小さなベイビー、大きな野望

春子

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ツェツリーエの怒り

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信じられない。自分の不甲斐なさに。
ああ…お兄様の前で失態を犯してしまった。
こんな奴らのせいで、恥を欠かされた。
リーサもいたのに。あの子、泣いてるわ。
しかも、何この腕輪?いえ、手錠かしら。
気分が悪くなるわ。魔力を練ろうとしても、出せないとしたら、これは、おそらく、魔力制御がされている。ジャラとしたこの鎖も人を囚人扱いしてると同じ。私に触れたことも許せないのに、あろうことか、私に向かって、こんな真似をするなんて。
今、私がいるこの空間は、何処かの待機室みたいな所。必要最低限以外の物がないわ。
私が座らされている椅子と、目の前にテーブルが一つに、窓1つない部屋…息苦しいわね。逃げ出す事を考慮されて無いのかもしれないわ。卑怯な奴らが考えそうなものね。しかも、床にそれとなく、刻まれている大理石の床には、警告をあらわす呪文が刻まれている。
そして、何よりも、イラッとするのは、目の前にいるふんぞり返った査問会の奴よ。私を見透かそうとする目が気に食わないわ。
「アレックス伯父様が隠居なされた時から、随分、顔を大きくしてるのね。古狸の子飼いの癖に。フランツお兄様の耳に入ったら、どうなるか…覚悟なさいな。」
ツェリにとって、目の前にいるいけ好かない査問会など、どうでもいいが、フランツの立場が悪くなるのは、困るのだ。どんなにいけ好かないと思っても、フランツは、現在、魔法省に所属してる。
あんなに、自分が、願っても、フランツは、聞き入れてくれなかった。フランツは、早いか、遅いかだと良い、何も心配しなくても大丈夫だと、ツェリに笑いかけた。
「フランツお兄様をさも、危険扱いして、あまつさえ、リーサをキングブレストにやると宣うバカに踊らされてるバカに、私は、協力しないわ。それよりも、すべき事があるじゃないの。あの女もあのバカも纏めて、始末なさいな!!あの時、邪魔たてをしたのは、そっちだわ!!長年、放置してた癖に、虫の良い事を言わないで!!」
ダンっとテーブルを叩く。ジャラと鎖が鳴る。
「黙れ。ツェツリーエ・ロッシュヴォーク。貴様に許されているのは、ハイと言う言葉だけ。」
ピキッ。
「誰に向かって、そんな言葉を吐くの。…デヴィッド・ジョーキング…忌々しい、あの古狸の名前と同じと言うだけで喜ぶ変態風情が…!」
デヴィッド・ジョーキングと呼ばれた男は、神経質そうな顔立ちをしており、オールバックスタイルに、眉間から口元までに、くっきりとしたほうれい線がしっかり浮かんでいる。
細長い爪をテーブルにコツンコツンと叩き、癇癪を起こした子供に、ため息をついてるような仕草。
あの古狸の子飼いの中でも、狂ったように、崇拝してる狂信者と言っても過言ではない。古狸の為なら、どんな事でもやるやつである。
プラチナブランドと言うには、白髪と言ったほうが近い色素の薄い髪を撫で付け、薄っすらとした茶色の瞳を怜悧に映す瞳は、普通なら、ビクつくと思う。
「査問会も堕ちたものだわ。一人の私情の為に、動き回るなんて…。」
「先程から口を慎め。小娘。」
ピキッと眉間にシワを寄せる彼に、ツェリは、我慢の限界をむかえている。
「ー…!」
ツェリは、バッと扉を向くと、勝手に開き、外から中に入ってきた人物にブチ切れ。
「よくも私の前に、その顔を晒せるわね!!」
忌々しい、古狸…デヴィッド・ウラノスの姿だ。
パリッとした紳士姿を晒す彼は、縦縞の濃い茶色のスーツを着て、ピカピカの革靴を履き、足音を鳴らしながら、軽快に歩く。
「やあ、ツェツリーエ。久しぶりだね。」
朗らかな笑みを浮かべ、愛嬌のあるように見せている体型の腹を叩きながら、ツェツリーエに声を掛けた。
「…気分が悪いわ。失せなさい。」
「まぁまぁ、落ち着いてくれ。ツェツリーエ。君に話したどおり、こちらも、ちょっと譲れなくて、強引にしてしまったのは、謝るよ。お茶はまだだったね?すまない。今、用意をさせるよ。」
「いらないわ。」
人当たりの良い笑みを浮かべる古狸に、舌打ちしたくなる。飲み物など、飲みたくない。
自白剤みたいな薬を盛られるかも知れないのに、呑気に飲みたいと思わない。
「妖精王とも、争えないが、吸血鬼とも争えないんだ。わかってくれるだろう?」
「はっ。笑わせないで頂戴。怠慢の責任を私になすりつけないで頂戴な。浅はかにあのバカを庇うからよ!自業自得じゃないの!!たかが、魔王の娘と“自称吸血鬼王”を名乗る奴らに、二の足を踏めなかっただけの癖に!」
吸血鬼ととはいえ、一筋縄の種族ではない。かつては、世界にも甚大な影響力を持つほどの種族だったが、大きくなるにつれ、分裂し、個々の勢力分部図が出来上がり、その一角が、問題なだけで、他の吸血鬼は、問題なく、暮らしてる。そう。あの憎い、カールハインツは、吸血鬼である。なまじ、力が強いことと厄介な執着心さえ、無ければ、そして、惹きつけてしまうカリスマ性が、要因と言える。
「妖精王の娘もシュバルツもシューゼットもあのバカ二人のせいで、傷つけられたのよ!!未だにシューゼットは、我が子を認識出来ないのよ!?加害者が平然と野放しになってるのにも関わらず、被害者は未だに外に出れないのよ!!フランツお兄様を使って、あのバカを拘束するような真似しかできない癖に!!」
あの二人の暴挙をあげたら、キリがなくなるほど、被害者は多数。だが、色んな柵により、黙殺されたり、力でねじ伏せられたり、散々であった。
「フランツは、静止を聞かずに、手を出してしまったのだ。致し方なかったんだ。」
フランツは、カールハインツが妹のツェツリーエに目をつけ、再三に渡る嫌がらせと言っても過言ではない求婚を撥ねつけ、手を出してくる度に、裏で潰してきた。我慢の限界を達した際に、フランツは、カールハインツに手を出し、強引に封印したのだ。それは、カールハインツを心酔する連中からしたら、フランツの所業は許せないものである。
亀裂を生むと判断した当時の魔法省は、事もあろうに、査問会に任せ、フランツを魔法省に縛り付けた。
「カールハインツを利用したいだけじゃないの。自分の手駒のように。」
「君の前では、何をしようとも、私は、悪者だ。」
肩を竦めるデヴィッドにイラッ。
このバカがかき混ぜなければ、現在、フランツは、あそこにいず、マルクスと共に、家を継いでいただろうに…!!
ブチブチ…!!
カタカタと鎖が鳴り響き、ツェツリーエの魔力が膨れ上がる。
「考えてみたまえ。ツェツリーエ。フランツが何故、ビビアナに手を出し、カールハインツに致命傷を与えたか…。ひとえに君の為ではないか。」
ピキピキ…。
わかっているわ。フランツお兄様は、私のために、手を出したのなんて。わかってるのよ!!
「まあ、まさか、当時の最強と言われていた魔王をあんなに追い詰めるぐらいだ。恐れ入った…。…フランツ。」
ガシッと肩を掴まれた。気配はなかった。デヴィッドが、直ぐに動いたが、制止する。
「そこまでにして頂こう。可愛いツェリを無断に連れ去るとは…私との約束を反故してまで、何を為さりたいのか…いえ、言わずとも宜しい。今はツェリ以外、下らぬ、些細なこと…。」
「フランツお兄様…!」
実体は無い。恐らく、魔法で飛ばした幻影であるが、流石、フランツである。普通は、この魔法省に幻影を飛ばしても弾き飛ばされるように、魔法陣が組み込まれている。警備体制の問題だ。
しかも、幻影は、幻であり、物体に触ることなど、出来ない。
「…私の可愛い妹によくも手錠を掛けたな。」
いとも簡単に、手錠を解いた。
「フランツ…!貴様。」
「フン。黙れ。ジョーキング。私の可愛いツェリに、アザが出来たら、貴様の首程度では許さない…。可愛いツェリ、怖かったね。大丈夫か。気持ち悪くなったり、頭痛はないか?」
二人を無視し、ツェリの側による。
「フランツお兄様…」
ホッとし、溢れた一筋の涙に可哀想にと眉をひそめ、拭いてやる。
「フランツ、どうやって知ったのか、参考に聞いてもいいかい?」
「さもありなん。私の可愛い姪が、母親を無理矢理、目の前で連れて行かれたと泣きじゃくってね。可哀想に…心を痛めただろう…私も耳を疑った…強硬手段にも程がある。そちらがその気なら、手加減はいりませんな?」
「フランツ…!!立場を弁えろ。」
「黙れ。貴様に権限はない。ギャーギャー、騒ぐな。ツェリが怖がったら、どうするのだ。」
眉をひそめたフランツは、デヴィッドの顔を覆うように黒い影を出す。
「部下の教育をなさったら如何か。」
「私の部下にそのような真似をするのは、君とマルクスぐらいだよ。あの時のマルクスは、普段の穏やかさを消した…まるで鬼のようだった。」
「兄上ほど、誠実で優しい人はいない。その眼球を繰り出して、洗い直したら如何か。ついでに、汚れきったような心臓を丸洗いにし、濁った臓腑は炙れば宜しい。いくらか、マシになるでしょう。」
「フランツお兄様?何の話なの?」
「なんでもないよ。ツェリ。迎えがそろそろ来る。それまでは、この兄と話していよう。」
フランツは、指をぱちんと鳴らした。
ツェリから、デヴィッド達の姿を消したのだ。

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