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45歳童貞、異世界へ行く
俺氏、神に代わっておしおきする。
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「……coeuntes inimicum incendant、」
ガイウスは、転がって避けながら、矢の飛んできた方に指を向けて。
炎の矢の呪文を唱えた。
「Sagitta Flame」
ぐわあ、という悲鳴が聞こえた。
矢の射手は、ガイウスの魔法でやっつけたようだが。
「ガイウス、大丈夫なのか?」
肩に、矢が刺さっていた。
「大丈夫だ。隠れていろ、」
自分の身体で俺を隠して。
護衛の兵士は、周囲を警戒している。
気配遮断の魔法で近寄ってきていた何者かに囲まれているようだ。
姿は見えない。
むしろ、気配も無いのによく気付いたな、ガイウス。
「何人かは、殺さずに捕らえたいが……」
政治犯か、単独犯か、山賊か。自分の魔法では、手加減できずに殺してしまう。
できれば尋問したい、というので。
「じゃ、俺がやる?」
ガイウスは、あ、そうだった、みたいな顔をした。
そうだよ、俺は魔術師だ。
それも、全ての魔法がレベルMAXの、魔法使いの王様である。
襲撃も、俺が何とかするべきだったのに。
「いーらせれすて・とにとるす」
神の怒り。
辺り一帯に雷が落ちて、囲んでいた敵を昏倒させたようだ。
「お見事」
頭を撫でられる。
倒れた敵は、兵士達が回収して、縛り上げていった。
*****
「くっ、」
ガイウスは刺さっていた矢を、貫通させて。
鏃を折ってから、引き抜いた。
鏃には返しがついているので、普通に引き抜くとダメージを受けるから、らしいけど。
ひえええ、見てるだけで痛いよ!
彫刻刀かカッターでちょっと切るとか、擦り傷くらいしか目にしない生活だったし。
それも、小中学校くらいの時だ。
「さなてぃおー」
すぐに回復呪文をかけた。
毒矢だったとしても、これで大丈夫なはず。
「痛くない?」
「ありがとう、カナメ。君は私よりも強かったのを忘れていたよ」
ガイウスは苦笑しながら俺の頭を撫でた。
そんなことない。
咄嗟には動けなかったし。
身体で庇うなんて、俺には無理だ。
*****
捕らえた人たちは、隣国の盗賊だったという。
俺のしっぽが欲しくて狙ったんだと白状したらしい。
狐のしっぽは高く売れるから。
盗賊の頭は、まさか皇帝がこんな所にいるなんて思わなかった、自分は処刑されても構わないが、手下は見逃してくれ、と言ってるそうだ。
「いかが致しましょう?」
尋問していた兵士は嘘はついてないようだ、とガイウスに報告した。
ああ、ステータスが見えてない人は、騙されるのか。
特殊スキル、精神魔法無効を持ってるから。
自白を促す魔法を使っても、この人には効果無いんだけど。
「とりあえず収容所に連行し、余罪があるかどうかで決めるか。私を狙った射手はすでに断罪済みだからな」
皇帝を狙ったものは国家反逆罪、すなわち死刑! ってわけではないのか。
捕まえて、地下施設とかで労働させるとか?
「嘘だ。あの頭って人、もとはムティナって国の近衛隊長だよ。名前はセルジア。他の人たちも全員、その人の部下だ」
「!?」
自称、盗賊の頭は、驚いたように目を瞠った。
ガイウスも、周りの兵士も。
「その名は捨てた! 今はただの名も無い盗賊だ! この者たちも無関係だ! でたらめを言うな!!」
「ひゃっ、」
殺気をこめた目で見られて。
思わずガイウスのマントの中に隠れた。
こわっ。
*****
「……ムティナは、既に存在しない国だ。国王は私が斬った」
享楽的な王で。
重税や圧政に国民が苦しんでいたので、王座を譲り退くか、戦うか選択を迫って。
結局、ガイウスが勝って、属国としたという。
帝国として統一する際に吸収した国の一つだったんだ。
じゃあ、最初からガイウス皇帝だってわかっていて、狙ったのか?
ガイウスは、氷のような冷たい目で元近衛隊長を見下ろしている。
「何故、この子を狙った。殺したいのは私ではないのか」
あ、俺を狙ってたのは本当だったのか。
元近衛隊長は、ガイウスのマントの中に隠れている俺をちらりと見て。
「氷の皇帝と呼ばれる男が、唯一、大切にしている者のようだったからな。……大事な人を殺された者の気持ちを、思い知ればいいと思ったのだ」
「何の罪もない子供と大勢の国民を餓えさせ殺した王を一緒に語るな!」
ガイウスは刀を抜いた。
しかし、元近衛隊長は怯まなかった。
「あの方も、何も知らなかった! 大臣に騙されていただけで! 優しい方だった! ……帝国軍により、それを知らされた王は、責任を取るため、死を選ばれたのだ」
私腹を肥やし、大金を使い込んでいたのは大臣で。
王は質素で、気のいい人だったという。
ルイ16世みたいだな。
暗君なイメージだけど、最近の研究では無実の罪で処刑されたのに、最期までフランスの平和を願っていた立派な王だったといわれてる。
「王の無知は罪だ。臣下も制せず、王としての責任を果たせなかったことに変わりはあるまい」
ガイウスは、多くの国を吸収して、帝国として統一させた皇帝だ。
その重責も、とんでもないだろう。
全ての国民の命が、ガイウスの肩に掛かっている。
そんな風には見えないけど。
レベルMAXになるほど、頑張ったんだ。
今、国民みんなが平和に暮らしていられるのは。
ガイウスが皇帝になって、ちゃんと治世をしているからだ。
今日だって、国民のために、飲み水の確保を検討してたんだし。
「飢えで我が子を失った母に、同じことを言えるか? 王としての責務をきちんと果たしてさえいれば、免れたことでも」
元近衛隊長は、何も言えなくなって俯いている。
正論だから。
実際にそれを成し遂げた人間の言葉だ。
重みが違う。
*****
「……殺せ。帰る国も、もはや無く。守る主君も既に居ない騎士など、無用であろう」
首を差し出すように、頭を下げている。
他の人たちも、早く自分も殺せ、と口々に言っている。
「いーらせれすて・とにとるす」
元近衛隊長の目の前に、カミナリを落とした。
みんな静かになった。
「これは神聖&白魔法、『神の怒り』だけど。知ってる人、いる?」
無言だ。
居ないのか。
「別名、天罰の稲妻。罪深い人が当たったら、即死する魔法」
俺の言葉に。
味方まで、ざわついた。
「火傷はいるようだけど、誰も死んでないってことは、ここに、死罪に値するような悪人は居ない」
盗賊を名乗ってても、実際に盗んだりしてないってことだ。
「もし、盗みをしていたら、手が消し炭になってる」
真っ青になってるけど。
さすがは元、王様の近衛隊ってとこか。
品行方正な隊だったようだ。
「……あんたの命を狙ったんだぞ? まさか、許すというのか?」
元近衛兵は困惑している。
「神様が無罪だって決めたなら、俺は別に気にしない。無傷だし、生きてる」
俺を狙ったけど、庇ったガイウスを射っちゃった人はもう、本人に断罪されて死んじゃってるし。
俺は怒ってない。
問題は、こっちかな?
ガイウスを見上げる。
困った顔をしてる。
更に、じーっと見詰める。
「……わかった、わかったから、そんな純粋な目で見ないでくれ。……特赦だ。命は奪わない」
*****
罰として、彼らに奉仕活動を申し付けた。
道の掃除とかだ。
給金も出るという。
奉仕とは。
射手の遺体は懇ろに葬って。
とりあえず、城まで連行だ。
徒歩で。
「その子、いったい何者なのですか?」
元近衛隊長に問われて。
ガイウスは得意げな顔をした。
「この子は、私の最愛の后で、我が帝国最大最高の魔術師だ」
「…………后……養子ではないのか……?」
「最愛……あんな子供を……?」
全員が、変質者を見る目でガイウスを見た。
「こう見えても、45歳! 立派な大人だ!」
立派かなあ。
ガイウスは、転がって避けながら、矢の飛んできた方に指を向けて。
炎の矢の呪文を唱えた。
「Sagitta Flame」
ぐわあ、という悲鳴が聞こえた。
矢の射手は、ガイウスの魔法でやっつけたようだが。
「ガイウス、大丈夫なのか?」
肩に、矢が刺さっていた。
「大丈夫だ。隠れていろ、」
自分の身体で俺を隠して。
護衛の兵士は、周囲を警戒している。
気配遮断の魔法で近寄ってきていた何者かに囲まれているようだ。
姿は見えない。
むしろ、気配も無いのによく気付いたな、ガイウス。
「何人かは、殺さずに捕らえたいが……」
政治犯か、単独犯か、山賊か。自分の魔法では、手加減できずに殺してしまう。
できれば尋問したい、というので。
「じゃ、俺がやる?」
ガイウスは、あ、そうだった、みたいな顔をした。
そうだよ、俺は魔術師だ。
それも、全ての魔法がレベルMAXの、魔法使いの王様である。
襲撃も、俺が何とかするべきだったのに。
「いーらせれすて・とにとるす」
神の怒り。
辺り一帯に雷が落ちて、囲んでいた敵を昏倒させたようだ。
「お見事」
頭を撫でられる。
倒れた敵は、兵士達が回収して、縛り上げていった。
*****
「くっ、」
ガイウスは刺さっていた矢を、貫通させて。
鏃を折ってから、引き抜いた。
鏃には返しがついているので、普通に引き抜くとダメージを受けるから、らしいけど。
ひえええ、見てるだけで痛いよ!
彫刻刀かカッターでちょっと切るとか、擦り傷くらいしか目にしない生活だったし。
それも、小中学校くらいの時だ。
「さなてぃおー」
すぐに回復呪文をかけた。
毒矢だったとしても、これで大丈夫なはず。
「痛くない?」
「ありがとう、カナメ。君は私よりも強かったのを忘れていたよ」
ガイウスは苦笑しながら俺の頭を撫でた。
そんなことない。
咄嗟には動けなかったし。
身体で庇うなんて、俺には無理だ。
*****
捕らえた人たちは、隣国の盗賊だったという。
俺のしっぽが欲しくて狙ったんだと白状したらしい。
狐のしっぽは高く売れるから。
盗賊の頭は、まさか皇帝がこんな所にいるなんて思わなかった、自分は処刑されても構わないが、手下は見逃してくれ、と言ってるそうだ。
「いかが致しましょう?」
尋問していた兵士は嘘はついてないようだ、とガイウスに報告した。
ああ、ステータスが見えてない人は、騙されるのか。
特殊スキル、精神魔法無効を持ってるから。
自白を促す魔法を使っても、この人には効果無いんだけど。
「とりあえず収容所に連行し、余罪があるかどうかで決めるか。私を狙った射手はすでに断罪済みだからな」
皇帝を狙ったものは国家反逆罪、すなわち死刑! ってわけではないのか。
捕まえて、地下施設とかで労働させるとか?
「嘘だ。あの頭って人、もとはムティナって国の近衛隊長だよ。名前はセルジア。他の人たちも全員、その人の部下だ」
「!?」
自称、盗賊の頭は、驚いたように目を瞠った。
ガイウスも、周りの兵士も。
「その名は捨てた! 今はただの名も無い盗賊だ! この者たちも無関係だ! でたらめを言うな!!」
「ひゃっ、」
殺気をこめた目で見られて。
思わずガイウスのマントの中に隠れた。
こわっ。
*****
「……ムティナは、既に存在しない国だ。国王は私が斬った」
享楽的な王で。
重税や圧政に国民が苦しんでいたので、王座を譲り退くか、戦うか選択を迫って。
結局、ガイウスが勝って、属国としたという。
帝国として統一する際に吸収した国の一つだったんだ。
じゃあ、最初からガイウス皇帝だってわかっていて、狙ったのか?
ガイウスは、氷のような冷たい目で元近衛隊長を見下ろしている。
「何故、この子を狙った。殺したいのは私ではないのか」
あ、俺を狙ってたのは本当だったのか。
元近衛隊長は、ガイウスのマントの中に隠れている俺をちらりと見て。
「氷の皇帝と呼ばれる男が、唯一、大切にしている者のようだったからな。……大事な人を殺された者の気持ちを、思い知ればいいと思ったのだ」
「何の罪もない子供と大勢の国民を餓えさせ殺した王を一緒に語るな!」
ガイウスは刀を抜いた。
しかし、元近衛隊長は怯まなかった。
「あの方も、何も知らなかった! 大臣に騙されていただけで! 優しい方だった! ……帝国軍により、それを知らされた王は、責任を取るため、死を選ばれたのだ」
私腹を肥やし、大金を使い込んでいたのは大臣で。
王は質素で、気のいい人だったという。
ルイ16世みたいだな。
暗君なイメージだけど、最近の研究では無実の罪で処刑されたのに、最期までフランスの平和を願っていた立派な王だったといわれてる。
「王の無知は罪だ。臣下も制せず、王としての責任を果たせなかったことに変わりはあるまい」
ガイウスは、多くの国を吸収して、帝国として統一させた皇帝だ。
その重責も、とんでもないだろう。
全ての国民の命が、ガイウスの肩に掛かっている。
そんな風には見えないけど。
レベルMAXになるほど、頑張ったんだ。
今、国民みんなが平和に暮らしていられるのは。
ガイウスが皇帝になって、ちゃんと治世をしているからだ。
今日だって、国民のために、飲み水の確保を検討してたんだし。
「飢えで我が子を失った母に、同じことを言えるか? 王としての責務をきちんと果たしてさえいれば、免れたことでも」
元近衛隊長は、何も言えなくなって俯いている。
正論だから。
実際にそれを成し遂げた人間の言葉だ。
重みが違う。
*****
「……殺せ。帰る国も、もはや無く。守る主君も既に居ない騎士など、無用であろう」
首を差し出すように、頭を下げている。
他の人たちも、早く自分も殺せ、と口々に言っている。
「いーらせれすて・とにとるす」
元近衛隊長の目の前に、カミナリを落とした。
みんな静かになった。
「これは神聖&白魔法、『神の怒り』だけど。知ってる人、いる?」
無言だ。
居ないのか。
「別名、天罰の稲妻。罪深い人が当たったら、即死する魔法」
俺の言葉に。
味方まで、ざわついた。
「火傷はいるようだけど、誰も死んでないってことは、ここに、死罪に値するような悪人は居ない」
盗賊を名乗ってても、実際に盗んだりしてないってことだ。
「もし、盗みをしていたら、手が消し炭になってる」
真っ青になってるけど。
さすがは元、王様の近衛隊ってとこか。
品行方正な隊だったようだ。
「……あんたの命を狙ったんだぞ? まさか、許すというのか?」
元近衛兵は困惑している。
「神様が無罪だって決めたなら、俺は別に気にしない。無傷だし、生きてる」
俺を狙ったけど、庇ったガイウスを射っちゃった人はもう、本人に断罪されて死んじゃってるし。
俺は怒ってない。
問題は、こっちかな?
ガイウスを見上げる。
困った顔をしてる。
更に、じーっと見詰める。
「……わかった、わかったから、そんな純粋な目で見ないでくれ。……特赦だ。命は奪わない」
*****
罰として、彼らに奉仕活動を申し付けた。
道の掃除とかだ。
給金も出るという。
奉仕とは。
射手の遺体は懇ろに葬って。
とりあえず、城まで連行だ。
徒歩で。
「その子、いったい何者なのですか?」
元近衛隊長に問われて。
ガイウスは得意げな顔をした。
「この子は、私の最愛の后で、我が帝国最大最高の魔術師だ」
「…………后……養子ではないのか……?」
「最愛……あんな子供を……?」
全員が、変質者を見る目でガイウスを見た。
「こう見えても、45歳! 立派な大人だ!」
立派かなあ。
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