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2024年6月
6月15日 1/2
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今日はアイツの実家に行ってきた。
夜は眠れないのではないかと思っていたが、ぐっすり眠れすっきりとした朝田った。
俺とは反対に妻は寝不足の様子だった。
出かける準備をしていると、9時頃に菜々美から電話がきた。
もし今日時間があったら食事でもどうかと思い連絡したとのことだった。
子供が来ているので、紹介しようかと思ってと話していたが今日は外せない用事があるから断った。
菜々美のことはすっかり忘れていた。
ホームセンターに行く度に何かを買い忘れていると思っていたが、菜々美に連絡することだった。
美人で自分から連絡をするよりも、連絡を貰うことのほうが多い彼女の事だ、俺からの連絡を待っていたのかもしれない。
10分もしないうちに、今度は瞬も誘ってご飯にでも行こうねと電話が切れた。
アイツのことは話せなかった。
電話を終えると、寝不足のせいもあると思うが出かける準備で忙しいのにと妻の機嫌が悪くなった。
なんとかなだめて家をでた。
長男はおじいちゃんと会えると楽しそうにしていた。
年末年始でも大きなイベントがあるわけでもないので、道はそれ程混んでいなかったので予定通りに実家に着いた。
母の姿が見えなかったので父に聞くと、アイツの実家に手伝いに行ってるとのことだった。
文乃は陽翔だけを連れて準備をしているそうだ。
結衣と芽衣は達也さんと公園の近くに散歩しに行くと話していたそうだ。
公園と聞いた長男は父を公園の砂場で遊ぼうと誘っていた。
これからご飯食べるから午後にしようと説得されていたが、終始「後、何分?」と付きまとっていた。
持ってきたDVDを自室の机に置き、前に持ってきたものを持って帰ろうと思ったが見つけることが出来なかった。
机に置いた気がするが、どこに置いたのだろう。
探しているうちに、母から準備が出来たと連絡があったので、少し暑かったが歩いてアイツに実家ああに向かった。
結衣たちよりも先について、仏壇に昔よく食べたフルーツゼリーを供えた。
フルーツゼリーの包み紙を見た文乃は、懐かしそうに、「おにいとよくイチゴのやつを巡ってけんかしたなぁ。」と目を細めた。
俺も覚えていたので、店まで行って追加料金を払うのでイチゴを3つから4つにしてもらえないかと頼んできたと話すと、笑っていた。
アイツのお母さんは、体型は変わっていなかったが、疲れている様子だった。
そうは思いたくはないが、死に向かっていると感じるとしか思えなかった。
この夏を超えられるのだろうか。
夜は眠れないのではないかと思っていたが、ぐっすり眠れすっきりとした朝田った。
俺とは反対に妻は寝不足の様子だった。
出かける準備をしていると、9時頃に菜々美から電話がきた。
もし今日時間があったら食事でもどうかと思い連絡したとのことだった。
子供が来ているので、紹介しようかと思ってと話していたが今日は外せない用事があるから断った。
菜々美のことはすっかり忘れていた。
ホームセンターに行く度に何かを買い忘れていると思っていたが、菜々美に連絡することだった。
美人で自分から連絡をするよりも、連絡を貰うことのほうが多い彼女の事だ、俺からの連絡を待っていたのかもしれない。
10分もしないうちに、今度は瞬も誘ってご飯にでも行こうねと電話が切れた。
アイツのことは話せなかった。
電話を終えると、寝不足のせいもあると思うが出かける準備で忙しいのにと妻の機嫌が悪くなった。
なんとかなだめて家をでた。
長男はおじいちゃんと会えると楽しそうにしていた。
年末年始でも大きなイベントがあるわけでもないので、道はそれ程混んでいなかったので予定通りに実家に着いた。
母の姿が見えなかったので父に聞くと、アイツの実家に手伝いに行ってるとのことだった。
文乃は陽翔だけを連れて準備をしているそうだ。
結衣と芽衣は達也さんと公園の近くに散歩しに行くと話していたそうだ。
公園と聞いた長男は父を公園の砂場で遊ぼうと誘っていた。
これからご飯食べるから午後にしようと説得されていたが、終始「後、何分?」と付きまとっていた。
持ってきたDVDを自室の机に置き、前に持ってきたものを持って帰ろうと思ったが見つけることが出来なかった。
机に置いた気がするが、どこに置いたのだろう。
探しているうちに、母から準備が出来たと連絡があったので、少し暑かったが歩いてアイツに実家ああに向かった。
結衣たちよりも先について、仏壇に昔よく食べたフルーツゼリーを供えた。
フルーツゼリーの包み紙を見た文乃は、懐かしそうに、「おにいとよくイチゴのやつを巡ってけんかしたなぁ。」と目を細めた。
俺も覚えていたので、店まで行って追加料金を払うのでイチゴを3つから4つにしてもらえないかと頼んできたと話すと、笑っていた。
アイツのお母さんは、体型は変わっていなかったが、疲れている様子だった。
そうは思いたくはないが、死に向かっていると感じるとしか思えなかった。
この夏を超えられるのだろうか。
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