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第38話 お約束のベッドイン
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全身が優乃に包まれているようだ。
頭の天辺から足の先まで、柔らかい感触に包まれている。
特に優乃を実感できるのは香り。
隣に立ってくれた時に、さりげなく香る優乃の香りとはまた違った濃い彼女の香り。
ずっと嗅いでいたい気分にさせてくれる。
「なんで女の子のベッドってこんなにも良い匂いするんだよ」
俺は今から優乃のベッドで就寝に入るところだ。
隣に彼女はいない。
流石に一緒に寝るなんてことにはならない。
俺が優乃のベッドで寝ているのにはもちろん理由がある。
元々、優乃のお父さんの部屋を借りる予定だったが、予備の布団が埃っぽかった。
俺はそれで構わないと言ったんだけど、雫さんが、「こっちから泊まるように言ったのにあまりにも失礼」ということで、優乃のベッドを借りることになった。
それ以外にも、雫さんと寝るとか、優美ちゃんと寝るなんて案があったんだけどね。
優美ちゃんは、「京太お兄ちゃんと一緒に寝る」って言ってくれたが、それを雫さんがストップ。
最終的に、優乃が優美ちゃんと一緒に寝て、俺は優乃のベッドを借りる形で落ち着いたのだが……。
「これはこれで寝れるかよ……」
ついさっき裸を見た女の子のベッドで寝るとかどんな状況だよ。性癖がガタガタになるわ。
それにしても……。
「優乃のやつ、裸を見られても平気そうだったな……」
それくらいじゃ別に意識してませんってか。
こっちは意識しまくりだってのに。
自分だけ焦っている様になんだかやるせない気分だ。
寝返りをうつ。
くそっ。更に優乃の匂いが濃くなっちまった。
「……ん?」
悶々とした心境の中、枕元になにかあるのがわかる。
しかし、部屋が暗いのでそれがなにかわからず。
なんとなしにそれを手にする。
「なんだ、これ」
暗い部屋で見つけたそれは……。
「でか……」
ブラジャーだった。
なんでこんなところにブラジャーがあるのか理解に苦しむが、焦りの感情を消し去るほどに大きいブラジャー。
メロンでも包むんかよ。
その思考がいけなかった。
瞬時に、優乃の張りのある胸が脳内にフラッシュバックしてしまい、股間が人生で1番直立してしまう。
裸を見た女の子のブラジャーを握りしめ、裸を見た女の子を思い返し、裸を見た女の子のベッドで勃起とか──。
「変態かっ!」
俺って変態だったんだな。なんか、ちょっと、うん。
いや、でも、思春期の男子はこれくらい考えるよね。うん。
自分で自分に言い訳を並べて納得させようとする。
言い訳するのは大いに結構だが、眠れない。
今、何時だろうか。
そう思いスマホを触ろうとした時だった。
カチャリ。
優乃の部屋のドアが開く音。
「京太くん。寝ちゃいましたか?」
優乃の声。
どうして優乃が入って来たのか。
いや、ここは彼女の部屋だし、別におかしな話ではない。
それよりもおかしいのは、裸を見た女の子のブラジャーを握りしめ、妄想し、ベッドで勃起させている俺だ。
ばつが悪くなった俺は、返事をせず、たぬき寝入りをぶちかます。
よくよく考えればさ、ブラジャーは手放せば良いし、妄想は言わなければ良いし、股間は見せなければバレない。これ、たぬき寝入りする必要はないのでは?
「……」
でも、一度実行したことにブレーキは効かず、そのまま寝たふりをする。
もぞもぞ──。
!?
おいおい。なんの冗談だよ。この子、あろうことか、ベッドの中に入って来やがったぞ。
背中越しに彼女の温もりを感じて、心臓が爆発的に加速する。
本当に優乃に包まれてしまった。
「京太くん。起きてますよね?」
今更、返事をするのもどうかと思い、俺はたぬき寝入りを続行する。
「本当に寝ちゃいました?」
優乃も眠れないのだろうか。話し相手が欲しいのなら、今からでも遅くない。返事をしてみようか。
「寝ているのなら、わたしの思い。話しても大丈夫ですよね?」
優乃の思い……?
優乃の思いってなんだ? え? なに?
ドキドキドキドキドキドキ。
心臓の音が勝手にギアを上げやがった。
「ふふ……。京太くん。起きてますよね? 心臓、背中越しでもすごいドキドキ聞こえて来ますよ?」
「背中越しでもわかるって凄いな」
あ。つい言っちゃった。
「ほら。起きてました」
「なんだよ。カマかけたのかよ」
言いながら寝返りをうち、優乃の方を向く。
「やっと、こっち向いてくれました」
優乃の顔が近い。
エロいことを妄想していた女の子の顔がすぐそこにあるというのに、薄暗い部屋のベッドで見る彼女の顔が綺麗過ぎて、エロい妄想が消え失せた。
まるで芸術品を見ている感覚に陥ってしまう。
見惚れてしまう。
「京太くん?」
こちらがなにも発しないのを不審に思った彼女が声をかける。
「ど、どど、どうしたよ?」
回らない呂律で彼女へ問う。
「京太くんのせいで眠れないので来ました」
「お、おれ、ですか?」
心当たりがあるので、つい敬語で聞いてしまう。
「誰にも見せたことのない身体を見られてしまいましたからね」
「ご、ごめん。見るつもりは……」
「ふふ。怒ってはいません。少し恥ずかしかったですが、京太くんだから別に良いです」
「お、俺だから?」
「はい。京太くんだから」
優乃はいたずらをするような顔で言ってくる。
「裸を見た次は触ってみます?」
「なへっ!?」
胸を寄せて、耳元に口を近づけてくる。
「誰も触ったことのない身体ですよ」
耳元で囁かれて、理性が飛びかけたが、なんとか耐えた。
「からかってんだろ!」
彼女は、くすりと笑ってみせる。
「こんな京太くんは滅多にありませんからね。思う存分からかおうと思いまして」
「心臓に悪いからやめてくれ」
「やめません。今日はオールでからかってやりますよ」
それは俺にとっては好都合なのだが。
なんて思っていると、優乃は俺の胸に手を置いてくる。
「わぁ、心臓の音が凄い。人間ってこんなに早く心臓が鳴るんですね」
「か、勝手に心臓の音聞くな」
「これって、わたしでドキドキしているんですよね?」
「は、はぁ? は、はぁ?」
無理な言い訳をしようとするが、無理な言い訳すら思い浮かばない。
「お、お前は逆にドキドキしてないのかよ!」
ようやく思いついた返しに、彼女は平然とした顔で答えてくる。
「わたしもすごくドキドキしているんですよ。触ってみます?」
そうやって胸を強調してくる。
「あ、いや……」
「触っても良いですよ?」
「もー! すみません! 俺の負けです! もう寝かしてください!」
白旗を上げて寝返りをうった。
彼女に背中を見せる。
「だめだめ。だめですよ。女の子の裸を見たのだから、それ相応の罰を受けないと」
これは罰なの? ご褒美としか思えないけど。
「明日ジュース買ってやるから!」
「小学生!? 裸見た代償がジュースで済むとでも!?」
「ごめん! 思考がもうわかんない。優乃柔らかいし。良い匂いするし。めっちゃ美人だし。このままじゃどうなるかわからん。てか、今の俺の情緒がわからん!」
素直な気持ちを言うと、数秒の間が空いて、ピタッと背中に優乃がくっついてくる。
「ちょ! まっ!?」
「罰として、今日はこれで寝てもらいます」
「本気か!?」
「罰ですので」
「罰……か……」
罰なら仕方ないのかもしれない。
甘んじて受け入れるしかないだろう。
「京太くん」
唐突に真剣な声を出す優乃の声に耳を傾ける。
「わたし、性格の悪い女です」
このおふざけのことを言っているのだと思い、すぐさま否定しようとしたところで彼女が続けざまに言ってのける。
「京太くんが二股疑惑かけられて、仲間からハブられて、良かったって思う自分がいます」
だって。
「そのおかげで、こんなにも京太くんに近づけたから」
ギュッと、更に優乃が近づいてくる。
「確かに、言ってることは性悪女なセリフだな」
ピクッと優乃の身体が震えた。
「でも、俺も優乃と同じ気持ちだよ」
肯定の言葉を投げると、どこか安堵した様子が彼女から伝わって来る。
「二股クソやろうって言われたり、仲間からハブられたりさ。精神的に辛いことばっかりだった。でも最近、優乃と仲良くなって、一緒にいることで、俺も成長できている気がするよ。それに、1年の頃よりも充実している。仲間と群れるより、優乃といる方が楽しい。だからさ、俺と一緒にいてくれてありがとう、優乃」
心の底からの思い。
伝えると背中がやけに熱くなる。恥ずかしいったらありゃしない。
でもこれは俺の本当の思いだから。
「優乃?」
彼女からの反応はない。寝てしまったのか。
背中越しに伝わってくる心臓の鼓動は、俺のものなのか優乃のものなのか。
どちらのものかもわからないほどに俺のドキドキの夜は過ぎて行った。
頭の天辺から足の先まで、柔らかい感触に包まれている。
特に優乃を実感できるのは香り。
隣に立ってくれた時に、さりげなく香る優乃の香りとはまた違った濃い彼女の香り。
ずっと嗅いでいたい気分にさせてくれる。
「なんで女の子のベッドってこんなにも良い匂いするんだよ」
俺は今から優乃のベッドで就寝に入るところだ。
隣に彼女はいない。
流石に一緒に寝るなんてことにはならない。
俺が優乃のベッドで寝ているのにはもちろん理由がある。
元々、優乃のお父さんの部屋を借りる予定だったが、予備の布団が埃っぽかった。
俺はそれで構わないと言ったんだけど、雫さんが、「こっちから泊まるように言ったのにあまりにも失礼」ということで、優乃のベッドを借りることになった。
それ以外にも、雫さんと寝るとか、優美ちゃんと寝るなんて案があったんだけどね。
優美ちゃんは、「京太お兄ちゃんと一緒に寝る」って言ってくれたが、それを雫さんがストップ。
最終的に、優乃が優美ちゃんと一緒に寝て、俺は優乃のベッドを借りる形で落ち着いたのだが……。
「これはこれで寝れるかよ……」
ついさっき裸を見た女の子のベッドで寝るとかどんな状況だよ。性癖がガタガタになるわ。
それにしても……。
「優乃のやつ、裸を見られても平気そうだったな……」
それくらいじゃ別に意識してませんってか。
こっちは意識しまくりだってのに。
自分だけ焦っている様になんだかやるせない気分だ。
寝返りをうつ。
くそっ。更に優乃の匂いが濃くなっちまった。
「……ん?」
悶々とした心境の中、枕元になにかあるのがわかる。
しかし、部屋が暗いのでそれがなにかわからず。
なんとなしにそれを手にする。
「なんだ、これ」
暗い部屋で見つけたそれは……。
「でか……」
ブラジャーだった。
なんでこんなところにブラジャーがあるのか理解に苦しむが、焦りの感情を消し去るほどに大きいブラジャー。
メロンでも包むんかよ。
その思考がいけなかった。
瞬時に、優乃の張りのある胸が脳内にフラッシュバックしてしまい、股間が人生で1番直立してしまう。
裸を見た女の子のブラジャーを握りしめ、裸を見た女の子を思い返し、裸を見た女の子のベッドで勃起とか──。
「変態かっ!」
俺って変態だったんだな。なんか、ちょっと、うん。
いや、でも、思春期の男子はこれくらい考えるよね。うん。
自分で自分に言い訳を並べて納得させようとする。
言い訳するのは大いに結構だが、眠れない。
今、何時だろうか。
そう思いスマホを触ろうとした時だった。
カチャリ。
優乃の部屋のドアが開く音。
「京太くん。寝ちゃいましたか?」
優乃の声。
どうして優乃が入って来たのか。
いや、ここは彼女の部屋だし、別におかしな話ではない。
それよりもおかしいのは、裸を見た女の子のブラジャーを握りしめ、妄想し、ベッドで勃起させている俺だ。
ばつが悪くなった俺は、返事をせず、たぬき寝入りをぶちかます。
よくよく考えればさ、ブラジャーは手放せば良いし、妄想は言わなければ良いし、股間は見せなければバレない。これ、たぬき寝入りする必要はないのでは?
「……」
でも、一度実行したことにブレーキは効かず、そのまま寝たふりをする。
もぞもぞ──。
!?
おいおい。なんの冗談だよ。この子、あろうことか、ベッドの中に入って来やがったぞ。
背中越しに彼女の温もりを感じて、心臓が爆発的に加速する。
本当に優乃に包まれてしまった。
「京太くん。起きてますよね?」
今更、返事をするのもどうかと思い、俺はたぬき寝入りを続行する。
「本当に寝ちゃいました?」
優乃も眠れないのだろうか。話し相手が欲しいのなら、今からでも遅くない。返事をしてみようか。
「寝ているのなら、わたしの思い。話しても大丈夫ですよね?」
優乃の思い……?
優乃の思いってなんだ? え? なに?
ドキドキドキドキドキドキ。
心臓の音が勝手にギアを上げやがった。
「ふふ……。京太くん。起きてますよね? 心臓、背中越しでもすごいドキドキ聞こえて来ますよ?」
「背中越しでもわかるって凄いな」
あ。つい言っちゃった。
「ほら。起きてました」
「なんだよ。カマかけたのかよ」
言いながら寝返りをうち、優乃の方を向く。
「やっと、こっち向いてくれました」
優乃の顔が近い。
エロいことを妄想していた女の子の顔がすぐそこにあるというのに、薄暗い部屋のベッドで見る彼女の顔が綺麗過ぎて、エロい妄想が消え失せた。
まるで芸術品を見ている感覚に陥ってしまう。
見惚れてしまう。
「京太くん?」
こちらがなにも発しないのを不審に思った彼女が声をかける。
「ど、どど、どうしたよ?」
回らない呂律で彼女へ問う。
「京太くんのせいで眠れないので来ました」
「お、おれ、ですか?」
心当たりがあるので、つい敬語で聞いてしまう。
「誰にも見せたことのない身体を見られてしまいましたからね」
「ご、ごめん。見るつもりは……」
「ふふ。怒ってはいません。少し恥ずかしかったですが、京太くんだから別に良いです」
「お、俺だから?」
「はい。京太くんだから」
優乃はいたずらをするような顔で言ってくる。
「裸を見た次は触ってみます?」
「なへっ!?」
胸を寄せて、耳元に口を近づけてくる。
「誰も触ったことのない身体ですよ」
耳元で囁かれて、理性が飛びかけたが、なんとか耐えた。
「からかってんだろ!」
彼女は、くすりと笑ってみせる。
「こんな京太くんは滅多にありませんからね。思う存分からかおうと思いまして」
「心臓に悪いからやめてくれ」
「やめません。今日はオールでからかってやりますよ」
それは俺にとっては好都合なのだが。
なんて思っていると、優乃は俺の胸に手を置いてくる。
「わぁ、心臓の音が凄い。人間ってこんなに早く心臓が鳴るんですね」
「か、勝手に心臓の音聞くな」
「これって、わたしでドキドキしているんですよね?」
「は、はぁ? は、はぁ?」
無理な言い訳をしようとするが、無理な言い訳すら思い浮かばない。
「お、お前は逆にドキドキしてないのかよ!」
ようやく思いついた返しに、彼女は平然とした顔で答えてくる。
「わたしもすごくドキドキしているんですよ。触ってみます?」
そうやって胸を強調してくる。
「あ、いや……」
「触っても良いですよ?」
「もー! すみません! 俺の負けです! もう寝かしてください!」
白旗を上げて寝返りをうった。
彼女に背中を見せる。
「だめだめ。だめですよ。女の子の裸を見たのだから、それ相応の罰を受けないと」
これは罰なの? ご褒美としか思えないけど。
「明日ジュース買ってやるから!」
「小学生!? 裸見た代償がジュースで済むとでも!?」
「ごめん! 思考がもうわかんない。優乃柔らかいし。良い匂いするし。めっちゃ美人だし。このままじゃどうなるかわからん。てか、今の俺の情緒がわからん!」
素直な気持ちを言うと、数秒の間が空いて、ピタッと背中に優乃がくっついてくる。
「ちょ! まっ!?」
「罰として、今日はこれで寝てもらいます」
「本気か!?」
「罰ですので」
「罰……か……」
罰なら仕方ないのかもしれない。
甘んじて受け入れるしかないだろう。
「京太くん」
唐突に真剣な声を出す優乃の声に耳を傾ける。
「わたし、性格の悪い女です」
このおふざけのことを言っているのだと思い、すぐさま否定しようとしたところで彼女が続けざまに言ってのける。
「京太くんが二股疑惑かけられて、仲間からハブられて、良かったって思う自分がいます」
だって。
「そのおかげで、こんなにも京太くんに近づけたから」
ギュッと、更に優乃が近づいてくる。
「確かに、言ってることは性悪女なセリフだな」
ピクッと優乃の身体が震えた。
「でも、俺も優乃と同じ気持ちだよ」
肯定の言葉を投げると、どこか安堵した様子が彼女から伝わって来る。
「二股クソやろうって言われたり、仲間からハブられたりさ。精神的に辛いことばっかりだった。でも最近、優乃と仲良くなって、一緒にいることで、俺も成長できている気がするよ。それに、1年の頃よりも充実している。仲間と群れるより、優乃といる方が楽しい。だからさ、俺と一緒にいてくれてありがとう、優乃」
心の底からの思い。
伝えると背中がやけに熱くなる。恥ずかしいったらありゃしない。
でもこれは俺の本当の思いだから。
「優乃?」
彼女からの反応はない。寝てしまったのか。
背中越しに伝わってくる心臓の鼓動は、俺のものなのか優乃のものなのか。
どちらのものかもわからないほどに俺のドキドキの夜は過ぎて行った。
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