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第四十二話 「ギロさんの初デート」
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「リッちゃ~ん!」
ギロさん、機嫌がいいですねぇ。スキップしちゃって。
「どうしたの?」
「実は・・・・・・うれしいお知らせがあるんだ!」
「お知らせ?早く言って。」
「明日、休暇が取れたんだ!」
「えっ!?」
「だから、デートをしよう!」
よかったですね、リリアさん!
「きゅ、急に言われても・・・・・・。」
「リリア、楽しんで来い。」
「これは、一回しかおとずれないんだからっ!」
「・・・・・・いいわよ。じゃあ、明日ね。」
「やったぁ~!」
ギロさんは、喜びながら、跳びはねた。
「イェーイ!」
「お前、はしゃぎすぎ!」
「リリア!」
マドレーヌちゃんが、リリアさんにだきついてきた。
「おみやげ、楽しみにしてます!」
「えぇ。」
「ヒャッハ~!」
「ギロ様、静かにしてくださいっ!」
もう、ギロさん、初デートで、天然パワーは、さくれつしないでくださいね。
☆
次の日。
ひゃ―っ、ドキドキするぅ~。
だって、となりには、リッちゃんがいるんだもん。
「リッちゃん、どこに行く?」
「へっ?」
うわぁぁぁぁぁぁぁ!リッちゃんが、おばあちゃんになったぁぁぁぁぁ!
「ギロ!そのおばあさんは、私じゃないわ!」
へっ?あ、ごめんなさい。
俺は、おばあさんに向かって、おじぎをした。
「もう、あなたはどんだけ、天然なのよ。」
いや、ド天然だよ。
「天然もド天然も、超えてるわ!」
リ、リッちゃんから、怒られた・・・・・・。
「どこに行く?お茶でもしましょうか。」
うん!いいね!
☆
え―っと、なんにしよっかなぁ~?
「私はコーヒーで。」
じゃ、じゃあ、俺もコーヒーで。」
「かしこまりました。」
ウエントレスさんが、俺達におじぎをしたあと、その場を去った。
「うふふふふ。」
リッちゃん、なにがおかしいの?
「いや、なんにも。」
「子供のころの話をしようよ!」
「いいわねぇ、それ。18年前、私とネルがあなたの家にお泊りして、翌日、おねしょをして、お父さんから怒られたわね。」
リッちゃん!そんなこと、言わないでよぉ。
「うふふ。だって、忘れられないんだもん。」
「おまたせしました。コーヒー2つですねっ。」
ウエントレスさんが、テーブルの上に、コーヒーを2つ置いた。
「ご注文は、以上でよろしかったですか?」
「はい。」
「では、ごゆっくり。」
ウエントレスさんは、にこっと笑って、その場を去った。
えっと、砂糖を入れてっと。
「ギロ、砂糖、入れすぎ。」
あ―!しまったぁ~!
「ところでギロ、結婚は考えてるの?」
ブ―ッ!けっ、けっ、けっ、けっ、結婚!?
「ギロ、私の服、びしょびしょにしないでくれない?」
あ―!ごめ~ん!
「ギロ、うるさい。」
「結婚は、考えてない。俺の父さん、俺がリッちゃんと付き合ってるの、知らないもん。」
「じゃあ、子供は何人欲しい?」
ブ―ッ!
「ギロ!また飛んだ!」
あ―!
「もう、ちゃんとしてよね!」
「ごめん・・・・・・。子供はぁ、3人欲しいな。だって、5人家族だと、にぎやかになるからね。」
俺は、にこっと笑った。
「うふふふふ。あなたらしいわね。」
リッちゃんが、優しくほほえんだ。
☆
ギロさん、機嫌がいいですねぇ。スキップしちゃって。
「どうしたの?」
「実は・・・・・・うれしいお知らせがあるんだ!」
「お知らせ?早く言って。」
「明日、休暇が取れたんだ!」
「えっ!?」
「だから、デートをしよう!」
よかったですね、リリアさん!
「きゅ、急に言われても・・・・・・。」
「リリア、楽しんで来い。」
「これは、一回しかおとずれないんだからっ!」
「・・・・・・いいわよ。じゃあ、明日ね。」
「やったぁ~!」
ギロさんは、喜びながら、跳びはねた。
「イェーイ!」
「お前、はしゃぎすぎ!」
「リリア!」
マドレーヌちゃんが、リリアさんにだきついてきた。
「おみやげ、楽しみにしてます!」
「えぇ。」
「ヒャッハ~!」
「ギロ様、静かにしてくださいっ!」
もう、ギロさん、初デートで、天然パワーは、さくれつしないでくださいね。
☆
次の日。
ひゃ―っ、ドキドキするぅ~。
だって、となりには、リッちゃんがいるんだもん。
「リッちゃん、どこに行く?」
「へっ?」
うわぁぁぁぁぁぁぁ!リッちゃんが、おばあちゃんになったぁぁぁぁぁ!
「ギロ!そのおばあさんは、私じゃないわ!」
へっ?あ、ごめんなさい。
俺は、おばあさんに向かって、おじぎをした。
「もう、あなたはどんだけ、天然なのよ。」
いや、ド天然だよ。
「天然もド天然も、超えてるわ!」
リ、リッちゃんから、怒られた・・・・・・。
「どこに行く?お茶でもしましょうか。」
うん!いいね!
☆
え―っと、なんにしよっかなぁ~?
「私はコーヒーで。」
じゃ、じゃあ、俺もコーヒーで。」
「かしこまりました。」
ウエントレスさんが、俺達におじぎをしたあと、その場を去った。
「うふふふふ。」
リッちゃん、なにがおかしいの?
「いや、なんにも。」
「子供のころの話をしようよ!」
「いいわねぇ、それ。18年前、私とネルがあなたの家にお泊りして、翌日、おねしょをして、お父さんから怒られたわね。」
リッちゃん!そんなこと、言わないでよぉ。
「うふふ。だって、忘れられないんだもん。」
「おまたせしました。コーヒー2つですねっ。」
ウエントレスさんが、テーブルの上に、コーヒーを2つ置いた。
「ご注文は、以上でよろしかったですか?」
「はい。」
「では、ごゆっくり。」
ウエントレスさんは、にこっと笑って、その場を去った。
えっと、砂糖を入れてっと。
「ギロ、砂糖、入れすぎ。」
あ―!しまったぁ~!
「ところでギロ、結婚は考えてるの?」
ブ―ッ!けっ、けっ、けっ、けっ、結婚!?
「ギロ、私の服、びしょびしょにしないでくれない?」
あ―!ごめ~ん!
「ギロ、うるさい。」
「結婚は、考えてない。俺の父さん、俺がリッちゃんと付き合ってるの、知らないもん。」
「じゃあ、子供は何人欲しい?」
ブ―ッ!
「ギロ!また飛んだ!」
あ―!
「もう、ちゃんとしてよね!」
「ごめん・・・・・・。子供はぁ、3人欲しいな。だって、5人家族だと、にぎやかになるからね。」
俺は、にこっと笑った。
「うふふふふ。あなたらしいわね。」
リッちゃんが、優しくほほえんだ。
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