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2024年5月

5月28日

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朝から妻が頭痛がすると話していた。
天気予報ではお天気お姉さんが雨だと話していたので、そのせいだろうとのことだった。
朝食には冷凍の唐揚げが出てきて嬉しかった。
中学生の頃にアイツの家で食べてから大好きになったものだった。
何度も母に買ってとねだったし、一人暮らしのときも常に冷凍庫に入れていた。
俺は嬉しかったが、長男はひと口食べて残した。 まだお肉は苦手なようだ。
おかずは唐揚げと昨日の煮物だけだったが、長男は人参も食べないので缶詰のさばの味噌煮を開けて渡した。
妻は缶詰のにおいが駄目だったようで、リビングの窓のそばでぐったりしていた。
皿を洗い、出かける準備をして長女に傘を持たせ家を出た。

昨日依頼された物を発注した。
向こうの担当者は新入社員だったようで、定型文だけの確認のメールの他にもう一通メールが来た。
確認すると教育係を務めているという先輩社員からだった。
簡単な挨拶のあとに、人手不足もあり付きっきりにということは出来ないないので、迷惑をかけるかもしれないとのこと。
変わった取引ではないので問題なく進めれると思うが、明らかにおかしいと思うときはこちらのアドレスにも連絡してほしいとのことだった。
了承したとの旨の連絡をしたが、今まではこういったことは無かったので、こちらも気をつけなければと思う。
しかし、今になって考えると途中で東に引き継がなければいけないことに気がついた。
先方としても、いきなり担当者が変わったら困るのではなかろうか。
東次第ではあるが、新入社員だということを考えると、こっちは俺がこのまま最後まで担当しようかと思う。

午後にはザーザーと雨が降ってきた。
早瀬さんも朝からなんとなく調子が出ないと話していたので、やっぱり雨降ってきたとうんざりした様子だった。
「若い頃は天気が悪いだけで気持ちが落ち込んだり、何にもないのに不安になったりして大変だったのよー。」と外を見ていた。
周りの人がそんな話をしているのは聞いたことがあったが、俺自身は天気にも気圧にもまったく影響は受けないタイプだと思う。
映画やドラマで古い洋館に雷がなり雨が降ったりしているのは、良くないことが起きたり不気味だと感じるが、これは後天的なことだろうし。
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