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第十三話 「1年2組、クイズ番組出場!?(前編)」
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ウフフフフフフ♡こんにちは、ごきげんがいい春間真莉亜です♡
今日はなんの日かというと・・・・・・。
パッパパパパカッパーン!なんと、今日は9月13日、私の誕生日前日なんですぅ♡
「あら、真莉亜様、今日はごきげんがいいですわねぇ。」
ん!私の机の前に、三つの真っ黒い影が!
「ねぇ比奈多様、明日、真莉亜様のお誕生日なんですか?」
げ、げ!なぎささん、どうして、知ってるんですか。
「そう見たいですね!お祝いに、お菓子を全部あげましょう!」
いやっ、別に、雪さん見たいに、そんなにお菓子をぱくぱく食べるタイプの女の子じゃないので・・・・・・。
「そうですわ!」
比奈多さんが、両手をパチン!とたたいた。
「真莉亜様のお誕生日に、真莉亜様のお宅に、お邪魔するのはどうでしょう。」
えっえ~!?
「いいですね、いいですねっ!」
なぎささんと雪さんが、声を合わせて言った。
「・・・・・・どうしたの?」
その声は・・・・・・。ジュンブライト!じゃなかった、潤!
ジュンブライトは、ヴァンパイア界の王子様。でも、1年前のクリスマスパーティーに、スッポンの生き血ジュースに毒を、お妃に入れられ、死んでしまったけど、私のキスで生き返ったんだ。
「潤様♡あのですね、明日は真莉亜様のお誕生日なんですぅ♡」
ちょ・・・・・・。比奈多さんっ!私はまだ、あなたの友達じゃありませんっ。
「へぇー。」
すると、教室のドアが、ガラッと開いた。
「みなさーん、席に着いて~。」
白田先生の声で、ずっとしゃべっていた生徒達は、席に着いた。
「・・・・・・真莉亜」
うわ!司ちゃん、いたっけ?
「いたわ。」
司ちゃんはなぞの美少女。司ちゃんにしゃべりかける人は、私だけ。
けれど、私が気になっているのは、おとぎの国のノア様。お妃に石をバラバラにさせられて、行方不明になっていたけど、なぜか、人間界にいて、正体は不明。
「みなさんに、お知らせがあります。」
お知らせ?すると、ジュンブライトと、司ちゃん以外、2組全体がざわついた。
「みなさん、静かに。」
白田先生の声で、みんなはしーんと静まった。
「お知らせとはなんと、1年2組、花田中学校代表として、クイズ番組に参加することが、決まりました!」
えぇ~!?
「いつですか?」
「明日です。」
うっそーん!私の誕生日じゃん!
「全員で出場するんですか?」
司ちゃんが手を挙げた。
「いいえ。」
ん!その笑顔はもしかして・・・・・・。
「昨日の中間テストで、いい点を取った6名の中から、出場できます。しかし、悪い点を取った人は、私と一緒に、授業です。」
そんな、ばなな~!
「では、発表します。」
白田先生が、白い紙を右手で、ギュッと握りしめた。
はぁ、神様、仏様ぁ~。
「1人目、川清水討馬さんっ。」
討馬君、すご~い!っていう場合じゃなーい!1人目だよ、1人目!2人目は・・・・・・。
「2人目、夢崎詩音さんっ。」
出た、チャラ女の詩音さん。頭がいいんだぁ~。
「イェーイ!」
詩音さんは、両手をピースして、喜んでいる。
「3人目、黒月潤さんっ。」
ジュンブライト、すご~い!って言う場合じゃな~い!
「おっしゃー!」
ジュンブライト、むっちゃくっちゃ喜んでいる。
「4人目、月野比奈多さんっ。」
うわぁ、比奈多さん、さすがぁ~。
「やった、潤様とクイズ番組に出場することができた♡」
あ、それが目的だったわけ・・・・・・。
「いよいよ、5人目ですよ!5人目は・・・・・・。」
お願い!神様、仏様、雷様っ!私、ジュンブライトと一緒に、クイズ番組に出場したい・・・・・・。この願いは、ちょっとわがまますぎるけど、お願い!
「春間真莉亜さんっ。」
へ?
「真莉亜、選ばれたよっ。」
となりにいた、京花に声をかけられた。
「へ?こんなに、人見知りの私が?」
「そう。」
えっえっえ~!?うっそーん!でも、6人目は?
「6人目は、花田小学校の1年生、円花ちゃんが、一緒に出場します。」
ま・・・・・・円花って、マドレーヌちゃんのこと!?
「あの、しろっち。俺の点数は?」
チャラ男の叶人君がたずねると、白田先生は、顔色を悪くして、叶人君にテストを渡した。すると、叶人君は、目を点にした。
「げ。じゅ・・・・・・15点じゃねぇーかよっ!」
あ、確かに。全教科、15点だ。
「わ・・・・・・私達は!?」
今度は、なぎささんと、雪さんが、先生の元にかけよった。
「はい。」
白田先生は、二人にテストを渡した。すると、二人の目が、点になって・・・・・・。
「え~!?は・・・・・・80点!」
あぁ。おしい、おしい点数ですね。
「先生!俺のはっ!」
「あたしのもっ!」
「僕のもっ!」
「私のもっ!」
みんな、ワーワーと、白田先生のところにかけよる。机に戻ったら、みんな、目を点にして、30点とか、0点の子も、いっ~ぱいいた。
「選ばれた、討馬さんと、詩音さんと、潤さんと、比奈多さんと、真莉亜さんは、明日、朝9時30分に、菜の花広場に集合してください。弁当も必要ですので、保護者の方に、家に帰ってすぐ、早く言ってくださいね。」
「はいっ!」
司ちゃん、いい点数、取れそうな子なのに、なんで70点なんだろ。
☆
「真莉亜。」
なに?ジュンブライト。
「お前を裏切らない男になるから、結婚してくれ。」
ジュンブライト・・・・・・。
デーデーデデーデーンデデデンデーン。
「では、誓いのキスを。」
私、結婚するんだ・・・・・・。
「ジュンブライト、愛してるよ。」
「俺も、愛してるぞ。」
チュッ・・・・・・。
「・・・・・・。」
ん?なんでジュンブライトが、後ろにいるの?
「真莉亜様。」
え!?ルクトさん!?
ひょっとして、私、ルクトさんとキスしてたの!?
そ、そんなばなな~!
☆
・・・・・・おはよう、ジュンブライト。
「おはよう・・・・・・。」
あれ?ジュンブライト、顔色悪いね。
「あ・・・・・・あたり前だろ・・・・・・。昨日、気色わりぃ夢を見たから。お前だって、顔色、悪いじゃねぇか。」
うん・・・・・・。私も、気持ち悪い夢を見たから・・・・・・。
「お二人とも、おはようございます。」
わ!ルクトさん!
「どうしたんですか?顔色、悪くして。」
「か、顔色なんか、悪くないぜっ!アハハハハハ!」
「はぁ?」
ルクトさんは、首をかしげている。
☆
はぁ~。やっと、テレビ局に着いた。
すると、帽子をかぶった、女の人が、走ってきた。
「花田中学校様!こっちが入口ですっ。」
おぉ、スタッフさんかっ!すると、赤いジャージを着た男の人が、スッと、スタッフさんの両手をつかんだ。
「ありがとう!かわいいかわいい、スタッフさんっ♡」
?誰、この人!?初めて見た!
すると、男の人がスッと、振り返り、にっと笑って、私達の方を見た。
「あ、君達には、まだ紹介してなかったか。俺は、花田中、新人教師の、尾希田雅吉先生だ。趣味は、AKBのグッズ集め。好きなものは、A〇Bのメンバー、こじはること、小嶋〇菜と、女の子。独身で、彼女なしの27歳だ。そこんとこ、よろしく!」
な・・・・・・なにこの人?熱血すぎて、おかしな人ですっ。
「まず、最初は、誰から自己紹介をしてもらおうか・・・・・・。」
えぇ!?こんな時間に!
☆
ジャー。
はぁ。あの先生、すっごく熱血すぎて、自己紹介の時に、私、かんじゃた。あのタイプに、ついてきてこれないよ~。
「真莉亜お姉様、真莉亜お姉様っ!」
マドレーヌちゃん!どうしたの?そんなに人の制服のそでを、ぐいぐい引っ張って。
「あのクイズ番組、あやしいわねぇ。」
リリアさんっ!リュックから、顔を出して……。まるで、おじゃる丸、みたいです。
「って、あやしいって、どういうこと?」
「実は、ジュンブライトお兄様と、関係ある方が、その・・・・・・。」
ジュンブライトと関係ある方?まっさかぁ、全然、あやしくないじゃん!
「私達は、だまされているのよっ!」
だまされている?そんなぁ、冗談は、やめてよ~。
「本当です~!」
私は、蛇口をキュッと戻して、トイレのドアをバタンと閉めた。
☆
「さ、この番組の題名は、ヴァンパイア♡クイズだっ。」
それ、この物語の題名、『ヴァンパイア♡ラブ』の、ヴァンパイア♡を取った、一部じゃないですか。
「そこで、この番組の司会者、月雫アルトさんに、来てもらった。」
尾希田先生が言った後、廊下の奥の方から、カッカッカカッと、足音が聞こえ、ポニーテールをしていて、スーツを着ていて、めがねをかけた、かっこいい男の人が現れた。
「こんにちは。僕は、この番組の司会者の、月雫アルトです。タレントをやっています。よろしくお願いします。」
うわぁ。ジュンブライトより輝いている~♡てか、月雫アルトっていうタレントさん、いたっけ?
「あの、何歳ですかっ?」
出た。目をハートにしている、詩音さんのチャラ女バージョン。
「ちょっと!それ、私が言おうとしたことですわよっ!」
と、比奈多さん。うるさいなぁ。
「じゃあ、スタジオまで案内します。」
「はーい♡」
☆
今日はなんの日かというと・・・・・・。
パッパパパパカッパーン!なんと、今日は9月13日、私の誕生日前日なんですぅ♡
「あら、真莉亜様、今日はごきげんがいいですわねぇ。」
ん!私の机の前に、三つの真っ黒い影が!
「ねぇ比奈多様、明日、真莉亜様のお誕生日なんですか?」
げ、げ!なぎささん、どうして、知ってるんですか。
「そう見たいですね!お祝いに、お菓子を全部あげましょう!」
いやっ、別に、雪さん見たいに、そんなにお菓子をぱくぱく食べるタイプの女の子じゃないので・・・・・・。
「そうですわ!」
比奈多さんが、両手をパチン!とたたいた。
「真莉亜様のお誕生日に、真莉亜様のお宅に、お邪魔するのはどうでしょう。」
えっえ~!?
「いいですね、いいですねっ!」
なぎささんと雪さんが、声を合わせて言った。
「・・・・・・どうしたの?」
その声は・・・・・・。ジュンブライト!じゃなかった、潤!
ジュンブライトは、ヴァンパイア界の王子様。でも、1年前のクリスマスパーティーに、スッポンの生き血ジュースに毒を、お妃に入れられ、死んでしまったけど、私のキスで生き返ったんだ。
「潤様♡あのですね、明日は真莉亜様のお誕生日なんですぅ♡」
ちょ・・・・・・。比奈多さんっ!私はまだ、あなたの友達じゃありませんっ。
「へぇー。」
すると、教室のドアが、ガラッと開いた。
「みなさーん、席に着いて~。」
白田先生の声で、ずっとしゃべっていた生徒達は、席に着いた。
「・・・・・・真莉亜」
うわ!司ちゃん、いたっけ?
「いたわ。」
司ちゃんはなぞの美少女。司ちゃんにしゃべりかける人は、私だけ。
けれど、私が気になっているのは、おとぎの国のノア様。お妃に石をバラバラにさせられて、行方不明になっていたけど、なぜか、人間界にいて、正体は不明。
「みなさんに、お知らせがあります。」
お知らせ?すると、ジュンブライトと、司ちゃん以外、2組全体がざわついた。
「みなさん、静かに。」
白田先生の声で、みんなはしーんと静まった。
「お知らせとはなんと、1年2組、花田中学校代表として、クイズ番組に参加することが、決まりました!」
えぇ~!?
「いつですか?」
「明日です。」
うっそーん!私の誕生日じゃん!
「全員で出場するんですか?」
司ちゃんが手を挙げた。
「いいえ。」
ん!その笑顔はもしかして・・・・・・。
「昨日の中間テストで、いい点を取った6名の中から、出場できます。しかし、悪い点を取った人は、私と一緒に、授業です。」
そんな、ばなな~!
「では、発表します。」
白田先生が、白い紙を右手で、ギュッと握りしめた。
はぁ、神様、仏様ぁ~。
「1人目、川清水討馬さんっ。」
討馬君、すご~い!っていう場合じゃなーい!1人目だよ、1人目!2人目は・・・・・・。
「2人目、夢崎詩音さんっ。」
出た、チャラ女の詩音さん。頭がいいんだぁ~。
「イェーイ!」
詩音さんは、両手をピースして、喜んでいる。
「3人目、黒月潤さんっ。」
ジュンブライト、すご~い!って言う場合じゃな~い!
「おっしゃー!」
ジュンブライト、むっちゃくっちゃ喜んでいる。
「4人目、月野比奈多さんっ。」
うわぁ、比奈多さん、さすがぁ~。
「やった、潤様とクイズ番組に出場することができた♡」
あ、それが目的だったわけ・・・・・・。
「いよいよ、5人目ですよ!5人目は・・・・・・。」
お願い!神様、仏様、雷様っ!私、ジュンブライトと一緒に、クイズ番組に出場したい・・・・・・。この願いは、ちょっとわがまますぎるけど、お願い!
「春間真莉亜さんっ。」
へ?
「真莉亜、選ばれたよっ。」
となりにいた、京花に声をかけられた。
「へ?こんなに、人見知りの私が?」
「そう。」
えっえっえ~!?うっそーん!でも、6人目は?
「6人目は、花田小学校の1年生、円花ちゃんが、一緒に出場します。」
ま・・・・・・円花って、マドレーヌちゃんのこと!?
「あの、しろっち。俺の点数は?」
チャラ男の叶人君がたずねると、白田先生は、顔色を悪くして、叶人君にテストを渡した。すると、叶人君は、目を点にした。
「げ。じゅ・・・・・・15点じゃねぇーかよっ!」
あ、確かに。全教科、15点だ。
「わ・・・・・・私達は!?」
今度は、なぎささんと、雪さんが、先生の元にかけよった。
「はい。」
白田先生は、二人にテストを渡した。すると、二人の目が、点になって・・・・・・。
「え~!?は・・・・・・80点!」
あぁ。おしい、おしい点数ですね。
「先生!俺のはっ!」
「あたしのもっ!」
「僕のもっ!」
「私のもっ!」
みんな、ワーワーと、白田先生のところにかけよる。机に戻ったら、みんな、目を点にして、30点とか、0点の子も、いっ~ぱいいた。
「選ばれた、討馬さんと、詩音さんと、潤さんと、比奈多さんと、真莉亜さんは、明日、朝9時30分に、菜の花広場に集合してください。弁当も必要ですので、保護者の方に、家に帰ってすぐ、早く言ってくださいね。」
「はいっ!」
司ちゃん、いい点数、取れそうな子なのに、なんで70点なんだろ。
☆
「真莉亜。」
なに?ジュンブライト。
「お前を裏切らない男になるから、結婚してくれ。」
ジュンブライト・・・・・・。
デーデーデデーデーンデデデンデーン。
「では、誓いのキスを。」
私、結婚するんだ・・・・・・。
「ジュンブライト、愛してるよ。」
「俺も、愛してるぞ。」
チュッ・・・・・・。
「・・・・・・。」
ん?なんでジュンブライトが、後ろにいるの?
「真莉亜様。」
え!?ルクトさん!?
ひょっとして、私、ルクトさんとキスしてたの!?
そ、そんなばなな~!
☆
・・・・・・おはよう、ジュンブライト。
「おはよう・・・・・・。」
あれ?ジュンブライト、顔色悪いね。
「あ・・・・・・あたり前だろ・・・・・・。昨日、気色わりぃ夢を見たから。お前だって、顔色、悪いじゃねぇか。」
うん・・・・・・。私も、気持ち悪い夢を見たから・・・・・・。
「お二人とも、おはようございます。」
わ!ルクトさん!
「どうしたんですか?顔色、悪くして。」
「か、顔色なんか、悪くないぜっ!アハハハハハ!」
「はぁ?」
ルクトさんは、首をかしげている。
☆
はぁ~。やっと、テレビ局に着いた。
すると、帽子をかぶった、女の人が、走ってきた。
「花田中学校様!こっちが入口ですっ。」
おぉ、スタッフさんかっ!すると、赤いジャージを着た男の人が、スッと、スタッフさんの両手をつかんだ。
「ありがとう!かわいいかわいい、スタッフさんっ♡」
?誰、この人!?初めて見た!
すると、男の人がスッと、振り返り、にっと笑って、私達の方を見た。
「あ、君達には、まだ紹介してなかったか。俺は、花田中、新人教師の、尾希田雅吉先生だ。趣味は、AKBのグッズ集め。好きなものは、A〇Bのメンバー、こじはること、小嶋〇菜と、女の子。独身で、彼女なしの27歳だ。そこんとこ、よろしく!」
な・・・・・・なにこの人?熱血すぎて、おかしな人ですっ。
「まず、最初は、誰から自己紹介をしてもらおうか・・・・・・。」
えぇ!?こんな時間に!
☆
ジャー。
はぁ。あの先生、すっごく熱血すぎて、自己紹介の時に、私、かんじゃた。あのタイプに、ついてきてこれないよ~。
「真莉亜お姉様、真莉亜お姉様っ!」
マドレーヌちゃん!どうしたの?そんなに人の制服のそでを、ぐいぐい引っ張って。
「あのクイズ番組、あやしいわねぇ。」
リリアさんっ!リュックから、顔を出して……。まるで、おじゃる丸、みたいです。
「って、あやしいって、どういうこと?」
「実は、ジュンブライトお兄様と、関係ある方が、その・・・・・・。」
ジュンブライトと関係ある方?まっさかぁ、全然、あやしくないじゃん!
「私達は、だまされているのよっ!」
だまされている?そんなぁ、冗談は、やめてよ~。
「本当です~!」
私は、蛇口をキュッと戻して、トイレのドアをバタンと閉めた。
☆
「さ、この番組の題名は、ヴァンパイア♡クイズだっ。」
それ、この物語の題名、『ヴァンパイア♡ラブ』の、ヴァンパイア♡を取った、一部じゃないですか。
「そこで、この番組の司会者、月雫アルトさんに、来てもらった。」
尾希田先生が言った後、廊下の奥の方から、カッカッカカッと、足音が聞こえ、ポニーテールをしていて、スーツを着ていて、めがねをかけた、かっこいい男の人が現れた。
「こんにちは。僕は、この番組の司会者の、月雫アルトです。タレントをやっています。よろしくお願いします。」
うわぁ。ジュンブライトより輝いている~♡てか、月雫アルトっていうタレントさん、いたっけ?
「あの、何歳ですかっ?」
出た。目をハートにしている、詩音さんのチャラ女バージョン。
「ちょっと!それ、私が言おうとしたことですわよっ!」
と、比奈多さん。うるさいなぁ。
「じゃあ、スタジオまで案内します。」
「はーい♡」
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