『笑う』怪談 ~真事の怪談シリーズ・番外編~

 「笑」をテーマに据えた怪談というのは 果たして成立するのであろうか?!

 今を去ること十余年前――この難解な問いに答えるべく、松岡真事は奮闘した。メディアファクトリー刊『幽』誌の怪談文学賞に、『笑う』怪談を投稿したのである!

 結果は撃沈!!松岡は意気消沈し精根尽き果て、以後、長く実話怪談の筆を折ることになってしまう・・・

 そして、今・・・松岡は苦い過去を乗り越える為、笑いを携えた怪談のリライト&新作執筆に乗り出す!

 名付けて『笑う』怪談!!

 腹を抱えるような「笑い」、プッと吹き出すような「笑い」、ほんわか滲み出るような「笑い」、下衆すぎて思わず漏れるような「笑い」、 そして何より、「笑う」しかない 恐怖――

 さまざまな『笑』が満ちた実話怪談の新世界!
 煽り文句も高らかに、恐怖の世界への出囃子が鳴る――!!
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,183 位 / 192,183件 ホラー 6,813 位 / 6,813件

あなたにおすすめの小説

真事の怪談~寸志小品七連~

松岡真事
ホラー
 どうも、松岡真事が失礼致します。  皆様のおかげで完結しました百物語『妖魅砂時計』―― その背景には、SNSで知り合いました多くのフォロワーの方々のご支援も強い基盤となっておりました。  そんなSNS上において、『おまけ怪談』と称して画像ファイルのかたちで一般公開した〝超短編の〟怪談群がございます。決して数も多くはありませんが、このたび一つにまとめ、アルファポリス様にて公開させて頂くことを決意しました。  多少細部に手を入れておりますが、話の骨子は変わりません。 ・・・アルファポリスという媒体のみで私の作品に触れられた方には初見となることでしょう。百物語終了以降、嬉しいご意見を頂いたり、熱心に何度も閲覧されている読者様の存在を知ったりして、どうにか早いご恩返しをしたいと考えた次第です。  また、SNS上で既にお話をご覧になった方々の為にも、新しい話を4話、書き下ろさせて頂きました。第1話、第3話、第5話、第7話がそれに当たります。他の話と釣り合いを取らせる為、800文字以下の超短編の形式をとっています。これを放出してしまうと貯金がほとんどスッカラカン(2018年11月初頭現在)になってしまいますが、また頑張って怖いお話を蒐集してカムバック致しますので、お楽しみにを。  それではサクッとお読み下さい。ゾクッときますので――

なんちゃって都市伝説

もっけさん
ホラー
 『事実は小説よりも奇なり』と言うけれど、世の中には奇異怪怪な出来事が割と起こっているものだ。  それは、時代と共に名前を変えて語り継がれている。  現代風で言うなら【都市伝説】と言えば分かるだろうか。  都市伝説にすらなっていない話をここに記そう。  噂にするも良し、嗤うも良し、実際に調べるも良し。  全ては、自己責任が伴うことを頭の片隅に入れておいて欲しい。  この話を読んで読者の身に不幸が起っても、筆者には預かり知らぬことであると警告しておく。  一話完結で書くが、全ての話にオチがあるものではない事も念頭に入れて欲しい。  さて、読者の諸君。  ここまで読んで、引き返すのであればページを閉じてくれたまえ。  これが、最後の警告である。

居ない

貝人
ホラー
冬の寒い夜起きた出来事。信じるか信じないかは貴方次第

置いてけぼり

siroikuma
ホラー
夏の終わりを感じられるように。

小畑杏奈の心霊体験録

邪神 白猫
ホラー
私には、どうやら普通の人には視えないモノが視えるらしい。 それに初めて気が付いたのは、物心がついたばかりのほんの幼い頃だった。 ──これは、そんな私の怪奇な体験録。 ※ この話には、実際にあった体験談も含まれています YouTubeにて、怪談・怖い話の朗読公開中📕 https://youtube.com/@yuachanRio

わたしの怖い団地

ことりさん
ホラー
団地と言われる集合住宅は、画一的なデザインのコンクリートが何棟も連なり、圧倒される。 住み慣れているはずなのに、薄暗い玄関や階段は上がるたびに足が重くなる。 ここで体験した不可解な体験や変わった隣人の話をオムニバスでまとめたホラー短編集。 ※続編として、わたしの怖い都市伝説を連載中。団地周辺や学校で噂される怖い話と体験談。

柘榴話

こはり梅
ホラー
ザクロの実の花言葉は「愚かしさ」、様々な愚かしさをどうぞ。 柘榴(ざくろ)の実には「愚かしさ」という花言葉があります。 短い作品集になっていますが、どの話にも必ず「愚かしさ」が隠れています。 各話10分ほどで読めますので、色んな愚かしさに触れてみて下さい。

真名を告げるもの

三石成
ホラー
松前謙介は物心ついた頃から己に付きまとう異形に悩まされていた。 高校二年に進級をした数日後、謙介は不思議な雰囲気を纏う七瀬白という下級生と出会う。彼は謙介に付きまとう異形を「近づくもの」と呼び、その対処法を教える代わりに己と主従の契約を結ぶことを提案してきて…… この世ならざるものと対峙する、現代ファンタジーホラー。