34 / 90
2.城下町での暮らし
12.
しおりを挟む
街中は今日も活気付いている。露店が所狭しと出ており店主の呼び声があちらこちらから聞こえて来る。
「まずはどこに行こうか?」
「キャウ?」
可愛い~。
俺の問いかけに首をこてんと傾げるホワイトの可愛さに癒される。
「良い匂いするし何か食べようか?」
「キャン!」
凄く良い匂いがする串焼き屋さんに近寄ってみる。
「お!教会のにーちゃんじゃないか!寄ってって」
「こんにちは。この串焼き3本下さい」
「まいど!お、このワンちゃん?は、噂の子か?」
ホワイトは、どうやら噂になっているらしい。教会に礼拝しに来る方から話を聞いたのかもしれない。
「はい。ホワイトです。宜しくお願いします」
「キャン!」
「おお、元気だな。はい、これおまけで1本多くしといたぞ」
「わ、ありがとうございます!」
おっちゃんが4本の串を手渡してくれる。それを受け取り今日貰った給料でお金を払った。ホワイトを連れて少し開けた所にあるベンチに座る。ホワイトも俺の足元でお座りをしている。可愛い。凄く可愛い。
「ホワイト挨拶してから食べようね。……大地に感謝を。命に感謝を。サークティシャ様に感謝を。頂きます」
すっかりこの挨拶に慣れてしまった。当たり前のように口から出る。
「キャンキャン」
ホワイトも一緒に挨拶して出来立ての串焼きを頬張る。
「美味しい~」
ホワイトには、串から取ったお肉を食べさせてあげる。凄く美味しそうに頬張っている。体が大きい為、1串が1口で消えていく。結局残り2本もホワイトに食べさせてあげ口の周りの汚れを拭ってあげた。
「美味しかったね」
「キャン!」
ホワイトも満足したようだ。
「喉渇いたね。飲み物買いに行こうか?」
「キャン」
尻尾をパタパタと振ったホワイトと一緒に露店へと戻った。飲み物も色んな店で売っている様だ。どれにしようか悩んでしまう。果肉がいっぱい入ったフルーツジュースに目がついた。それを一つとホワイト用にミルクを買いまた先程の広場で飲んだ。
「きゃう~」
「はは、美味しいのか?ホワイト?」
「キャン!」
ホワイトが美味しくて可愛い声を出すのが可笑しくて笑ってしまう。
「これ飲んだらどうしようか?」
公爵令嬢が何時に来るのか聞いてなかった。遅く迄はいないだろうが、念の為夜迄帰らない方が良いだろう。幸いにも今日初給料を貰ったのでお金はある。
んー初任給だし、コーナンさん達に何か買って行こうかな?
「ホワイトは、何が欲しい?」
「キャン!」
ホワイトは、先程の串焼き屋を見て鳴いた。
「またあれが食べたいの?でも、折角だから形が残るモノをあげたいんだけど…」
「キャウ?」
「分からないか…」
首をこてんと傾げるホワイトが可愛すぎて串焼き屋の肉をまた買ってあげてしまった。俺は可愛いものに弱いのかもしれない。
満足そうなホワイトを連れ露店に戻り今度は雑貨屋に立ち寄った。店の規模の割に幅広い物が置いてありテンションが上がる。
「いらっしゃい。何をお求めで?」
「普段お世話になっている人に贈り物をしたいんですが」
「ふむ。そしたら人気なのは羽ペンとか万年筆だな」
「ペンか…余り物書きはしない人達なのですが…」
偶に何か書いている姿は見るがあの人達にペンは何だか違う様な気がした。
「んーにーちゃんが贈りたい相手は男か?」
「はい。男性です」
「お洒落な男ならコロンとかも人気だぞ」
「コロン…ヨハンさんなら良いかも」
あ、でも仕事中はつけないかな?
「どんな匂いのものがありますか?」
「ちょっと待ってな」
店主は奥からコロンが入った瓶を4本持って来た。1つ蓋を開けて匂いを嗅がせてくれた。
「これはシンプルなシャボンの匂いだな」
「お、良い匂い」
異世界のコロンのクオリティーに期待していなかったが案外良い匂いだ。
「次はこれだ」
「う、何ですかこれ!?獣臭い」
鼻をつく獣臭に鼻を摘む。
「はっはっはっ!これは野生の男感を出したいやつ向けの獣臭だ」
「え、買う人いるんですか?」
失礼な事を店主に直で聞いてしまう。
「ああ、月に2.3本は売れるな」
「へぇ~」
野生の男になりたい人がいるんだな。正直ホワイトの方が良い匂いだ。むしろホワイトは細めにお風呂に入れているので臭くない。白銀に光る毛もサラサラだ。
「じゃあ次はこれだ」
「ん、爽やか」
柑橘系の匂いが鼻を掠めた。
「これはシトランって言うあったかい国にしか育たない木の実で作ったコロンだ。因みに酸っぱ過ぎて食べる事は出来ない」
「へぇ~良い匂いですね」
「じゃあ、最後はこれだ」
最後の瓶を開けて三葉に手渡してくれる。
「落ち着く匂い」
森林の中にいる様な木の匂いが鼻を一気に駆け抜けた。
「これは森の中にいる様な感覚を味わえるコロンだ。催眠効果があるぞ」
「ん~迷いますね」
「何で今悩んでる?」
「んーとシャボンか森の香りです」
どちらも良い匂いで決められない。
「ホワイトはどっちが良いと思う?」
自分で決められずホワイトに意見を聞くとホワイトは左前足を器用に上げシャボンの瓶の前に置いた。凄く尻尾を振っている。
「はは、ホワイトはお風呂大好きだもんね」
「キャン!」
お座りしてても立っている俺と同じくらいの目線にあるホワイトの頭を撫でまくりシャボンの香りがするコロンを包んでもらった。
「毎度あり~」
「まずはどこに行こうか?」
「キャウ?」
可愛い~。
俺の問いかけに首をこてんと傾げるホワイトの可愛さに癒される。
「良い匂いするし何か食べようか?」
「キャン!」
凄く良い匂いがする串焼き屋さんに近寄ってみる。
「お!教会のにーちゃんじゃないか!寄ってって」
「こんにちは。この串焼き3本下さい」
「まいど!お、このワンちゃん?は、噂の子か?」
ホワイトは、どうやら噂になっているらしい。教会に礼拝しに来る方から話を聞いたのかもしれない。
「はい。ホワイトです。宜しくお願いします」
「キャン!」
「おお、元気だな。はい、これおまけで1本多くしといたぞ」
「わ、ありがとうございます!」
おっちゃんが4本の串を手渡してくれる。それを受け取り今日貰った給料でお金を払った。ホワイトを連れて少し開けた所にあるベンチに座る。ホワイトも俺の足元でお座りをしている。可愛い。凄く可愛い。
「ホワイト挨拶してから食べようね。……大地に感謝を。命に感謝を。サークティシャ様に感謝を。頂きます」
すっかりこの挨拶に慣れてしまった。当たり前のように口から出る。
「キャンキャン」
ホワイトも一緒に挨拶して出来立ての串焼きを頬張る。
「美味しい~」
ホワイトには、串から取ったお肉を食べさせてあげる。凄く美味しそうに頬張っている。体が大きい為、1串が1口で消えていく。結局残り2本もホワイトに食べさせてあげ口の周りの汚れを拭ってあげた。
「美味しかったね」
「キャン!」
ホワイトも満足したようだ。
「喉渇いたね。飲み物買いに行こうか?」
「キャン」
尻尾をパタパタと振ったホワイトと一緒に露店へと戻った。飲み物も色んな店で売っている様だ。どれにしようか悩んでしまう。果肉がいっぱい入ったフルーツジュースに目がついた。それを一つとホワイト用にミルクを買いまた先程の広場で飲んだ。
「きゃう~」
「はは、美味しいのか?ホワイト?」
「キャン!」
ホワイトが美味しくて可愛い声を出すのが可笑しくて笑ってしまう。
「これ飲んだらどうしようか?」
公爵令嬢が何時に来るのか聞いてなかった。遅く迄はいないだろうが、念の為夜迄帰らない方が良いだろう。幸いにも今日初給料を貰ったのでお金はある。
んー初任給だし、コーナンさん達に何か買って行こうかな?
「ホワイトは、何が欲しい?」
「キャン!」
ホワイトは、先程の串焼き屋を見て鳴いた。
「またあれが食べたいの?でも、折角だから形が残るモノをあげたいんだけど…」
「キャウ?」
「分からないか…」
首をこてんと傾げるホワイトが可愛すぎて串焼き屋の肉をまた買ってあげてしまった。俺は可愛いものに弱いのかもしれない。
満足そうなホワイトを連れ露店に戻り今度は雑貨屋に立ち寄った。店の規模の割に幅広い物が置いてありテンションが上がる。
「いらっしゃい。何をお求めで?」
「普段お世話になっている人に贈り物をしたいんですが」
「ふむ。そしたら人気なのは羽ペンとか万年筆だな」
「ペンか…余り物書きはしない人達なのですが…」
偶に何か書いている姿は見るがあの人達にペンは何だか違う様な気がした。
「んーにーちゃんが贈りたい相手は男か?」
「はい。男性です」
「お洒落な男ならコロンとかも人気だぞ」
「コロン…ヨハンさんなら良いかも」
あ、でも仕事中はつけないかな?
「どんな匂いのものがありますか?」
「ちょっと待ってな」
店主は奥からコロンが入った瓶を4本持って来た。1つ蓋を開けて匂いを嗅がせてくれた。
「これはシンプルなシャボンの匂いだな」
「お、良い匂い」
異世界のコロンのクオリティーに期待していなかったが案外良い匂いだ。
「次はこれだ」
「う、何ですかこれ!?獣臭い」
鼻をつく獣臭に鼻を摘む。
「はっはっはっ!これは野生の男感を出したいやつ向けの獣臭だ」
「え、買う人いるんですか?」
失礼な事を店主に直で聞いてしまう。
「ああ、月に2.3本は売れるな」
「へぇ~」
野生の男になりたい人がいるんだな。正直ホワイトの方が良い匂いだ。むしろホワイトは細めにお風呂に入れているので臭くない。白銀に光る毛もサラサラだ。
「じゃあ次はこれだ」
「ん、爽やか」
柑橘系の匂いが鼻を掠めた。
「これはシトランって言うあったかい国にしか育たない木の実で作ったコロンだ。因みに酸っぱ過ぎて食べる事は出来ない」
「へぇ~良い匂いですね」
「じゃあ、最後はこれだ」
最後の瓶を開けて三葉に手渡してくれる。
「落ち着く匂い」
森林の中にいる様な木の匂いが鼻を一気に駆け抜けた。
「これは森の中にいる様な感覚を味わえるコロンだ。催眠効果があるぞ」
「ん~迷いますね」
「何で今悩んでる?」
「んーとシャボンか森の香りです」
どちらも良い匂いで決められない。
「ホワイトはどっちが良いと思う?」
自分で決められずホワイトに意見を聞くとホワイトは左前足を器用に上げシャボンの瓶の前に置いた。凄く尻尾を振っている。
「はは、ホワイトはお風呂大好きだもんね」
「キャン!」
お座りしてても立っている俺と同じくらいの目線にあるホワイトの頭を撫でまくりシャボンの香りがするコロンを包んでもらった。
「毎度あり~」
22
お気に入りに追加
584
あなたにおすすめの小説
虐げられ聖女(男)なので辺境に逃げたら溺愛系イケメン辺境伯が待ち構えていました【本編完結】(異世界恋愛オメガバース)
美咲アリス
BL
虐待を受けていたオメガ聖女のアレクシアは必死で辺境の地に逃げた。そこで出会ったのは逞しくてイケメンのアルファ辺境伯。「身バレしたら大変だ」と思ったアレクシアは芝居小屋で見た『悪役令息キャラ』の真似をしてみるが、どうやらそれが辺境伯の心を掴んでしまったようで、ものすごい溺愛がスタートしてしまう。けれども実は、辺境伯にはある考えがあるらしくて⋯⋯? オメガ聖女とアルファ辺境伯のキュンキュン異世界恋愛です、よろしくお願いします^_^ 本編完結しました、特別編を連載中です!
エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!
たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった!
せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。
失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。
「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」
アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。
でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。
ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!?
完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ!
※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※
pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。
https://www.pixiv.net/artworks/105819552
転生するにしても、これは無いだろ! ~死ぬ間際に読んでいた小説の悪役に転生しましたが、自分を殺すはずの最強主人公が逃がしてくれません~
槿 資紀
BL
駅のホームでネット小説を読んでいたところ、不慮の事故で電車に撥ねられ、死んでしまった平凡な男子高校生。しかし、二度と目覚めるはずのなかった彼は、死ぬ直前まで読んでいた小説に登場する悪役として再び目覚める。このままでは、自分のことを憎む最強主人公に殺されてしまうため、何とか逃げ出そうとするのだが、当の最強主人公の態度は、小説とはどこか違って――――。
最強スパダリ主人公×薄幸悪役転生者
R‐18展開は今のところ予定しておりません。ご了承ください。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします。……やっぱり狙われちゃう感じ?
み馬
BL
※ 完結しました。お読みくださった方々、誠にありがとうございました!
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、とある加護を受けた8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 独自設定、造語、下ネタあり。出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
雪狐 氷の王子は番の黒豹騎士に溺愛される
Noah
BL
【祝・書籍化!!!】令和3年5月11日(木)
読者の皆様のおかげです。ありがとうございます!!
黒猫を庇って派手に死んだら、白いふわもこに転生していた。
死を望むほど過酷な奴隷からスタートの異世界生活。
闇オークションで競り落とされてから獣人の国の王族の養子に。
そこから都合良く幸せになれるはずも無く、様々な問題がショタ(のちに美青年)に降り注ぐ。
BLよりもファンタジー色の方が濃くなってしまいましたが、最後に何とかBLできました(?)…
連載は令和2年12月13日(日)に完結致しました。
拙い部分の目立つ作品ですが、楽しんで頂けたなら幸いです。
Noah
【完結】兎が虎よりデカいなんて想定外や!
きよひ
BL
兎獣人×虎獣人のお話。
牛の国に留学中の虎獣人のタイガは、友人に「綺麗な兎獣人を紹介する」と言われる。
兎獣人といえば小柄で可愛らしい種族と有名だ。
だが期待しながら待ち合わせ場所に向かうと、待っていたのは自分よりも頭ひとつ大きい雄の兎獣人だった!
サブタイトルに※がついているのはR描写がある話です。
2章開始。
2章は強姦未遂、暴力描写があります。該当する話には注意書きします。
苦手な方はご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる