樹くんの甘い受難の日々

生梅

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第一章

18.こわれちゃう

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「ん。はぁ…最初の時より柔らかくなって、
中が吸い付いてくるね。樹のおまんこすごく気持ちいい」
「あっあっ…入ってきてるぅ。あぁ!」
「うふふ。樹のちんこ、お汁いっぱい出てる。気持ちい?」
「うん…うん…あっ…やぁん!ましゃきぃ気持ちいよぉ」
「樹のおまんこから、ローション以外にもえっちなお汁いっぱい出てる。もう、ここは本当におまんこだね?
奥に精子いっぱい出したら赤ちゃんできちゃうかもね?」
「あ!やぁー!きもちい…きもちいい…あたまおかしくなるぅ」

赤ちゃんなんて絶対できるはずないって分かってるのに、
脳が揺さぶられたみたいに気持ち良くなって
雅樹の精液を奥にたくさん出して欲しくなった。

「はぁー…エロい。言葉でどんどんエロくなる。
落ち着け俺。まだ樹は初心者だ。激しくしちゃだめだ」
「ましゃき、ましゃきぃ。もっと奥にきすして?」
「ふんぐっ。奥にいっぱいキスしてあげる」
「や、やぁ!抜いちゃやだぁ」

突然、雅樹がちんこを抜いた。
途端に悲しくなって泣きそうになった。

「樹、自分の足を自分で持てるよね?
いっぱい練習したもんね?」
「うん出来る。…んしょ」
「あぁー…絶景すぎる。鼻血でそ」

いわゆる、女性でいうまんぐりがえしという体勢になったんだけど俺がそれだと知るのはもっとあと。
開発され初めてからすぐに、雅樹たちによる柔軟や股割りとかをスパルタでされていたんだけど、まさかセックスのためだとは気づいていなかった。

「体が柔らかい方がね、色々といいんだよ」

って意味深に笑ながら言われたんだけど、
いつものふざけたじゃれ合いだとばかり思っていた。
俺が痛いって叫ぶのを見ながら2人はゲラゲラ笑ってたから。

「すっごい可愛い。すっごいエロい。
樹のおまんこの穴が物ほしそうにひくひくしてたまんない。いっぱい奥にキスしてあげるね」
「ましゃき、はやく!はやくちょーらい!
おまんこ埋めて欲しいのぉぉぉおお」
「ほんと凶悪。殺されソ。埋めてあげる」
「ひゃぁぁああーーー!やぁーーー!!!
あっあっあっ…らめ!らめ!こわれちゃうおまんここわれちゃう」
「ふっ…ん。気持ちいいね?
樹のおまんこが俺のちんこぎゅうぎゅう締め付けて離さないよ。樹はえっちだねぇ。俺のちんこ大好きだね」

これまで入った事のない奥まで入ってきて、
強い刺激と快感に頭が真っ白になった。
あまりにも気持ち良すぎて壊れちゃうんじゃないかと怖くなる。

ばちゅばちゅ じゅぼじゅぶと、いやらしい水音が倉庫内に響き渡って更に興奮を煽る。

「ん。樹のおまんこ、どんどんえっちなお汁が溢れてくる。女の子と一緒だ。もう樹は女の子になっちゃったねぇ」
「ーーーー♡」
「ははっ。いいんだ。目がとろっとろ。たまんない」

気持ちよすぎて、無我夢中で自分のを扱いた。
早くイきたくてたまらない。

「ましゃ…ましゃきぃ!いくっいくっいっちゃうぅぅぅ!!あーーーっ!!」
「くぅっ…締め付けすっご…」

びゅくびゅくとちんこから精液が出て、
俺の胸もとを汚した。
それを見届けてから、雅紀がちんこを引き抜いて
激しく扱きあげて俺のちんことケツにかけた。
その事と雅紀の表情が壮絶にエロくて感じてしまった。

「んっ…ハァハァはぁ…あぁ…」
「樹にいっぱいかけちゃった。ごめんね?」
「ん…」

くたりと力なく横たわる俺の横に座って、
自分のシャツで俺の体を拭いてくれた。

「まさ…き。服、汚れる…」
「いいよ、別に。俺のせいでもあるしねー」
「…なんか楽しそうだな」
「まぁねー。学校で樹とセックスするのなかなか興奮するし、樹もかなりノってたしぃ。最高だったわ」
「…」

自覚があるだけに反論できない。
下手に反論すると藪をつつきそうだし。

「樹は最高にエロ可愛かったし、気持ちよかった。またしようね?」
「や、やだ…」
「ふふふふふ」

意味深に笑ってこちらを見下ろしている。
きっと、完遂する自信があるんだろう。
俺は拒める自信がない。
この時点で俺の敗北は決まった気はしたけど、なるべくそうならないように気を引き締めるしかないと言い聞かせた。

「腰が…立てない気がする」
「ごめんねー。ちょっと激しくしちゃったかも?体位も含めて」
「責任取れよ」
「もちろん♡」

俺は、このやり取りを数十分後に激しく後悔することになる。あろうことか、この馬鹿は俺を「お姫様だっこ」で教室まで運びやがったんだ!
人気のない道中は顔や頭にキスの雨を降らせて、
可愛い可愛いと何度も囁かれた。

廊下からキャアキャア騒がれて入ってきた俺らを、また一部の女子がじっとりと見つめていた。
ほんのり顔が赤いのが気になった。
雅紀のファンには、一部過激派がいるからな…闇討ちに気をつけなければ。。



数学の先生が休みで授業の代わりに学園祭のクラスの催し物を決めようと、副担任に言われて色々と出し物を考える事になった。

「はーい!あれやりたいでーす!メイド喫茶か執事喫茶!!」
「あ!それいいーー!やりたーい!」

1人の女子が挙げた案が思った以上に支持されて、喫茶系をやる事に決まった。

「雅樹君と、勝君の執事姿がみたいっ…!」
「わーーかーーるぅぅううう!!!3組だけの醍醐味っ!」

そんなこったろうと思ったぜ。
だけど…と2人の執事の恰好を想像する。
うっわ。やべぇ。むちゃくちゃかっこいい。
ん?なんかドキドキしてきた。なんだこれ。
気だるい体と、ドキドキする胸に意識がそれていた俺は、
いつの間にか恐ろしくてふざけた案でクラス中が盛り上がっている事に気づかなかった。

「ーーーじゃあ、メイド&執事喫茶兼、女装喫茶でいいですかー?」

わっと歓声と拍手が上がって我に返った。

「なになに?どしたん?これ」
「お前何も聞いてなかったのかよ」
後ろの席の山田に呆れ顔言われた。

「うぅ…」
「そーやってっとな、貧乏くじ引く羽目になるぜー」

にやにやと笑ながら山田が言う。

「貧乏くじ…?」
「そっ。恐らくだけど、これはお前がターゲットだ」
「は?意味が分かんねぇ」
「黒板よく見てみろよ」

黒板を見ると、俺の名前と数名の男子の名前が書かれている。その下には正の文字たち。

「な、なんだあれ…」
「女装担当」

ヒヒヒヒッと山田に残酷な笑い顔で言われた。

「はぁーーーーーーーー?!」

思わずガタンを席を立ってしまって、クラス中の注目を浴びてしまった。
後ろで山田が「あちゃ~」とか言ってる。

「おっ。小鳥遊、やる気だなぁ!
話し合いに参加もせんと、眠そうにしやがって」

副担任に青筋たてた笑顔で言われて青ざめた。
やべぇ。副ちゃん怒らせたら怖いんだよな。

「ス、スミマセンデシタ」
「まぁいい。やる気があるのは良い事だ。
俺もお前の女装を楽しみにしてるからな!」
「え!?俺、了承してな…」
「多数決だ。それに、採決取ってる時にお前から否はなかったな?高木は断ったぞ」
「うっ…」

暗にお前が聞いてなかったのが悪いと言われて口を閉じざるを得ない。
黒板を見ると、確かに高木の名前には線が引かれて消されていた。
…ん?他の奴らはノリノリってこと?
改めて黒板に書かれた名前を見ると、こういうふざけた事が大好きなお祭り人間ばかりが残っていた。
こいつらなら分かる。ノリがいいし何かやってくれるんじゃないかという皆の期待を背負っているやつらだから。
しかし、なぜ俺が候補に挙げられているんだ?解せぬ。

「ふぐぅっ…!」
「樹、諦めろ」

山田が菩薩のような顔で言った。
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