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第五十六話 「ウルフ一郎さんの、本当の気持ち」
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菜の花広場の噴水前。
いよいよ、告白の時が来たよぉ!
・・・・・・と言っても、ネルさん、まだ来ない。
「昼間っから待ってんのに。」
「本当に来るのかしら?」
「もう、夜の八時だぞぉ。」
菜の花広場の時計は、八時をさしている。
「ふぁ~、ねむ~い。」
道華、もうしばらくがまんして。
「もう、あきらめよう。」
「あきらめてどーする!ネルに告白するんだろーが!」
ジュンブライトが、ウルフ一郎さんの胸ぐらをひっぱった。
「そうですよ!」
「ここであきらめたら、試合終了ですよ!」
マドレーヌちゃん、有名なバスケットボールのまんがの名セリフを言っちゃって。
「・・・・・・ったく、わかったよ。」
「よし、そーしろ。」
「あの子、まだ来ないわねぇ。」
リリアさんが腕時計を見つめながら言った。
方向オンチですからねぇ。
たぶん、どっかで迷ってるんでしょう。
「そうだといいけど・・・・・・。」
「あ、来たわ!」
えっ!?うそ!
あ、本当だ!ネルさん、来てる~!
「ったく、リリアのやつ、いねぇじゃねぇか。LINEで『菜の花広場の噴水前でまて。』まて。と送ってきやがって!おかげで散々、道に迷っちまったんじゃねぇか!はっ、まさか!」
ま、まさか・・・・・・。
「あたしに決闘を申し込みにきたんだな!ええい!早く出て来い、リリア!」
まあた、ぶっ飛んだかんちがいをして。
「ウルフ一郎、行って!」
「え・・・・・・でも・・・・・・。」
「ウルフ一郎さん、頑張ってください!」
私がウインクをすると、ウルフ一郎さんは、目をハートにした。
「OK~♡君のために、頑張るよ~ん♡」
(ん?まてよ?もしこいつがネルとつきあったら、俺と真莉亜の交際は、平和に続くというわけか!ニヒニヒニヒ~。絶っっっっっっ対、つきあえよな!)
なに考えてんだか。
「よっ、ネル。」
「!?ウルフ一郎!」
「久しぶり・・・・・・ちがう、ライブ以来だな。」
「あぁ。ところでなんだ。顔の表情がいつもよりちがうし。」
「あ・・・・・・それはだなぁ・・・・・・。」
「まさか、お前が本当の決闘相手なんだな。」
「はぁ!?ちげーよ!」
「うそつけ!さぁ、始めようか。」
「ちょっ、ちょっとまて!」
あーあ。また始まった。ネルさんのかんちがいモード。
「俺様は本当に、決闘を申しこんでねぇ!」
「じゃあ、なんなんだよぉ!」
「話があるんだ!」
「話?」
ネルさんは刀を直した。
「あぁ。ちゃんと、聞いてくれよ。」
「わかったよ。さっさと済ませてくれ。」
ウルフ一郎さんは、深呼吸をして、それから、サングラスの奥に光る夜行性の目で、ネルさんを見つめた。
「ネル、お前のことが、ずっと、好きだった。」
「!?」
ネルさんは、顔を真っ赤にして、口を両手でふさいだ。
なんて言っていいのか、わからないみたい。
言葉も失っているみたいだし。
「初めて出会った時、超~うざかったけど、だんだん、仲良くなっていくうち、好きになったんだ。ネル!俺様と、つきあってくれ!」
ウルフ一郎さんは、お辞儀をして、ネルさんに手を差し伸べた。
けど、ネルさんはまだ、かたまったまんま。
「なにやってんのよ、あの子!」
「たぶん、告白されたとたん、いきなりのものだったから、言葉を失いかけてんだよ。」
「返事を言ってくれ!好きとか、嫌いだとか!どっちでもいいから!」
だが、ネルさんはかたまったまんま。
「言えって言ってんだろ!この、おっぱいでか女!」
ウルフ一郎さん!怒ったらだめ!
「ええい!もう一度、言ってやる!好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、愛してるぅ―!」
ウルフ一郎さんの叫び声が、夜空まで響いた。
ポタポタポタ・・・・・・。
ネルさん、泣いてる!
一体、どうしたんだろ。
「ゔ・・・・・・ゔぅ・・・・・・。」
「どうしたんだ、ネル!」
「あ・・・・・・あたし、男にそんなに好きだって言われたの、初めてだ・・・・・・。ウルフいちろ~う!」
ネルさんは、走って、ウルフ一郎さんにだきついた。
そして、ネルさんは顔を見上げた。
「ウルフ一郎!あたしも、あたしも、あたしも!あんたのことが、好きだった!」
「!?」
「それってつまり、両想いなのか!?」
「・・・・・・みたいね。」
「ごめん。自分の気持ちに素直になれなかったんだ。」
「俺様もだ、ネル。」
ウルフ一郎さんは、ネルさんをぎゅっとだきしめた。
「ウルフ一郎の胸、あったかい・・・・・・。」
「ネル、ずっと俺様のそばにいてくれるか?」
「もちろん。」
ネルさんは、こくりとうなずくと、ウルフ一郎さんは、ネルさんのあごをクイッとあげた。
「愛してるぞ、ネル。」
「あたしも。愛してるぞ、ウルフ一郎。」
そして、二人は唇を近づけて・・・・・・。
チュ・・・・・・。
キスをした。
とても熱いキスを。
そして、二人は唇を離した。
「これだけは言っておくが・・・・・・浮気は厳禁だからな。」
「うん。」
ネルさんは、こくりとうなずいた。
「もし浮気したら、別れる。そして、俺様の前から消えろ。」
「・・・・・・わかった、しない。絶対しない。」
「本当か?」
「本当だよぉ。」
チュ・・・・・・。
ウルフ一郎さんは再び、ネルさんの唇にキスをした。
「・・・・・・お前もな。したら斬る。それか、あたしの前から消えろ。」
「そんなこわいこと、言うんじゃねぇよ。犯罪になるぜ?」
「・・・・・・じゃあ、あたしも、したら別れる。そして、あたしの前から消えろ。」
「・・・・・・わかった。」
チュッ、チュッ、チュッ、チュ・・・・・・。
二人は何回も、熱いキスをした。
「ネル、愛してる。」
「あたしも、愛してるよ、ウルフ一郎。」
チュ・・・・・・。
ネルさんが唇を離すたび、ウルフ一郎さんは何回も、ネルさんにキスしていく。
「・・・・・・もう、やめよう。」
すると、ウルフ一郎さんが、ネルさんのうでをぎゅっとにぎって・・・・・・。
チュ・・・・・・。
熱いキスをした。
「・・・・・・これからよろしくな、ネル。」
「あたしも。よろしくな、ウルフ一郎。」
パチパチパチパチ。
「ウルフ一郎さん、ネルさん、おつきあい、おめでとうございますっ!」
「!?春間真莉亜、ジュンブライト様、ルクト、マドレーヌ、リリア、道華、テレサ、紅葉、クリス、アキ、ソラ、ギロ!お前らまさか、キスしたところ、見てたのかよ!」
「えぇ。見てたわよ。」
「すっごく、ラブラブだったじゃな―い。」
ネルさんの顔が真っ赤になった。
「やっぱり。人の気配が感じると思った。」
「そんなに照れなくてもいいじゃないかぁ~。だって俺様達、もうカップルなんだから。」
「ウルフ一郎・・・・・・。」
「ネル・・・・・・。」
二人は再び、熱いキスをし始めた。
こうして、ウルフ一郎さんとネルさんは、つきあうことになりました。
☆
次の日。
「はい、あーん。」
ネルさんはぱくっと一口食べた。
「どうだ?俺様がつくったカレー。」
「う~ん、おいし~い。けど、あたし、一人で食べられるから、あーんしなくてもいいよぉ。」
「遠慮するなよぉ。俺様達、恋人だろ?こーして、ラブラブな生活を送ろうな。」
「ウルフ一郎・・・・・・だ~いすき~♡」
「俺様も~♡ネル、だ~いすきだよ~ん♡」
「アハハハハ!」
はぁ。この二人、私とジュンブライトカップルに負けないくらい、ラブラブです。
「くおうらぁ!あんたらぁ!つきあい始めて、調子乗ってんじゃないよ!」
テレサさん、怒ってる!
どうしてだろ。
「テレサ、あの二人のラブラブしているところがうらやましくて、怒ってるんだよ。」
あぁ。なるほどね~。
「別にい―じゃねぇか。ね―、ネル~。」
「あぁ。ウルフいちろ~う。」
「そのやりとりも、ほどほどにしなっ!」
テレサさん、恋人、つくればいいのに。
「おい、お前。ネルとつきあい始めて、真莉亜のことはあきらめただろ。」
「ちっ、ちっ、ちっ。まだあきらめてねぇよ。」
えぇ~!?
「ネルとつきあってもぉ、真莉亜ちゃんのこと、忘れないよ~ん♡」
はぁ・・・・・・。私のこと、あきらめてくれるかと思った・・・・・・。
「せっかく、真莉亜と平和な交際ができると思ったのにぃ!」
(あたしもだ、春間真莉亜!)
ネルさん!てか、テレパシー、使えるの!?
超能力ヴァンパイアじゃなかったよね!?
(あたしもジュンブライト様のこと、まだあきらめんぞ!)
そ、そんなぁ~。がくり。
「ウルフ一郎、今度はポテトサラダを食べさせろ。」
「おう。」
って、なにもなかったようにしゃべってるしぃ~!ま、いっか。
いよいよ、告白の時が来たよぉ!
・・・・・・と言っても、ネルさん、まだ来ない。
「昼間っから待ってんのに。」
「本当に来るのかしら?」
「もう、夜の八時だぞぉ。」
菜の花広場の時計は、八時をさしている。
「ふぁ~、ねむ~い。」
道華、もうしばらくがまんして。
「もう、あきらめよう。」
「あきらめてどーする!ネルに告白するんだろーが!」
ジュンブライトが、ウルフ一郎さんの胸ぐらをひっぱった。
「そうですよ!」
「ここであきらめたら、試合終了ですよ!」
マドレーヌちゃん、有名なバスケットボールのまんがの名セリフを言っちゃって。
「・・・・・・ったく、わかったよ。」
「よし、そーしろ。」
「あの子、まだ来ないわねぇ。」
リリアさんが腕時計を見つめながら言った。
方向オンチですからねぇ。
たぶん、どっかで迷ってるんでしょう。
「そうだといいけど・・・・・・。」
「あ、来たわ!」
えっ!?うそ!
あ、本当だ!ネルさん、来てる~!
「ったく、リリアのやつ、いねぇじゃねぇか。LINEで『菜の花広場の噴水前でまて。』まて。と送ってきやがって!おかげで散々、道に迷っちまったんじゃねぇか!はっ、まさか!」
ま、まさか・・・・・・。
「あたしに決闘を申し込みにきたんだな!ええい!早く出て来い、リリア!」
まあた、ぶっ飛んだかんちがいをして。
「ウルフ一郎、行って!」
「え・・・・・・でも・・・・・・。」
「ウルフ一郎さん、頑張ってください!」
私がウインクをすると、ウルフ一郎さんは、目をハートにした。
「OK~♡君のために、頑張るよ~ん♡」
(ん?まてよ?もしこいつがネルとつきあったら、俺と真莉亜の交際は、平和に続くというわけか!ニヒニヒニヒ~。絶っっっっっっ対、つきあえよな!)
なに考えてんだか。
「よっ、ネル。」
「!?ウルフ一郎!」
「久しぶり・・・・・・ちがう、ライブ以来だな。」
「あぁ。ところでなんだ。顔の表情がいつもよりちがうし。」
「あ・・・・・・それはだなぁ・・・・・・。」
「まさか、お前が本当の決闘相手なんだな。」
「はぁ!?ちげーよ!」
「うそつけ!さぁ、始めようか。」
「ちょっ、ちょっとまて!」
あーあ。また始まった。ネルさんのかんちがいモード。
「俺様は本当に、決闘を申しこんでねぇ!」
「じゃあ、なんなんだよぉ!」
「話があるんだ!」
「話?」
ネルさんは刀を直した。
「あぁ。ちゃんと、聞いてくれよ。」
「わかったよ。さっさと済ませてくれ。」
ウルフ一郎さんは、深呼吸をして、それから、サングラスの奥に光る夜行性の目で、ネルさんを見つめた。
「ネル、お前のことが、ずっと、好きだった。」
「!?」
ネルさんは、顔を真っ赤にして、口を両手でふさいだ。
なんて言っていいのか、わからないみたい。
言葉も失っているみたいだし。
「初めて出会った時、超~うざかったけど、だんだん、仲良くなっていくうち、好きになったんだ。ネル!俺様と、つきあってくれ!」
ウルフ一郎さんは、お辞儀をして、ネルさんに手を差し伸べた。
けど、ネルさんはまだ、かたまったまんま。
「なにやってんのよ、あの子!」
「たぶん、告白されたとたん、いきなりのものだったから、言葉を失いかけてんだよ。」
「返事を言ってくれ!好きとか、嫌いだとか!どっちでもいいから!」
だが、ネルさんはかたまったまんま。
「言えって言ってんだろ!この、おっぱいでか女!」
ウルフ一郎さん!怒ったらだめ!
「ええい!もう一度、言ってやる!好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、愛してるぅ―!」
ウルフ一郎さんの叫び声が、夜空まで響いた。
ポタポタポタ・・・・・・。
ネルさん、泣いてる!
一体、どうしたんだろ。
「ゔ・・・・・・ゔぅ・・・・・・。」
「どうしたんだ、ネル!」
「あ・・・・・・あたし、男にそんなに好きだって言われたの、初めてだ・・・・・・。ウルフいちろ~う!」
ネルさんは、走って、ウルフ一郎さんにだきついた。
そして、ネルさんは顔を見上げた。
「ウルフ一郎!あたしも、あたしも、あたしも!あんたのことが、好きだった!」
「!?」
「それってつまり、両想いなのか!?」
「・・・・・・みたいね。」
「ごめん。自分の気持ちに素直になれなかったんだ。」
「俺様もだ、ネル。」
ウルフ一郎さんは、ネルさんをぎゅっとだきしめた。
「ウルフ一郎の胸、あったかい・・・・・・。」
「ネル、ずっと俺様のそばにいてくれるか?」
「もちろん。」
ネルさんは、こくりとうなずくと、ウルフ一郎さんは、ネルさんのあごをクイッとあげた。
「愛してるぞ、ネル。」
「あたしも。愛してるぞ、ウルフ一郎。」
そして、二人は唇を近づけて・・・・・・。
チュ・・・・・・。
キスをした。
とても熱いキスを。
そして、二人は唇を離した。
「これだけは言っておくが・・・・・・浮気は厳禁だからな。」
「うん。」
ネルさんは、こくりとうなずいた。
「もし浮気したら、別れる。そして、俺様の前から消えろ。」
「・・・・・・わかった、しない。絶対しない。」
「本当か?」
「本当だよぉ。」
チュ・・・・・・。
ウルフ一郎さんは再び、ネルさんの唇にキスをした。
「・・・・・・お前もな。したら斬る。それか、あたしの前から消えろ。」
「そんなこわいこと、言うんじゃねぇよ。犯罪になるぜ?」
「・・・・・・じゃあ、あたしも、したら別れる。そして、あたしの前から消えろ。」
「・・・・・・わかった。」
チュッ、チュッ、チュッ、チュ・・・・・・。
二人は何回も、熱いキスをした。
「ネル、愛してる。」
「あたしも、愛してるよ、ウルフ一郎。」
チュ・・・・・・。
ネルさんが唇を離すたび、ウルフ一郎さんは何回も、ネルさんにキスしていく。
「・・・・・・もう、やめよう。」
すると、ウルフ一郎さんが、ネルさんのうでをぎゅっとにぎって・・・・・・。
チュ・・・・・・。
熱いキスをした。
「・・・・・・これからよろしくな、ネル。」
「あたしも。よろしくな、ウルフ一郎。」
パチパチパチパチ。
「ウルフ一郎さん、ネルさん、おつきあい、おめでとうございますっ!」
「!?春間真莉亜、ジュンブライト様、ルクト、マドレーヌ、リリア、道華、テレサ、紅葉、クリス、アキ、ソラ、ギロ!お前らまさか、キスしたところ、見てたのかよ!」
「えぇ。見てたわよ。」
「すっごく、ラブラブだったじゃな―い。」
ネルさんの顔が真っ赤になった。
「やっぱり。人の気配が感じると思った。」
「そんなに照れなくてもいいじゃないかぁ~。だって俺様達、もうカップルなんだから。」
「ウルフ一郎・・・・・・。」
「ネル・・・・・・。」
二人は再び、熱いキスをし始めた。
こうして、ウルフ一郎さんとネルさんは、つきあうことになりました。
☆
次の日。
「はい、あーん。」
ネルさんはぱくっと一口食べた。
「どうだ?俺様がつくったカレー。」
「う~ん、おいし~い。けど、あたし、一人で食べられるから、あーんしなくてもいいよぉ。」
「遠慮するなよぉ。俺様達、恋人だろ?こーして、ラブラブな生活を送ろうな。」
「ウルフ一郎・・・・・・だ~いすき~♡」
「俺様も~♡ネル、だ~いすきだよ~ん♡」
「アハハハハ!」
はぁ。この二人、私とジュンブライトカップルに負けないくらい、ラブラブです。
「くおうらぁ!あんたらぁ!つきあい始めて、調子乗ってんじゃないよ!」
テレサさん、怒ってる!
どうしてだろ。
「テレサ、あの二人のラブラブしているところがうらやましくて、怒ってるんだよ。」
あぁ。なるほどね~。
「別にい―じゃねぇか。ね―、ネル~。」
「あぁ。ウルフいちろ~う。」
「そのやりとりも、ほどほどにしなっ!」
テレサさん、恋人、つくればいいのに。
「おい、お前。ネルとつきあい始めて、真莉亜のことはあきらめただろ。」
「ちっ、ちっ、ちっ。まだあきらめてねぇよ。」
えぇ~!?
「ネルとつきあってもぉ、真莉亜ちゃんのこと、忘れないよ~ん♡」
はぁ・・・・・・。私のこと、あきらめてくれるかと思った・・・・・・。
「せっかく、真莉亜と平和な交際ができると思ったのにぃ!」
(あたしもだ、春間真莉亜!)
ネルさん!てか、テレパシー、使えるの!?
超能力ヴァンパイアじゃなかったよね!?
(あたしもジュンブライト様のこと、まだあきらめんぞ!)
そ、そんなぁ~。がくり。
「ウルフ一郎、今度はポテトサラダを食べさせろ。」
「おう。」
って、なにもなかったようにしゃべってるしぃ~!ま、いっか。
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