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2024年10月

10月14日

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朝早めに起きて長女が起きてくるのを妻と一緒に待ってから、もう一度納骨に参加しなくて良いのか聞いたが、参加しなくても構わないとのことだった。
むしろ少し面倒くさそうにしていた。
これくらいの子供なら墓場よりも家か友達と遊んでいたいだろうし、おかしくはないが、叱るべきか悩んだ。
この家で血縁上の関係があるのは長女だけなので、長女の考えが正論になるが、親としては普通は参加しなければならないと教えなければとの思いもある。
今はまだ子供だが、これから先も中村家の親戚の冠婚葬祭関連に参加しなければならなくなるかもしれないと思うと悩ましい。
最近は親戚づきあいのない人も増えているが、将来的にはどうするのが良いのだろうか。
文乃は達也さん側の親戚とはあまり関わらないでおくことにしたと言ったが、長女はどうするのだろう。
もちろん妻側だけというのも構わないが、特に揉めているということもないし、出来たらなんとなくでいいので関わっていてほしいと思う。

長男の鼻は治ってきたようだが、夜になると違和感があるのか鼻に指を突っ込んでいるのを見かけるようになってきた。
乾燥するのかもしれないが、加湿器を長男の側には置きたくないので濡れた洗濯物を少しずつリビングと寝室に置くことした。
昔使っていた加湿器がどこかにあったような気がして、物置部屋を開けると壊れた扇風機があった。
すっかり忘れていたので、出して少し動かしてみたが変な音がする。
おもちゃの欠片が挟まっているわけではなさそうだったが、ドライバーで分解できるところまで分解した。
壊れてもいいやと思い、あちこちバラしてみたが、おもちゃを挟んだところまではたどり着けなかった。
変な音がして不安なので、そのまま捨てたらと妻に言われたのでそうすることにした。
もうめぼしい物はないかもしれないが、近い内にホームセンターか電器屋に行って見てこようと思う。
売れ残りが安くなっていたら嬉しい。

夕飯はオムライスだった。
ネットスーパーで卵を頼んだ後に俺もお義母さんも卵を買ったので4パックあるそうだ。
俺も妻もいつも通り2パックと、お義母さんも気を利かせたらしく2パック買ったようだ。
最近やけに卵料理が多いなと感じていたがそういうことだったのか。
物置部屋でお義母さんが圧力鍋を見つけて出したので、下処理をして冷凍していってくれたサンマの梅煮も提供され、長男がすごく喜んでいた。
双子には不評だったようで、ひとくち食べて出された。
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