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4章:果てなき焔
第138話 悪魔の取引 ①
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全てが終わった後、淀んだ空の下には死屍累々が蔓延っていた。子供と若者の屍から放たれる死臭が、蒸し暑い空気によって増幅して辺りに散逸しているこの景色は、事情を知らない者から見れば軍人たちによる蛮行として捉えられかねないだろう。だが幸いな事に、そのような情報を流布させる恐れがある人物は少なかった。国の中心から離れた僻地で助かったともいえる。
「何があったんだろう… ?」
「分かりません。しかし、彼らには悪いことをしましたね…」
死体たちを見てフォルトは困惑し、アトゥーイはその隣で懺悔する。自分達も加担したとはいえ、年端も行かない者達が死んだという事実はあまりに耐えがたいものであった。自分が子殺しをしたという事実を受け入れきれない者も兵士達の中にはおり、気分が滅入ってるのか呆然としている。誰しもが不愉快さと居心地の悪さをその場に感じていた。一人を除いて。
「ほとんどの死体に食事を取った痕跡がない…なぜだ ?」
ルーファンは流れ作業の如く死体を掻っ捌き、片っ端から骨格と臓器、更には臓器の中の残留物を調べ始めていた。死んでいった者達を憐れむ様子は一切なく、人間を捌くその姿は妙に手慣れている。フォルト達は彼の姿に薄気味悪ささえ感じていた。
「ね…ねえ、ルーファン」
「どうした ? 何か見つけたか ?」
「そうじゃなくてさ…あんまり弄るのも可哀そうだと思うよ」
「後で埋葬するさ。その前に、彼らに何が起きたのか調べる必要がある」
メアが接近ついでに苦言を零すが、ルーファンはさして気にも留めずに次の死体へと移動する。戦場に染まってしまった人間の末路とはあんなものなのだろうかと、後ろ姿を追いかけながらメアは不安に駆られる。事情は知らないが彼らは恐らく民間人である。民が戦火に巻き込まれ、結果的に命を落とす事になったという事態を重く受け止めないまま、戦況と敵の手段を把握する事に務める姿が軍人のあるべき姿なのだろうか。
背後にいる人間から嫌悪感を向けられている事を薄々分かっていながらも、ルーファンはそれを放置したまま納屋の方へ向かった。騒動が収まった今なら落ち着いて調査が出来る。やがて、残されている奇妙な死体たちを見ていた時、ルーファンはある事に気が付く。
「これは… ?」
裂けた背中から肉体の内部を調べていた時、死体の胃袋から見慣れない物をルーファンは発見する。膜の様な殻がいくつも胃袋に収められていたのだ。触ってみるとかなり薄く、弾力はあるが少し力を加えれば簡単に千切れる。ここまで柔らかいなら嚙み千切る事も容易だろう。納屋に残っている奇妙な死体たちは、皆が胃袋にこの物体を残しているのだ。この柔らかく薄い殻に包まれた何かを食わせられたのだろうか。
「聞く必要がある」
「誰に ?」
「村人たちだ。様子からして何か知ってる可能性が高い」
メアとルーファンは調査を切り上げ、急ぎ足で納屋から出て仲間達の元へ戻る。皇国軍関係者たちもそうだが、村人たちの様子も一辺倒ではない。黙って項垂れる者が圧倒的に多いが、なぜ我が子を殺したのかと激昂する者達も少なくない。兵士達もたじろいでいた。
「死体の腹の中に妙な物体が入っていた。恐らく食わせられたんだろう。何か知っている人間はいるか ?」
血に濡れた服で村人たちに近づき、ルーファンが彼らに問いかける。誰ひとりとして口で答えようとはせず、代わりに自分達の背後にいた少年の方へ道を開け、全員で彼を凝視する。民家の壁際にへたり込んで、タナに介抱されていた少年は自分に注目が集まり、ルーファンがこちらへ向かって来ている事に耐えられなかった。タナを押しのけて藻掻くように逃げ出そうとし出したのだ。
「来たれ」
引き留めるような口ぶりも無ければ怒鳴りも無い。ルーファンは少年が動き出すのとほぼ同時に呪文を唱え、彼を手元に引き寄せた。乱暴さはない。ただ静かに跪いて少年と目線を合わせ、彼の左肩を自身の左手で掴んでいる。右手だけは、いつでも使えるように自分の膝に置いていた。
「話してくれ」
ルーファンが言った。
「見た事、聞いた事、した事…すべてを包み隠さずだ。逃げたという事は、心当たりがある。違うか ?」
「し、正直に答えたら、助け――」
「聞かれた事にだけ答えろ」
欲しいの情報以外の主張をルーファンは一切許さない。相手に思考させる余地を与えさせたくないのもそうだが、相手の動きと言葉に惑わされたくないからである。故に簡潔な意見を求めるのが決まりだった。 相手に対し、同情と共感を己の内から湧き上がらせるような事だけは避けたかったのだ。
自分の肩を掴む手の力を感じた少年は、逃げる事も出来なければ抗う事も出来ない相手だと否が応でも実感させられた。更にこちらを見つめるルーファンの目が、話を聞いてくれる良識のある大人というよりも、隙を窺っている獣にも似た眼光だった事が恐怖心を倍増させる。全てを話せば見逃してくれるという望みに縋るしかなかった。
――――この村が占領されたのは、リミグロンによる侵攻が始まって間もなくだった。リミグロン兵によって銃を向けられたまま民家から叩き出され、地面にうつ伏せで倒された人々をリミグロン兵は軽く踏みつける。その時の反応次第で、抵抗心が無いかどうかを確認する。勿論、舌打ちの様なほんの僅かであろうと悪態をついてくれば殺した。自分達への恐怖を植え付けるための生贄である。
一通りチェックが終わった後、兵士たちが群れを作って談笑をし始めた事を耳で聞き取りながら、少年は僅かに安堵する。今の所は殺される心配はない。村の若い女達については、正直にいえば可哀そうだった。髪の毛や服を掴んでどこかに引きずられて行っているのをチラリと見てしまったからだ。ようやく大人になるかという年上の幼馴染も連れて行かれた事を思い出し、少しだけ胸が痛くなる。だが、自分が殺されるよりはマシである。
「全員、顔を上げて座り給え。わざわざ這いつくばらせてしまって悪かった」
声が聞こえた。若い男である。言われるがままに体勢を変えて地面に座り込み、日差しの強い中で声のする方を見る。銃を構えているリミグロン兵達の列、その真ん中に兜を外している男が立っていた。丸坊主にしている頭と、顔に付いた十字傷が印象的だった。
「私の名はキユロだ。我々の姿を見て察しているだろうが、リミグロンの一員であり、少尉としての地位を持っている。今日よりこの村は、我々リミグロンの管轄下に置かれ、基地として整備をされることが決まった。それに異論がある者は ?」
異論など言えるわけがない。これみよがしに銃を構え直すリミグロン兵達の姿を見て、全員が押し黙るしかなかった。
「同意という事だな、よし。次に我々から提案がある。我々の同志として…ある仕事に協力をしてくれる人間を一人、提供して欲しい。君たちの中の代表というわけだ」
キユロという男から次に放たれた言葉は、なんとも不思議な要求だった。
「不安を感じているのだろう。無理もない。見ず知らずの人間、それも君たちの視点からすれば侵略をしに来た軍隊がそれを要求している。だが、どうか誤解しないで欲しい。我々の目的は、この国が持つ<幻神>とそれによって築かれた不平等な体制の崩壊だ。考えてみたまえ。<幻神>の加護を受ける一部の都市と、そこに関わる魔法使いばかりが得をし、民が虐げられ続けているのがこの国の現状だ。現に見ろ。強大な力を持っていながら、君達を守る筈の政府は助けようともせず、税金などとほざいて民から搾取し、私腹を肥やしている。彼らを打破し、君達を救うために我々はこの場に来たのだ 。どうだ、いないか ? 最初に名乗りを上げてくれた者に任せよう」
欺瞞に満ち溢れている言葉だと、村人の大半は察しがついていた。助けが来ないのも無理はないのである。皇国軍が基地を建設するという話が耳に入った際、一部の国府の議員たちとつるんでそれを反対してしまった過去があったのだ。ノルコアの国土を侵し、荒らし、敗戦国として何もかも奪われた挙句に自分達の戦の道具として利用しようとする。それが許せなかったが故の反抗であった。身から出た錆だというのに逆恨みできる程の短絡さを、少なくとも大人たちは持ち合わせていなかった。そう、大人たちだけは。
「…に…」
「ん ?」
「僕にやらせてください… !」
か細い声を聞き取ったキユロの視線の先には、何か意を決したような態度を取っている少年がいた。他の子供達はキョトンとしており、何より大人たちは驚愕した様子で彼を見る。
「悪いが子供はダメだ。他に――」
「待て。勇気を出してくれたんだ。彼の言い分を聞こうじゃないか」
兵士の一人が断ろうとするが、キユロはそれを制止して少年の前に立つ。
「君は見た所、かなり若い。年齢としては十ぐらいか ?」
「はい」
「なぜだね ? 子供が負う責任としては、かなり大きな仕事だぞ」
「こ…この国を変えて欲しいからです !」
どういうわけか、その子が叫ぶように懇願する姿を村の大人たちは咎めようともしない。ノルコア人への風当たりが強い国だ。恐らく、彼もまた悲劇に満ちた人生を送っていたのかもしれない。キユロはそう推測し、同情する一方で別の思惑を脳裏に思い描く。このガキは使えそうだと。
「何があったんだろう… ?」
「分かりません。しかし、彼らには悪いことをしましたね…」
死体たちを見てフォルトは困惑し、アトゥーイはその隣で懺悔する。自分達も加担したとはいえ、年端も行かない者達が死んだという事実はあまりに耐えがたいものであった。自分が子殺しをしたという事実を受け入れきれない者も兵士達の中にはおり、気分が滅入ってるのか呆然としている。誰しもが不愉快さと居心地の悪さをその場に感じていた。一人を除いて。
「ほとんどの死体に食事を取った痕跡がない…なぜだ ?」
ルーファンは流れ作業の如く死体を掻っ捌き、片っ端から骨格と臓器、更には臓器の中の残留物を調べ始めていた。死んでいった者達を憐れむ様子は一切なく、人間を捌くその姿は妙に手慣れている。フォルト達は彼の姿に薄気味悪ささえ感じていた。
「ね…ねえ、ルーファン」
「どうした ? 何か見つけたか ?」
「そうじゃなくてさ…あんまり弄るのも可哀そうだと思うよ」
「後で埋葬するさ。その前に、彼らに何が起きたのか調べる必要がある」
メアが接近ついでに苦言を零すが、ルーファンはさして気にも留めずに次の死体へと移動する。戦場に染まってしまった人間の末路とはあんなものなのだろうかと、後ろ姿を追いかけながらメアは不安に駆られる。事情は知らないが彼らは恐らく民間人である。民が戦火に巻き込まれ、結果的に命を落とす事になったという事態を重く受け止めないまま、戦況と敵の手段を把握する事に務める姿が軍人のあるべき姿なのだろうか。
背後にいる人間から嫌悪感を向けられている事を薄々分かっていながらも、ルーファンはそれを放置したまま納屋の方へ向かった。騒動が収まった今なら落ち着いて調査が出来る。やがて、残されている奇妙な死体たちを見ていた時、ルーファンはある事に気が付く。
「これは… ?」
裂けた背中から肉体の内部を調べていた時、死体の胃袋から見慣れない物をルーファンは発見する。膜の様な殻がいくつも胃袋に収められていたのだ。触ってみるとかなり薄く、弾力はあるが少し力を加えれば簡単に千切れる。ここまで柔らかいなら嚙み千切る事も容易だろう。納屋に残っている奇妙な死体たちは、皆が胃袋にこの物体を残しているのだ。この柔らかく薄い殻に包まれた何かを食わせられたのだろうか。
「聞く必要がある」
「誰に ?」
「村人たちだ。様子からして何か知ってる可能性が高い」
メアとルーファンは調査を切り上げ、急ぎ足で納屋から出て仲間達の元へ戻る。皇国軍関係者たちもそうだが、村人たちの様子も一辺倒ではない。黙って項垂れる者が圧倒的に多いが、なぜ我が子を殺したのかと激昂する者達も少なくない。兵士達もたじろいでいた。
「死体の腹の中に妙な物体が入っていた。恐らく食わせられたんだろう。何か知っている人間はいるか ?」
血に濡れた服で村人たちに近づき、ルーファンが彼らに問いかける。誰ひとりとして口で答えようとはせず、代わりに自分達の背後にいた少年の方へ道を開け、全員で彼を凝視する。民家の壁際にへたり込んで、タナに介抱されていた少年は自分に注目が集まり、ルーファンがこちらへ向かって来ている事に耐えられなかった。タナを押しのけて藻掻くように逃げ出そうとし出したのだ。
「来たれ」
引き留めるような口ぶりも無ければ怒鳴りも無い。ルーファンは少年が動き出すのとほぼ同時に呪文を唱え、彼を手元に引き寄せた。乱暴さはない。ただ静かに跪いて少年と目線を合わせ、彼の左肩を自身の左手で掴んでいる。右手だけは、いつでも使えるように自分の膝に置いていた。
「話してくれ」
ルーファンが言った。
「見た事、聞いた事、した事…すべてを包み隠さずだ。逃げたという事は、心当たりがある。違うか ?」
「し、正直に答えたら、助け――」
「聞かれた事にだけ答えろ」
欲しいの情報以外の主張をルーファンは一切許さない。相手に思考させる余地を与えさせたくないのもそうだが、相手の動きと言葉に惑わされたくないからである。故に簡潔な意見を求めるのが決まりだった。 相手に対し、同情と共感を己の内から湧き上がらせるような事だけは避けたかったのだ。
自分の肩を掴む手の力を感じた少年は、逃げる事も出来なければ抗う事も出来ない相手だと否が応でも実感させられた。更にこちらを見つめるルーファンの目が、話を聞いてくれる良識のある大人というよりも、隙を窺っている獣にも似た眼光だった事が恐怖心を倍増させる。全てを話せば見逃してくれるという望みに縋るしかなかった。
――――この村が占領されたのは、リミグロンによる侵攻が始まって間もなくだった。リミグロン兵によって銃を向けられたまま民家から叩き出され、地面にうつ伏せで倒された人々をリミグロン兵は軽く踏みつける。その時の反応次第で、抵抗心が無いかどうかを確認する。勿論、舌打ちの様なほんの僅かであろうと悪態をついてくれば殺した。自分達への恐怖を植え付けるための生贄である。
一通りチェックが終わった後、兵士たちが群れを作って談笑をし始めた事を耳で聞き取りながら、少年は僅かに安堵する。今の所は殺される心配はない。村の若い女達については、正直にいえば可哀そうだった。髪の毛や服を掴んでどこかに引きずられて行っているのをチラリと見てしまったからだ。ようやく大人になるかという年上の幼馴染も連れて行かれた事を思い出し、少しだけ胸が痛くなる。だが、自分が殺されるよりはマシである。
「全員、顔を上げて座り給え。わざわざ這いつくばらせてしまって悪かった」
声が聞こえた。若い男である。言われるがままに体勢を変えて地面に座り込み、日差しの強い中で声のする方を見る。銃を構えているリミグロン兵達の列、その真ん中に兜を外している男が立っていた。丸坊主にしている頭と、顔に付いた十字傷が印象的だった。
「私の名はキユロだ。我々の姿を見て察しているだろうが、リミグロンの一員であり、少尉としての地位を持っている。今日よりこの村は、我々リミグロンの管轄下に置かれ、基地として整備をされることが決まった。それに異論がある者は ?」
異論など言えるわけがない。これみよがしに銃を構え直すリミグロン兵達の姿を見て、全員が押し黙るしかなかった。
「同意という事だな、よし。次に我々から提案がある。我々の同志として…ある仕事に協力をしてくれる人間を一人、提供して欲しい。君たちの中の代表というわけだ」
キユロという男から次に放たれた言葉は、なんとも不思議な要求だった。
「不安を感じているのだろう。無理もない。見ず知らずの人間、それも君たちの視点からすれば侵略をしに来た軍隊がそれを要求している。だが、どうか誤解しないで欲しい。我々の目的は、この国が持つ<幻神>とそれによって築かれた不平等な体制の崩壊だ。考えてみたまえ。<幻神>の加護を受ける一部の都市と、そこに関わる魔法使いばかりが得をし、民が虐げられ続けているのがこの国の現状だ。現に見ろ。強大な力を持っていながら、君達を守る筈の政府は助けようともせず、税金などとほざいて民から搾取し、私腹を肥やしている。彼らを打破し、君達を救うために我々はこの場に来たのだ 。どうだ、いないか ? 最初に名乗りを上げてくれた者に任せよう」
欺瞞に満ち溢れている言葉だと、村人の大半は察しがついていた。助けが来ないのも無理はないのである。皇国軍が基地を建設するという話が耳に入った際、一部の国府の議員たちとつるんでそれを反対してしまった過去があったのだ。ノルコアの国土を侵し、荒らし、敗戦国として何もかも奪われた挙句に自分達の戦の道具として利用しようとする。それが許せなかったが故の反抗であった。身から出た錆だというのに逆恨みできる程の短絡さを、少なくとも大人たちは持ち合わせていなかった。そう、大人たちだけは。
「…に…」
「ん ?」
「僕にやらせてください… !」
か細い声を聞き取ったキユロの視線の先には、何か意を決したような態度を取っている少年がいた。他の子供達はキョトンとしており、何より大人たちは驚愕した様子で彼を見る。
「悪いが子供はダメだ。他に――」
「待て。勇気を出してくれたんだ。彼の言い分を聞こうじゃないか」
兵士の一人が断ろうとするが、キユロはそれを制止して少年の前に立つ。
「君は見た所、かなり若い。年齢としては十ぐらいか ?」
「はい」
「なぜだね ? 子供が負う責任としては、かなり大きな仕事だぞ」
「こ…この国を変えて欲しいからです !」
どういうわけか、その子が叫ぶように懇願する姿を村の大人たちは咎めようともしない。ノルコア人への風当たりが強い国だ。恐らく、彼もまた悲劇に満ちた人生を送っていたのかもしれない。キユロはそう推測し、同情する一方で別の思惑を脳裏に思い描く。このガキは使えそうだと。
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