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大和撫子、砂漠の王子に攫われる
若きケダモノ王子と初めての夜
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「ひっ、や、あっ、」
王子の指が、お尻に、ずぶっと突っ込まれて。
中で、広げるような動きをしてる。
王子の息は荒くて。
今にも、餓えた獣が獲物に襲い掛かるような、そんな目で見られている。
こ、怖い……。
肉食獣の前の小動物になったような気持ちを味わった。
……いや、実際に、喰われちゃうんだ。
こうして、慣らして。
挿入が可能になったと判断されたら。
俺、こいつに犯されるんだ。
好きでもない、男に。
外国に、強引に連れて来られて。
結婚式を挙げさせられて。犯される。
こんなの、認めてないのに。
†††
王子は辛そうに、浅く息を吐いていた。
目を固く閉じ、数回深呼吸をして。
目蓋がゆっくり開かれ、蒼い瞳が俺を見る。
「……لا تخف、عزيز」
ちゅっ、と額にキスをされる。
「優しくすると約束しよう。決して欲望のままに求めず、痛い思いはさせない。だから」
怯えるな、と言われて。熱い腕にぎゅっと抱き締められる。
……お腹に、熱くて硬いのが当たってんだけど。
全く信じられないんだけど。
「とりあえず、続きはサリールでしよう」
軽く抱き上げられてしまう。
更衣室には椅子があって。
そこに座らされて、タオルで身体を拭かれる。
王子は歩いてる内に、水気が落ちたようだ。
水を弾く肌。これが若さか……。いや俺もまだ弾くけど。
だって勝哉叔父さんが25を過ぎるとタオルがびしょびしょになるって言うから。
何なのオイルでも塗ってんの?
羽織らされた着物は、真っ白だった。……死装束かな?
いや、花嫁衣裳のつもりなのか。
良く見れば、銀や白い糸で鶴とかの刺繍が入っている、高級そうな生地だった。しかも、肌襦袢は赤だ。
重ねた状態で置いてあったのかな?
帯がないのは、結び方がややこしくて大変だからだろう。
更に、綿帽子を被らされて。
唇は、紅を塗らなくとも赤いな、と言われて。
何度もされたキスで、腫れたようになっていることを知った。
また、軽く抱き上げられて。
続きの間の寝室へ連れて行かれる。
……寝具が白と赤なのは、どういう趣味なのだろうか。
和風とも何とも言えないオリエンタルな、屏風みたいなのもある。
畳に布団ではないが、ますますお代官様に手篭めにされる町娘的な気分になってくるのは何故なのか。
脅されてこんなことになってんだから、似たようなものだが。
†††
「……うわあ、」
思わず呆れた声が出た。
寝室のベッドサイドにはローションと、たくさんのいわゆる”大人の玩具”がずらりと置かれていたからである。
……手錠とかあるんだけど。
ひええ、鞭なんてどうすんだよ? 叩くの? 絶対痛いだろ。
何本か並べてあるアレは、バイブだよな?
漫画とかでは見たけど、実物を見るのは初めてだ。イボイボがついてて、色も形もやたらグロくないか?
痛そうだし、そもそもあんなの入らないと思う。
これ、まさか、俺に使うつもりなの?
ドン引きな俺を見て。
王子は大袈裟に困ったような反応をしてみせた。
「シャオフーめ、いらぬ世話を……ユキヤが怯えてしまうではないか」
などと言い訳をしながら。
ローション以外の大人の玩具は、王子の手によってゴミ入れに全て投げ捨てられた。
もったいない、とは言わない。
なら使うか? とか言われて使われたら嫌なので。
「誓って、私が用意したものではない」
真顔で言われる。
……じゃあ、あの真面目そうな側近が買ったの? どんな顔をして?
通販かな?
「私には決して、そのような趣味はない。わかったな?」
真剣な顔で念を押される。
俺はこくこくと頷いてみせた。
そこだけは誤解されたくはない、譲れない部分らしい。
いや、サド趣味じゃなくても、脅迫は充分ゲスい行為だからな。安心しろ。
†††
「ユキヤ……、」
そっと、ベッドに寝かされて。
王子はベッドサイドのローションを手に取った。
ああ、とうとう。
犯されてしまうんだ。
重い着物を左右にはだけられ、身体は剥き出しにされ。
両脚を大きく開かされ、王子の肩に抱え上げられて。
「ん……っ、やぁ、」
ローションをたっぷりと纏わせた指が。
ぬちゅ、ぬちゅ、とえっろい音を立てながら、出し入れされてる。
王子はさっきから俺の乳首を執拗に吸っているが。
出ない。
いくら吸おうが、何も出ないってば。
男だし。女だって、授乳期じゃなきゃ出ない……よな? 病気なら出るようだが。
「はぁ、あ、」
前は弄られてないのに。
何故か、ぽたぽたと出てるのは。何だろう。
濡れた感触。
カウパーにしては量が多いような気がする。
足を開かされて、とんでもない所を弄られてる自分の姿なんて直視したくないから見ないが。
†††
「ユキヤ。……そろそろ、大丈夫か?」
お伺いをたてられて。
つい、王子の顔を見てしまった。
18歳のくせに、やたら色気があるのはどういうことだ。
そろそろって。
王子のを、入れるのか?
無理無理。絶対、無理だってば。
あんなでかいの。そんなとこに入る訳ないだろ。
抵抗したいのに。疲れ切った手足には力が入らなくて。
涙目で、首を横に振るけど。
「大丈夫だ。ほら、もう、こんなだぞ? すっかりとろとろではないか」
「やぁ、」
ぐちゅぐちゅと、中の指を動かされる。
「や、だめ、」
駄目だって言ってるのに。
更に足を大きく開かされて。
熱いのがあてわれた。
うわあ。
見てしまった。
王子のアレ、血管浮いて、大変なことになっている……。
これはつらい。
俺も男だからわかる。早く放出さないとつらいってのは、わかるけど。
そんなの、入らないってば。
だって。
こんなに大きい。
「や、やだぁ、」
ぐぷっ、と。
頭の部分が入ったのがわかった。入ってしまった。
「……痛いか?」
問う声はあくまでも優しい。
「っ、」
丹念に慣らされたせいか、痛くはないので、黙って首を横に振る。
痛くはないけど。
何故か、涙が出てくる。
王子は、頬に零れそうな涙を唇で吸い取った。
「進めるぞ、」
「はぅ、や、やだってぇ、」
嫌だって言ってるのに。
ずぶずぶと、大きいのが侵入してくる。
必死で胸板を押し返そうとしてるのに、びくともしない。
……嘘だろ。
俺、犯されてるんだ。
昨日会ったばかりの、マクランジナーフの王子に。
年下の男なのに、全然抵抗できなくて。
ローションをたっぷり使われたせいか、締め付けて入ってこないようにしようとしても。
優しいのに容赦ない腰遣いに、侵入を許してしまう。
いったい、どこまで入って来るのか。
中から内臓を圧迫されて、息苦しくなってきた。
変な感じ。
†††
「ん、」
「ほら。自分で確かめるが良い。全部、入っただろう?」
王子は俺の手を取って、結合した部分に触れさせた。
うわ、熱い……。
体温が高いのか。熱い肌。
中に入っている王子も、熱い。
『く、……凄いな、搾り取られそうだ』
自国語で呟かれ、ぞくっとした。
うわ。
王子、すごい色っぽい。
何なんだよ、18歳のくせに。この、むせ返るような大人の男の色気は!
そんなにフェロモン出すなっての。くらくらしてしまう。
……王子も、汗とかかくんだ。
なんて、ごく当たり前のことに思わず感心してしまう。流れる汗すらも美しい男だ。
王子は、抱え上げた俺の右足の火傷に、愛おしそうにキスをした。
神に感謝を、と言いながら。
何度もキスをして。
「ユキヤ。例の”お守り”だが、研磨し直して、また身に着けていて欲しいのだが、どうだろう?」
世にも色っぽく、麗しい美貌が間近に迫る。
「……いやか?」
ぐっ、ぐっ、と腰を打ちつけながら、そんな風に訊かれて。
嫌だと言えるほど、俺の根性は太くなかった。
王子の指が、お尻に、ずぶっと突っ込まれて。
中で、広げるような動きをしてる。
王子の息は荒くて。
今にも、餓えた獣が獲物に襲い掛かるような、そんな目で見られている。
こ、怖い……。
肉食獣の前の小動物になったような気持ちを味わった。
……いや、実際に、喰われちゃうんだ。
こうして、慣らして。
挿入が可能になったと判断されたら。
俺、こいつに犯されるんだ。
好きでもない、男に。
外国に、強引に連れて来られて。
結婚式を挙げさせられて。犯される。
こんなの、認めてないのに。
†††
王子は辛そうに、浅く息を吐いていた。
目を固く閉じ、数回深呼吸をして。
目蓋がゆっくり開かれ、蒼い瞳が俺を見る。
「……لا تخف、عزيز」
ちゅっ、と額にキスをされる。
「優しくすると約束しよう。決して欲望のままに求めず、痛い思いはさせない。だから」
怯えるな、と言われて。熱い腕にぎゅっと抱き締められる。
……お腹に、熱くて硬いのが当たってんだけど。
全く信じられないんだけど。
「とりあえず、続きはサリールでしよう」
軽く抱き上げられてしまう。
更衣室には椅子があって。
そこに座らされて、タオルで身体を拭かれる。
王子は歩いてる内に、水気が落ちたようだ。
水を弾く肌。これが若さか……。いや俺もまだ弾くけど。
だって勝哉叔父さんが25を過ぎるとタオルがびしょびしょになるって言うから。
何なのオイルでも塗ってんの?
羽織らされた着物は、真っ白だった。……死装束かな?
いや、花嫁衣裳のつもりなのか。
良く見れば、銀や白い糸で鶴とかの刺繍が入っている、高級そうな生地だった。しかも、肌襦袢は赤だ。
重ねた状態で置いてあったのかな?
帯がないのは、結び方がややこしくて大変だからだろう。
更に、綿帽子を被らされて。
唇は、紅を塗らなくとも赤いな、と言われて。
何度もされたキスで、腫れたようになっていることを知った。
また、軽く抱き上げられて。
続きの間の寝室へ連れて行かれる。
……寝具が白と赤なのは、どういう趣味なのだろうか。
和風とも何とも言えないオリエンタルな、屏風みたいなのもある。
畳に布団ではないが、ますますお代官様に手篭めにされる町娘的な気分になってくるのは何故なのか。
脅されてこんなことになってんだから、似たようなものだが。
†††
「……うわあ、」
思わず呆れた声が出た。
寝室のベッドサイドにはローションと、たくさんのいわゆる”大人の玩具”がずらりと置かれていたからである。
……手錠とかあるんだけど。
ひええ、鞭なんてどうすんだよ? 叩くの? 絶対痛いだろ。
何本か並べてあるアレは、バイブだよな?
漫画とかでは見たけど、実物を見るのは初めてだ。イボイボがついてて、色も形もやたらグロくないか?
痛そうだし、そもそもあんなの入らないと思う。
これ、まさか、俺に使うつもりなの?
ドン引きな俺を見て。
王子は大袈裟に困ったような反応をしてみせた。
「シャオフーめ、いらぬ世話を……ユキヤが怯えてしまうではないか」
などと言い訳をしながら。
ローション以外の大人の玩具は、王子の手によってゴミ入れに全て投げ捨てられた。
もったいない、とは言わない。
なら使うか? とか言われて使われたら嫌なので。
「誓って、私が用意したものではない」
真顔で言われる。
……じゃあ、あの真面目そうな側近が買ったの? どんな顔をして?
通販かな?
「私には決して、そのような趣味はない。わかったな?」
真剣な顔で念を押される。
俺はこくこくと頷いてみせた。
そこだけは誤解されたくはない、譲れない部分らしい。
いや、サド趣味じゃなくても、脅迫は充分ゲスい行為だからな。安心しろ。
†††
「ユキヤ……、」
そっと、ベッドに寝かされて。
王子はベッドサイドのローションを手に取った。
ああ、とうとう。
犯されてしまうんだ。
重い着物を左右にはだけられ、身体は剥き出しにされ。
両脚を大きく開かされ、王子の肩に抱え上げられて。
「ん……っ、やぁ、」
ローションをたっぷりと纏わせた指が。
ぬちゅ、ぬちゅ、とえっろい音を立てながら、出し入れされてる。
王子はさっきから俺の乳首を執拗に吸っているが。
出ない。
いくら吸おうが、何も出ないってば。
男だし。女だって、授乳期じゃなきゃ出ない……よな? 病気なら出るようだが。
「はぁ、あ、」
前は弄られてないのに。
何故か、ぽたぽたと出てるのは。何だろう。
濡れた感触。
カウパーにしては量が多いような気がする。
足を開かされて、とんでもない所を弄られてる自分の姿なんて直視したくないから見ないが。
†††
「ユキヤ。……そろそろ、大丈夫か?」
お伺いをたてられて。
つい、王子の顔を見てしまった。
18歳のくせに、やたら色気があるのはどういうことだ。
そろそろって。
王子のを、入れるのか?
無理無理。絶対、無理だってば。
あんなでかいの。そんなとこに入る訳ないだろ。
抵抗したいのに。疲れ切った手足には力が入らなくて。
涙目で、首を横に振るけど。
「大丈夫だ。ほら、もう、こんなだぞ? すっかりとろとろではないか」
「やぁ、」
ぐちゅぐちゅと、中の指を動かされる。
「や、だめ、」
駄目だって言ってるのに。
更に足を大きく開かされて。
熱いのがあてわれた。
うわあ。
見てしまった。
王子のアレ、血管浮いて、大変なことになっている……。
これはつらい。
俺も男だからわかる。早く放出さないとつらいってのは、わかるけど。
そんなの、入らないってば。
だって。
こんなに大きい。
「や、やだぁ、」
ぐぷっ、と。
頭の部分が入ったのがわかった。入ってしまった。
「……痛いか?」
問う声はあくまでも優しい。
「っ、」
丹念に慣らされたせいか、痛くはないので、黙って首を横に振る。
痛くはないけど。
何故か、涙が出てくる。
王子は、頬に零れそうな涙を唇で吸い取った。
「進めるぞ、」
「はぅ、や、やだってぇ、」
嫌だって言ってるのに。
ずぶずぶと、大きいのが侵入してくる。
必死で胸板を押し返そうとしてるのに、びくともしない。
……嘘だろ。
俺、犯されてるんだ。
昨日会ったばかりの、マクランジナーフの王子に。
年下の男なのに、全然抵抗できなくて。
ローションをたっぷり使われたせいか、締め付けて入ってこないようにしようとしても。
優しいのに容赦ない腰遣いに、侵入を許してしまう。
いったい、どこまで入って来るのか。
中から内臓を圧迫されて、息苦しくなってきた。
変な感じ。
†††
「ん、」
「ほら。自分で確かめるが良い。全部、入っただろう?」
王子は俺の手を取って、結合した部分に触れさせた。
うわ、熱い……。
体温が高いのか。熱い肌。
中に入っている王子も、熱い。
『く、……凄いな、搾り取られそうだ』
自国語で呟かれ、ぞくっとした。
うわ。
王子、すごい色っぽい。
何なんだよ、18歳のくせに。この、むせ返るような大人の男の色気は!
そんなにフェロモン出すなっての。くらくらしてしまう。
……王子も、汗とかかくんだ。
なんて、ごく当たり前のことに思わず感心してしまう。流れる汗すらも美しい男だ。
王子は、抱え上げた俺の右足の火傷に、愛おしそうにキスをした。
神に感謝を、と言いながら。
何度もキスをして。
「ユキヤ。例の”お守り”だが、研磨し直して、また身に着けていて欲しいのだが、どうだろう?」
世にも色っぽく、麗しい美貌が間近に迫る。
「……いやか?」
ぐっ、ぐっ、と腰を打ちつけながら、そんな風に訊かれて。
嫌だと言えるほど、俺の根性は太くなかった。
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