雪国本屋の禁書庫から想いを乗せて。

 とある雪国。その街の雪が深くなる頃に、本好きな主人公「紅 蒼柊(くれない あおと)」がいつもは通らない道から下校していると、今まで見向きもしなかった方向に本屋を見つけた。

 本屋で待ち受けていた店主、「蒼月(そうげつ)」は、クールな見た目通り一言「いらっしゃい」と呟きまた姿を奥に隠してしまう。

 店主の姿は見えないが、本を漁る蒼柊の目にとある「入口」が留まる。

 「入口」をみつけてしまった蒼柊が、店主の蒼月と様々な人物、そして「本」の想いを紐解いていく、追憶のミステリー。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,156 位 / 192,156件 キャラ文芸 4,716 位 / 4,716件

あなたにおすすめの小説

ガダンの寛ぎお食事処

蒼緋 玲
キャラ文芸
********************************************** とある屋敷の料理人ガダンは、 元魔術師団の魔術師で現在は 使用人として働いている。 日々の生活の中で欠かせない 三大欲求の一つ『食欲』 時には住人の心に寄り添った食事 時には酒と共に彩りある肴を提供 時には美味しさを求めて自ら買い付けへ 時には住人同士のメニュー論争まで 国有数の料理人として名を馳せても過言では ないくらい(住人談)、元魔術師の料理人が 織り成す美味なる心の籠もったお届けもの。 その先にある安らぎと癒やしのひとときを ご提供致します。 今日も今日とて 食堂と厨房の間にあるカウンターで 肘をつき住人の食事風景を楽しみながら眺める ガダンとその住人のちょっとした日常のお話。 ********************************************** 【一日5秒を私にください】 からの、ガダンのご飯物語です。 単独で読めますが原作を読んでいただけると、 登場キャラの人となりもわかって 味に深みが出るかもしれません(宣伝) 外部サイトにも投稿しています。

横浜で空に一番近いカフェ

みつまめ つぼみ
キャラ文芸
 大卒二年目のシステムエンジニア千晴が出会ったのは、千年を生きる妖狐。  転職を決意した千晴の転職先は、ランドマークタワー高層にあるカフェだった。  最高の展望で働く千晴は、新しい仕事を通じて自分の人生を考える。  新しい職場は高層カフェ! 接客業は忙しいけど、眺めは最高です!

ススムが進に教えるお金持ちへの道

あがつま ゆい
キャラ文芸
令和3年、とある関東地方の県庁所在地にほど近い場所にあるデイサービス施設で働く「宮本 進」はカネが欲しかった。 カネが無い=死であった彼のもとに80を過ぎてもなお年収が1億あるという老人が施設に通いだしたという噂が届く。 進がその老人に金持ちになる秘訣を教えてくれと頼み込むところから物語の幕が上がる。 毎週月曜、水曜、土曜の19:00(午後7時)に更新。 小説家になろう、カクヨム、マグネットにも同時掲載。 内容は全て同じです。

まもなく閉館時間です。〜視える司書の平凡な非日常〜

和泉臨音
キャラ文芸
 大学の図書館に勤める司書、湯野真織には誰にも言えない秘密がある。それは幼い頃から人ならざるモノが視えてしまうことだ。  今夜も人ではないモノが館内に居た。いつも通り視えないふりをしてやり過ごそうとした真織に、半透明の青年は声を掛ける。 「司書の方ですか? 探している本があるんです」  これは、視える図書館司書と人ならざるモノの物語。

【完結】月夜の約束

鷹槻れん
恋愛
家出少女パティスと孤独な吸血鬼ブレイズ。 満月の晩、2人はとある約束をした。 NL、全年齢対象です。 エブリスタでも読めます。 ※ 表紙絵はあままつ様のフリーアイコンからお借りしたイラストを使わせていただいています。 無断転載など、硬くお断りします。 https://ama-mt.tumblr.com/about

おじょうさまとごえい

ハフリド
キャラ文芸
「月の姫」であるために妖魔たちに狙われるお嬢様の由貴子。 傘を武器として扱う能力を持つために、ひそかに彼女を護衛する庶民の那由。 同級生であるという以外に接点がなかった二人だが、由貴子がふとした気まぐれで那由に話しかけたこと。 そして気に入ったことにより関係は変化し、二人の距離は急速に接近していく。 月の姫とは? 由紀子はなぜ妖魔たちに狙われるのか? どうして那由はなぜ傘を武器とすることができるのか? ……などという部分は脇においた、二人の少女の物語。

鬼の社のあくまさん

黒谷
キャラ文芸
「おいで。私を訪ねてきたんだ、よほど困っていたんだろう?」 『鬼の社のあくまさん』──それはとある町で、まことしやかに囁かれる噂。あるいは都市伝説。  彼に気に入られれば願いを叶えてもらえるが、彼に気に入られなければ、食べられてしまうのだという──。 ***  中学三年、卒業式を迎えた黒田結子は、三年ぶりに小学校まで住んでいた町に戻ってきた。  かつての地元で再び始まる新生活に思いを馳せたのもつかの間──彼女は、かつてのクラスメイトたちが巻き起こしたとある事件に巻き込まれ、かつてのクラスメイト共々、命の危機に晒される。  クラスメイトである友人の命には刻一刻とタイムリミットが差し迫り、結子はどんどんと追い詰められていく。  困り果てた彼女が頼ったのは、この町にまことしやかに囁かれる噂。  ──『鬼の社のあくまさん』だった。 「いらっしゃい、迷えるお嬢さん」  鬼の社とは。  そこに住まう『あくまさん』とは何者なのか。  結子は、無事に高校生活を迎えられるのか。  中学生と高校生の間、何者でもない時間から始まるなんちゃってホラーな現代ファンタジー!

龍神のつがい~京都嵐山 現世の恋奇譚~

河野美姫
キャラ文芸
天涯孤独の凜花は、職場でのいじめに悩みながらも耐え抜いていた。 しかし、ある日、大切にしていた両親との写真をボロボロにされてしまい、なにもかもが嫌になって逃げ出すように京都の嵐山に行く。 そこで聖と名乗る男性に出会う。彼は、すべての龍を統べる龍神で、凜花のことを「俺のつがいだ」と告げる。 凜花は聖が住む天界に行くことになり、龍にとって唯一無二の存在とされる〝つがい〟になることを求められるが――? 「誰かに必要とされたい……」 天涯孤独の少女 倉本凜花(20)     × 龍王院聖(年齢不詳) すべての龍を統べる者 「ようやく会えた、俺の唯一無二のつがい」 「俺と永遠の契りを交わそう」 あなたが私を求めてくれるのは、 亡くなった恋人の魂の生まれ変わりだから――? *アルファポリス* 2022/12/28~2023/1/28 ※こちらの作品はノベマ!(完結済)・エブリスタでも公開中です。

処理中です...