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2024年7月

7月30日

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昨日の夜は背中が痒かったのか何度も起こされ、背中をかけと言われた。
シャツの上から優しく掻くと、もっと強くかけとうるさかった。
掻き壊しがこわかったので保冷剤で冷やしてやると少し落ち着いたようだった。
体が温まると痒くなるようだったが、これ以上涼しくすると体調を壊すのでこのまま我慢するしか無いだろう。
朝は夜中に何度も起きたので、俺が家を出る時間になってもまだ寝ていた。
子供の頃は大人が羨ましかったが、自分が大人になってみると子供が羨ましい。

東はまだ本調子ではないようで、少しずつ遅れが増えてきた。
北島と分け合って働いているが、このままだと良くないことになりそうだ。
大輔さんも同じように話していたそうで、「そっちの会社がいいなら、俺から休むように言うけど?」と言われていたらしい。
「流石に外の人から言われたらなんとかすると思うから。」とも話していたそうなので、お願いすることにした。
俺からでも良かったが、一緒に頑張った来たので休むとは言わないかもしれないと思い頼ってみた。
心配していたが、自分でも体が動いていないと自覚があったようで、すんなりと応じてくれた。
午後の仕事は佐々木くんと北島が代わりに行ってくれた。
富田さんもいないのに、東も長期休養になると大変だ。

今日も午後に会社に行くとメモがあった。
『オオタミナさん折返しの電話希望。』とあった。
一瞬誰だっけと思ったが、年末に娘さんが帰ってくるのでなんとかしたいと話していた方だ。
カレンダーを見る限り、お盆に帰って来るのだろうか?
もし、そうなら大掛かりにはなるが、工務店なり大工さんなりのもう少し解決できそうなところに依頼するように伝えなくては。
おそらく俺では何も出来ないし。
2時以降が良いと書いてあったので、あらかたの目星をつけてから電話した。
用件としては、壁紙を自分たちで貼っていたら、穴が開いてたところが大きく崩れてしまったそうだ。
その穴を避けて壁紙を貼ったと話していたが、おそらく周りごと剥がさないといけないかもしれない。
場所によっては、石膏ボード2枚分かもしれない。
俺ではどうにもならないので、工務店を紹介することにした。
電話を終え、工務店に話しを通したが、あちらも暑くて体調を壊した人がいるらしく一ヶ月待ちになりそうだ。
とりあえずは現場を確認してからだと話していたがどうなるのだろう。
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