夫の親友〜西本匡臣の日記〜

2024年2月

2月4日

今日はアニメを見るために早起きした長男のくまによって起こされた。
古い方のくまだがこいつの名前は何だったか思い出せない。
アニメのcmの合間に他の番組にすると、節分のイベントについて話していた。
カレンダーを見て、昨日は節分だったので夕飯に海苔巻が出たのかと納得いった。
昨日の残りの海苔巻を食べようと思い妻に声を掛けると、長女と長男がさっき食べ切ったばかりだと返された。
普段なら炊きたてのご飯は嬉しいが、昨日の残りを食べたかった。
そんな話をしながら、豆まきとかしなくてもいいのかと聞くと、最近は小さい子供は豆まきをしないと言われた。
喉に詰まって窒息の事故が起きないように、という配慮らしい。
何日か前に幼稚園で鬼退治したと言ってたのは、鬼にボールを投げていたらしい。
子供の頃に見たテレビで節分に殻付きの落花生を投げると言っていたのは、どこの県だったのだろう。
落花生といったら千葉だろうか。

そんな事を考えているとテレビの音が消えた。
長女が見ていたテレビ番組が終わったので消したのだろう。
子供の頃に、アイツがお父さんが見たい番組が終わったらテレビを消す事について、文句を言っていたことを思い出した。
アイツは、どんなにつまらない番組でもずっとテレビをつけっぱなしにしていたが、どんな理由だったのだろう。
アイツが結婚してすぐに、妻がテレビがなくてもいい人だったと話していたのも面白かった。

長女にテレビを消された長男は、子供部屋にクマ太を取りに行きすぐに戻ってきた。
クマ太をソファーに座らせトイレに走って行くと、次男が遊びだした。
その様子を戻って来て、発見すると子供部屋からライオンを連れて戻って来た。
クマ太と交換するように交渉していたが失敗したようだった。
どうしてもクマ太を取り戻したかったようで、妻にとられたと訴えに行ったが、その隙にライオンは次女の手に囚われた。
妻と一緒に戻って来た長男は、ライオンもとられていることに気が付き、とられたと泣いていた。
なんとか双子から取り戻そうとしたが、どうにもならず、さらに大泣きし始めた。
どうしたものかと思っていると、長女が自分のくまを使っていいよと長男に渡した。
受け取るのかな？と思っていると、大人しく受け取り涙と鼻水を長女のくまのぬいぐるみで拭った。
慌ててティッシュで拭いたがカピカピになりそうで心配だ。