平凡な俺、何故かイケメンヤンキーのお気に入りです?!

会いたくなかった…

「おばちゃん！イチゴジャムパンとクリームパンとメロンパン、それから…あんぱんもちょうだい！！」

俺は超甘党だ。甘いものが大好き！それによく食べる。

「はいよー！琉生ちゃん、今日もいっぱい食べるわね～」

「えへへ、だって午後の授業中にお腹がなったら嫌だもん!!」

「ふふ、そうかいそうかい！午後の授業もがんばりんしゃい！1つおまけしといたよ!!」

おばちゃんはにっこり笑ってグーサインを出した。

「やった！おばちゃん、ありがとう!!」

俺はスキップをしながら教室へと向かった。


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「お！俺の大好きなチョコパンじゃん♡♡おばちゃん最高…」

＿＿＿ドンッ！！

俺は浮かれて前を見ておらず誰かとぶつかってしまった。

しかも俺はその相手の上に倒れてしまった。

「…ってーな！！」

「いたた…すみません！大丈夫でし、た…か…」

「…ん？おまえ…」


う、うわ～～～～！
まさか1番会いたくない人にぶつかるとは…。


まさかここで会うなんて…会うの放課後だと思ってたから、まだ心の準備が(泣)

てか…会いたくなかった。

「こ、こんにちは…」

とりあえず俺は頬がひきつりながらも笑ってみた。

「…来い」

「え？」

「いいから来い」

そういうと先輩は俺の手を掴んで無理やり引きずられた。


あれ？俺…死ぬのかな??

神様！いるならお助け下さい！！
俺のチョコパンをあげますからあぁぁぁぁぁぁあああ…