上 下
2 / 2

設定とか?←ここ重要じゃない

しおりを挟む
アーリア・ミッドウェイ公爵令嬢 主人公

ゲーム設定→親の溺愛により爆誕したわがまま傲慢令嬢。第二王子に一目惚れ、親の権力総動員して婚約者に。
第二王子と仲良くなったヒロインを虐めまくって、断罪され修道院行きor好色親父との結婚の未来が待っていた。

本編→日本で三十路を迎えた理系女子が入り込んだ。前世への未練とかないわけではないけど、この生を楽しもう!と奮起して生きる。6歳で魔法に出会ってからはのめり込み、家電がなくて不便だなあ、えっ魔道具ってのがある?じゃあそれでってなノリで魔道具を作る。チートするつもりもないし色々面倒だから家の中だけってつもりが、王家とつながっている使用人(年頃、家柄があうから婚約者候補として調査されていた。)から情報が漏れて、ついでに異世界の記憶があるってのも吐かされて囲い込みもかねて第二王子の婚約者に。はからずして、乙女ゲームのストーリー通りに。
ちなみに録音の魔道具は、婚約者に付けられる監視の人が嫌だったからこれを代わりにってつもりで作ったけど、逆に重要人物度がまして護衛をかねてと監視の目がむしろ増えるだけだったorz
そのまま、魔法やら魔道具製作にのめり込む。ゲーム期間は一応舞台でもある学校があるけど、魔道具製作の実績と権力により通わなくていい権利を獲得。ゲーム何それ美味しいの状態。←まあ、本人ゲームの世界って知らなかったけど
ヒロイン凸によりこの世界が乙女ゲームの舞台だと知った。ヒロインとはこの後仲良くなるし、ヒロインがこれ作ってって言うのを作ってたら、ヒロインも記憶持ちとバレて囲い込まれることに。ゲームの設定とかで悪人と戦ったりとか面倒だなと思いながら楽しんでいた。
第二王子と結婚、現実問題として囲い込みとか諸々の事情でここは避けられず、ヒロインと第二王子が恋仲になってたので白い結婚。本人はまあ、魔法とか魔道具の研究とかできるしいいかあと呑気にしていた。
とはいえ二十代半ばくらいになると、ちょっと女としての幸せも感じたかったなあ、なんて未だ同僚の彼に愚痴ってたら告白されたりして、うん、なんだかんだ幸せだったよ。



第二王子

ゲーム設定→アーリアの婚約者ではあったが、わがまま度なんかに辟易として嫌っていた。ついでに第二王子としての重責とか色々悩んでた。
学校に入りヒロインと出会い恋に落ちる、そしてアーリアのいじめとその裏にある陰謀を撃破、断罪し、ヒロインと結ばれる。

本編→悩みはそのままに、自分はあまり両親と関われないのに婚約者のアーリアはよく両親と話している(記憶のこととか尋問だったけどね)ことに嫉妬とか諸々、さらに言うと交流もなく得体の知れない存在として悪印象だったところにアーリアを婚約者から引き摺り下ろしたい方々の流す悪評を信じてアーリアを避ける様になる。(そもそもアーリアが魔法とかにどっぷりで会う機会もなかったけどね)
学校に通うようになってヒロインと出会う、ヒロインが虐められるようになってなんかアーリアが犯人らしい?調べねば!そういえば、会話を録音できる魔道具があるらしい、それをアーリアに着けさせればきっと何かわかるはず!!
って思って魔道具の製作依頼にいったら、そこにアーリア登場!ん?んん??なんか、思ってたんとちゃう?
ってちゃんと調べたら違った。この件をきっかけに、なんか世界が変わってしっかり第二王子になった。
その後アーリアと仲良くなったけど、恋愛ではない。ヒロインと恋仲で側妃にしかできないことを悔しく思うけど、王族の義務、と受け入れる。
兄である王を支えるいい王子なりましたとさ。


ヒロイン

ゲーム設定→ありきたりだからもう説明いいかな・・・?・・・一応、ね、男爵令嬢、明るく優しい可愛い感じで攻略対象たちを癒していくよ。

本編→ゲームの舞台が始まるタイミングで日本の記憶が戻る。そのせいかお花畑思考のまま、推しだった第二王子攻略開始!!途中まではそんなノリで、あれ?悪役令嬢いなくない・・・?って思ったりもしたけど、まあいっかってお花畑のまま進める。
ある時とあるイベントで、ご令嬢たちから突き飛ばされて手首を捻った。イベント通りなんだけど、あれ、なんか痛い・・・でふと目が覚める。でも、第二王子も普通に好きになってしまったし、ってかこれもしかして、ザマァ系?ガクブル。第二王子に相談して、調査のために魔道具作るから依頼しにいくらしい、ついていこう、あれ?悪役令嬢じゃん・・・、なんかキャラ違うくね?転生だけど、ざまぁじゃないとか?話は通じそう・・・?
よし、凸するぜ!女は度胸!!!っていったらなんか仲良くなれた!ついでだから美容家電とか作って~!
結婚に関しては、嫌だけど、嫌だけど!!←大事なことだから2度言った。でもこれが現実にこの世界で生きるってことだから、側妃におさまる。
アーリアに彼氏ができてほっとしてしまったのは内緒。


アーリアの両親

ゲーム設定→とにかくアーリアを溺愛、お願いは全部叶えちゃうぞっハートッ系パパママ。

本編→溺愛はしてたんだけど・・・。甘える、と言うか魔法とかばっかりに熱中してて、パパママ寂しい・・・。そっかぁ、別の女性の記憶があるからかぁ・・・、もっと甘えてくれないかなぁ・・・。
でも、魔法とか魔道具の研究にお願いされたらされるだけお金出したり、社交しなくても怒らなかったり、学校通わなくてもいいようにしたり、実は激甘ムーブしてる。

甘やかしてはいたんだけど、
魔法とか魔道具の研究へ金をじゃぶじゃぶ流入→結果が出て儲けとかすごいから投資とみなされ、むしろプラスに
とかだったから、周りからはそう見られていない。


ちなみに、主人公が日本人的愛情と思ってた(溺愛と思っていなかった)のは基本的に金銭的やら考え方の感覚の相違から溺愛と気づかなかったから。
ドレスやら宝石やらをいっぱい買ってきても、貴族は使うのも仕事のうちなのよ~っていう建前を真に受け、ってか日本の感覚だとドレスやら宝石やら買われてもそれが適正量なのか溺愛のための買いすぎなのか分からなかった。そんな感じのすれ違いが多々あって、現実を知る前に魔法に没入、結局貴族の常識を知らないままだった。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

今日も学園食堂はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。

柚ノ木 碧/柚木 彗
恋愛
駄目だこれ。 詰んでる。 そう悟った主人公10歳。 主人公は悟った。実家では無駄な事はしない。搾取父親の元を三男の兄と共に逃れて王都へ行き、乙女ゲームの舞台の学園の厨房に就職!これで予てより念願の世界をこっそりモブ以下らしく観賞しちゃえ!と思って居たのだけど… 何だか知ってる乙女ゲームの内容とは微妙に違う様で。あれ?何だか萎えるんだけど… なろうにも掲載しております。

逆行転生って胎児から!?

章槻雅希
ファンタジー
冤罪によって処刑されたログス公爵令嬢シャンセ。母の命と引き換えに生まれた彼女は冷遇され、その膨大な魔力を国のために有効に利用する目的で王太子の婚約者として王家に縛られていた。家族に冷遇され王家に酷使された彼女は言われるままに動くマリオネットと化していた。 そんな彼女を疎んだ王太子による冤罪で彼女は処刑されたのだが、気づけば時を遡っていた。 そう、胎児にまで。 別の連載ものを書いてる最中にふと思いついて書いた1時間クオリティ。 長編予定にしていたけど、プロローグ的な部分を書いているつもりで、これだけでも短編として成り立つかなと、一先ずショートショートで投稿。長編化するなら、後半の国王・王妃とのあれこれは無くなる予定。

過程をすっ飛ばすことにしました

こうやさい
ファンタジー
 ある日、前世の乙女ゲームの中に悪役令嬢として転生したことに気づいたけど、ここどう考えても生活しづらい。  どうせざまぁされて追放されるわけだし、過程すっ飛ばしてもよくね?  そのいろいろが重要なんだろうと思いつつそれもすっ飛ばしました(爆)。  深く考えないでください。

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

私ではありませんから

三木谷夜宵
ファンタジー
とある王立学園の卒業パーティーで、カスティージョ公爵令嬢が第一王子から婚約破棄を言い渡される。理由は、王子が懇意にしている男爵令嬢への嫌がらせだった。カスティージョ公爵令嬢は冷静な態度で言った。「お話は判りました。婚約破棄の件、父と妹に報告させていただきます」「待て。父親は判るが、なぜ妹にも報告する必要があるのだ?」「だって、陛下の婚約者は私ではありませんから」 はじめて書いた婚約破棄もの。 カクヨムでも公開しています。

聖女なんて御免です

章槻雅希
ファンタジー
「聖女様」 「聖女ではありません! 回復術師ですわ!!」 辺境の地ではそんな会話が繰り返されている。治癒・回復術師のアルセリナは聖女と呼ばれるたびに否定し訂正する。そう、何度も何十度も何百度も何千度も。 聖女断罪ものを読んでて思いついた小ネタ。 軽度のざまぁというか、自業自得の没落があります。 『小説家になろう』様・『Pixiv』様に重複投稿。

義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。

克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位 11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位 11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位 11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位

全て聖女様の言う通りです

お好み焼き
ファンタジー
全て聖女様の言う通りです。本当にすみませんでした。

処理中です...