夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2023年11月

11月24日

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今日は双子の面倒をみる為休んだ。
長男は体調が良かったが一応もう1日休ませたほうが良いと妻に言われ休ませた。
妻も昨日よりは良くなってきたようだった。
双子が昼寝している間にリビングで仕事をしていると、次男のがキッチンのゲートを開けようとガタガタ音を鳴らしていた。
様子を見に行くとアイスアイスと更にガタガタと鳴らしていた。
ゲートを開けると嬉しそうに冷凍庫のひきだしを力いっぱい引いて開けていた。
昨日届いたばかりのいちごのアイスを選び箱を床に置き1本取り出し、リビングに戻りソファーに座ると一人では開けれないようで苦戦していた。
置き去りにされた箱を冷凍庫に戻しニヤニヤしながら長男のアイスの袋をあけた。
高校生になったら俺たちのように両手にアイスを持ち食べるのだろうかと想像すると楽しみだ。
もし、友達を連れてきたら単純計算で2×2になると思うとゾッとする。
美味しそうに食べる様子がとても可愛い。
食べている途中で溶けて手がベタベタになることを予想し皿を渡すと、食べてもいいよ食べかけをくれた。

夕飯にはネットで調べたポトフを作ってみた。
長男はウインナーなら食べるようでおかわりもしてくれた。
長女のスープカップにはブロッコリーが残されていて食べるように言おうか迷ったが、この状況でギスギスする訳には行かないと思い言葉を飲み込んだ。
双子には味を薄め妻に確認して食べさせた。
こっちは残さず食べてくれて嬉しかった。
妻も食欲はあるようで鍋は空になった。
ふと、「体調が悪すぎてなんにも食べてない」と言った女のことを思い出だした。
あの女の声は俺の妻の声だったのだろうか?
それともアイツの妻の声だったのだろうか?

長男と風呂に入った後に最後の薬飲ませるのを忘れたことに気付き、飲ませようとしたがなぜか拒否されたがなんとか飲ませることができた。
元気になってよかったと思うが、反面元気になってしまったのかとも思う。
育児にはトラブルがない日はないのだろう。
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