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18日

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前回日にち跨いじゃったんですね。日付ズレてますね。


結構どうでもいい話をしようかと思います。

いや、いつもどうでもいい話なんですけどね。


「徒然草」、「枕草子」、ご存知でしょうか。

恐らくほとんどの人は知っているかと思います。


この辺は平安時代だか鎌倉時代にだか書かれた書物で、どちらも随筆・日記的な作品です。


古典をやる時に必ず出てくるうえ、現代でも解説書や漫画、関連書などが出版され続けている、
いわば歴史を超えたベストセラーなのです。



私はこれらを読む時、毎回思うのです。


いや、日記書いてベストセラーって最高かよ。裏山。

と。



兼好法師なんて書き出しこんなんですよ?



『徒然なるままに、日暮らし、硯(すずり)に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。』



要はあれです。「なんか~、一日中家でぇ、座ってて思い浮かんだこと書いてたらぁ、なんかぁ、ものぐるおしけれ~☆って感じでぇ~...」


って事ですよ。凄いですね。そんなノリでベストセラー書いちゃうなんて。

(ものぐるおしけれ→妙におかしな(不思議な)気持ちになる、的なことです)



なんかさ、「いや別に大ヒットとか狙ってないんですけどぉ、私のセンス?、なのかな、適当に書いてたら売れちゃってぇ~」みたいな、

それこそ「私は応募する気なかったんですけどぉ、なんか友達(家族)が勝手に応募しちゃってぇ~」
みたいな建前でオーディション受けたアイドルのような感じじゃないですか。


何が言いたいのかって?妬みです。羨ましいなこんちくしょうめ。




さらに彼は冒頭らへんで「恋のしない男性は底が空いてる盃みたいなもんで、中身がしょぼい」的なことを言っております。


うるせえ。


悪かったな童○でよ。


そんな兼好法師も、女性とは色々トラブルがあったようで、出家前から奥さんも子どももいなかったそうです。


きっと「結婚出来なかった」のでは無く「結婚しなかった」のでしょうね。そこが私との大きな違いです。


兼好法師は出家前は若い時から大臣の補佐についたりするなど出世の道を進んでいました。


彼が生きていたのは鎌倉時代後半、幕府崩壊へと向かっていく所です。


出家の理由は不明だそうですが、安定した身分をしてても自分の心の赴くままに生きていこうとする彼の心の自由さには憧れます。


私も今のしがらみから解放されてやりたいことをやってみたいものです。


きっと解放させるのは自分の意思によるのでしょうが、
どうしても「普通」とか「安定」という狭っ苦しいものに入れられてもそれに妥協してしまうのです。


才能の無いものが「不安定」な場所に出ても生きていけるのか、という心配もありますしね。


とりあえず兼好法師が童帝だったら面白いのになぁ、とは思います。

では寝ます。さいなら。
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