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ダリアの旅
3 少年 《後》
しおりを挟む低い唸り声をあげ、少年は歯を剥き出しにしてダリアを威嚇する。
恐怖はなかった。
何故かダリアには少年がとても弱弱しく、人に暴力など振る舞ったことがない珍しい類の人間に思えたのだ。
それはダリアの勘であり、もしかしたら神の囁きだったのかもしれない。
ダリアのその直感は半分当たりであり外れでもあったが、このときのダリアがそれを知る由もなかった。
ぎりぎりと骨が軋み、ダリアは手首が非常に折れやすいことを思い出し、痛みと共に口から制止の言葉が飛び出た。
「お願い、手を放して……!」
ダリアの叫びに似た言葉に、少年の目の色が変わる。
冷水を浴びせられたように驚き、憎悪に塗られた瞳に怯えが過る。
ダリアの懇願が少年に届いたのか。
何故か少年はダリアが何か言葉を紡ぐたびに身体を大きく震わせ、心が掻き乱されているような気がする。
ダリアはとりあえず少年の手が緩んだ隙に指の痕がついた手首を引き戻し、その見た目にそぐわない異常な拘束から逃れた。
「あっ……」
ダリアの手が離れると、少年は恐れるように警戒するように、もしくは助けを求めるように縋り付くような目を向けて来る。
一体この少年は何者で、ダリアに何を望んでいるのだろうか。
「……落ち着いて、私は貴方の敵ではないわ」
敵意はないことを示すようにダリアは痺れるような痛みに苛まれる腕を背中に隠し、少年を刺激しないように数歩後ろに下がった。
踵に死体の一部が当たったことに気づき、漸くダリアは足を止める。
引き攣った笑みで果たして少年が安心するかどうか分からないが、もしかしたら皹が入ったかもしれない手首の痛みや冷えた身体、極度の疲労と異様な小屋の中での出来事にダリアの精神も随分と参っているのだ。
それでもダリアは何か秘密を抱えたような少年を見捨てようとは思わなかった。
自身を憎悪で煮えたぎったような恐ろしい目で睨みつけ、明らかな敵意を向けて来た少年に対して、ダリアはどこまで穏やかに接しようとした。
しかし、その対応がますます少年を怯えさせる。
ダリアが何を言っても、どんなに優しく甘く微笑んでも少年は警戒の眼差しを向け続け、威嚇するように呻き、ときにはダリアを排除するように意味の分からない怒号を上げ、腕をしなる鞭のように振り回す。
意味のなさない言葉らしきものを叫び続ける少年に、ダリアは違和感を覚えた。
そして、目が慣れて来たダリアは裸の少年の顔をじっと見つめ、ぽつりと呟く。
「貴方…… 私の言葉が、分からないの?」
ダリアの呟きは耳に入ったらしいのに、少年はただただ毛を逆立てる小さな獣のように威嚇してくる。
本当に、ダリアの言葉が分からないようだ。
「そう…… よく見たら、顔形もどこか不思議で、この土地ではあまり見かけないわ」
暗く、そして血に濡れた少年の肌の色は確かめようがないが、ダリアはどことなく柔らかな造りの少年の顔を見つめた。
当然のように少年の顔にもまた血がこびり付いており、ダリアのある種の観察するような視線に異国の言葉で吠えたてる。
ただの呻きや叫びにしては、どことなく単語や法則があるような気がした。
「×××、×××ッ!? ××××、×××××××××××ッ!!?」
「待って、お願い、落ち着いて」
ダリアは少年の顔がどんどん歪み、その目に恐怖と混乱、激しい怒りと憎しみ、哀しみがそれこそ嵐のように吹き荒れていることに気づいた。
異国の子供が何故王都や港、国境からも遠く離れたこの辺境にいるのか。
ダリアが疑問に思い、困惑したときだ。
全裸の少年が座り込む場所のすぐ近くに千切れた縄のようなものが見えた。
蝋燭を翳すとそれが鈍く光るのが見え、それが縄ではなく家畜用の鎖であることが分かり、別の意味でダリアは顔を青褪めさせた。
異常に警戒し、怯えて威嚇する裸の少年。
間近で見た少年のどこか物珍しくも整った顔立ち。
そして、人が住む小屋に不釣り合いな鎖とこの近くで出没する盗賊の話。
ダリアの頭に嫌な想像が過る。
だが、きっとそれが一番真相に近いのではないかとダリアは予感していた。
「……貴方、攫われて来たのね」
ダリアの言葉を理解できない少年は応えの代わりに睨みつけて来た。
「怖がらないで」
ダリアは哀れな少年に心底同情した。
同情し、憐れんだダリアの黒い瞳に涙が浮かぶ。
その夜の闇を切り取った瞳は星屑を散らしたように輝いていた。
吸い込まれそうなほどに深く、眩しく甘やかな慈愛に満ちている。
残り少なくなってきた蝋燭の火が穏やかにダリアの横顔を照らし、潤んだ瞳が反射され、少年の目にはひどく神秘的なもののように映った。
それと同時に脳裏にダリアの痛みに顔を顰めた表情が鮮明に浮かんでは消えていく。
少年は戸惑い、そして傷つけたはずの自分に何故ダリアがそんな慈しみに満ちた瞳を向けて来るのかが分からず混乱した。
先ほどまでの狂乱ぶりが落ち着き始めていることにダリアは安堵し、ゆっくり警戒されないように近づく。
「お願い、怖がらないで」
何度もダリアは同じ言葉を繰り返す。
「私は、貴方の敵じゃないわ」
だから、怖がらないで、と。
*
ダリアの唇から紡がれるのはまるで子守歌のような優しい音色だ。
女にしては低めの声が少し擦れて少年の耳に入る。
羽が耳に触れたような、そんな声だった。
言葉の意味など分からない。
それでも、一体どうしたらその慈しみに満ちた囁きに悪意を見出すことができるのか、少年には分からなかった。
少年自身の身体から力が抜けていくのが分かる。
少年は瞬きもせず、ダリアを凝視する。
その探るような目の奥に縋り付くよう色が垣間見える。
ダリアが少年を放っておくことができなかったのはその目のせいだ。
薄茶色の、特に特徴のない瞳の奥に不釣り合いな狂気と憎悪を垣間見たときはダリアにまで少年の絶望や恐怖が乗り移ったような気がした。
だがその奥に確かに救いを求める幼子の姿を見たのだ。
助けを求める人を見捨てることなどダリアには出来なかった。
今のダリアを束縛するものはない。
何もかも失われたのだから。
だからこそ、ダリアは「自由」だ。
自由などという言葉をダリアは使ったことがない。
その言葉はもっともダリアから縁遠かったからだ。
初めてダリアがこの言葉を贈られたとき、ダリアは全てに絶望した。
無理矢理与えられた自由は代価としてダリアの根源となる人生そのものを奪ったからだ。
憎しみを抱く暇もなかった。
「怖がらないで」
だが、今だけはその自由というものに感謝しよう。
束縛されない自身を運が良いと肯定しよう。
「私は、貴方の敵じゃない」
今のダリアは自由だ。
「貴方を、助けたいの」
自分の意志で、少年に寄り添うことができる。
* *
ダリアがゆっくりと、少年に近づき、そしてお互いの呼吸音が聞こえるところまで距離を縮めた。
今だ外の嵐は止まず、今にも小屋は壊れそうで、床には無数の死体が転がっている。
そんな悲惨な状況の中でダリアはひどく穏やかに微笑む。
少年に何度も何度も同じ意味の言葉を繰り返し、自身が敵ではないことを教え込む。
ダリアの落ち着いた声に少年の狂乱に支配された頭が少しずつ霧が晴れるように冷静になっていくのが分かる。
丸く見開く瞳に理性が宿っていくのが分かった。
まるで怪我をした野生の獣を手懐けるような根気のいる作業だ。
それでもダリアは焦りを見せずに少年に優しく愛情を示す。
「怖がらないで…… そう、いい子ね」
ダリアはゆっくりと、決して焦りを見せずに少年の頬に手を伸ばす。
その唇の端にこびり付いた血を拭ってやりたかった。
そして寒さと恐怖で氷のように冷たいだろう痛々しい頬を温めてやりたかった。
少年の目がじっとダリアの手の動きを見つめる。
敵意は、もう見られなかった。
「私は、貴方の敵じゃない」
同じ言葉を延々と飽きるまで繰り返す。
心に沁み込ませるように。
言葉が通じなくとも、この思いを分かって欲しい。
どうか怯えずにダリアを頼って欲しいと、一途なまでにダリアは少年に願った。
祈るように手を伸ばす。
ダリアの頬は赤く色づき、どこか夢見る少女のような瞳で少年を見つめている。
祈りに似た少年への懇願がダリアを今この一瞬だけ神聖で尊いものへと変えた。
「怖がらないで、私は貴方の敵じゃない」
なるべくダリアは同じ言葉を繰り返すようにした。
せっかく落ち着きを見せ始めている少年がダリアの言葉の変化に反応し、また恐慌状態に陥らないようにという配慮だ。
「……×××、××××」
ぼそぼそと少年が何かを呟き、その幼げな瞳に涙が浮かぶ。
「……貴方を助けたいの」
燭台は床に置かれ、ダリアは汚れた床に膝をつき、労わる様に少年の頬を包んでいた。
髭の跡もない、産毛が生えた滑らかな肌はこびり付いた血で赤黒く見えた。
少年の不思議な色合いの肌をダリアはまだ知らない。。
亜麻色の髪になんの変哲もない薄茶色の瞳は光の加減で黒くも見えた。
氷のように冷たい頬が早く温まる様にダリアは祈らずにはいられなかった。
いつの間にか少年を自身のマントの中に包み、怖ろしい小屋の中の惨状から目隠しするように頭を胸に抱きしめていた。
強張っていく少年の身体からどんどん力が抜けていく。
「そう……いい子ね」
マントは濡れていた。
ダリアも全身を濡らしていたが、それでも血まみれの稚い少年が少しでも心安らぐようにその身を抱かずにはいられなかったのだ。
「怖がらないで」
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