41 / 205
2016年春「治験に参加したい!」
プラネタリウムの夢
しおりを挟む
先週の金曜日の朝に夢を見た。
一度目覚めたけど、ちょっと早くて。
もうちょっと寝よ・・・ぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ・・・
掛け布団を被って寝ている私の周り・・・
何故か人の気配がして・・・
それも一人じゃない。
「誰? 誰?」
温かいぬくもりに包まれていくような感覚に思わず呼んだ。
「お母さん? ○っ○ちゃん?(姉の名前)」
その瞬間、掛布団がまくり上げられ・・・
白い手に掴まれると、勢いよく引っ張られ・・・
キラキラキラキラキラキラ輝く星空へ。
まるでプラネタリウムような中を、右へ左へと振り回される。
そして静寂・・・
「もう大丈夫!!」
そんな声が聞こえて・・・
私はその声の主が去っていくのが悲しくて泣きだした。
そして、本当に泣いて目が覚めた・・・
でも、悲しくてじゃない。何だかとっても嬉しい涙で。
私の目に入ってきたのは、部屋中に降り注ぐキラキラする光。
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいたせいもあるけど。
あら 不思議・・・私の身体全体が軽い。
そして、左脚の感覚が戻ったかのようで、寝たまま思わず足首を前後左右に動かした。
右足と一緒に同じように軽やかに動く!
次は両足の膝を立ててその体勢をキープ。
左脚は意識して踏ん張らないとできなかったのに、それもバッチリで。
奇跡? 私、治ったの?
そんな錯覚に陥るほど、私の左脚が嘘のように力に溢れた数分間。
現実はね、症状の出ている左脚が進行しているのを感じていて。
ときどき物を飲み込みにくくなったり、ろれつが回らなかったりすると、
「いよいよ喉の方にきちゃったかΣ(゚Д゚|||)」
そんな風に悪い方向へ考えてしまい、主治医からすべては緊張感からくる症状と聞き、病は気からを痛感(汗)
だから、そんな気弱になっている私に喝を入れに来たのかな。
そう、この間の日曜日のテレビ。
どなたか見られた方もいると思うけど、番組名は衝撃映像のあの人云々だったかな・・・
アナウンサーの桝さんの会いたかった人で、10代で脳腫瘍の手術で車椅子になり、治る見込み0%。
若くして車椅子でもできるネット世界で起業され、その後を追ったのを見たけれど、会社を大きくしたことよりも治る見込み0%の人が、何と歩けるようになっていて、そっちにビックリ!!
で、もっと取り上げて欲しかったな。
人間の使われていない能力は、使っている能力よりはるかに多いと言う。
治る見込みがたとえ0%でも、先は本当に分からないって思う。
鮮明によーく覚えているあの朝の夢・・・
私の脚の筋肉に伝える運動ニューロン、まだまだたくさん残っているよって、消極的になっている私に気付かせてくれたのかな。
一度目覚めたけど、ちょっと早くて。
もうちょっと寝よ・・・ぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ・・・
掛け布団を被って寝ている私の周り・・・
何故か人の気配がして・・・
それも一人じゃない。
「誰? 誰?」
温かいぬくもりに包まれていくような感覚に思わず呼んだ。
「お母さん? ○っ○ちゃん?(姉の名前)」
その瞬間、掛布団がまくり上げられ・・・
白い手に掴まれると、勢いよく引っ張られ・・・
キラキラキラキラキラキラ輝く星空へ。
まるでプラネタリウムような中を、右へ左へと振り回される。
そして静寂・・・
「もう大丈夫!!」
そんな声が聞こえて・・・
私はその声の主が去っていくのが悲しくて泣きだした。
そして、本当に泣いて目が覚めた・・・
でも、悲しくてじゃない。何だかとっても嬉しい涙で。
私の目に入ってきたのは、部屋中に降り注ぐキラキラする光。
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいたせいもあるけど。
あら 不思議・・・私の身体全体が軽い。
そして、左脚の感覚が戻ったかのようで、寝たまま思わず足首を前後左右に動かした。
右足と一緒に同じように軽やかに動く!
次は両足の膝を立ててその体勢をキープ。
左脚は意識して踏ん張らないとできなかったのに、それもバッチリで。
奇跡? 私、治ったの?
そんな錯覚に陥るほど、私の左脚が嘘のように力に溢れた数分間。
現実はね、症状の出ている左脚が進行しているのを感じていて。
ときどき物を飲み込みにくくなったり、ろれつが回らなかったりすると、
「いよいよ喉の方にきちゃったかΣ(゚Д゚|||)」
そんな風に悪い方向へ考えてしまい、主治医からすべては緊張感からくる症状と聞き、病は気からを痛感(汗)
だから、そんな気弱になっている私に喝を入れに来たのかな。
そう、この間の日曜日のテレビ。
どなたか見られた方もいると思うけど、番組名は衝撃映像のあの人云々だったかな・・・
アナウンサーの桝さんの会いたかった人で、10代で脳腫瘍の手術で車椅子になり、治る見込み0%。
若くして車椅子でもできるネット世界で起業され、その後を追ったのを見たけれど、会社を大きくしたことよりも治る見込み0%の人が、何と歩けるようになっていて、そっちにビックリ!!
で、もっと取り上げて欲しかったな。
人間の使われていない能力は、使っている能力よりはるかに多いと言う。
治る見込みがたとえ0%でも、先は本当に分からないって思う。
鮮明によーく覚えているあの朝の夢・・・
私の脚の筋肉に伝える運動ニューロン、まだまだたくさん残っているよって、消極的になっている私に気付かせてくれたのかな。
0
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
独身寮のふるさとごはん まかないさんの美味しい献立
水縞しま
ライト文芸
旧題:独身寮のまかないさん ~おいしい故郷の味こしらえます~
第7回ライト文芸大賞【料理・グルメ賞】作品です。
◇◇◇◇
飛騨高山に本社を置く株式会社ワカミヤの独身寮『杉野館』。まかない担当として働く有村千影(ありむらちかげ)は、決まった予算の中で献立を考え、食材を調達し、調理してと日々奮闘していた。そんなある日、社員のひとりが失恋して落ち込んでしまう。食欲もないらしい。千影は彼の出身地、富山の郷土料理「ほたるいかの酢味噌和え」をこしらえて励まそうとする。
仕事に追われる社員には、熱々がおいしい「味噌煮込みうどん(愛知)」。
退職しようか思い悩む社員には、じんわりと出汁が沁みる「聖護院かぶと鯛の煮物(京都)」。
他にも飛騨高山の「赤かぶ漬け」「みだらしだんご」、大阪の「モダン焼き」など、故郷の味が盛りだくさん。
おいしい故郷の味に励まされたり、癒されたり、背中を押されたりするお話です。
『 ゆりかご 』 ◉諸事情で非公開予定ですが読んでくださる方がいらっしゃるのでもう少しこのままにしておきます。
設樂理沙
ライト文芸
皆さま、ご訪問いただきありがとうございます。
最初2/10に非公開の予告文を書いていたのですが読んで
くださる方が増えましたので2/20頃に変更しました。
古い作品ですが、有難いことです。😇
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
・・・・・・・・・・
💛イラストはAI生成画像自作

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる