401 / 435
2024年11月
11月1日
しおりを挟む
昨日のことを考えすぎて寝起きが悪く、妻に体調が悪いのかと心配された。
俺を連れて行くつもりなのだろうかと思いながら1日過ごしたが、妻からは何も言ってはこない。
もし俺を連れてくのなら子どもたちはどうするのだろうか?
またお義母さんに来てもらうには俺としては厳しいと思う。
妻にとっては大事な用かもしれないが、世間的には遊びに行くのだと思うと気軽には頼めない。
俺の実家預けるにしても両親も忙しいと思うし、誰か一人ならまだしも人数も多く大変だと思う。
子どもたちを連れて行くにはなんとかなりそうかもしれないが、俺も妻も飲まず食わずで誰とも話せなくなりそうだ。
そうなると行く意味もないし、子どもたちからも遊びに行くのが楽しみだと言った声は聞こえてこない。
BBQに行くと話すと収拾がつかなくなるので、誰かが起きているときには話さないようにしてる事を考えると、最初に話したとおりに内緒なのだろうと思う。
妻の言葉の意味がわからず目の前にフィルターでもかかっているようだ。
前坂さんから本格的に地元に引越したとの連絡があった。
引越し自体は少し前に済ませていたが、時折こちらに戻ってきたりしていたそうだ。
工房にはまだ何人かの職人さんがいて、そのうちのひとりに事業を譲る形にして最後の依頼までがんばるそうだ。
戻る前に声を掛けてくれればよかったのにと話すと、片岡さんのことを迷わせたくなかったと話していた。
最近は物は売れているが長期的に考えると、いまお仕事の方が生活できると思うからと。
一応、片岡さんと東にも地元に帰ったことを伝えてほしいとのことだった。
工房があるうちは伝手があるからもし紹介が必要なら紹介すると言っていた。
何度も聞いたその言葉に、本音では技術を継承してほしいのだと思った。
それでも強く言えない気持ちもわかり、自分にはどうにも出来ないというもどかしさが苦しい。
うちの会社が少し儲かっていれば多少なら赤字の部門でも継承できたのにと意味のないことを考えてしまう。
東は今日から出社出来たが、感染ったのか疲れているだけなのかかわからないが調子が悪そうだった。
今日からは奥さんが看てくれるので、溜まった仕事を片付けれそうだと話していた。
北島も本来なら休みだったが、東について行って手伝ってくれた。
仕事の追加はしていないが、かなりの量があるので残業するとは話していたが終わったのか心配だ。
俺を連れて行くつもりなのだろうかと思いながら1日過ごしたが、妻からは何も言ってはこない。
もし俺を連れてくのなら子どもたちはどうするのだろうか?
またお義母さんに来てもらうには俺としては厳しいと思う。
妻にとっては大事な用かもしれないが、世間的には遊びに行くのだと思うと気軽には頼めない。
俺の実家預けるにしても両親も忙しいと思うし、誰か一人ならまだしも人数も多く大変だと思う。
子どもたちを連れて行くにはなんとかなりそうかもしれないが、俺も妻も飲まず食わずで誰とも話せなくなりそうだ。
そうなると行く意味もないし、子どもたちからも遊びに行くのが楽しみだと言った声は聞こえてこない。
BBQに行くと話すと収拾がつかなくなるので、誰かが起きているときには話さないようにしてる事を考えると、最初に話したとおりに内緒なのだろうと思う。
妻の言葉の意味がわからず目の前にフィルターでもかかっているようだ。
前坂さんから本格的に地元に引越したとの連絡があった。
引越し自体は少し前に済ませていたが、時折こちらに戻ってきたりしていたそうだ。
工房にはまだ何人かの職人さんがいて、そのうちのひとりに事業を譲る形にして最後の依頼までがんばるそうだ。
戻る前に声を掛けてくれればよかったのにと話すと、片岡さんのことを迷わせたくなかったと話していた。
最近は物は売れているが長期的に考えると、いまお仕事の方が生活できると思うからと。
一応、片岡さんと東にも地元に帰ったことを伝えてほしいとのことだった。
工房があるうちは伝手があるからもし紹介が必要なら紹介すると言っていた。
何度も聞いたその言葉に、本音では技術を継承してほしいのだと思った。
それでも強く言えない気持ちもわかり、自分にはどうにも出来ないというもどかしさが苦しい。
うちの会社が少し儲かっていれば多少なら赤字の部門でも継承できたのにと意味のないことを考えてしまう。
東は今日から出社出来たが、感染ったのか疲れているだけなのかかわからないが調子が悪そうだった。
今日からは奥さんが看てくれるので、溜まった仕事を片付けれそうだと話していた。
北島も本来なら休みだったが、東について行って手伝ってくれた。
仕事の追加はしていないが、かなりの量があるので残業するとは話していたが終わったのか心配だ。
1
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる