夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年7月

7月10日

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長男を車に乗せ、運転席に座ると昨日買ったボディーシートが助手席に置いたままになっていて、昨日のことを思い出させた。
車に乗せっぱなしだと直ぐにカラカラに干からびそうだ。
昨日食べたステーキも自分の意志で選んだわけではなかったが中々美味しかったので、双子が幼稚園に入ったら妻を誘ってみようと思う。
菜々美がごちそうしてくれると知っていたら、安いからと言う理由でハンバーグを食べれたのではないだろうかなどと考えている。
ごちそうすると言っていた菜々美の財布が真新しいブランドものだったが、稼ぎが良いのだろうか?
子供たちもこちらに呼んでとも話していたし。
前に連絡をくれた時に来たという子供たちが新幹線で食べた駅弁の話しをしていたし。
俺なら夜行バスだなと思ったが、まだ子供だからだろか。
妻もあのまま仕事を続けていたら菜々美が持っていたような財布を買えたのだろうか?
もっと自由だったのだろうか?

午前中に工務店から壊れたドアは廃棄してほしいと連絡があった。
新しいものはどうするのかと聞くと、ドアが無い方が快適だったからそのままにするとのことだったようだ。
防犯上も冷暖房のことを考えると良くないと思うが構わなのだろうか?
廃棄するとお金がかかるが、新しものを入れると廃棄代はタダにすることも合わせて伝えてもらうようお願いした。
依頼人は連絡しても返事が来るまで遅いと言われたが仕方ない。

午後は佐々木君に確認して片岡さんが調べてくれたリストを元に買い物をして持って行った。
昨日よりもかなり体調がいいようで安心した。
明日から働くと話していたが大丈夫だろうか。

家に帰る前に妻からメッセージが来ていた。
長男の機嫌が悪いからハンバーグとからあげを買ってきてほしいとのことだった。
ハンバーグのチャンスが来たことが単純に嬉しかった。
ハンバーグは冷凍とチルドから、唐揚げは冷凍と惣菜のコーナーで手に入れた。
チルドのコーナで見つけたチキンナゲットもついでに買った。
レジにはやはりあの若い男の店員がいなかった。
レジの長い行列に並ぶだけで疲れた。
家に帰り妻に買ってきたものを見せると、長男に確認してきてと言われ、そばに並べて見せるとチキンナゲットを選んだ。
チキンナゲットはふつうの形を選んでかごに入れたつもりだったが、期間限定と書かれた動物の形をしたものだった。
妻に笑いながら見せると、普通のものより量が少ないと、悔しそうな顔をしていた。
長男の機嫌が悪い理由は分からなった。
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