夫の親友〜西本匡臣の日記〜

2023年12月

12月19日

今朝も長女の熱は平熱らしく、早くどこかに行きたいと話していたと妻から聞いた。
治ったのかなと妻と話しながら今日大丈夫なら明日から学校にと昨日と同じような会話をした。
長女が家にいてネットスーパーで注文出来ないから遠回りになるんだけどお菓子のブーツ買って会社に置いておいてほしいと頼まれた。

出社すると資料室の前にハンコと書かれた付箋の付いた書類が空のダンボールの上に置いてあった。
10時頃に佐々木君から東は休みかと確認の電話が来た。
なんの連絡もないと話すと誰も知らないけど来てないとのことだった。
ちょっと聞きたいところがあるのにと困った様子だった。
連絡してみるからと電話を切り、東に電話をかけると今病院だから後でかけ直す、今日は休むと言われ電話が切れた。
駄目元で北島に電話をしてみると、30分位で来てくれるとのことだったので、東の事と共に佐々木君に伝えた。
東さんもインフルですかねと言われ俺も思ったと返事をし北島が来るまで分かるところを進めておくよう指示をした。

昼休みに東から電話が来た。
子供が朝から戻して連絡も出来なかったごめんと言われた。
病院で調べたらうちもインフルエンザだったからしばらく休むとのことだった。
俺の娘は治ったっぽいから社長室を東の部屋にしてもいいぞと提案した。
ソファーで戻したから抱っこで移動させようとしたら俺もかけられちゃったからかなりの確率でうつるからと笑っていた。
佐々木君はとりあえず北島に任せて、明日から在宅ワークにしてインフルエンザになったら休みということでと話がまとまり電話を切った。
北島は明日からは基本会社で仕事をして用事があるときだけ工房に行くとのことだった。

お菓子のブーツのおつかいがあったので定時退社しスーパーへ向かった。
何種類があったが去年と同じサイズの2000円のものを2つ買いった。
スーパーで買い物を終えブーツをそのまま会社に置こうと会社に戻ると北島が帰るところだった。
サンタごっこかと聞かれもうすぐ株式会社レッドブーツで日雇いバイトですと返した。
網タイツ用意しておくのでかわいい彼女お願いしますと言いながら車に乗る北島を見送って、ブーツを資料室に置いて帰宅した。

妻にレシートを渡すと去年は1000円のだったけど値上がりしたのかなと言われた。
1000円の物もあったというとそっちかもとの事だった。