雑食読書日記 

水戸 淳

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日本文学

『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』 著:高山羽根子

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『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』
著:高山羽根子
発行:集英社

代官山の蔦屋書店で行われたSFカーニヴァルに行った時にサイン本を書いてもらった。
『首里の馬』しか読んでないのにサイン本をもらうのはなんだかもったいない気がした。

過去回想で色々と時系列が飛ぶのであらすじを言うのが難しい。
自分なりに書くなら、高校時代話のつまらない同級生男子が女装でデモの先導をしていた。
実際に会うために主人公はデモが行われるところにいくが……
といったところか。
最後の追いかけっこのシーンが疾走感あって好き。
追いかけっこをしながら回想の話としての重みが増していきながらも最後の追いついたところでカチッとハマるところで面白い!と思わずにはいられなかった。
ただどう他人にお勧めすればいいかわからないのが困る。
なんかこう一つの終着点につく感じがいいのだがこれだけじゃこの小説の良さが伝わらない。
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