109 / 115
十四章:運命
第109話 二つに一つ
しおりを挟む
「かつて暴虐の限りを尽くした四体の…まあ君たちに倣って悪魔と呼んでおこうか」
ソファで寛ぎながらネロは言い出す。その四体の悪魔が『始祖』と称される悪魔達である事をクリスはなんとなく察していた。
「見境なく他の悪魔達を襲っては魂を食らう…なまじ強大な力を持っているせいか誰も彼らを止める事は出来なかった。だが当然、恨みも買った。自らの力と命を増大させるために、彼らはその有象無象さえも退けてみせたんだ」
悪魔達の競り合いについて話していると、ここまでは分かるかとでも尋ねて来るような目つきで全員をネロは見て来る。異論が無いのを確認してから再び話を続けた。
「しかし、どうも彼らは飽きてくたびれてしまったらしい…確かに命を保ち続けるには糧が不可欠。だがそのためだけに幾度となく繰り広げられる戦い、それに嫌気が差し始めていた。そんな時、彼らは思い付いたんだ。『もし安定して魂を生み出し、自分達のもとへと運んでくれる存在があれば…』と。そこから話は膨らみ、やがて彼らは自らの力でやってのけた…世界の創造をね」
ネロは指先で床を指し示しながらこの世界が生まれた理由を語る。それが嘘か本当かを知る術はなかったが、不思議な事に誰一人として与太話だなどと嘲笑いはしなかった。
「さて…世界を創造した次に彼らは、自分達へエネルギーを供給してくれる贄を欲した。悪魔にとって贄となるのは自分達と同質の力を持っていなければならない。そこで、自らの体に眠る細胞の一部を人へと授けた…世界に存在する物質を操る力を手に出来る武器としてね」
「まさか…」
悪魔たちによって授けられた力。その言葉にグレッグは思わず呟く。
「察しが良くて助かる。それがホープ因子…そして魔術師の起源。因子に適合できた自分達は選ばれし者などと本気で信じている奴らもいるそうだが、なんてことはない。『始祖』の連中からすれば魔術師なんてのは都合の良い食料…要は家畜だ。ホープ因子を体内に抱える限り、肉体で生み出されるエネルギーを奴らに吸い取られ続ける。死ぬまでな」
声のトーンを暗くしたネロは、魔術師と呼ばれる者達が搾取をされるためだけに生まれた存在であることを告げた。
「…酷い」
「酷い ?家畜だ狩りだなどと、犠牲の上で胡坐をかいて生きている…それが人間だろう。にも拘らず自分達がされる側になると被害者面か ?」
「… !」
思わずメリッサが呟いた。たとえ敵対関係にある存在とはいえ、彼らも自分達と同じ人間である事が彼女に同情心を抱かせていたが、間もなくネロによって言いくるめられてしまう。
「人間…というよりは魔術師も食物連鎖を支える一要素だった。それだけの話…だが、奴らは大きな誤算に気づいていなかった。自分達が残した恨みの火種を、消し忘れてたんだ」
そこまで言った後に、ソファの座り心地に飽きたのかネロは立ち上がる。
「奴に滅ぼされた悪魔の一族の生き残り…それが俺だ。奴らに勘付かれないよう力を蓄え、あの化け物達…眷属達を今日まで集めて来た」
少しだけ窓の外を眺めていたが、やがて振り返りながらそう言ってのけた。普通であれば世迷い言だと判断されかねないその言葉に、クリスは心当たりがあった。以前戦った際に彼が見せた再生能力…悪魔であれば納得できると思っていた矢先、ふと自分の中にあったもう一つの疑問が再び脳裏に浮上してくる。
「…あの肉体の再生も悪魔としての力か ?」
「ん ?まあ、そうだが」
やはりそうか。そう思ったクリスは、心に引っかかっていたものが取れた様な清々しさを感じる。そして自分の正体は彼と同じ悪魔なのだろうかと疑い始めた。
「ガーランド。勘違いだったら悪いが、お前は少なくとも悪魔じゃない。限りなく近い存在ではあるかもしれんが」
すぐに水を差されてしまった。
「正直、お前については色々と分からない事が多くてな…だからこそ今日まで野放しにしておいた」
「何 ?」
「不思議に思わなかったか ?なぜブラザーフッドがお前を追放処分で済ませたか。確実に恨みを持っている…そんな奴を放っておくなど正気の沙汰じゃない。ましてや不死身の体を持っているお前をだ」
少しだけ意気消沈するクリスだったが、唐突なネロの問いかけに対してさらに顔をしかめる。わざわざそのような事を言い出すあたり、答えは最初から決まっている様な物だった。
「…お前が手を回したか」
「ああ。自由にさせておけば後は状況が進むと踏んでいた。お前の事だ…絶対にブラザーフッドと騎士団を無視する事は無いと分かっていた。お前がしくじると知って詳細を伝えずに政治家の暗殺を命じ、しくじった後は各方面に頼み込んでお前を追放するように手向けた」
クリスが察したように言うと、ネロはそれが正解だと彼に明かす。心なしか少し嬉しそうだった。
「何にせよ、お前や騎士団が暴れてくれたおかげでブラザーフッドは壊滅…魔術師は衰退の一途を辿る。『始祖』の力も弱まるだろう…俺はそこを狙って奴らを倒す。だが…念には念を入れたい」
そう言うとネロは突如、瞬間移動によってクリスへと近づいた。
「俺と手を組め。不死身の駒…喉から手が出るほど欲しい代物だ。それともう一つ…残る魔術師達の首を俺に引き渡せ」
その場にいた全員がその提案に息を呑み、驚愕した。周囲からの凝視に耐えながらもクリスは黙ってネロの話に耳を傾ける。
「勿論タダでとは言わない。要求を受け入れてくれるっていうなら力もやろう。全盛期…いやそれ以上の力をお前に分け与える。何より、これ以上無駄な犠牲は増やしたくないだろう ?魔術師以外の者であれば、生かしてやっても構わん」
「断ればどうなる ?」
「その逆さ。眷属達をけしかけ、手始めに騎士団とこの街に住む連中を殺す。お前の目の前でな。それが終われば残っている魔術師達だ」
餌をチラつかせてクリスからお望みの返事を引き出してやろうと、ネロは脅しも含めて彼に伝える。
「…」
「フフ…まあ良いさ。五日間待ってやる。それまでに答えが出せないか、断るのであればさっき言ったとおり…それじゃあ、楽しみにしてるよ」
クリスは言葉を発するのを恐れていた。これからの自分の発言次第で、自分以外の全ての命をどうとでも出来る権利を与えられた。その現実が重くのしかかり、体を締め付ける。そんな彼の心中を察したのか、ネロは相変わらず小馬鹿にしたような顔で肩を叩いて猶予を与えると告げた。そして周りで自分を見るだけで何もしない者達を尻目に、黒い靄と共に姿を消してしまう。
「……ク、クリス…」
固まったまま、その場から動く事も無く突っ立っている彼に向かってデルシンが口を開いた。その呼びかけに応じる事も無く、クリスは取っ散らかったままの情報を必死に整理しようと躍起になっていたのである。
手を組んでいたギャッツに対する仕打ちや、仮にも仕えていたギルガルドの無様な末路からしてネロの要求を叶えた所で使い捨てられるのは確実であった。だからといって断って反抗するにしても、満足のいく戦力を整えられる状況ではない騎士団では太刀打ちは不可能である。ネロが眷属と称していたあの怪物達についても、有効打である魔法を使える魔術師の数は少なくなっている。ブラザーフッドを壊滅させてしまった事が、ここに来て痛手となっていた。
「…少し、時間をくれないか」
最早どうすれば良いのかさえ分からなくなっていた。どちらの選択を取るにしても、そこから先に待っている末路が容易に想像できる。それがたまらなく怖かったクリスは、ただ一言だけ全員に言ってから今まで感じたことが無いほどの重圧と共に執務室を出て行った。
ソファで寛ぎながらネロは言い出す。その四体の悪魔が『始祖』と称される悪魔達である事をクリスはなんとなく察していた。
「見境なく他の悪魔達を襲っては魂を食らう…なまじ強大な力を持っているせいか誰も彼らを止める事は出来なかった。だが当然、恨みも買った。自らの力と命を増大させるために、彼らはその有象無象さえも退けてみせたんだ」
悪魔達の競り合いについて話していると、ここまでは分かるかとでも尋ねて来るような目つきで全員をネロは見て来る。異論が無いのを確認してから再び話を続けた。
「しかし、どうも彼らは飽きてくたびれてしまったらしい…確かに命を保ち続けるには糧が不可欠。だがそのためだけに幾度となく繰り広げられる戦い、それに嫌気が差し始めていた。そんな時、彼らは思い付いたんだ。『もし安定して魂を生み出し、自分達のもとへと運んでくれる存在があれば…』と。そこから話は膨らみ、やがて彼らは自らの力でやってのけた…世界の創造をね」
ネロは指先で床を指し示しながらこの世界が生まれた理由を語る。それが嘘か本当かを知る術はなかったが、不思議な事に誰一人として与太話だなどと嘲笑いはしなかった。
「さて…世界を創造した次に彼らは、自分達へエネルギーを供給してくれる贄を欲した。悪魔にとって贄となるのは自分達と同質の力を持っていなければならない。そこで、自らの体に眠る細胞の一部を人へと授けた…世界に存在する物質を操る力を手に出来る武器としてね」
「まさか…」
悪魔たちによって授けられた力。その言葉にグレッグは思わず呟く。
「察しが良くて助かる。それがホープ因子…そして魔術師の起源。因子に適合できた自分達は選ばれし者などと本気で信じている奴らもいるそうだが、なんてことはない。『始祖』の連中からすれば魔術師なんてのは都合の良い食料…要は家畜だ。ホープ因子を体内に抱える限り、肉体で生み出されるエネルギーを奴らに吸い取られ続ける。死ぬまでな」
声のトーンを暗くしたネロは、魔術師と呼ばれる者達が搾取をされるためだけに生まれた存在であることを告げた。
「…酷い」
「酷い ?家畜だ狩りだなどと、犠牲の上で胡坐をかいて生きている…それが人間だろう。にも拘らず自分達がされる側になると被害者面か ?」
「… !」
思わずメリッサが呟いた。たとえ敵対関係にある存在とはいえ、彼らも自分達と同じ人間である事が彼女に同情心を抱かせていたが、間もなくネロによって言いくるめられてしまう。
「人間…というよりは魔術師も食物連鎖を支える一要素だった。それだけの話…だが、奴らは大きな誤算に気づいていなかった。自分達が残した恨みの火種を、消し忘れてたんだ」
そこまで言った後に、ソファの座り心地に飽きたのかネロは立ち上がる。
「奴に滅ぼされた悪魔の一族の生き残り…それが俺だ。奴らに勘付かれないよう力を蓄え、あの化け物達…眷属達を今日まで集めて来た」
少しだけ窓の外を眺めていたが、やがて振り返りながらそう言ってのけた。普通であれば世迷い言だと判断されかねないその言葉に、クリスは心当たりがあった。以前戦った際に彼が見せた再生能力…悪魔であれば納得できると思っていた矢先、ふと自分の中にあったもう一つの疑問が再び脳裏に浮上してくる。
「…あの肉体の再生も悪魔としての力か ?」
「ん ?まあ、そうだが」
やはりそうか。そう思ったクリスは、心に引っかかっていたものが取れた様な清々しさを感じる。そして自分の正体は彼と同じ悪魔なのだろうかと疑い始めた。
「ガーランド。勘違いだったら悪いが、お前は少なくとも悪魔じゃない。限りなく近い存在ではあるかもしれんが」
すぐに水を差されてしまった。
「正直、お前については色々と分からない事が多くてな…だからこそ今日まで野放しにしておいた」
「何 ?」
「不思議に思わなかったか ?なぜブラザーフッドがお前を追放処分で済ませたか。確実に恨みを持っている…そんな奴を放っておくなど正気の沙汰じゃない。ましてや不死身の体を持っているお前をだ」
少しだけ意気消沈するクリスだったが、唐突なネロの問いかけに対してさらに顔をしかめる。わざわざそのような事を言い出すあたり、答えは最初から決まっている様な物だった。
「…お前が手を回したか」
「ああ。自由にさせておけば後は状況が進むと踏んでいた。お前の事だ…絶対にブラザーフッドと騎士団を無視する事は無いと分かっていた。お前がしくじると知って詳細を伝えずに政治家の暗殺を命じ、しくじった後は各方面に頼み込んでお前を追放するように手向けた」
クリスが察したように言うと、ネロはそれが正解だと彼に明かす。心なしか少し嬉しそうだった。
「何にせよ、お前や騎士団が暴れてくれたおかげでブラザーフッドは壊滅…魔術師は衰退の一途を辿る。『始祖』の力も弱まるだろう…俺はそこを狙って奴らを倒す。だが…念には念を入れたい」
そう言うとネロは突如、瞬間移動によってクリスへと近づいた。
「俺と手を組め。不死身の駒…喉から手が出るほど欲しい代物だ。それともう一つ…残る魔術師達の首を俺に引き渡せ」
その場にいた全員がその提案に息を呑み、驚愕した。周囲からの凝視に耐えながらもクリスは黙ってネロの話に耳を傾ける。
「勿論タダでとは言わない。要求を受け入れてくれるっていうなら力もやろう。全盛期…いやそれ以上の力をお前に分け与える。何より、これ以上無駄な犠牲は増やしたくないだろう ?魔術師以外の者であれば、生かしてやっても構わん」
「断ればどうなる ?」
「その逆さ。眷属達をけしかけ、手始めに騎士団とこの街に住む連中を殺す。お前の目の前でな。それが終われば残っている魔術師達だ」
餌をチラつかせてクリスからお望みの返事を引き出してやろうと、ネロは脅しも含めて彼に伝える。
「…」
「フフ…まあ良いさ。五日間待ってやる。それまでに答えが出せないか、断るのであればさっき言ったとおり…それじゃあ、楽しみにしてるよ」
クリスは言葉を発するのを恐れていた。これからの自分の発言次第で、自分以外の全ての命をどうとでも出来る権利を与えられた。その現実が重くのしかかり、体を締め付ける。そんな彼の心中を察したのか、ネロは相変わらず小馬鹿にしたような顔で肩を叩いて猶予を与えると告げた。そして周りで自分を見るだけで何もしない者達を尻目に、黒い靄と共に姿を消してしまう。
「……ク、クリス…」
固まったまま、その場から動く事も無く突っ立っている彼に向かってデルシンが口を開いた。その呼びかけに応じる事も無く、クリスは取っ散らかったままの情報を必死に整理しようと躍起になっていたのである。
手を組んでいたギャッツに対する仕打ちや、仮にも仕えていたギルガルドの無様な末路からしてネロの要求を叶えた所で使い捨てられるのは確実であった。だからといって断って反抗するにしても、満足のいく戦力を整えられる状況ではない騎士団では太刀打ちは不可能である。ネロが眷属と称していたあの怪物達についても、有効打である魔法を使える魔術師の数は少なくなっている。ブラザーフッドを壊滅させてしまった事が、ここに来て痛手となっていた。
「…少し、時間をくれないか」
最早どうすれば良いのかさえ分からなくなっていた。どちらの選択を取るにしても、そこから先に待っている末路が容易に想像できる。それがたまらなく怖かったクリスは、ただ一言だけ全員に言ってから今まで感じたことが無いほどの重圧と共に執務室を出て行った。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~
ふゆ
ファンタジー
私は死んだ。
はずだったんだけど、
「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」
神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。
なんと幼女になっちゃいました。
まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!
エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか?
*不定期更新になります
*誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください!
*ところどころほのぼのしてます( ^ω^ )
*小説家になろう様にも投稿させていただいています
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!(改訂版)
IXA
ファンタジー
凡そ三十年前、この世界は一変した。
世界各地に次々と現れた天を突く蒼の塔、それとほぼ同時期に発見されたのが、『ダンジョン』と呼ばれる奇妙な空間だ。
不気味で異質、しかしながらダンジョン内で手に入る資源は欲望を刺激し、ダンジョン内で戦い続ける『探索者』と呼ばれる職業すら生まれた。そしていつしか人類は拒否感を拭いきれずも、ダンジョンに依存する生活へ移行していく。
そんなある日、ちっぽけな少女が探索者協会の扉を叩いた。
諸事情により金欠な彼女が探索者となった時、世界の流れは大きく変わっていくこととなる……
人との出会い、無数に折り重なる悪意、そして隠された真実と絶望。
夢見る少女の戦いの果て、ちっぽけな彼女は一体何を選ぶ?
絶望に、立ち向かえ。
カフェ・ユグドラシル
白雪の雫
ファンタジー
辺境のキルシュブリューテ王国に店長が作る料理に舌鼓を打つ、様々な種族が集う店があった。
店の名前はカフェ・ユグドラシル。
そのカフェ・ユグドラシルを経営しているのは、とある準男爵夫妻である。
準男爵はレイモンドといい、侯爵家の三男であるが故に家を継ぐ事が出来ず高ランクの冒険者になった、自分の人生に悩んでいた青年だ。
準男爵の妻である女性は紗雪といい、数年前に九尾狐を倒した直後にウィスティリア王国による聖女召喚に巻き込まれた挙句、邪心討伐に同行させられたのだ。
しかも邪心討伐に同行していた二人の男によって、聖女を虐げたという濡れ衣を着せられた紗雪は追放されてしまう。
己の生きる道に迷っている青年と、濡れ衣を着せられて国を追われた女が出会った時、停滞していた食文化が、国が、他種族が交流の道を歩み始める───。
紗雪は天女の血を引くとも言われている(これは事実)千年以上続く官人陰陽師の家系に生まれた巫女にして最強の退魔師です。
篁家や羽衣の力を借りて九尾を倒した辺りは、後に語って行こうかと思っています。
紗雪が陰陽師でないのは、陰陽師というのが明治時代に公的に廃されたので名乗れないからです。
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。
せっかく転生したのに得たスキルは「料理」と「空間厨房」。どちらも外れだそうですが、私は今も生きています。
リーゼロッタ
ファンタジー
享年、30歳。どこにでもいるしがないOLのミライは、学校の成績も平凡、社内成績も平凡。
そんな彼女は、予告なしに突っ込んできた車によって死亡。
そして予告なしに転生。
ついた先は、料理レベルが低すぎるルネイモンド大陸にある「光の森」。
そしてやって来た謎の獣人によってわけの分からん事を言われ、、、
赤い鳥を仲間にし、、、
冒険系ゲームの世界につきもののスキルは外れだった!?
スキルが何でも料理に没頭します!
超・謎の世界観とイタリア語由来の名前・品名が特徴です。
合成語多いかも
話の単位は「食」
3月18日 投稿(一食目、二食目)
3月19日 え?なんかこっちのほうが24h.ポイントが多い、、、まあ嬉しいです!
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
唯一平民の悪役令嬢は吸血鬼な従者がお気に入りなのである。
彩世幻夜
ファンタジー
※ 2019年ファンタジー小説大賞 148 位! 読者の皆様、ありがとうございました!
裕福な商家の生まれながら身分は平民の悪役令嬢に転生したアンリが、ユニークスキル「クリエイト」を駆使してシナリオ改変に挑む、恋と冒険から始まる成り上がりの物語。
※2019年10月23日 完結
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる