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2024年1月

1月2日

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9時前に初売りに行くと長男と長女を両
親が連れて出かけた。
長女はお年玉を持って行こうとしたが落としたら大変だから置いていくよう説得た。
少し前に買った水色のダウンを母に褒められて嬉しそうにしていた。

ふたりが出かけて妻とゆっくり話す時間が出来た。
母の押し入れにあった古い服の話をすると、長女の赤ちゃんの時の服から全部取ってあると話していた。
生まれたての頃の服は捨てなくてもいいが、それ以外は次女に着せて整理していこうと提案すると子供たちにやって欲しいと言い出した。
親が買い与えたものだが持ち主は子供たちだからと。
母も俺に捨ててほしいのだろうか。
夏は妻の実家に行こうかと提案すると、双子を運ぶのが大変だからと迷っていた。
長男も迷子になりそうだしと言われその姿が目に浮かび確かにとしか言葉が出なかった。
長女の部屋をどうするかと母と話したと言うと、自分も聞かれたとどうしようと悩んでいた。
一人部屋にして寂しくなったら私のとこにと提案され思わず「俺は?」と聞いた。
長男の所にと言われたがそういう事ではないと思い、遠回しに俺と離れても良いのかと聞くと、長女よりも寂しがり屋だと笑っていた。

そんな話をしていると両親が二人を連れて戻ってきた。
おもちゃを買ってもらったと二人はニコニコで帰ってきた。
大きな肉まんも買ってもらったと長女が袋を見せてきた。
袋には中華街の店の名前が書いてあり妻も喜んでいた。
母に「普段から好きなもの食べれないんだから有貴子ちゃんから先に選びなさい」と言われ妻は燕の巣入りと書かれた肉まんを嬉しそうに選んでいた。
長女はパンダの顔になったあんまんを長男はチーズ入りの物を選んだ。
母は妻と同じ物を選び半分にして食べていた。
甘さに飽きたのか長女が半分になったパンダをテーブルに置くと、母が半分交換しようと話しかけ交換していた。
その様子を見て長男に交換してと食べかけを渡されたが、同じものを食べていたので困惑しながら渡すと満足そうにしていた。

夕飯はホタテの貝殻付きのグラタンとエビチリだった。
母が通っている編み物教室で知りあった人と共同購入したと話していた。
グラタンは青森のお店で、俺の大学時代に美人だと評判だった同期が青森に嫁いだことを思い出して買ったとの事だった。
名前も忘れたがすごく美人だったから憧れてたと話す母に、父が初めて見たときからずっとあんな感じに生まれたかったと言っていたと呆れていた。

今日も父が長男を風呂に入れ一緒に寝てくれた。
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