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第1章
第四十七話 「ロゼッタさんがゆく!彼氏づくりの旅!〜結婚詐欺には注意編!〜」
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1週間後。
グツグツグツグツ。
あぁ!しまった!ふっとうしすぎた!
あーあ。まずい料理になっちゃった。
「俺がするから、安心しろ。」
ショウ……ありがと♡
ジュー、ジュー。
トントントン。
ザー、ザー。
「はい、めしあがれっ。」
うわぁ~、おいしそ~う。
いっただきま~す!
ぱくっ。
ん~、おいひ~♡
ショウって、料理うまいね!
「ありがとう。また、3万円、かしてくれない?」
ああ。いいよ。
私は3万円をショウに渡した。
「ありがとう。じゃあ、仕事に行って来るから。」
うん、いってらっしゃーい。
☆
ショウ、おそいなぁ~。
あれから全然帰って来ない。
今日は外食か。
よし、テレビ観よっ。
私は、リモコンを手にして、テレビを付けた。
「『速報です。全国指名手配されていたカリスマ詐欺師、大倉洋介容疑者が、先ほど、都内のレストランで、逮捕されました。』」
えっ!?この顔、ショウ!?
ショウ、さ、詐欺師だったんだぁ……。
ピンポーン。
ガチャッ。
「はーい。」
「警察です。家宅捜索を行ないます。」
あぁ、勝手にやっていいですよー。
私、出て行きますんで。
「ええっ!?」
☆
「おい、ネル、ネル!」
「ん?今度はなんだ、ウルフ一郎。」
「見てみろ!」
「ん?『紅月のロゼッタが、詐欺師にだまされた!』~!?」
「あぁ。今日のヴァンパイ屋で、中継するらしい!」
「ふん、だから怪しいって言ったんだ。あいつ、だまされやすいやつだから。」
「あ、そうなの?」
☆
カシャッ、カシャッ!
「紅月のロゼッタさーん、今のお気持ちを、一言どーぞ!」
「もう、もう……結婚なんか、したくありましぇ~ん!」
「お金はいくら取られたんですか!?」
「そ、それは、わかりましぇ~ん!」
「最後に犯人に向けて、一言どーぞ!」
「金返せオラァー!」
グツグツグツグツ。
あぁ!しまった!ふっとうしすぎた!
あーあ。まずい料理になっちゃった。
「俺がするから、安心しろ。」
ショウ……ありがと♡
ジュー、ジュー。
トントントン。
ザー、ザー。
「はい、めしあがれっ。」
うわぁ~、おいしそ~う。
いっただきま~す!
ぱくっ。
ん~、おいひ~♡
ショウって、料理うまいね!
「ありがとう。また、3万円、かしてくれない?」
ああ。いいよ。
私は3万円をショウに渡した。
「ありがとう。じゃあ、仕事に行って来るから。」
うん、いってらっしゃーい。
☆
ショウ、おそいなぁ~。
あれから全然帰って来ない。
今日は外食か。
よし、テレビ観よっ。
私は、リモコンを手にして、テレビを付けた。
「『速報です。全国指名手配されていたカリスマ詐欺師、大倉洋介容疑者が、先ほど、都内のレストランで、逮捕されました。』」
えっ!?この顔、ショウ!?
ショウ、さ、詐欺師だったんだぁ……。
ピンポーン。
ガチャッ。
「はーい。」
「警察です。家宅捜索を行ないます。」
あぁ、勝手にやっていいですよー。
私、出て行きますんで。
「ええっ!?」
☆
「おい、ネル、ネル!」
「ん?今度はなんだ、ウルフ一郎。」
「見てみろ!」
「ん?『紅月のロゼッタが、詐欺師にだまされた!』~!?」
「あぁ。今日のヴァンパイ屋で、中継するらしい!」
「ふん、だから怪しいって言ったんだ。あいつ、だまされやすいやつだから。」
「あ、そうなの?」
☆
カシャッ、カシャッ!
「紅月のロゼッタさーん、今のお気持ちを、一言どーぞ!」
「もう、もう……結婚なんか、したくありましぇ~ん!」
「お金はいくら取られたんですか!?」
「そ、それは、わかりましぇ~ん!」
「最後に犯人に向けて、一言どーぞ!」
「金返せオラァー!」
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