目が優しく細まる志木を思い出すと、胸がきゅううってなってドキドキする。
そういえばこんな気持ち、勝と雅樹にも感じた事があったなぁって思い出した。
2人の事を考えると、すげぇほこほこすんだよな。いつからそうなったんだっけ…2人は俺の中で他の男友達とは全然違う。
2人と離れるなんて考えられないくらい、すげぇ大切な人たちだ。
「俺って、こんなに友情に厚い男だったんだな…あれ?違うか?厚いっていうかめちゃくちゃ好きなんだな。まぁ、あいつらいいやつだしな」
2人とのキスもセックスも信じられないくらい気持ち良くて、幸せな気持ちになる。
「智花ちゃんとか、雅樹がエッチする子たちも同じように感じてるのかな」
もやっと黒いものが胸に広がる。咄嗟に思ったのが嫌だ!って気持ちで、動揺する。
2人が触れるのは、好きだと囁くのは、いっぱいキスするのは…
「俺だけじゃないと、いやだ」
んんんん?
なんだこの気持ち。もやもやしてすげぇ気持ちが悪い。
智花ちゃんは勝の彼女なんだから、その資格がある。
それを俺が嫌だと思う権利はない。雅樹がエッチする子たちだって、そう。雅樹の自由だ。
「うーーーん…知恵熱の代償か?なんかまだ具合わるいんかな??」
また熱がぶり返しそうな気がしてこれ以上考えるのをやめることにする。
「今日はもう学校は終わったか」
雅樹たちからのラインは「お大事に」だけだった。ちょっとだけ寂しく感じて胸がチクチクする。
呆れられたとか嫌われたとかじゃないって分かってるけど、これまでだってこんな感じだったけど…
「なぁんか、寂しい」
ちょっと涙が出て鼻をズッとすすった。俺、風邪で情緒不安定になってるみたいだ。
「お兄ちゃんおきてる~?」
コンコン、とノックされてゆりが入ってきた。
「え。なに。なんで泣いてんの?」
「ずびっ。別に、泣いてないし」
「どう見ても泣いてるんですけど…まぁ、いいや。これ、王子と勝くんから」
「わぁぁ!みるくバー!桃缶!!!」
「小学生かよ…家に帰る途中で2人に会ってさ。自分たちが行くとまた熱が上がっちゃうかもって言って、これ渡してって言われたの」
「そっか。ずびっ。うれじい。ぐすっ」
「愛されてるよねぇ~…」
「うん…」
「…ねぇ、本当に分かってる?」
「何が?」
「2人にすっごく大切にされてて愛されてるってこと」
「うん。分かってるよ。ずびびっ」
「こりゃダメだわ。どうしてここまで拗らせてしまったかねぇ…?」
「何の話してんだよ。ぐすっ」
「あぁもう!いい加減泣き止みなさいよ!桃缶開けてきてあげっから!ほら、アイス1本取って。残りは冷凍庫入れてきてあげる」
「ありがと…」
「?なんか、弱ってない?大丈夫??」
「うん?うん。大丈夫だよ。どうした?」
「まぁ、いいわ。これで付き合ってないとかマジで意味不明」
すごく疲れた顔でため息つかれた。なんだよ。意味が分からん。
次の日、久々に登校すべく学校に向かって歩いていたら呼び止められた。
「智花ちゃん?」
珍しい。いつもは俺のこと無視するのに。
「あのね。小鳥遊くんにお願いがあって」
智花ちゃんは美しく微笑んだ。前は美人だなぁって思ってたし、勝と付き合ってから紹介された頃は智花ちゃんも普通に接してくれててその頃は美人な人に微笑まれてドキドキしてたけど、今の智花ちゃんの微笑みはなんでだか美しく感じないし、ドキドキもしない。
いや、姿かたちや微笑みも完璧に美しいんだけど、なにか違和感を感じる。
「お願い?」
「そう。あのね、最近勝が全然会ってくれなくて…連絡しても返してくれないし」
そんな事を俺に言われても困る。何が言いたいんだ?
「そろそろ大学受験に向けて本格的に取り組まなくちゃいけないでしょ?前に一緒の大学に行って、同棲しようって話してたの。もちろん、両親にも紹介してるわ。多分、結婚…すると思うし」
「へぇ。初めて知ったよ」
ずきずき、ずきずきと胸が痛い。心臓が嫌な音を立てて軋む。
「だからね。勝と友達やめてくれない?」
「は?」
「だって、勝はどう見てもエリートコースでしょ?一流大学に進むなら、今からじゃ遅いくらいなのよ。
なのに勝はいつでも小鳥遊君ばっかり。開いた時間に部活って感じ。これじゃいつ私との時間持てるの?勉強の時間持てるの?」
「そんなの、勝に言えよ。他人が決めることじゃない」
「言ったわよ!何度も何度も!!!!でも、全然聞いてくれない。
だったら、周りが動くしかないじゃない!小鳥遊君だって、親友の勝の足引っ張りたくないでしょ?だから、さっさと離れて欲しいのよ」
「な…に言って」
「とにかく!勝の将来の邪魔しないでね!じゃあ、よろしく!」
言うだけ言ったら足音も荒く、去っていった。
「なんだよ、それ…」
2人に会えるのが楽しみでワクワクしながら歩いていた気分がシュンと萎んだ。
なんであんなに攻撃的で目の敵にするんだよ。視界がぼやけて目が熱く、痛くなってきた。
俺、一緒に居るだけで勝の将来の邪魔になるのか?
そんなの、そんなの嫌だ…。
「樹ぃぃ!」
「ぐぇっ」
声と、香水の香りで勝だと分かった。胸がぎゅううって苦しくなる。
「はぁ?泣いてんの?!」
「泣いてないっ!!」
「どう見ても泣いてるだろ。どした?何があった?」
「なにもない!勝のばかっ!あんぽんたん!イケメンの絶倫野郎!!」
「はぁあぁ~?なんだそれ。褒めてんの、けなしてんの?」
「褒めてるしけなしてるっ!ばーーか!」
「俺喜んでいいのか可愛い樹を愛でていいのか分からんのだけど!」
「知るか!ばーか!」
「なにそれ。小学生みたいで可愛いだけなんだけど」
勝に会えて嬉しいのと、楽しいのと、迷惑になるのかと思って切ないのとで感情がぐちゃぐちゃだ。
「樹、熱はもう大丈夫?」
教室に行くと雅樹にハグされた。ささくれ立った気持ちがちょっとだけ落ち着く。
「目が赤い…勝、お前なにしたんだよ」
「何もしてねぇって。朝、会った時には既に泣いてたんだってば」
「だから、泣いてないってば!」
「ほら、これだよ。樹、今は話したくないなら仕方ねぇけど、話したくなったらいつでも言えよ?」
鼻の奥がツーーーンとした。この、くそイケメンめっ!!!!
「勝のばーーーか!デカチン野郎!!!」
自席に走って向かった。
「どしたの、あれ…」
「分からん。分からんが、可愛い」
「うん。なにしても可愛いな」
「あんた達の目は完全に病に侵されてるわね…」
「えぇーっ。樹の可愛さは異常でしょ?委員長こそ目が病んでない?」
「何を言っても平行線ね…うちの姫を泣かせたら承知しないわよ?」
「委員長も大概じゃん」
「山田は黙っらっしゃい!」
「横暴!!!」
2年3組は本日も平和である。
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こんなに嬉しい事があるだろうか!いや、ない。
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