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第25話 姫様負けたらなんでもするって言ったよね。言ったよね!(ゲス顔)
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「なんでリオンくんも補習組みたいに机に突っ伏しているの?」
学園長から剣を探して来いという指令を受けて絶望しているところに、フーラがふらふらっと俺の席へとやってくる。
「放っておいてくれ。最悪、えげつない恋の手伝いをしなくちゃいけないと思って妄想で精神を鍛えているんだ」
もし、剣を見つけられなかった時のことも考えておかないとな。
前世の昼ドラを思い返してもだめだ。それ以上にドロドロの恋模様を生で見なくちゃいけない。
いや、ドロドロというか、俺へのダメージがただただでかいだけ。
つうか、なにが悲しくて実父とその元カノのよりを戻さないといけないんだ。
というか、母上はまだ生きてるんだぞ。そんなの母上が知ったら、それこそえげつない展開になる。
ま! そもそも俺ってばヘイヴン家を追放されている身なので、父上に接触するのも難しんですけどね。
あっはっは!
剣を見つけられないと詰みますね、これ。
あかん。だめだ。楽しいことを考えるしかない。もう現実逃避しよう。
「あは、あはは、ああはははー」
「なにがあったの?」
フーラが俺を指差し、ヴィエルジュへ首を傾げる。
机に突っ伏して現実逃避する前に、ヴィエルジュには説明をしていたため、彼女が俺の代わりにフーラへと事情を話す。
「先日のフーラ様との戦いに置いて、最後に放たれた大剣が学園長先生の大事な物だったらしく、それを探して来いとの命を受けたらしいのです」
「あー、あの最後の一撃の」
はいはいはいと納得した彼女は、でもやっぱりと首を傾げる。
「剣を探せって言うのはわかるけど、えげつない恋の手伝いってのはどういうことなんだろ?」
「さぁ、それは私にもわかりません」
ヴィエルジュが首を横に振るのを見て、俺は遠い目をしてやる。
「お子ちゃま達にはまだ早いから聞くのはやめておきなさい」
こんな訳のわからないドロドロを超えた暗黒物質みたいな恋愛模様を、純粋無垢な美少女双子が知ることはないさ。
「そ、そう」
フーラが苦笑いを浮かべて話を変える。
「そういえばリオンくん。約束の件なんだけど」
「おいおい。まさか王族だからって権力を振りかざして勝負をなかったことにするんじゃないだろうなぁ」
「確かに形だけ見れば、いくら試験とはいえ、侯爵家の人間が王族の方に接する態度ではございませんでしたね」
ヴィエルジュの言葉に俺は頭を抱える。
「ちょっと待ってくれや。確かに忖度はなかったけどさ、これ以上厄介事を増やすんじゃあないぜ。こっちは学園長の件で一杯、一杯なんだ」
「違う、違う」
フーラはぶんぶんと手を振って否定する。
「試験の時は全力で戦えて嬉しかったよ。それにもうヴィエルジュのことも聞かない。約束だし」
そうじゃなくてね。と言ってフーラが続ける。
「私が負けたからなんでも言う事聞くって件」
「あ、あー」
ポンっと手を叩いて思い出す。
そういえばそんな約束をしていたな。こっちが勝った時の約束のことはすっかり忘れていた。
「ご主人様。えっちなことならヴィエルジュに申してくださいませ」
「え!? リオンくん。私にえっちなお願いしようとしたの!?」
ササッと身を隠す素振りを見せるフーラに大きく否定する。
「そんなこと頼もうとしてないぞ」
「ご主人様のことです。フーラ様へそれは、んもう凄いことを要求するに違いありません」
「んもう、凄いこと……!?」
ゴクリと生唾を飲み込むフーラ。
「させません。王族の方にそんなことはさせません。そういうことは専属メイドであるヴィエルジュが身代わりとなります」
「だ、だめよヴィエルジュ。あなたはリオンくんのメイド。反抗できないのを良い事にあんなことやこんなことを要求されるに決まっているわ。勝負は私が負けたもの。私が受けるのが筋ってもの」
このふたり息ぴったりだな。正体を明かしてないけど流石は双子ってことか。
「だめです。私が受けます。王族は黙っていてください」
「だめよ。私が受ける。メイドは片隅で私の罰を見守ってなさい」
あっれ。なんか唐突に険悪になっているんだけど。
「というかふたり共。勝手に盛り上がっているが、そんなことを要求するはずないだろ」
「え? しないの?」
フーラが予想外と言わんばかりの声を出す。
「え? して欲しいの?」
「フーラ様って実は淫乱?」
うわー。とジト目で見つめるヴィエルジュへフーラがすかさず否定する。
「違うわよ! 元はと言えばあんたが言い始めたんでしょうが!」
「私はご主人様にならなにをされても良いという意味で仰ったのですが」
「むきぃ。むかつくわねー!」
地団駄を踏んでいる人って初めて見たかも。
「まぁ落ち着けよ、淫乱王女」
「誰が淫乱よっ! というか、そっちはただのスケベじゃない!」
「この年の男子はみんなエロいことしか考えてないぞ」
「それを受け入れるのもメイドの務めです」
「こいつらムカつくー!!」
段々と姫様のメッキがはがれてきているな。
「というか約束よ、約束。早く言いなさいよ」
腕を組んで怒ったような顔をされる。
「約束なぁ。なんでも良いと言われても特に思いつかないし、なしで良いよ」
「だめよ。約束を守らないなんてアルバート王家の恥。なんでも良いから言いなさい」
「フーラ様がえっちなことを要求して欲しいだけでは?」
「ヴィエルジュ。なにか言った?」
「おっと、失敬」
わざとらしく手を口元に持っていくヴィエルジュ。煽ってんなぁ。
うーん。でも、なんでも良いと言われると困るんだよな。
大体のことはヴィエルジュがしてくれるので、やって欲しいことというのは別段ないんだよ。
──あ、待てよ。
「わかった。それじゃあ、一緒に剣を探すのを手伝ってくれよ」
我ながらナイスアイディアじゃないか。
ヴィエルジュに頼もうとしたけど、今日は買い出しに行きたいみたいだったからな。
「剣探し? ええ、良いわ」
フーラは頷いた後に自分の胸に手を置いた。
「アルバート家の名において必ずあなたの探し物を探し出してみせるわ」
ドヤぁと決め顔で無い胸を張るフーラ。
双子なのに胸は似なかったんだなぁ。
学園長から剣を探して来いという指令を受けて絶望しているところに、フーラがふらふらっと俺の席へとやってくる。
「放っておいてくれ。最悪、えげつない恋の手伝いをしなくちゃいけないと思って妄想で精神を鍛えているんだ」
もし、剣を見つけられなかった時のことも考えておかないとな。
前世の昼ドラを思い返してもだめだ。それ以上にドロドロの恋模様を生で見なくちゃいけない。
いや、ドロドロというか、俺へのダメージがただただでかいだけ。
つうか、なにが悲しくて実父とその元カノのよりを戻さないといけないんだ。
というか、母上はまだ生きてるんだぞ。そんなの母上が知ったら、それこそえげつない展開になる。
ま! そもそも俺ってばヘイヴン家を追放されている身なので、父上に接触するのも難しんですけどね。
あっはっは!
剣を見つけられないと詰みますね、これ。
あかん。だめだ。楽しいことを考えるしかない。もう現実逃避しよう。
「あは、あはは、ああはははー」
「なにがあったの?」
フーラが俺を指差し、ヴィエルジュへ首を傾げる。
机に突っ伏して現実逃避する前に、ヴィエルジュには説明をしていたため、彼女が俺の代わりにフーラへと事情を話す。
「先日のフーラ様との戦いに置いて、最後に放たれた大剣が学園長先生の大事な物だったらしく、それを探して来いとの命を受けたらしいのです」
「あー、あの最後の一撃の」
はいはいはいと納得した彼女は、でもやっぱりと首を傾げる。
「剣を探せって言うのはわかるけど、えげつない恋の手伝いってのはどういうことなんだろ?」
「さぁ、それは私にもわかりません」
ヴィエルジュが首を横に振るのを見て、俺は遠い目をしてやる。
「お子ちゃま達にはまだ早いから聞くのはやめておきなさい」
こんな訳のわからないドロドロを超えた暗黒物質みたいな恋愛模様を、純粋無垢な美少女双子が知ることはないさ。
「そ、そう」
フーラが苦笑いを浮かべて話を変える。
「そういえばリオンくん。約束の件なんだけど」
「おいおい。まさか王族だからって権力を振りかざして勝負をなかったことにするんじゃないだろうなぁ」
「確かに形だけ見れば、いくら試験とはいえ、侯爵家の人間が王族の方に接する態度ではございませんでしたね」
ヴィエルジュの言葉に俺は頭を抱える。
「ちょっと待ってくれや。確かに忖度はなかったけどさ、これ以上厄介事を増やすんじゃあないぜ。こっちは学園長の件で一杯、一杯なんだ」
「違う、違う」
フーラはぶんぶんと手を振って否定する。
「試験の時は全力で戦えて嬉しかったよ。それにもうヴィエルジュのことも聞かない。約束だし」
そうじゃなくてね。と言ってフーラが続ける。
「私が負けたからなんでも言う事聞くって件」
「あ、あー」
ポンっと手を叩いて思い出す。
そういえばそんな約束をしていたな。こっちが勝った時の約束のことはすっかり忘れていた。
「ご主人様。えっちなことならヴィエルジュに申してくださいませ」
「え!? リオンくん。私にえっちなお願いしようとしたの!?」
ササッと身を隠す素振りを見せるフーラに大きく否定する。
「そんなこと頼もうとしてないぞ」
「ご主人様のことです。フーラ様へそれは、んもう凄いことを要求するに違いありません」
「んもう、凄いこと……!?」
ゴクリと生唾を飲み込むフーラ。
「させません。王族の方にそんなことはさせません。そういうことは専属メイドであるヴィエルジュが身代わりとなります」
「だ、だめよヴィエルジュ。あなたはリオンくんのメイド。反抗できないのを良い事にあんなことやこんなことを要求されるに決まっているわ。勝負は私が負けたもの。私が受けるのが筋ってもの」
このふたり息ぴったりだな。正体を明かしてないけど流石は双子ってことか。
「だめです。私が受けます。王族は黙っていてください」
「だめよ。私が受ける。メイドは片隅で私の罰を見守ってなさい」
あっれ。なんか唐突に険悪になっているんだけど。
「というかふたり共。勝手に盛り上がっているが、そんなことを要求するはずないだろ」
「え? しないの?」
フーラが予想外と言わんばかりの声を出す。
「え? して欲しいの?」
「フーラ様って実は淫乱?」
うわー。とジト目で見つめるヴィエルジュへフーラがすかさず否定する。
「違うわよ! 元はと言えばあんたが言い始めたんでしょうが!」
「私はご主人様にならなにをされても良いという意味で仰ったのですが」
「むきぃ。むかつくわねー!」
地団駄を踏んでいる人って初めて見たかも。
「まぁ落ち着けよ、淫乱王女」
「誰が淫乱よっ! というか、そっちはただのスケベじゃない!」
「この年の男子はみんなエロいことしか考えてないぞ」
「それを受け入れるのもメイドの務めです」
「こいつらムカつくー!!」
段々と姫様のメッキがはがれてきているな。
「というか約束よ、約束。早く言いなさいよ」
腕を組んで怒ったような顔をされる。
「約束なぁ。なんでも良いと言われても特に思いつかないし、なしで良いよ」
「だめよ。約束を守らないなんてアルバート王家の恥。なんでも良いから言いなさい」
「フーラ様がえっちなことを要求して欲しいだけでは?」
「ヴィエルジュ。なにか言った?」
「おっと、失敬」
わざとらしく手を口元に持っていくヴィエルジュ。煽ってんなぁ。
うーん。でも、なんでも良いと言われると困るんだよな。
大体のことはヴィエルジュがしてくれるので、やって欲しいことというのは別段ないんだよ。
──あ、待てよ。
「わかった。それじゃあ、一緒に剣を探すのを手伝ってくれよ」
我ながらナイスアイディアじゃないか。
ヴィエルジュに頼もうとしたけど、今日は買い出しに行きたいみたいだったからな。
「剣探し? ええ、良いわ」
フーラは頷いた後に自分の胸に手を置いた。
「アルバート家の名において必ずあなたの探し物を探し出してみせるわ」
ドヤぁと決め顔で無い胸を張るフーラ。
双子なのに胸は似なかったんだなぁ。
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