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2023年12月
12月28日
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妻に聞かなければいけない事があるので妻が起きる時間に目覚ましをセットしたが、音がなる前に目が覚めた。
当然ながら妻は寝ていた。
頭まですっぽり被った毛布をずらし顔をのぞき込むと寒いのかすり寄ってきた。
ニヤニヤしながら見ていると妻が動いたので思わず寝たふりをした。
「寒っ」と呟きながら目を覚ましベッドから起き上がり、双子の様子を見に行った妻の頭の鳥の巣に目を奪われた。
戻って来た妻にさも今起きましたと言わんばかりに目をこすりながら話しかけた。
いきなり本題には入れないので、軽いジャブ代わりに早瀬さんが旦那の実家に行きたくないからコンビニでバイトすることになった話をした。
「相性悪いとこってあるよね~、うちはお義母さんいい人で良かった」と言いながら部屋から出て行った。
本当に俺の実家に行っても大丈夫かと聞きそびれたため、部屋着に着替えてから朝食の用意をする妻の元へ向かった。
どう切り出せば良いのかわからずストレートに行くのが嫌じゃないかと聞くと、問題なく仲良くしてるし双子にも会わせたいからと言ってくれた。
早瀬さんの事があり本当は嫌だったのではないかと思っていたと言うと心配し過ぎだと返ってきた。
当然気を使うが俺が間に入ってくれてるのは知ってるからと言われ、今のところ妻と母は大丈夫そうだと安心した。
会社に着くと早瀬さんがいた。
今ある仕事を処理したら次は30日の午前中に来るのが最後になるとのこと。
年明けはまだはっきりしないが、旦那が有給を使って正月休みを延長したのが終わるまではコンビニで働くと話していた。
高校生の頃にもコンビニで働いていたがやることが増えていて覚えないといけないことも沢山あると言っていたが、頑張るそうだ。
富田さんは今日の午後から正月休みに入り奥さんの実家に行くらしく飛行機乗るの楽しみだと話していた。
書類を書いてもらい見送り、昨日お願いしたいことがあると電話してした太田家に向かった。
呼び鈴を鳴らすと、最初に会った時よりも晴れやかな顔をした依頼人が玄関を開けてにこやかに出迎えられた。
前に伺ったときは入らなかったリビングに通されたが、色褪せたポスターが貼ってある壁、ホコリを被って変色した帽子があり、その中で新しいテレビが異様な雰囲気を醸し出していた。
擦り切れたソファーに座ると、自分の代わりに施設に帰ってこないで欲しいと連絡してくれないかと頼まれた。
家の構造上対策が不可能だからということにして工務店だと名乗り電話をすると、何かを察したように分かりましたと深く事情は聞かれなかった。
「ハルナさんにはお母さんが体調不良になったと伝えますので話を合わせておいてください」と言われ電話を切った。
電話の内容を伝えると、肩の力が抜けたような声でお礼を言われた。
帰り際少しですがと言われ封筒を渡されたので受け取り帰社した。
当然ながら妻は寝ていた。
頭まですっぽり被った毛布をずらし顔をのぞき込むと寒いのかすり寄ってきた。
ニヤニヤしながら見ていると妻が動いたので思わず寝たふりをした。
「寒っ」と呟きながら目を覚ましベッドから起き上がり、双子の様子を見に行った妻の頭の鳥の巣に目を奪われた。
戻って来た妻にさも今起きましたと言わんばかりに目をこすりながら話しかけた。
いきなり本題には入れないので、軽いジャブ代わりに早瀬さんが旦那の実家に行きたくないからコンビニでバイトすることになった話をした。
「相性悪いとこってあるよね~、うちはお義母さんいい人で良かった」と言いながら部屋から出て行った。
本当に俺の実家に行っても大丈夫かと聞きそびれたため、部屋着に着替えてから朝食の用意をする妻の元へ向かった。
どう切り出せば良いのかわからずストレートに行くのが嫌じゃないかと聞くと、問題なく仲良くしてるし双子にも会わせたいからと言ってくれた。
早瀬さんの事があり本当は嫌だったのではないかと思っていたと言うと心配し過ぎだと返ってきた。
当然気を使うが俺が間に入ってくれてるのは知ってるからと言われ、今のところ妻と母は大丈夫そうだと安心した。
会社に着くと早瀬さんがいた。
今ある仕事を処理したら次は30日の午前中に来るのが最後になるとのこと。
年明けはまだはっきりしないが、旦那が有給を使って正月休みを延長したのが終わるまではコンビニで働くと話していた。
高校生の頃にもコンビニで働いていたがやることが増えていて覚えないといけないことも沢山あると言っていたが、頑張るそうだ。
富田さんは今日の午後から正月休みに入り奥さんの実家に行くらしく飛行機乗るの楽しみだと話していた。
書類を書いてもらい見送り、昨日お願いしたいことがあると電話してした太田家に向かった。
呼び鈴を鳴らすと、最初に会った時よりも晴れやかな顔をした依頼人が玄関を開けてにこやかに出迎えられた。
前に伺ったときは入らなかったリビングに通されたが、色褪せたポスターが貼ってある壁、ホコリを被って変色した帽子があり、その中で新しいテレビが異様な雰囲気を醸し出していた。
擦り切れたソファーに座ると、自分の代わりに施設に帰ってこないで欲しいと連絡してくれないかと頼まれた。
家の構造上対策が不可能だからということにして工務店だと名乗り電話をすると、何かを察したように分かりましたと深く事情は聞かれなかった。
「ハルナさんにはお母さんが体調不良になったと伝えますので話を合わせておいてください」と言われ電話を切った。
電話の内容を伝えると、肩の力が抜けたような声でお礼を言われた。
帰り際少しですがと言われ封筒を渡されたので受け取り帰社した。
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