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2024年1月

1月6日

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昨日帰っても長女の元気が無いような気がしたので朝早く起きて妻に聞いた。
妻もわからないというので東のところのように熱があるんじゃないかと思い計るも平熱だった。
もうすぐ学校も始まるしどこかに行こうかと聞いても行かないと言っていた。
側にいた長男が貰ったお年玉でゲームセンターで遊びたいというので長女にも聞くと、しぶしぶといった様子で着いてきた。
妻にどうするかと聞くと疲れてるから双子と家にいるとのこと。
財布には妻に1000円だけねと言われたお年玉を入れ、大事そうに握りしめていた。
ゲームセンターには2人のような子供が多くいた。
みんなお年玉を持ってきたのだろう。
財布の1000円は直ぐになくなってしまったのでお母さんには秘密ねと500円ずつを渡した。
長男と同じくらいの男の子もお年玉を使い果たしたようで泣き叫んでいた。
長女はなにか思うところがあったのかお金は使わずに財布にしまっていた。
長男はまだ500円もあるといった顔で長女を電車の後ろに乗せ100円玉を2枚投入口に入れ出発した。
前は長女がお金を入れ前に乗ってたんだよなと思いながら見ていると、長女は少し恥ずかしそうにしていた。
よく考えると8歳でこの乗り物は恥ずかしかったのかもしれない。
俺自身長女と乗るとき恥ずかしかった記憶はある。
俺の前を通り過ぎる時に長男が大きく手を振っている後ろで長女は小さく手を振っていた。
あと何に使うか悩んでいる長男の後をついていくとくまのぬいぐるみのクレーンゲーム機の前で止まった。
欲しかったのか100円ずつ入れ3回挑戦したが取れなかったので涙を目にためていた。
可哀想に思ったのか長女が500円全て入れ6回挑戦したが取れなかった。
長女も落ち込んだので3000円を両替して戻ると他の親子が挑戦していた。
取られちゃうと長男が涙声で長女に話しかけていた。
あちらもお金がなくなったようで俺が500円入れ挑戦すると2回目で簡単に取れた。
残った4回は一緒に入っていた色違いのくまを狙ったが取れなかった。
くまを手に入れた長男は嬉しそうだったが、お金を失い何も手に入らなかった長女が可哀想なので、帰る前に文房具店でいくつかのペンを買った。
車の中では長男は機嫌が良かったが長女は落ち込んでいる様な気がした。
帰る途中で長女の好きなお好み焼き屋に寄って持ち帰り用に包んでもらった。
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