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1章
4間奏-会談
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奏太達は宿を取った後、買い物と夕食の店を探しに街を散策していた。
「ポーションの補充はこれでよし。あとは……あれ?」
奏太は切れていた魔力回復用のポーションを買い終わり、辺りを見回すと、何故か金重の姿がない。
「響子さん、金重はどこに行きました?」
屋台の美味しそうな食べ物を物色している響子に尋ねる。
「そういえばさっき師匠が『猫耳カフェなるお店を見つけたでござる!』 とかなんとか言って、どこかに走って行きましたよ。」
しまった。この国で金重から目を離すのはまずかったか。
まあ宿はもう取ってあるし、自由行動で良いか。
「じゃあ、そろそろ俺も夕食にしようかな。響子さんはどうしますか?」
お互い子供でもないので、金重の事は放っておき、奏太はこの後どうするか響子に尋ねた。
「私達もご飯にしましょう!
私は一人だと迷っちゃいそうなので、奏太さんにご一緒させて貰ってもいいですか?」
「ええ!?、い、いいですけど……。」
って事は2人きりでディナー!?
突然舞い込んできたデートのチャンスに、奏太がしどろもどろになりながら返事をする。
「それじゃあさっき素敵なお店を見つけたので、そこにしましょう!」
テンパる奏太を他所に、響子は奏太の腕を取ると、ウキウキと早足で店に向かったーー
*********************
一方、ズームー城内では、両国王による会談が行われていた。
「遠方よりはるばるこのズームー王国へようこそガウ。
ヴィシュガルド王、そしてアイバニーゼ姫よ。」
ズームー王がヴィシュガルド王とアイバニーゼを迎える。
「ガウ」と、不思議な語尾を付けるズームー王の顔は長い鬣(たてがみ)が覆い、口元には細長い髭が数本横に生え、口からは鋭い牙がはみ出している。
服装はヴィシュガルド王とそう大差ないが、獣人の王らしく、その姿はライオンそのものだ。
ヴィシュガルド城のきらびやかな祭壇の間とはまた違う、様々な原色の模様が壁を描く王の間で、威風堂々と椅子に鎮座している。
「道中盗賊団に襲われたと側近から聞いたガウ。怪我などはされなかったガウか?」
ズームー王が心配そうに尋ねる。
「ご心配には及びませぬ。大きな被害もなく、全員を捕らえる事が出来ました故。」
心配をかけた事に恐縮しつつ、ヴィシュガルド王が無事を伝える。
「そうであったガウか。そちらには優秀な兵士がいるようであるガウな。
ヴィシュガルド国の行く末も安泰そうでなによりガウ。」
ズームー王が嫌味なく賛辞を送る。
「いえ、相手の盗賊団が大した者達では無かっただけかと。
それに活躍したのは兵ではなく、冒険者でして……。」
ヴィシュガルド王が謙遜しつつ、真実を伝える。
「ほう、 冒険者ガウか。誰か武に秀でた有名な冒険者を雇ったガウか?」
盗賊を倒したのが兵士ではなく冒険者であるという言葉を聞き、ズームー王が興味深そうに顎の鬣を撫でる。
「いえそれが、まだ見習いでランク0の冒険者なのです。」
ヴィシュガルド王がありのままに説明するが、おおよそ信じがたい話に、ズームー王が目を見開く。
「グワッハッハ! ランク0の冒険者とは、これまた奇異荒唐な話ガウ!
どこか武の名家の出か、英雄の血を引く天才冒険者でも現れたガウか?」
ズームー王が牙の生えた大きな口を開けて笑い声を上げる。
「彼等は先日異世界から召喚された者達です。」
「ほう……召喚者ガウか。ということは……?」
召喚者という言葉にズームー王の察しがつくと、2人の国王の会話にアイバニーゼが割って入る。
「彼等は音楽を扱います。彼等はその音楽によって、盗賊達を鎮めました。」
父の代わりに、アイバニーゼがまるで自分の手柄かのように、意気揚々と答えた。
「やはり音楽家ガウ! それは是非とも演奏を聴いてみたいものガウ!
我がズームー王国の民も、皆こよなく音楽と踊りを愛しておる故。
しかし、どうしてかの者らは音楽家ではなく、冒険者になったガウか?」
「それは……。」
ズームー王の至極当然の疑問に、アイバニーゼは口を詰まらせる。
「我が国の民には、未だ狭き目で音楽を判断する者が多いのです。」
ヴィシュガルド王が、淡々とした口調で国の現状を説明した。
「なるほど……。それは残念な話ガウ。
どれだけ高い才能や良い音楽があっても、聴く者の心が閉ざされていれば、それらは埋もれていくガウ。」
ズームー王は、ヴィシュガルド王の言葉に世間を憂いだ。
「である故に、この度の会談の議題にもなります、ズームー王国とヴィシュガルド王国の同盟締結は、今後世界にとって、大きな意味をもたらすと思われます。」
ここでヴィシュガルド王が、話を本題に持ち込んだ。
「うむ。国の壁が無くなり、物や人、そして音楽の交流が深まれば、人々の価値観に多様性が生まれるガウ。
我々獣人と人間の親和を実現するために、そして真の平和に向けてこの国の行く末を決める事こそ、余の使命であると思っているガウ。」
ズームー王が神妙に頷きながら心の内を語った。
「誠に同感であります。しかるに同盟締結に際し、これから細かな条約や取り決めについて、話を進めさせて頂きますが、よろしいですか?」
お互いに方向性が合致した所で、ヴィシュガルド王が協議を進めようとするがーー
「まぁ焦らずとも、細かい話は明日もあるガウ。
今日は宴を用意している故、ゆっくり旅の疲れを癒されるがよいガウ。」
ズームー王が矢継ぎ早に会談を進めるヴィシュガルド王を制止した。
「それではお言葉に甘えて。」
ヴィシュガルド王もそれに応じ、話が一段落したところで『ふう。』とアイバニーゼが溜め息をついた。
「アイバニーゼも疲れただろう。今日はゆっくり休むと良い。」
先程までの真剣な面持ちが崩れ、ヴィシュガルド王はニコニコとアイバニーゼに語りかけた。
「はい、お父様。」
アイバニーゼが返事をしつつも心ここにあらず、今頃奏太は何をしているだろうかと、思いを馳せていたーー
「ポーションの補充はこれでよし。あとは……あれ?」
奏太は切れていた魔力回復用のポーションを買い終わり、辺りを見回すと、何故か金重の姿がない。
「響子さん、金重はどこに行きました?」
屋台の美味しそうな食べ物を物色している響子に尋ねる。
「そういえばさっき師匠が『猫耳カフェなるお店を見つけたでござる!』 とかなんとか言って、どこかに走って行きましたよ。」
しまった。この国で金重から目を離すのはまずかったか。
まあ宿はもう取ってあるし、自由行動で良いか。
「じゃあ、そろそろ俺も夕食にしようかな。響子さんはどうしますか?」
お互い子供でもないので、金重の事は放っておき、奏太はこの後どうするか響子に尋ねた。
「私達もご飯にしましょう!
私は一人だと迷っちゃいそうなので、奏太さんにご一緒させて貰ってもいいですか?」
「ええ!?、い、いいですけど……。」
って事は2人きりでディナー!?
突然舞い込んできたデートのチャンスに、奏太がしどろもどろになりながら返事をする。
「それじゃあさっき素敵なお店を見つけたので、そこにしましょう!」
テンパる奏太を他所に、響子は奏太の腕を取ると、ウキウキと早足で店に向かったーー
*********************
一方、ズームー城内では、両国王による会談が行われていた。
「遠方よりはるばるこのズームー王国へようこそガウ。
ヴィシュガルド王、そしてアイバニーゼ姫よ。」
ズームー王がヴィシュガルド王とアイバニーゼを迎える。
「ガウ」と、不思議な語尾を付けるズームー王の顔は長い鬣(たてがみ)が覆い、口元には細長い髭が数本横に生え、口からは鋭い牙がはみ出している。
服装はヴィシュガルド王とそう大差ないが、獣人の王らしく、その姿はライオンそのものだ。
ヴィシュガルド城のきらびやかな祭壇の間とはまた違う、様々な原色の模様が壁を描く王の間で、威風堂々と椅子に鎮座している。
「道中盗賊団に襲われたと側近から聞いたガウ。怪我などはされなかったガウか?」
ズームー王が心配そうに尋ねる。
「ご心配には及びませぬ。大きな被害もなく、全員を捕らえる事が出来ました故。」
心配をかけた事に恐縮しつつ、ヴィシュガルド王が無事を伝える。
「そうであったガウか。そちらには優秀な兵士がいるようであるガウな。
ヴィシュガルド国の行く末も安泰そうでなによりガウ。」
ズームー王が嫌味なく賛辞を送る。
「いえ、相手の盗賊団が大した者達では無かっただけかと。
それに活躍したのは兵ではなく、冒険者でして……。」
ヴィシュガルド王が謙遜しつつ、真実を伝える。
「ほう、 冒険者ガウか。誰か武に秀でた有名な冒険者を雇ったガウか?」
盗賊を倒したのが兵士ではなく冒険者であるという言葉を聞き、ズームー王が興味深そうに顎の鬣を撫でる。
「いえそれが、まだ見習いでランク0の冒険者なのです。」
ヴィシュガルド王がありのままに説明するが、おおよそ信じがたい話に、ズームー王が目を見開く。
「グワッハッハ! ランク0の冒険者とは、これまた奇異荒唐な話ガウ!
どこか武の名家の出か、英雄の血を引く天才冒険者でも現れたガウか?」
ズームー王が牙の生えた大きな口を開けて笑い声を上げる。
「彼等は先日異世界から召喚された者達です。」
「ほう……召喚者ガウか。ということは……?」
召喚者という言葉にズームー王の察しがつくと、2人の国王の会話にアイバニーゼが割って入る。
「彼等は音楽を扱います。彼等はその音楽によって、盗賊達を鎮めました。」
父の代わりに、アイバニーゼがまるで自分の手柄かのように、意気揚々と答えた。
「やはり音楽家ガウ! それは是非とも演奏を聴いてみたいものガウ!
我がズームー王国の民も、皆こよなく音楽と踊りを愛しておる故。
しかし、どうしてかの者らは音楽家ではなく、冒険者になったガウか?」
「それは……。」
ズームー王の至極当然の疑問に、アイバニーゼは口を詰まらせる。
「我が国の民には、未だ狭き目で音楽を判断する者が多いのです。」
ヴィシュガルド王が、淡々とした口調で国の現状を説明した。
「なるほど……。それは残念な話ガウ。
どれだけ高い才能や良い音楽があっても、聴く者の心が閉ざされていれば、それらは埋もれていくガウ。」
ズームー王は、ヴィシュガルド王の言葉に世間を憂いだ。
「である故に、この度の会談の議題にもなります、ズームー王国とヴィシュガルド王国の同盟締結は、今後世界にとって、大きな意味をもたらすと思われます。」
ここでヴィシュガルド王が、話を本題に持ち込んだ。
「うむ。国の壁が無くなり、物や人、そして音楽の交流が深まれば、人々の価値観に多様性が生まれるガウ。
我々獣人と人間の親和を実現するために、そして真の平和に向けてこの国の行く末を決める事こそ、余の使命であると思っているガウ。」
ズームー王が神妙に頷きながら心の内を語った。
「誠に同感であります。しかるに同盟締結に際し、これから細かな条約や取り決めについて、話を進めさせて頂きますが、よろしいですか?」
お互いに方向性が合致した所で、ヴィシュガルド王が協議を進めようとするがーー
「まぁ焦らずとも、細かい話は明日もあるガウ。
今日は宴を用意している故、ゆっくり旅の疲れを癒されるがよいガウ。」
ズームー王が矢継ぎ早に会談を進めるヴィシュガルド王を制止した。
「それではお言葉に甘えて。」
ヴィシュガルド王もそれに応じ、話が一段落したところで『ふう。』とアイバニーゼが溜め息をついた。
「アイバニーゼも疲れただろう。今日はゆっくり休むと良い。」
先程までの真剣な面持ちが崩れ、ヴィシュガルド王はニコニコとアイバニーゼに語りかけた。
「はい、お父様。」
アイバニーゼが返事をしつつも心ここにあらず、今頃奏太は何をしているだろうかと、思いを馳せていたーー
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