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閑話 召使ヴェアリ、贖罪の旅④
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「おおおお、お世話になります!!」
背中のほうで、アルフの大きな声が響いた。
今は、もう少し静かにして欲しかった……。
なにしろショージ様の恩人であるメールアス夫人、そしてそのご子息のギオージュ様にご挨拶中だったのだ。
「というわけで、現在妊娠中のショージ様に代わりまして、ひとまずわたくしがお礼に参りました。
ご出産ののち、改めましてご挨拶にお伺いしたいと、ショージ様はおっしゃられております」
「まぁぁ、ショージは妊娠中なの!
嬉しいわ!!」
メールアス夫人は感激して両手をたたいて喜んでいる。
が、隣にいるギオージュ様は私の後ろが気になるようで、チラチラと視線を送っている。
そういえば、ショージ様が事前にお話しくださった『インパクトのある男性』とは、彼のことに違いない。
ウサギの獣人といえば小さくてかわいいイメージだったのだが、彼は大きい。
そして兄に負けないくらいに逞しい……。
「うわわわ!!
採取箱が!!」
あああ……アルフさん、静かに……。
「それで、ショージのご主人はどんな方なの?
この前はショージが急いでいたから詳しく話を聞けなくて……」
私の視線の横を、ギオージュ様が風の様に走りすぎた。
「大丈夫か?」
ギオージュ様の声が響く。
き、気になる……。
えっ……と、メールアス夫人の言葉に返答しなければ。
ショージ様のご主人様って、陛下……陛下は……。
「えー、陛下は非常に強くて優しいヒョウの獣人です。
クロヒョウなんですよ?
ショージ様に『ブラッシング』された後の陛下は神々しいくらいです。
陛下とショージ様には4人のお子様がいらっしゃいます。
ローデリア様、ブレスナイト様、カルコフィア様、ハルマ様。
……メールアス様??
いったい、どうなさいました???」
メールアス夫人は、口を大きく開けて固まっている。
私があわてていると「ヴェアリ……どう見ても王妃様と気づいていなかっただろう……」と、兄の声が耳朶に響いた。
……え? え??
私……失敗しました??
「……驚かせてしまい、申し訳ありませんでした……」
私の声は小さかったが、それでも十分届く小さな部屋で、私、兄のフェイル、メールアス夫人、ギオージュ様が相対している。
メールアス夫人は、頭に冷たいタオルを乗せている。
「ごめんなさいね、のぼせてしまって」などと謝罪されると身が縮む思いだ。
「いえ……わたくしの方こそ確認もせずにお伝えしてしまって……」
「まさか、ショージが王妃様だったなんて……。
あ、呼び捨てなんてまずいわね?
ショージ様、ショージ様、ふふ……少し変な感じがするわ。
息子のように思っていたんですもの」
「……ショージ様も、そのように仰せでした。
母君のような方だと……」
「まぁ……」
メールアス夫人が、嬉しそうに微笑んだ。
「あの……手を放してください」
ひそひそ声なのに、十分聞こえるほどこの部屋は小さいのだ……。
今、ちょうど感動的な話の最中だったというのに!!!
そもそもアルフさん、君は何故この部屋にいるのでしょうか?
もちろん、わかってはいますよ?
ギオージュ様が、手を取って離さないということは。
「手を離したら、また転ぶだろう?」
ギオージュ様はそう言って、アルフさんの手を離さなかった。
「え?!
プロポーズ??」
その日の夜、アルフさんはバニスで宿泊している私の部屋に訪ねてきた。
昨日会ったばかりなのに、ギオージュ様はアルフさんにプロポーズしたという。
あまりの展開に、私は開いた口がふさがらなかった。
「その……ラルフさん、もちろんギオージュ様はショージ様の恩人です。
ですが……結婚ともなれば、アルフさんにとっては一大事でしょう。
断りづらいなら、わたくしの方からお断りいたしますよ?」
無理やりギオージュ様に迫られて困っているのだろうと思い、私はラルフさんにそうお伝えした。
「いえ……実は……お受けしようと思いまして」
はにかみながら、アルフさんは答えた。
「え?! 本当に??」
「はい……」
びっくりだ。
今日の室内の様子では、明らかにアルフさんが困り果てていた。
確かに帰る前に数分二人きりで話していたと思うが、短時間の間に何があったのだろう。
「……おめでとうございます?」
私は驚きながら、そうお伝えした。
「ありがとうございます。
それで、ご相談なのですが……。
実は、私はこちらに残ろうかと思いまして」
「はい?」
「あ、もちろん、師匠の許可は得ています。
こちらでもちろん研究所の準備をさせていただきたいと思うんですが……一番の理由はその……彼が、離れたくないと、言うものですから」
「………ディーク様がいいのであれば、私どもは別に……」
「ありがとうございます。
……ヴェアリ様、一人になる師匠のことが気がかりで。
……その……あまり嫌わないでやってもらえますか?」
「べ……別に……嫌いという訳では……」
「師匠は醜くても心が優しいんです。
ヴェアリ様のように美しい方に嫌われるのが、実のところ師匠には一番堪えるんです。
ですから、ぜひ内面を見てほしいんです……」
「み……にくい??」
私は……とても驚きました。
もちろん、壮年のディーク様は年をとり、若干のしわがありますし、御髪にも白いものが混じっています。
しかしむしろ容姿は精悍で、整っていて、思わず見とれてしまうほどで……。
「ええ、シカ族の象徴である角がないツノナシですから!!
おかげでいまだに独身で……。
あ、でも、師匠は立派な人で……!!!」
角がないなど、大した問題に思えませんでした。
例えばアルフさんの頭に乗っている大きく立派な角がディークさんにあったとしたら……。
あれほど大きい人にそんな角があったらとても怖くて近づけそうにありません。
だいたい口づけするときも角をよけながら口づけしなくちゃいけないじゃありませんか、私はそんな邪魔な角なんてないディークさんの方が好き……!!!!!
あわわ!! 私は何を!!!
「ヴェアリ!!
風呂があいたぞ……!!」
兄が部屋に備え付けの浴室から出てきました。
しかし私は自覚したばかりの自分の気持ちに呆然としていて。
「ええ!! あ!! その、そろそろ失礼します」
あわてて立ち上がり部屋を出て行ったアルフさんが、とんでもない勘違いをしていたことに気づかなかった。
背中のほうで、アルフの大きな声が響いた。
今は、もう少し静かにして欲しかった……。
なにしろショージ様の恩人であるメールアス夫人、そしてそのご子息のギオージュ様にご挨拶中だったのだ。
「というわけで、現在妊娠中のショージ様に代わりまして、ひとまずわたくしがお礼に参りました。
ご出産ののち、改めましてご挨拶にお伺いしたいと、ショージ様はおっしゃられております」
「まぁぁ、ショージは妊娠中なの!
嬉しいわ!!」
メールアス夫人は感激して両手をたたいて喜んでいる。
が、隣にいるギオージュ様は私の後ろが気になるようで、チラチラと視線を送っている。
そういえば、ショージ様が事前にお話しくださった『インパクトのある男性』とは、彼のことに違いない。
ウサギの獣人といえば小さくてかわいいイメージだったのだが、彼は大きい。
そして兄に負けないくらいに逞しい……。
「うわわわ!!
採取箱が!!」
あああ……アルフさん、静かに……。
「それで、ショージのご主人はどんな方なの?
この前はショージが急いでいたから詳しく話を聞けなくて……」
私の視線の横を、ギオージュ様が風の様に走りすぎた。
「大丈夫か?」
ギオージュ様の声が響く。
き、気になる……。
えっ……と、メールアス夫人の言葉に返答しなければ。
ショージ様のご主人様って、陛下……陛下は……。
「えー、陛下は非常に強くて優しいヒョウの獣人です。
クロヒョウなんですよ?
ショージ様に『ブラッシング』された後の陛下は神々しいくらいです。
陛下とショージ様には4人のお子様がいらっしゃいます。
ローデリア様、ブレスナイト様、カルコフィア様、ハルマ様。
……メールアス様??
いったい、どうなさいました???」
メールアス夫人は、口を大きく開けて固まっている。
私があわてていると「ヴェアリ……どう見ても王妃様と気づいていなかっただろう……」と、兄の声が耳朶に響いた。
……え? え??
私……失敗しました??
「……驚かせてしまい、申し訳ありませんでした……」
私の声は小さかったが、それでも十分届く小さな部屋で、私、兄のフェイル、メールアス夫人、ギオージュ様が相対している。
メールアス夫人は、頭に冷たいタオルを乗せている。
「ごめんなさいね、のぼせてしまって」などと謝罪されると身が縮む思いだ。
「いえ……わたくしの方こそ確認もせずにお伝えしてしまって……」
「まさか、ショージが王妃様だったなんて……。
あ、呼び捨てなんてまずいわね?
ショージ様、ショージ様、ふふ……少し変な感じがするわ。
息子のように思っていたんですもの」
「……ショージ様も、そのように仰せでした。
母君のような方だと……」
「まぁ……」
メールアス夫人が、嬉しそうに微笑んだ。
「あの……手を放してください」
ひそひそ声なのに、十分聞こえるほどこの部屋は小さいのだ……。
今、ちょうど感動的な話の最中だったというのに!!!
そもそもアルフさん、君は何故この部屋にいるのでしょうか?
もちろん、わかってはいますよ?
ギオージュ様が、手を取って離さないということは。
「手を離したら、また転ぶだろう?」
ギオージュ様はそう言って、アルフさんの手を離さなかった。
「え?!
プロポーズ??」
その日の夜、アルフさんはバニスで宿泊している私の部屋に訪ねてきた。
昨日会ったばかりなのに、ギオージュ様はアルフさんにプロポーズしたという。
あまりの展開に、私は開いた口がふさがらなかった。
「その……ラルフさん、もちろんギオージュ様はショージ様の恩人です。
ですが……結婚ともなれば、アルフさんにとっては一大事でしょう。
断りづらいなら、わたくしの方からお断りいたしますよ?」
無理やりギオージュ様に迫られて困っているのだろうと思い、私はラルフさんにそうお伝えした。
「いえ……実は……お受けしようと思いまして」
はにかみながら、アルフさんは答えた。
「え?! 本当に??」
「はい……」
びっくりだ。
今日の室内の様子では、明らかにアルフさんが困り果てていた。
確かに帰る前に数分二人きりで話していたと思うが、短時間の間に何があったのだろう。
「……おめでとうございます?」
私は驚きながら、そうお伝えした。
「ありがとうございます。
それで、ご相談なのですが……。
実は、私はこちらに残ろうかと思いまして」
「はい?」
「あ、もちろん、師匠の許可は得ています。
こちらでもちろん研究所の準備をさせていただきたいと思うんですが……一番の理由はその……彼が、離れたくないと、言うものですから」
「………ディーク様がいいのであれば、私どもは別に……」
「ありがとうございます。
……ヴェアリ様、一人になる師匠のことが気がかりで。
……その……あまり嫌わないでやってもらえますか?」
「べ……別に……嫌いという訳では……」
「師匠は醜くても心が優しいんです。
ヴェアリ様のように美しい方に嫌われるのが、実のところ師匠には一番堪えるんです。
ですから、ぜひ内面を見てほしいんです……」
「み……にくい??」
私は……とても驚きました。
もちろん、壮年のディーク様は年をとり、若干のしわがありますし、御髪にも白いものが混じっています。
しかしむしろ容姿は精悍で、整っていて、思わず見とれてしまうほどで……。
「ええ、シカ族の象徴である角がないツノナシですから!!
おかげでいまだに独身で……。
あ、でも、師匠は立派な人で……!!!」
角がないなど、大した問題に思えませんでした。
例えばアルフさんの頭に乗っている大きく立派な角がディークさんにあったとしたら……。
あれほど大きい人にそんな角があったらとても怖くて近づけそうにありません。
だいたい口づけするときも角をよけながら口づけしなくちゃいけないじゃありませんか、私はそんな邪魔な角なんてないディークさんの方が好き……!!!!!
あわわ!! 私は何を!!!
「ヴェアリ!!
風呂があいたぞ……!!」
兄が部屋に備え付けの浴室から出てきました。
しかし私は自覚したばかりの自分の気持ちに呆然としていて。
「ええ!! あ!! その、そろそろ失礼します」
あわてて立ち上がり部屋を出て行ったアルフさんが、とんでもない勘違いをしていたことに気づかなかった。
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