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2024年1月
1月13日
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アイツの家に泊まったせいかまた夢を見た。
ゆで玉子を剥くアイツのお母さんの後ろをすり抜けゴミ箱の蓋を足元のペダルで開け、お茶のペットボトルを捨てていた。
そのゴミ箱はお前が高校生の時に外で洗ってくるように言われ壊しただろうと思っていると、気まずそうな顔をして消えた。
仏壇に御膳を供えて昨日し忘れた挨拶をし、線香を供えた。
朝食にゆで玉子が出てくるのかと思っていると目玉焼きが出て来た。
間違ってるじゃねーかと思いながら食べた。
目玉焼きは昔と変わらず、面倒くさいからという理由で全員半熟の両面焼きだった。
外は風邪が強くすぐには出れなさそうだった。
天気予報は午後には風も弱まり夕方にかけて穏やかになるでしょうと言っていた。
しばらく帰れないかもと言うと、仏間の押し入れに漫画本が置いてあるから好きに開けて読んだらと提案された。
長女はストーブの前でぬいぐるみを枕にして転がっていたので、アイツの部屋の押し入れから昔読んだ本を取り出し読むことにした。
暫くするとアイツのお母さんがここで読むならストーブくらいつけたらと言いに来た。
何を読もうか迷ってためし読みしていたつもりが30分も経っていたのでリビングに戻った。
長女は二度寝していたのでストーブを離し、ブランケットかけておいた。
2階の廊下の蛍光灯を替えて欲しいと言われ、替えると長女がトイレから戻るところだった。
「絵の具のやつやろう」と言われ、昨日のペットボトルはどこに捨てたのかと聞くと、いつものところと言われ夢で見たのはこれかと気が付いた。
絵の具買ってきたと言うと懐かしい嫌そうな顔をしながらちょっと待ってブルーシートを敷いてくれた。
ゴミ箱には10 本ほどのペットボトルが捨ててあった。
蓋はプラスチックごみの中から探してしっかり洗った。
ボトルに1cmほどの水をいれブルーシートに座り水性絵の具を入れ溶かした。
キッチンで水を足しアクリル絵の具を少し入れ、混ぜたが昔とは程遠いものが出来た。
全然違う物が出来たとアイツのお母さんに見せると「そうやって作ってたからキッチンも洗面所も」と思い出していた。
長女は赤い水を作っていたがなかなか上手だった。
風も弱まってきたので、ブルーシートを片付け、また来るからと伝え、ぬいぐるみを持ったことを確認し家に向かった。
帰りもコンビニに寄り、飲み物を選ぶ時に色水を持ってくるのを忘れたことに気が付いた。
家に着くと妻がぬいぐるみを持った長女を抱きしめていた。
その様子をみた長男が自分のぬいぐるみを持ち後ろに並んでいた。
ゆで玉子を剥くアイツのお母さんの後ろをすり抜けゴミ箱の蓋を足元のペダルで開け、お茶のペットボトルを捨てていた。
そのゴミ箱はお前が高校生の時に外で洗ってくるように言われ壊しただろうと思っていると、気まずそうな顔をして消えた。
仏壇に御膳を供えて昨日し忘れた挨拶をし、線香を供えた。
朝食にゆで玉子が出てくるのかと思っていると目玉焼きが出て来た。
間違ってるじゃねーかと思いながら食べた。
目玉焼きは昔と変わらず、面倒くさいからという理由で全員半熟の両面焼きだった。
外は風邪が強くすぐには出れなさそうだった。
天気予報は午後には風も弱まり夕方にかけて穏やかになるでしょうと言っていた。
しばらく帰れないかもと言うと、仏間の押し入れに漫画本が置いてあるから好きに開けて読んだらと提案された。
長女はストーブの前でぬいぐるみを枕にして転がっていたので、アイツの部屋の押し入れから昔読んだ本を取り出し読むことにした。
暫くするとアイツのお母さんがここで読むならストーブくらいつけたらと言いに来た。
何を読もうか迷ってためし読みしていたつもりが30分も経っていたのでリビングに戻った。
長女は二度寝していたのでストーブを離し、ブランケットかけておいた。
2階の廊下の蛍光灯を替えて欲しいと言われ、替えると長女がトイレから戻るところだった。
「絵の具のやつやろう」と言われ、昨日のペットボトルはどこに捨てたのかと聞くと、いつものところと言われ夢で見たのはこれかと気が付いた。
絵の具買ってきたと言うと懐かしい嫌そうな顔をしながらちょっと待ってブルーシートを敷いてくれた。
ゴミ箱には10 本ほどのペットボトルが捨ててあった。
蓋はプラスチックごみの中から探してしっかり洗った。
ボトルに1cmほどの水をいれブルーシートに座り水性絵の具を入れ溶かした。
キッチンで水を足しアクリル絵の具を少し入れ、混ぜたが昔とは程遠いものが出来た。
全然違う物が出来たとアイツのお母さんに見せると「そうやって作ってたからキッチンも洗面所も」と思い出していた。
長女は赤い水を作っていたがなかなか上手だった。
風も弱まってきたので、ブルーシートを片付け、また来るからと伝え、ぬいぐるみを持ったことを確認し家に向かった。
帰りもコンビニに寄り、飲み物を選ぶ時に色水を持ってくるのを忘れたことに気が付いた。
家に着くと妻がぬいぐるみを持った長女を抱きしめていた。
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